一番大きな椅子は高さ80センチ座る部分の長さ58センチいちばん広い幅51センチ。
予定ではシュロの皮で編むつもりだったが皮にキズタが絡まっていたりシュロが生えいている場所が急斜面だったりとシュロ皮採集が困難な作業で結局化繊と毛混紡の生成りの毛布を使うことになったがすわり心地もいいしシュロ皮だけで作ったより華やかになった。
マットが飛ばないようにする機能も兼ねた側面飾りはシュロ縄、毛布、梅の種で作るつもりだったが地元の人より場所の地名が門松だと教えられ急きょ松の実も使うことにした。
すぐ近くで特大松ぽっくりがなる外国原産の松が植わっていてその松ぽっくりを切って使った。
右上の梅の実に似たのは桃の実だ。
梅は煮て果肉を採った後の種についた果肉がこの炎天下水につけて一か月ほどおいても腐らないのできれいにはとれない。
桃の実は二日ほどつけてたわしで洗うと果肉はとれた。
梅肉は本当に腐らない性質のようだ。
”潮風梅見展望台の椅子”を作るにつけちょうど実がなるころと重なったこともあり大量の梅とかかわったが古くより梅の効用が語り伝えられてきた事を実感した。
7月3日、おもりさんに手伝ってもらいシュロ縄を編んだ。
下の2個は私が編んだが撚りがあまく柔らかいが力持ちのおもりさんが編んだ上のシュロ縄はがっしりとして堅い。
特大椅子のマットにはおもりさんが編んだシュロ縄を全部使った。
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