野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

水面と噴火口

2011-11-17 17:42:35 | 紙の町資料館での作品展

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1999年第一回目の海教室(野草”イエツァオ”野外教室)を三宅島で開いた。

離島での野外教室を開くことにはいろんな不安があったが楽しく有意義に過ごせて本当にうれしかった。

早朝客船から眺めた果てしなく続く水面をイメージして”水面”を作った。

網をベースに反古紙、エノコログサ、ガマの葉を絡めていった。

同じ年クラフト展(イエツァオグループによる)の元となるぺパリさんがインドで集めてきた布や洋服を売る催しも開いた。

そのとき買ったインド布のカディーを貼って台紙にした。

2000年5月に2回目の三宅島野草(イエツァオ)野外教室を開いたが6月に雄山の噴火で全島非難となり2001年より海教室の開催地は式根島になった。

同じ年に網をベースに作った立体を”噴火口”と題して一緒に飾った。

”噴火口”は去年の第27回野草(イエツァオ)展では”新聞紙1NO1"として出品した。

新聞紙NO1となる前の作品

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まがたま

2011-11-16 22:00:54 | 紙の町資料館での作品展

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紙のまち資料館3Fで開かれているイエツァオ造形作品展の会場正面の一番広い部分に展示している”まがたま”は会場へ入る前からでも目だつ。

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取り壊した家の居間の天井板だった。

うすいベニヤ板で長い年月により濃い茶色に染まっているのを外側に白い和紙を張ることによりまがたまをイメージする形にして般若心経を梵字で書いた。

2008年金生町生活を始めた年に作った。

前に写っている立体は流木に般若心経を梵字で2007年東京では最後の第24回野草(イエツァオ)展で作った。

今日も9時の開場前に生けているお花のチェックに開場へは行ってきたが帰って12月8日より始まる第28回野草(イエツァオ)展へ飾る作品作りをしていたら開場へ行って来たという知り合いがやってきて作品の説明が聞きたいと言う。

彼は”まがたま”ところろ達に興味を持ったようだ。

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風雨

2011-11-15 18:06:11 | 紙の町資料館での作品展

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左より風雨と読んでもらっている。

よく似た形だが右の雨は雨粒をイメージして丸い形を3個作品の中に作っている。

この作品を作った2~3年前より草木染をはじめ、染めた綿布が大量にあったので作る気持ちになった。

素材は草木染の綿布、式根島トウジンヅシロの風化されたハイネズの枝、流木、清里竹早山荘で採集したクマヤナギの枝とヤマブドウの皮。

枝や流木で形作り一センチ巾に切った草木染の布をよって紐状にし絡めていくがゆったりと絡めてもしまるのか前に絡めた部分がたるんできて困ったのを思い出した。

紙のまち資料館でのイエツァオ造形作品展に出品しているのはその年のメインになった作品が多く毎回素材も違えば手法も違うので作品をながめているとそのときの苦労を思い出す。

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梅花

2011-11-13 19:51:28 | 紙の町資料館での作品展

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紙のまち資料館で12月4日(日)まで開かれているイエツァオ造形作品展の会場へはお花を生けているので毎日水揚げに行くが会場にいることはあまりない。

それでも短い時間の中で興味を示してくれる見知らぬ人と話し込んだりすることもある。

巡り会いの不思議を楽しんでいる。
今年の新作である廃材、流木、コウゾの皮を和紙で固定したベースに尾藤二州の律詩”梅花”書くことになるのも不思議な巡り会いからだ。

切山平家遺跡保存会の勉強会だと思って通い始めたのが尾藤二州の顕彰会で篠原晃さんによる漢詩の講義があり漢詩には興味がなかったが話が面白いのと切山の四季折々の自然の美しさと主催者である真鍋潤さんの人をもてなす心に引かれて通い始めて3年が過ぎた。

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気がつけば漢詩の作品が出来上がっていたが金生町生活を始め真鍋潤さんや篠原晃さんと巡り会ったからこそできた。

今年3月に開いた”海焚き火”とあわせて展示した。

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大縄タペストリー

2011-11-12 08:07:58 | 紙の町資料館での作品展

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伯方島での野外教室前に作っておいた今年の新作である大縄タペストリーに色を入れた。

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会場には4つのガラスケースがありそのひとつの展示風景。

先日親戚が3回目にやっと見れたとやってきた。

一回目は前日に行き、2回目は祝日の翌日だったらしい。

祝日が月曜日だった場合翌日の火曜日が休館とは今普通になっているが祝日の翌日が休館とは知らなかった。

  イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4059-1

日時  10月30日~12月4日 9:00~16:00

休館日 月曜 祝日の翌日

電話  0896-28-6257

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広報部長決まる

2011-11-08 22:40:11 | 紙の町資料館での作品展

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休館日開けの火曜日なので開館前に会場へ行きお花の手入れをして帰り12月8日から始まる野草(イエツァオ)展の準備をしていたら会場へ来ていると横浜の友達より電話。

