待ち合わせは本屋さんで

ようこそお越し下さり、ありがとうございます(^_^)

『君はどの星から来たの』

2007-11-30 | ドラマ
映画監督・スンヒの前に、事故で亡くした恋人とそっくりの女性が現れる。

ふたりは次第に惹かれあうようになるのだが…。

BEEさんのところで知ったこの作品。見てみました。


さて感想。


ただいま3話終了ですが、かなり面白いです。

実生活ではあり得ないお話で、ベタな韓国ドラマですが

ぐいぐい見てしまうのだよ~。

思いがけない事実に、運命の歯車がまわりはじめたし。


ボクシル役のチョン・リョウォン可愛いね~。オジサンキラーっぽい(笑)

ちなみにIKKOさんはキム・レウォンの大ファンでこのDVDを持ち歩いている

と言ってました。

週末見る気マンマンでレンタルしてきました。(半額セール中だったし)


んで帰り図書館に寄ったら、山のように図書館から新刊がきてました。

ど…どうすんだワタシ(汗)


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『バラ色の人生』

2007-11-29 | ドラマ
以前ご紹介した韓国ドラマ。24話見終わりました。

いゃ~内容は重いし、見ていて辛いし。

ラストあたりは号泣。目腫れまくり。

しかし…この作品、とてもとても良くできた人間ドラマでした。


前半は不倫、後半は病がメイン。

家族や夫婦の絆が描かれています。

演技派俳優たちも脇をかためていて見ごたえ十分。


主人公スニを演じたチェ・ジンシルは、以前は清純派美人女優だったそうで…。

実生活で彼女はチョ・ソンミン投手(以前読売ジャイアンツに在籍)と結婚

しますが、子供2人に恵まれるも離婚することになり、さらに契約問題など

のスキャンダルに見舞われ、芸能界復帰は絶望と言われていたらしいです。


そんな中、彼女が芸能界復帰第1作目に選んだのがこの作品であり

見事に芸能界にカムバックを果たしました。


ちなみに平均視聴率34.2%(年間2位ちなみに1位はキム・サムスン)

最高視聴率47%で、『私の名前はキム・サムスン』と最後まで、第42回

百想芸術大賞を競い合った作品です。


なんども言いますが、内容はすんごい重いです。

最後まで見るには、かなりの覚悟が必要です。

リアルなので、病気で近親者を亡くされた方(特に癌)は辛くて見れない

かも。しかし、チェ・ジンシルの渾身の演技には圧倒されますよん。


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角田光代『マザコン』

2007-11-27 | か行の作家
「空を蹴る」「雨をわたる」「鳥を運ぶ」「パセリと温泉」「マザコン」

「ふたり暮らし」「クライ、ベイビイ、クライ」「初恋ツアー」8編の短編集。


マザコンというタイトルから想像するに、息子と母親のお話かと思いきや

母と娘、父と娘、夫と妻、恋人同士だったりして。


さて感想。


読んでてあんまりピンとこず、まぁ普通かな~という印象。

角田さんだから読ませる内容だし、描写もうまいんだけどね。

なんでだろ~。

心の機微みたいなものが分からない人間なもので…(笑)

繊細な人だと分かるのやもしれませぬ~。


母親の入院モノが多いかも。

自分自身を見つめなおす「パセリと温泉」は、うむむっと思った。


あとがきを読んで、なるほどな~と。


この作品でピカイチで良かったのが「初恋ツアー」

この作品はとっても好きかも。

私と洋文、洋文の母の幸子。

3人で二泊三日の北海道旅行に行くことになるのだが…。

このお姑さんの幸子さんがとってもいいのだ(メージ的には吉行和子)

これは中編で読みたかったかも。★★★


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今野敏『任侠学園』

2007-11-26 | か行の作家
日村誠司(35歳)が代貸を務める阿岐本組は東京下町にある総勢6人の小さな組。

堅気の衆に迷惑をかけず、任侠と人情を重んじる正統派ヤクザなのだ。

(暴力団とは違うらしい)


昨日ご紹介した作品の続編です。


さて感想。


ちきちきさんの感想にも書かれているとおり「そんなアホな」って感じですが

なかなか面白いです。

1作目よりこっちの方がベタで好きかも。

文化事業と聞くとつい首を突っ込みたくなるのは、組長(オヤジ)阿岐本雄蔵

の悪い癖。日村はそんなオヤジに振り回されっぱなしだ。


今回の舞台は経営が傾いた東京三鷹にある井の頭学院高等学校。

学校などろくに通わず、道を踏み外したヤクザたちに、学校は救えるのか?!


