待ち合わせは本屋さんで

ようこそお越し下さり、ありがとうございます(^_^)

2010年1月

2010-01-30 | Weblog
わわわわ。

いつの間になら、1月も終わりですねぇ^^;

いつもブログを見ていただいている方、本当にありがとうございます。

なかなか更新せずに、申し訳ありません。

遅くなりましたが、本年もどうぞ宜しくです(*^_^*)


まずは昨年のベスト3冊をご紹介。

吉村昭『ふぉん・しいほるとの娘

開高健『日本三文オペラ

新田次郎『孤高の人


そして、2010年1月に読んだり、観たりした、おすすめのものをご紹介。

まずは「永遠の旅のバイブル」とも言うべき作品。



沢木耕太郎『深夜特急1 香港・マカオ』

「さぁ行こう。デリーからロンドンまで。乗り合いバスを乗りつぎながら」

新潮文庫 420円 ★★★★★


香港から2万キロ、ゴールはロンドン。

人々との出会いと別れ。

サイコロ博打の大小(タイスウ)には、ワクワクしますな(^_^)

あ~。旅に出かけたくなるねぇ。


では次。


この作品は再読ですが、何度読んでもええですな。



藤沢周平『花のあと』

「何にも。ただ一度、試合をしていただいただけでございますよ」

文春文庫 530円 ★★★★★


表題作「花のあと」のお以登をはじめ、尼僧の松仙、渋谷平助など

キャラがめちゃくちゃ良いんです!!

短編集ですが、読後感はものすご~くええ。

ちなみに、映画は3月公開予定。


では次。


大藪春彦賞受賞作品。




福澤徹三『すじぼり』

「男が泣くんは、生まれたときだけでええど」

角川文庫 820円 ★★★★


イマドキの三流大学生が、ひと夏に経験した任侠の世界。

OH!!バイオレンスといった感じで、面白かったです!!

真和会の若頭、武石勝がかっこええ。

ただし、拷問のところがキツイのが難点ですが^^;

今年映画が、公開されるそうです。


では次。




山本周五郎『ながい坂』上・下

「正しいことが、いつも美しいとはいえない。義であることが、常に善ではない」

新潮文庫 上・下巻 各780円 ★★★★


うわ。ほんま長かったわ^^;

読んでて、主人公が全く好きになれへんし、奥底にドロリとしたものがある中

上下巻読めたのは、やはり周五郎のうまさかと。


次の作品は、すごく好き(*^_^*)




向田邦子『冬の運動会』

「グラムいくらにつくのか、なんせ目方で計れないもンだから......」

「......人間の気持ってやつだから」

文春文庫 610円 ★★★★★


向田邦子は、言葉の魔術師だと思う。

笑わせるだけ笑わせて、何故こんなにも切なく哀しくさせるのだろう。

『あ・うん』『寺内貫太郎一家』も読みましたが、この作品は本当にええ!!


「このうちにないものが、むこうのうちにある」

登場するおじいちゃまが、なんとも素敵なんですよ。

私のイメージでは志村喬さんしかいないと思ってたら、やはりすでに演じて

おられました。




次DVD。

先日テレビでやってましたねぇ。



『天使にラブ・ソングを・・・』★★★★★

コメディの王道ですな。

ウーピー最高!!気分がスカッとする作品です。

聖歌もこんなふうになっちゃうんですねぇ。


次のDVDはコレ。





『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!5』

絶対笑ってはいけない温泉宿1泊2日の旅in湯河原


大晦日にやってた『ガキの使いやあらへんで!!』ホテルマンは面白かったです。

温泉宿編のダイナマイト四国は最高。



それではまた(*^_^*)


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