あわてて行くとおばさん、お姉さんと3人で来てくれていた。

展覧会をするとこういう巡り会いがありうれしい。

お姉さんには初めて私の作品を見ていただけた。

そのうち”イエツァオ造形作品展を開く数日前数十年ぶりに出会った散歩が日課の知り合いがやってきた

DMも配ってくれたしポスターも貼ってくれると言うので居ないときでも持ち帰れるように外に丸めて一枚置いていたのを持ち帰り10枚カラーコピーして2日かけて貼ってくれたようだ。

本当にありがたい。

私はギヤラリー作唯へ2枚と後4枚貼ってもらっただけだ。

彼は長年営業職で苦もなく人の家に出入りできるそうで又2~300人ならすぐにでも集められるがわたしの展覧会は好みがあるので人を選んで声をかけてくれてるようだ。

頼もしい広報部長が現れたと思うし本人もそう言っている。

写真は入ってすぐの受付がある壁面で金生町へ帰っての作品を飾った。

     イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4059-1

日時  10月30日~12月4日 9:00~16:00

電話  0896-28-6257

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名前つけ

2011-11-06 21:15:13 | 紙の町資料館での作品展

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三宅島の穴あき石で作った花器を今回はいろんな名前をつけて出品した。

左が魚で右が魚ちゃん。

魚ちゃんのほうが大きいけど子供のような感じがする。

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石の花に横顔。

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仮面ナンバー1にナンバー2.

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背骨。

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叫び。

名前をつけようと思うとやっぱしじっくりと向かい合う。

紙のまち資料館での”イエツァオ造形作品展”では作品を通してどんな人と巡り会うのかが大きな楽しみだったが早々と同じ金生町で造形教室を開いている女性と知り合った。

京都とアメリカで美術の勉強をしたそうで少しの時間だっが創作するもの同士の話はできた。

  

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デンデンムシ

2011-11-06 07:54:19 | 紙の町資料館での作品展

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紙のまち資料館へは地元の人だけでなくいろんなところから見学に来るらしい。

高松方面からやってきたという若いご夫婦がゆっくりと見てくれた。

妹のきんかんが買ってくれたがとても気に入っていたので今回借りて展示している石に古い文字で書いた”終即始”(流木、ケヤキ皮、銅線で造形)を見てデンデンムシのようだといった。

読めない文字は模様と同じだしそういわれればデンデンムシだ。

作品と同化しているといっていいのかお話している人の感想は面白い。

観音寺から数人で来ていた人もいた。

紙の資料館に来たついでに見に来てくれたようだ。

年配の人たちで表に生けているカミヤツデの葉の大きさに感心してくれた。

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赤い紙のベース

2011-11-04 19:52:09 | 紙の町資料館での作品展

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今は紙のまち資料館でイエツァオ造形作品展”を開いているが平行して12月8日(木)より開く第28回野草(イエツァオ)展の作品作りもしている。

ふと赤い紙に書を書きたくなっていたら紙のまち資料館で売っていた。

微妙にちがう色合いの赤紙2色を買い早速厚紙を使ってベース作り。

赤色だけでは面白くないしにじむのも想定して野外教室でさんざん使ったテントを解いた黄色い布も組み込んでいたら白色も入れたくなった。

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まずは”イエツァオ造形作品展”の”ごあいさつ”に一枚使った。

ごあいさつ

ご来場ありがとうございます。

私は和紙製造の家で育ちフラワーデザインを学ぶため上京し花の店野草(イエツァオ)を営みながら野草(イエツァオ)展を開く生活を始めました。

年2回の帰省中は野や山で素材を集め野草(イエツァオ)展を開いてきたのですが紙を使った作品が多いのに気がつきました。

金生町ぐらしを始めここ紙の町資料館で今までの作品を見ていただける事に感謝しています。

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初期の作品

2011-11-03 18:17:44 | 紙の町資料館での作品展

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必死で12月8日(木)から始まる第28回野草(イエツァオ)展の作品作りをしていたら妹のきんかんがやってきた。

それで今日は文化の日で祝日だと気がついた。

祝日なら今紙のまち資料館で開かれている”イエツァオ造形展”の会場へもっと早く行くべきだったと思ったが母もやってきた。

3人でお茶を飲み3時過ぎに行ったが人は居ない。

芳名帳を見たら感想を書いてくれた人もいる。

4時が閉館なのでもう人は来ないと思ったら2人ほど来て話しかけてくれた。

一人は紙のまち資料館でポスターを見て、もう一人は道端の看板を見てと言っていた。

わざわざ3階まで上がって来てくれた。

今日は祝日で次の日は休館だそうだ。

紙のまち資料館での”イエツァオ造形作品展”では初期の草や木の実を使った作品から今年開く第28回野草(イエツァオ)展の作品まで飾った。

写真は入り口近くに飾った初期の作品。

       イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4059-1

日時  10月30日~12月4日 9:00~16:00

電話  0896-28-6257

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テレビ取材

2011-11-02 17:42:03 | 紙の町資料館での作品展

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紙のまち資料館でのイエツァオ造形作品展の終了時間は4時なので生かっている花の水やりなぞ次の日の準備もかねて行こうと思っていたら電話があった。

