なにかしらネタを提供してくれる宇治川ですが、仕事の隙間に出かけた宇治川、さて何が見られたでしょうか?
梅雨空が続いていますが、この日はカンカン照り。
久しぶりに宇治橋方面から左岸を上流に向かいました。
水をみて涼を感じながら歩きます。
木陰まで暑い日。
途中の茶店の玄関先に植えられていたナツツバキ。
お店は緊急事態宣言下で休業中でした・・・
鵜飼見物の屋形船が並ぶエリアにやってきました。
先日の大雨による天ケ瀬ダムの放流でこの屋形船が1隻流出、2隻転覆したそうです。
今も、喜撰橋の下に残る、転覆した舟・・・
(右側の橋脚の前の島のように見えるのがひっくり返った船の底でした)
そこから宇治川沿いにさらに上流へ。
予想通り、お目当ての花が咲いていました!!
初めて見たとき、花がちょうど散ったところで何の木か分かりませんでした。
色々調べて、「葉が対生」が最後の決め手となり、クマノミズキと判明した覚えがあります。
その時も思ったのですが、葉が密集しているので、典型的な対生の葉は、案外写真では見つけられません。
初夏の山で、葉脈が綺麗に揃った葉、白い散房花序をみると、クマノミズキの可能性が高いです。
(宇治川には見られませんが、ミズキはひと月くらい早く咲くそうですよ~)
とりあえずクマノミズキが見られたので万々歳。
後はのんびりとテイカカズラなど眺めながら歩きます。
吊り橋のたもと、前は川辺で見つけたトウコマツナギですが、この日は山側にな、なんと・・・
下の写真で黄色く丸で囲っているところ、こんな場所にもトウコマツナギの花を見つけました~
左側の歩道を歩く人のサイズと比較して、びっくりするほど高木であることがお分かりと思います。
最初、うそでしょ~と思いました。どの図鑑を見ても、落葉小低木、と書かれていますから。
花はコマツナギですね・・・
最近宇治川沿いのコマツナギ、左岸だけではなく右岸にも広がっています。
この日はほとんど時間がなかったので、早々に引き上げました。
最後は帰り道でみたイロハモミジです。
また宇治川でお会いしましょう!
【撮影:2021/6/9 宇治川】