ヤクザがイマドキの子供たちと向き合っていきます。

「ごくせん」「GTO」といったドラマがチラリと浮かぶのだ~。

しかし今の学校は大変だね。

しつこいんですが、日村には堤真一しか浮かばんのですが…(笑)★★★★


そ~いえば『千代田web図書館』が朝のニュースでやってました。

(日経パソコン記事はココ)

公共図書館としては初めて電子書籍のネット貸し出しサービスを始めたらしい。

電子図書だと365日、24時間いつでも貸出・返却がOKだそうで…。

今後図書館もこういう形になっていくのかな~。

私はアナログ人間なんで、やっぱり本は手にとって読みたいな♪


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今野敏『とせい』

2007-11-25 | か行の作家
主人公は阿岐本組の代貸(関西系では若頭にあたる)を務める日村誠司。

組長である阿岐本雄蔵をオヤジと慕う。

阿岐本組は東京の下町にある小さなヤクザの組だが、義理人情に厚く

決して素人衆に手を出さない昔気質で、地域の信頼も厚かった。

組には4人の若手がいる。喧嘩に強い年長の三橋健一。

元暴走族のはねっかえりな二之宮稔。女がメロメロになる優男の志村真吉。

ひきこもりのハッカー市村徹ことテツ。

ある日組長の気まぐれで、倒産寸前の出版社経営を引き受けることになる

のだが…。


さて感想。


なかなか面白かったです。

実は続編の方を先に読んで気に入ってしまったのですが、前作も一気に

読んでしまい、まずは1作目からのご紹介。


登場人物も、梅之木書房「週刊プラム」編集長の片山をはじめ

編集者の殿村や島原、総務部長の金平など個性的です。


彼らは、さまざまなアイデアで、事態を切り抜けていきます。

本業ではない仕事を通じて成長していくのがまたいいのだ♪

うまくいきすぎる感はあるのですが「それを言っちゃあ~おしめえよ!!」

って感じ(笑)


ラストもすっきり爽やかで、こんな極道小説もあるのかとびっくり。

この作品は今月、中央公論新社から文庫で発売されましたよん。★★★★

続編は『任侠学園』で、学校が舞台で~す。

ちなみに脳内劇場では美男子一家になってしまい…(笑)

組長の阿岐本雄蔵を江守徹。代貸の日村誠司に堤真一、三橋健一に長瀬智也

二ノ宮稔に石垣佑磨、志村真吉に小栗旬、市村徹ことテツは浮かばなかったな(笑)


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恒川光太郎『秋の牢獄』

2007-11-22 | た行の作家
3話の短編集。

「秋の牢獄」は、11月7日の水曜日が、何度も繰り返されるお話。

「神家没落」は、ある家に捕われてしまう男のお話。

「幻は夜に成長する」は、祖母から受けついだ力とは..。


閉じ込められた人たちを描くこの作品、読んでみました。


さて感想。


まあまあ面白かったです。

読んでいくうちに、ぐいぐい物語にひきこまれます。

背筋が寒くなり、残虐っぼくもあり。

まさに異世界を感じる恒川ワールド。

独特ですな。


ただ『夜市』に比べると、何か物足りない感じが。何だろ~。★★★☆


あっ…ぬいぐるみのクーピー欲しい。あとマンゴー芋も食べたいな♪


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山本幸久『渋谷に里帰り』

2007-11-21 | や・ら・わ行の作家
主人公は峰崎稔32歳独身。

食品メーカー冨萬食品営業部に勤務している。

やり手の坂岡千明の退職にともない、彼女の仕事(渋谷地区担当)を引き継ぐ

ことになるのだが、稔にとって渋谷は鬼門だった。なぜなら…。

今回のテーマは、すばり「引き継ぎ」だそうで。


さて感想。


さくさく口調で笑えます。

すっきり爽やかコカ・コーラ的な作品。

まさに渋谷満喫物語といったところ。


ツボでは笑わせ、ニヤリとさせられるところも多し。

他の作品とのリンクも楽しめました♪


魅惑のホットパンツには、是非行ってみたいかも(笑)

