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2016年4月まとめ

2016-05-01 | あ行の作家
お久しぶりです。1年以上御無沙汰しております。
私は元気です。
これからは見たもの読んだもの(いいものだけ)を
書いておこうかと。気まぐれかもしれませんが。

ますは本
典獄と934人のメロス   
夫婦善哉        
女の一生〈1部〉キクの場合


そして映画
チョコレートドーナツ  


ついでにドラマ
ブラックリストseason1

(感想)
典獄と934人のメロスはとても面白かった!!!
オダサクは天才だと思う。大阪万歳!!!
遠藤周作は食わず嫌いだったことが発覚。
チョコレートドーナツでは家族について考えさせられた。
ブラックリスト主演はジェームズ・スペイダー。
若い頃はイケメンだったのに、小太りのハゲたおっさんに
なっていた。けれどかっこいい。
海外ドラマを見るとつまらん日本のドラマは見れない。

では。また。
楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さいませ。

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『王になった男』

2013-02-25 | あ行の作家

『王になった男』

イ・ビョンホンはゴリラに似てる(失礼!)と思っていたけど
全然そんなことはなく、めちゃかっこよかったわ~。
楽しめる作品かと。

でも、影武者ものでは私はこちらの作品の方が好きですね。

『デーヴ』

おすすめ。
ケビン・クラインもシガニー・ウィーバーも素敵。


『復活』

韓国ドラマ。おすすめ。
こちらは双子の兄弟ものですが予想を裏切るストーリー展開が面白い。


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『O・ヘンリ短編集(1)』

2013-02-03 | あ行の作家

O・ヘンリと言えば『最後の一葉』『賢者の贈り物』

この(1)には載ってないけどね。

オチがよいな~。面白い。

ブラックな感じなのも好き。

O・ヘンリって天才だと思う。

『警官と讃美歌』『善女のパン』『よみがえった改心』『運命の衝撃』いいね。


で、誘拐犯と人質とのやりとりをユーモラスに描いた『赤い酋長の身代金』

何かで見たと思ったらコレだったのね。

『殺したい女』


1986年のコメディの名作。

出演者はダニー・デヴィートとベット・ミドラー。

この二人だけでもすごいのに

ジャッジ・ラインホルド←『ビバリーヒルズコップ』のエディの相棒

ヘレン・スレイター←『摩天楼はバラ色に』のマイケルの相手役。若いときめちゃくちゃ綺麗だったよね。

というさらに豪華メンバー。

しかも監督がZAZ(ザッカー兄弟+エイブラハムズ)だよ。

ハンバーグのシーンなんて今思い出しただけでも笑えるよ~。

なのにレンタルDVDがないなんてありえな~い。

この作品ほんとに面白いのに!!!!


でその頃の作品を思い出してすごく好きだったラブコメを見てみようとしたら

『マネキン』


これもレンタルなしかいな。

SATCのサマンサ役のキム・キャトラルがとっても綺麗。



関係者様 どうかレンタルをつくって下さいませ。

昔の作品は夢があったし面白かったなぁ。

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三島由紀夫『潮騒』

2013-01-23 | あ行の作家


「その火を飛び越して来い。その火を飛び越して来たら」

思えば昔、アイドルでよく映画化されてたね。


まさに「純愛」。

美しくピュアな青春ラブストーリー。

けっこうこれがどきどきするんだな。


各章がとても短い。寝る前に一日一章。

日頃本を読まない人に読んで欲しい。


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夏目漱石『こころ』

2013-01-15 | あ行の作家
夏目漱石『こころ』




私は淋しい人間です。

私は私自身さえ信用していないと言う先生。

先生の横顔に、ふとよぎる黒い影。

決して近づくことができない先生。

人間はいざという間際、誰でも悪人になるのだな。

2章の「両親と私」はこういうお話だったんだね。

この年になると心にしみる。


あと、最近読んだのは

金子哲雄『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』



41歳で亡くなるなんて可哀相すぎる。

無念だっただろうな。

死との恐怖と覚悟。

そして妻への愛。

そもそも人間いつ亡なくなってもおかしくないんだけれど。


あとは

中村 仁一、久坂部 羊『思いとおりの死に方』



メディアでは元気なお年寄りが取り上げられているが

そんな人はほんの一握り。

年をとると、ちょっとした障害者になると思う。

「余命6ヶ月エクササイズ」はとてもよいな。



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内田 百『第一阿呆列車』

2013-01-09 | あ行の作家


随筆(エッセイ)はほとんど読まないが百先生のは別。

面白いな~。おもわずププッと笑ってしまう。


阿呆列車とは「何の用事も気苦労もない旅行」のこと。

ちなみに内田 百(ひゃっけん)とは、漱石の弟子で

一人息子のボンボンで、シュークリームが大好物で

黒澤明の遺作「まぁだだよ」の映画の主人公でもある

大作家先生である。


国有鉄道職員のヒマラヤ山系(あだ名)とともに旅に出る。

ヒマラヤ山系とは先生曰く

「熊の子に洋服を着せた様」「胴は熊で顔はどぶ鼠」と

さんざんな言われよう。

嫌なら一人旅をすればいいものだが、ジェントルマンな

先生は一人旅ができないから仕方ない。


『ノラや』でも思ったけど、先生はめちゃくちゃ真面目。

その真面目さが落語のようで面白い。


落語のような作品といえばコレ。おすすめ。

落語といえばコレは何度みても面白い。

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井上靖『敦煌』

2013-01-03 | あ行の作家



官吏任用試験に失敗した趙行徳は、開封の町で、全裸の西夏の女が

売りに出されているのを救ってやった。

その時彼女は趙に一枚の小さな布切れを与えたが、そこに記された

異様な形の文字は彼の運命を変えることになる…。

西夏との戦いによって敦煌が滅びる時に洞窟に隠された万巻の経典が

二十世紀になってはじめて陽の目を見たという

史実をもとに描く壮大な歴史ロマン(Amazonより)



なんとドラマティックな!!!!

