県境にある大谷山を下りて車で香川県側に少し下るとのどかな山間の村に出る。
山の中腹に絵手紙工房も兼ねた喫茶店があることは聞いていた。
ふきのとうさんは数回行ったことがあるそうだ。
山行きの帰りに喫茶店へ寄る事はまずなかったが第5回クラフト展も無事終え山桜に酔ったのかフト行く気になった。
駐車場には本日定休日の看板があったが斜面に咲く花々につられて入り口まで行くと「よかったらどうぞ」と声をかけられた。
桜の花を添えて出されたコーヒーをいただきながら3人で話が弾んだ。
オーナーは郵便局を早期退職して6年前より絵手紙工房のある喫茶店を開いている。
絵手紙講師として活躍しているが”腹踊り”の名手でもあるそうだ。
ナルホド立派なお腹だ。
自分のお腹は上下左右に動くと実演してくれた。
仲間のお腹に書く顔は絵手紙講師のオーナーが書くので力強くて面白い。
写真を見るだけでも笑いが止まらない。
どういうわけかかなり熱心にメンバーにならないかと誘われた。
踊るより一度見たいと言ったら老人ホームなどに慰問に行ったら本当に笑ってくれると力んでいた。
その後オーナーが斜面に植えた木の花を案内してくれた。
気がつけば3時間近くもいた。
帰りもみじで有名な法泉寺の門脇に「郵便切手売り下し所」と書いた古い看板があると教えられ見てきた。
「売ってやるぞ」のえばった言い方だ。
車の中でふきのとうさんと腹踊りの話をしては大笑いした。
見てもないのにこれだけ笑える腹踊りを一度見てみたい。
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