久々の山本節炸裂で、楽しく読めました。

山本さんのオシゴト小説は安心して読めるよね。★★★★


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桂望実『女たちの内戦(セルフウォーズ)』

2007-11-20 | か行の作家
『県庁の星』はちょっと読みにくかったけど、『ボーイズ・ビー』が

とても良かったので、早速桂さんの新刊借りてみました~。

テーマは恋愛や結婚、仕事や子育て、そして家族。


さて感想。


まあまあ面白いです。同じような年代やからかな~。

29歳は真樹。34歳は佳乃。39歳はめぐみ。45歳は治子。

それぞれの戦いが描かれています。でも…戦いってほどではないか。

どの人も共感できない…そんな感じの主人公たちかも(笑)


家具メーカーに勤めるOLの中川真樹は29歳。合コンの日々。

今年中に絶対結婚することが目標。

将来は子供を二人産む予定なので、早く運命の人に出会わないといけない。

つまりあせる女。


すべて結婚に結びつく妄想は笑える。

ところが…えーーっ。終わりですかっ??!ってなくらい、突然ブチッと

終わってしまった。

2時間ドラマ見てて、1時間半で突然終わってしまった…みたいな感じ。

あとは考えろってことか(笑)

思うに桂さん短編より長編に向いてるのかも。


理想の人生って何だろ~とか思ってしまった。

全編共通するのは「隣の芝生は青い」ってことかな。


ちなみにAmazonで感想を書いてる人は★1つだった。

それはあまりにも可哀想かもよ(笑) ★★★☆


採点方法ちょっと変わりました。よろしく♪
是  非  ★★★★★ 
なかなか  ★★★★  
まあまあ  ★★★☆
普  通  ★★★
微  妙  ★★


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松浦寿輝『川の光』

2007-11-19 | ま行の作家
平和な川辺の暮らしは失われた。

晩夏、安住の地を求めてネズミ一家の冒険が始まる。


さて感想。


めっちゃええお話でした。あったか~い気持ちになるね。

子供の頃の自分に戻ったように、一気に読みました。

面白かったです。母親が子供に話してあげたら、めちゃ喜びそう!!


川に住むネズミ一家(父ネズミと兄タータと弟チッチ)が、さまざまな

困難にあいながら「川の光」を求めて旅に出るお話です。

子ネズミたちの成長や家族の絆、友人たちとの友情が描かれています。

自然の季節の移り変わりを通じて、さまざまな動物たちが登場しますよ~。

みんなとっても可愛いし、読んでいて楽しいのだ♪


生命(いのち)はひとつの奇跡なんだね~。


唯一ちょっと都合がいい感じもするけど、これはこれでいいのだ(笑)

「グレン軍のドブネズミ帝国侵攻作戦」これは是非読みたいな。

とにかく鉛筆画の挿絵がものすご~く素敵で、これがあったからこその★★★★★


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『北京ヴァイオリン』

2007-11-18 | えいが
中国北部の田舎町。13歳のチュンはヴァイオリンを弾かせると天才的。

父リウはチュンを一流のヴァイオリニストにしょうと必死に働いている。

ある日、2人はコンクール出場のため北京へとやって来るのだが…。


さて感想。


とてもよく出来た作品でした。

さすがチェン・カイコーだ!!

ストーリーに全くムダがありません。


父と息子の絆。

無償の愛。

バイオリンによるクラシックの名曲も楽しめますよ。★★★★


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森見登美彦『有頂天家族』

2007-11-16 | ま行の作家
偉大な父(下鴨総一郎)はある日あっけなく狸鍋にされ、この世を去った。

糺ノ森の遺されたのは、タカラヅカ命の母(化けると黒服の王子)と

頼りない四兄弟。

カタブツで土壇場に弱い長兄・矢一郎(虎や若旦那に化ける)

ひきこもりの次兄・矢次郎(小さな古井戸の蛙だが、元の姿に戻れない)

化け下手で未熟者の末弟の矢四郎(たまに少年に化ける)

そして、オモシロ主義の三男の矢三郎(ある時は可憐な乙女、ある時は

腐れ大学生に化ける)を中心にして物語は展開していく。


そんな彼らの前に立ちふさがるのが、犬猿の仲の狸、夷川家の阿呆兄弟の

金閣と銀閣。

他には、人間に恋をして、能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生や

天狗を軸にし空を自由に飛び回る美女・弁天など、個性的キャラが次々に

登場します。


さて感想。


ほっほー。これがモリミーワールドかぁ。

主人公狸ですよ!!狸!!

