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平成21年11月分まとめ

2009-11-27 | Weblog
お久しぶりです!!

週が明けちゃうと、もう12月なんですね。早い。

今年も終わってしまうのか^^;

今月に、読んだり見たりしたものをご紹介してみると



高田郁『銀二貫』

仇討ちで父親を亡くした少年を銀二貫で救ったのは、大坂天満の寒天問屋

井川屋の主人である和助。

少年は松吉と名を改め、商人として生きていくことになるのだが。


さて感想。


ほぅ。この方新人さんでしたか(^_^)

ええ作品やったです。読みやすい。

ま、かなりベタではありますが^^;


お金は人を活かすもの。

人情、恩義。

和助と番頭善次郎の会話がええですなぁ(^_^)

ただ、帯がネタバレしすぎ。

なんもそこまで書かんでも^^;

ちなみに脳内キャスティングは和助はこの方

番頭はこの方で。





高田郁『出世花』

「不義密通を犯した妻の血を引く娘に、なにとぞ善(よ)き名前を与えて

くださらぬか」

妻が不義密通を犯し、相手の男と出奔。

夫は幼い娘を連れ、妻敵(めがたき)討ちの旅に出るのだが

放浪の末、命からがらある寺にたどり着き、息をひきとる。

一人残された娘の名はお艶(えん)。

彼女はお縁と改名し、生きていくことになるのだが。


さて感想。


これも良かったです。

江戸時代の「おくりびと」のお話。

縁は「屍洗い」と蔑まれても、死者と遺族のために尽くす道を選びます。

ほんま死んだ人間より、生きてる人間の方が怖い。

縁は品があり、涙が似合って、ちょっと影がある感じ。

演じるとすれば、この方で。

あ、彼女は映画『ボックス!』にもキャスティングされていますよん。

ちなみに正念は、小澤 征悦あたりかと(^_^)





乃南アサ『二サッタ、二サッタ』

勤め先が倒産。堕ちるところまで堕ちていく若者が主人公。


さて感想。


けっこうなページ数ですが、あっという間に読めました。

さすが乃南さん、うまいです。

前半はありがちなお話。後半は良かったです。

でも、主人公がイマドキの若者で、正直イラッときました^^;

もうちょっと我慢せえよ。

ばあちゃんが、ええ味出してますなぁ。


そういえば、こんなコミックも。



今の時代、普通に働くんも大変です。^^





堀江 宏樹『乙女の日本史』

歴史ブームの昨今、女子のための日本史本。

乙女目線で、日本の歴史がざくっと分かる...って感じ。

新撰組なんぞ「チーム男子」扱いですよ。はは。

文章だけでなく、漫画でも分かりやすく書いてあります。





「新潮45」編集部『悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件』

新潮45ノンフィクションシリーズ第5弾。


さて感想。


わわわ。転落人生や。

記憶に新しい事件の数々。

ほんまにあった事件なんで、とってもリアル。

怖すぎや^^;

内容的に「面白い」と書いてええんかどうか分かりませんが

実によく書かれてますなぁ。

セレブ妻カオリンの渋谷夫バラバラ殺人。

次々と夫を殺し、保険金を手にする、美人ママのカマキリ人生。

まぁ、自己中な人ばっかですわ。


そしてDVDからは



『人魚姫』

全127話見てしまいましたよ。

ラストあたりダレましたが、それ以外は、息もつかせぬ展開で

やはり復讐モノって面白い!!

主人公のアリヨンは、美人で影があって知的。

彼女の心の葛藤が描かれている作品でした。


次見たのが『続人魚姫』

う~ん。あんまり面白くないかも。挫折しました^^;

そして次に見ようと思っているのが

『妻の誘惑』

またドロドロですがな^^;

主人公が変貌していくらしいです。

そういえば日本でも昔こんなドラマがありましたねぇ。




最近見ているドラマは『深夜食堂』

その他にはコレ見てます。

さすがに三谷幸喜だけあって、笑いのエッセンスも入ってなかなか良いです。



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