これまで4回にわたってハスやスイレンなどの水生植物をご紹介してきました。
最終回の今日は、その他に咲いていたお花たち(と木々)をどど~んと一気に大放出!
今さらながらですが、折角なのでみずの森のエリア紹介もかねてお花たちを出していきますね。
正面ゲートを入ったところはコミュニティ広場。
鉢植えの季節の花が沢山並べられとても華やかです。
夏らしく、ヒマワリが沢山!(はやりのミニヒマワリです)
目を引いたのが、オオボウシバナ(アオバナ)。
ツユクサの変種ですが、なぜ沢山あるのかと思ったら、草津市の市の花なんだそうです。
市のHPによると、友禅の下絵を描く青色染料がこのアオバナの色素。
そのアオバナ色素を和紙にしみ込ませた「青花紙」が古くから草津の特産品なのだとか。
なるほど~
コミュニティ広場の奥に、この間ご紹介した花影の池があり、そのほとりに湿生花園があります。
そこにもオオボウシバナが沢山! 淡い水色の花がとても気に入りました。
同じ場所にホザキシモツケ(バラ科シモツケ属)。
湿原に咲く花で、数年前奥日光戦場ヶ原で沢山見たことがあります。
ふわっふわの蕊がとても魅力的です。
あとはおなじみ、ミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)が一杯!
さて、湿生花園の横には丘の上の花園があり、その間にカツラの木があります。
カツラは渓流沿いなどに生える水気の好きな木ですから、みずの森にはぴったりですね!
丘の上の花園にはこんな花が・・
シモツケ(バラ科シモツケ属)
大輪キンシバイでしょうか。まだ華やかに咲いていました。
終わりかけのヒオウギも。
今年はあちこちで見逃していたギボウシが見られました。
丘の上の花園には、前に見ていただいたシダレエンジュのツリーハウスも。
その近くには・・・さて、この実はなんでしょう?
まるで細長い傘のような苞葉が特徴ですね。
葉はこんな感じのハート型。はい、答えはシナノキです。
前に宇治市植物公園のシナノキ属を色々ご紹介したとき、シナノキだけ実がなかったので、今回初登場です~
木々は、丘の上の花園の他、山の小道というところで見られます。
そこからは琵琶湖がよく見え、淡水真珠の養殖いかだを撮ったのも、山の小道からです。
さて少し戻って、花影の池の前にある中心の建物、ロータス館の前には大きなアメリカフヨウが沢山!
・・写真は一輪だけですが・・・
このザ・夏の花で、今回のみずの森特集は終了です。
全部見てくださった皆様、ありがとうございました!
【撮影:2021/7/31 滋賀県草津市水生植物公園みずの森】