文体は昭和の文豪チックかな…と思いきや、読んでいくうちになんじゃコレ~!!

初モリミーだったので、けっこう時間がかかってしまった。

ちょっとあたふた。まっ..読み進めると味わい深し。

しかしどう想像しても、宮崎アニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」が浮かぶねぇ(笑)


げに恐ろしきは、金曜倶楽部。

おやおや、狸界の権力闘争勃発かっ?!

父の弟である夷川早雲との対決やいかに。


この作品、京都に住んでる人は、読んでると楽しいやろうな。

ファンタジーから一転、ラストは吉本新喜劇?!

まさに「面白きことは良きことなり!」といったところ(笑) ★★★


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『あるスキャンダルの覚え書き』

2007-11-15 | えいが
アメリカで実際に起こった女教師の事件を基に作られた小説。


ロンドン郊外の中学校で歴史を教える初老のバーバラは、若く美しい新任

の美術教師シーバに興味を抱く。

家族も親しい友人もおらず、飼っている猫だけが心のよりどころだった

バーバラは、シーバとの友情に固執するようになる。

しかし、ある日、シーバの秘密を知り…。


さて感想。


テーマは孤独と執着。


よく出来た作品で、バーバラの心の中の毒の部分がじわじわと染み出てきて

とっても怖かったです。


孤独な年配女性の屈折した愛情。


いつしか息をひそめ、どきどきしながら見ていました。

対照的な名女優の演技も見ものです。★★★★


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川口晴『私と犬の10の約束』

2007-11-13 | か行の作家
2008年3月映画公開の原作。

「王様のブランチ」でもとりあげられていました。


中学生のあかりの家にやってきたソックスと名づけられた仔犬。

あかりに「犬との10の約束」をさせた母は、まもなく末期ガンで他界する。

インターネット上で語り継がれている「犬の十戒」からヒントを得て生まれ

た作品。


さて感想。


う~ん。私、犬好きなんだけど、この作品とは全く合わなかったねぇ(苦笑)

なんか読みにくいし。


主人公がさまざまな困難を乗り越えて、成長していく過程が描かれているのだが

自分が行きづまったら、犬に頼るんか~みたいな。

あんまり感情移入もできんかも。


Butこの作品、評価はとってもいいです。

私がスレているからかも(笑)

ピュアな人が読むと、感動するのやもしれませぬ。★★


これをかわきりに『有頂天家族』『川の光』と続きます。

狸一家とネズミ一家のお話で、今週は動物シリーズになりそう(笑)


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角田光代『三面記事小説』

2007-11-12 | あ行の作家
「私は殺人を依頼しました。恋人の妻を殺してほしいと頼みました。」

6つの短編の各表紙には、実際に起こった事件の新聞記事がのっている。


さて感想。


さすが角田さんだけあって面白い!! 読んでてゾクっとします。

ただ…あまりにも「この事件」と限定したことで、リアルすぎな感じが

なんかひっかかる。なぜだろう~。


どこか冷めた主人公たち。

彼女らは、まっすぐ進むのではなく、いつしか違う方向に突進してしまう。

角田さんが、女性の負の要素(嫉妬・憎悪)を書くと天下一品だな~と。


そんな中、痴呆の母親を看る息子を描いた「光の川」は印象的。

老いは平等にやってくる。自分たちの親がこうなってしまったら…と思うと

まさに他人事とは思えないかも。


最近の角田作品は、けっこう好み。

しかもこの出版ペースはすごいと思う。

次回作『マザコン』も今週末には手元に来そうなので楽しみ♪ 

★★★(内容的には★★★★)
 

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恒川光太郎『夜市』

2007-11-11 | た行の作家
恒川さんの新刊がもうすぐ手元にきそうなので読んでみました。


大学2年のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と

誘われる。裕司に連れられて出かけたのは、岬の公園の奥にある森の中。

ここでは妖怪たちが、さまざまな品物を売る市場が開かれていた。

夜市では望むものが何でも手に入るのだが…。


さて感想。


なかなか良かったです。とても幻想的で不思議な世界。

妖怪とか出てきて、御伽噺っぽい気も。

日本ホラー小説大賞受賞作ですが、全然ホラーっぽくなくせつないお話でした。

後半はみごとに予想を裏切って、ひねりがきいていて面白かったです。

表題作のほか「風の古道」があります。私は「夜市」の方が好きかな。★★★★


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