地元テレビの取材があり私に話をききたいらしい。

撮影はもう終わっていて少しの質問に答えてきた。

取材者はケヤキ皮銅線花瓶つき花器が気に入ったらしい。

あまりニユースがないときに放映するので日時はわからないようだ。

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初日はソヨゴの赤い実つきだけを生けていた。

水揚げはいい木だがケースの中は暑くて水が下がったので生け変えてきた。

     イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4059-1

日時  10月30日~12月4日 9:00~16:00

電話  0896-28-6257

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会場の花

2011-11-01 18:39:56 | 紙の町資料館での作品展

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紙のまち資料館で開かれている”イエツァオ造形作品展”のお花は私の金生町での生活圏の畑、山小屋、切山で採集した植物で生けた。

畑開墾時には切り倒すのに苦労したカミヤツデだが一本だけ残している木より80センチほどもある葉を採集して花材に使ったのが珍しがられた。

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会場の入り口でかなりがんばってくれている。

展覧会の期間が一ヶ月以上もあり毎日会場へ行くとは思ってなかったが花を生けている以上一日一度は水の管理に行くことになった。

好きな野の花を晴れの舞台で飾れるのだから毎日通うのも苦ではない。

帰りに川原の土手で今度生けたい花を摘んで帰った。

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今日東京方面より会場へ荷物が届いていたので開けるとフラワーアレンジだった。

気持ちはとてもうれしいのだが。。

    イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4059-1

日時  10月30日~12月4日 9:00~16:00

電話  0896-28-6257

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小雨の中だけれど

2011-10-30 18:48:20 | 紙の町資料館での作品展

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紙のまち資料館での”イエツァオ造形作品展”を無事開くことができた。

妹のきんかんは飾りつけ初日に手伝いに来て、ひそかにこんな広い会場どうして飾るんだろうと思ってたそうだ。

今日もきんかんは大活躍。

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午前中は90歳の母をつれてやってきた。

午後義母さんを連れてやってきた。

金生町暮らしを始めて4年目。

あまり人とのつながりもない生活だが雨のため登山中止にしたと山岳会仲間が来てくれたり、切山ハイキングの仲間や見知らぬ人たちもポツポツと途絶えることなく来てくれた。

年配の人が”病院と買い物しか行かない生活なのにとてもいいものを見られたと”言ってくれた。

日常をふと忘れた時間を過ごせたようだ。

何もわからないといいながら私が一番望んでいる感じ方をしてくれている。

明日は休館日。

あさって火曜日からは天気も回復するだろう。

   紙のまち資料館イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4059-1

電話  0896-28-6257

日時  10月30日~12月4日(日)

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会場の花を生け込みに

2011-10-29 19:42:15 | 紙の町資料館での作品展

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10月30日より開かれる紙のまち資料館での”イエツァオ造形作品展”の会場に生ける花を午前中採集に行った。

花は生活の中心の場所である畑と山小屋と切山より集める予定だ。

勝手知った場所なので大体採集する植物は決めている。

生け込んで帰った後で思いついて撮影した。

畑代表カミヤツデと斑入りのアオキ、写ってないがフウセントウワタ、山小屋代表エンコスギ、写ってないがネズミモチとユキヤナギとコギク、切山代表ソヨゴとラッキョウの花、ススキは私が好きなイネ科カヤツリグサ科の代表。

造形をするきっかけになった植物。

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生けこみを終えて金生川を見下ろすと目に付いた。

紙のまち資料館の前に出されている企画展の看板がまだ真っ白だ。

明日から一ヶ月とちょっと白い部分に”イエツァオ造形作品展”のポスターが貼られる。

12月4日の最終日ごろは金生川風景もさま変わりしていることだろう。

     イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4069-1

日時  10月30日~12月4日 月曜休館 9:00~16:00

電話  0896-28-6257

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紙のまち資料館からのポスター

2011-10-28 19:10:25 | 紙の町資料館での作品展

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阿河三枝子さんよりいただいたポスターをイエツアオ造形作品展の会場へ飾るため持って行ったら今度は紙のまち資料館よりポスターを数枚いただいたのでギャラリー作唯へ貼った。

幸いほんの数日前早期退職して散歩を日課にしている知り合いが現れてDMも配ってくれるしポスターも貼る場所があると言ってくれていた。

何か新しい動きをすると新しい人の輪が広がっていく。

イエツァオ造形作品展の期間は長い。

どんな人との輪が広がっていくか楽しみだ。

         イエツァオ造形作品展

場所  紙のまち資料館 四国中央市川之江町4069-1

日時  10月30日(日)~12月4日(日) 9:00~16:00

電話  0896-28-6257

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