「生」が凝縮された物語。

面白いです。おすすめ。



自分の読み得ない文字と自分の理解し得ない女。

女を助けたことで行徳の人生はころがりだす。



20世紀になりはじめて陽の目を見た膨大な量の経巻類。

全てフィクションなのに、敦煌没落の日に篤志家たちの

動いている姿が目に浮かぶ。


難しいところは少々飛ばし読みでもいいと思う。

本当に面白いので読んで欲しいなぁ。


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池波正太郎『鬼平犯科帳』三

2011-08-15 | あ行の作家
シリーズ第三巻は

「麻布ねずみ坂」「盗法秘伝」「艶婦の毒」「兇剣」「駿州・宇津谷峠」「むかしの男」の六篇を収録。


鬼平はやっぱり面白い。中でも


「盗法秘伝」

京都への道中で、盗賊の善八に見込まれた鬼平。

盗賊の弟子になることになってしまい...。


この発想はさすが池波氏、すごいと思う。

ちなみに、ドラマでは善八役はフランキー堺だった。

あとは


「むかしの男」

鬼平の妻、久栄のお話だが、とても印象的。

やっぱり鬼平かっこええな。

与力の佐嶋忠介や岸井左馬之助もかなり好き。


あとがきにある、火付盗賊改方の長官の徳山五兵衛(秀栄)が描かれている

「おとこの秘図」も読んでみたい。


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池波正太郎『鬼平犯科帳』二

2011-08-07 | あ行の作家
ご存知、人情深いが、悪者には容赦なしの鬼平シリーズ第二巻。

「蛇の眼」「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「妖盗葵小僧」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」の七篇。



盗賊たちから「鬼の平蔵が御役をつとめている間は、とても江戸でお盗(つとめ)はできねぇ」と恐れられています。

平蔵の部下の同心、木村忠吾は、相変わらずええ味を出してます。


「埋蔵金千両」は滑稽で好きだな。

「谷中・いろは茶屋」も印象的。

「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。

 善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。
 
 悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ。」

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池波正太郎『鬼平犯科帳』一

2011-07-17 | あ行の作家
江戸の特別警察ともいうべき、火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。

盗賊たちからは「鬼の平蔵」と恐れられている。


さて感想。


いやん。やっぱりすば抜けて面白い!!

ハマりました(*^_^*)

御頭(おかしら)かっこええ!!


「おれも妾腹の上に、母親の顔も知らぬ男ゆえなぁ...」

そして、平蔵の若い頃の無茶ぶりなどが明らかに。


「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」

「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を所蔵。


「血頭の丹兵衛」「暗剣白梅香」 良かったです。




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『ちりとてちん』

2011-07-02 | あ行の作家

ちりとてちん

一気に全部見た!!(さすがに疲れた^^;)

草原、早々、小早若、四草をはじめ、出演者たちが皆うまい。

ただ、喜代美の性格がちょっと^^;

落語、面白いです!!

マイブームは柳家喬太郎。そう、キョンキョン。

『井戸の茶碗』『時そば』なんか面白いよなぁ。

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宇江佐 真理『ほら吹き茂平』

2010-11-11 | あ行の作家


宇江佐 真理『ほら吹き茂平』


市井の人々...夫婦や親子の物語。

大きな事件がおこるわけでもない。

なのに何故ホロリとさせられるのか。

宇江佐さん実にうまい。

中でも、主人公が尼僧の浮風の物語の「千寿庵つれづれ」

「妻恋村から」はシリーズ化して欲しいな。

ドラマで演じるなら樋口可南子で。


あと印象に残った作品は




吉村昭『桜田門外ノ変 上・下』


軽輩の子の子弟に生まれた関鉄之介。

優秀な彼がたどる過酷な人生とは。


大老襲撃のシーン臨場感あふれる。ほんとすごい。

全てを終えた彼を待っていたのは薩摩藩の背信。

そして、彼の逃亡劇が幕を開ける。


私利私欲ではない。全ては藩のため国のため。

でも、そのために愛する者たちを不幸にしていいのか。

それでも突き進まねばならないのか。

威圧的な外国に言いなりなのは、今の世と同じでびっくりですな。


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小川未明『小川未明童話集』

2010-06-27 | あ行の作家



「赤いろうそくと人魚」は今から89年前の作品になるが、全く古さは感じさせない。

小川未明の作品は、暗く、悲しみが伝わる作品が多いが、とても心に響く。

生きとし生けるもの、全てに命があるのかも...。

それにしても、人間とは傲慢でいかに業の深い生き物なのか。

絶品の短編集。是非。


私の好きな作品は

「赤いろうそくと人魚」

「野ばら」

「月とあざらし」

「負傷した線路と月」

「殿さまの茶わん」

「二度と通らない旅人」


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