タイトル見て、え~またハス?と思われたかもしれませんが・・・(笑)
ハスといえば琵琶湖でしょう、と考えて滋賀県草津市みずの森に行ってきました。
2年前に行ったときには、名所だった烏丸半島のハスが全滅し、復活の望みがないと聞いてがっかりしました。
でも、地元の方を中心に保存のための活動をされていて、今みずの森では種々ハスが育成されています。
去年はコロナ禍で行くことができませんでしたが、今年は何とHPで「早朝開園」の文字を発見。
早起きだけが取り柄のなつみかんですから、迷わずGO!
自宅から1時間弱、7時半に到着です。
もう日差しはギンギンに強く、気温は30℃近くまで上がっていました。
エントランスにはたくさんの植物が・・・
ハスもありますね!
ここは水生植物公園というだけあって、ハスやスイレンを始めとする水生植物に力を入れています。
特に夏はこれらの花の最盛期・・・ということで至る所に綺麗な花を咲かせていました。
入ってすぐの場所には、ピンクの色々なハスがお出迎え~
どの花も美人揃いです。
入り口の右手奥にあるハス教材園では、90種類ものハスの品種を見ることができます。
教材園の説明版→ (クリックすると大きくなります)
とはいえ、全部が咲いているわけではなく、おまけに鉢から大きく上に伸びて咲いているので、花がみえなーい!
なんとか撮った写真・・・ほとんど空やん!!
こちらは滋賀県指定の天然記念物「近江妙連」。1輪に数千枚の花弁をつけます。
残念ながらこちらは枯れかけですが、2年前に守山市の近江妙連公園に行った時の様子は前にブログにしています。
少し時期が遅かったので、ほとんどがこのような実になっていました。
どう見ても、ハチの巣から幼虫が顔を出しているような姿です。
(ハスの古名のハチスは、この見た目から付けられた名前だとのこと。)
この「幼虫」がハスの実で、デンプンを多く含み、食用にもなります。
みずの森のメインスポット、花影の池にもハスがあります。
ここからはハスコレクション、続けてどうぞ~
疲れて休んだ東屋から池のハスをぼーっと眺めていました。
ということで、花を並べただけで終わってしまいました。
最後になりましたが、ハスはインド原産のハス科ハス属。
弥生時代の遺跡から発掘された実の発芽に成功、綺麗な花を咲かせたのは有名な話。
発芽させた博士の名前をとって、大賀ハスと名付けられました。
実はとても保存性に優れていているようですね~
ハスの根茎はご存じレンコン。
レンコンには穴が開いていますが、ハスの茎にもレンコンと同じような穴が開いています。
2年前に行ったときは、レンコンの葉に水を入れてもらい、それを茎から吸って飲んだのを思い出しました。
さて、明日から3回にわたり、スイレンを中心にみずの森の色々な光景をご覧いただきます。
書いてる本人も、スイレンばっかり・・・と思うほどですから、真剣に見ないで斜め見してくださいね。
【撮影:2021/7/31 草津市立水生植物公園みずの森】