待ち合わせは本屋さんで

ようこそお越し下さり、ありがとうございます(^_^)

『椿三十郎』

2008-11-28 | えいが
上役の不正を暴こうと、立ち上がった9人の若侍たち。

ちょんなことから、それに加わることになった凄腕の浪人。


さて感想。


『用心棒』も面白かったけど、こっちもすっごく面白かったです!!

軽快なテンポ、絶妙の間合い。ユーモアもピカイチ。

ドキドキはらはらしますよ~。


それにしても、三船敏郎かっこ良すぎる!!

田中邦衛、小林桂樹、仲代達矢もいい味出しています。

井坂伊織役は加山雄三だったんだね。みんな若い!!←当たり前


最近のマイブームは黒澤と落語。完全にオッサン化してます(*^_^*)


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集

ウサビッチ&まんが

2008-11-24 | Weblog
まずは最近はまっているのが


『ウサビッチ シーズン1』

特にプーチン最高!!

絵は一見怖いんですが、なかなか笑えます(*^_^*)

気になる方はコチラをどうぞ。

そうそう、HMVではウサビッチのグッズ売ってます。買おうかな。



あと、最近ご紹介していない漫画をちょろりとご紹介。



河合 克敏『とめはねっ! 鈴里高校書道部』1~3巻

これすごく好きな漫画。キャラがとってもいい。
読むと、書道がやりたくなっちゃいます。
もうすぐ4巻発売。
いよいよ書の甲子園に挑戦ですね(*^_^*)



末次 由紀『ちはやふる』1~2巻

いやはやピュアな物語。
カルタってある意味、スポーツなのね~。
これ読むと、百人一首がやりたくなります。
記憶力なしなんで無理やけど^^;
絵がめちゃキレイ~。



こやま ゆかり『1/2の林檎』

とうとう12巻まできたか^^;
この作品、けっこう好きです。
ちょっと韓ドラ要素も入ってます(*^_^*)



くじらい いく子『リリコイ恋愛内科』

恋愛内科医36歳の加藤りりこが主人公。
ドラマなら井川遥あたりが演じるんだろうな。
カルテ8の父と息子のお話は可愛かった。

あとは
吉田 秋生『海街diary 2 真昼の月』前作の方が好きかも。
さそうあきら『俺たちに明日はないッス』エロすぎる^^; などなど。

そうそう、首相が漢字読めないからって、漫画のせいにしないで
欲しいんですが…^^;

参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集

『奇跡のシンフォニー』

2008-11-22 | えいが
養護施設で暮らす、孤児のエヴァン。

彼には天才的な音楽の才能があった。


さて感想。


なかなか良かったです。

映画的に言うと、ものすごいご都合主義で「なんでやねん」とか

「そなアホな」とか、つっこみどころは満載なんですが^^;


ただ、この作品はファンタジーなんですよ。

だから、つっこみどころは目をつむって見て下さい。


音楽がすごく良かった!!

フレディ・ハイモア君可愛ええです。

表情がええんですよね。★★★★



参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集


吉田修一『元職員』

2008-11-21 | や・ら・わ行の作家
タイのバンコクに旅行でやってきた、栃木県の公社の職員の片桐。


さて感想。


う~ん。あんまり面白くないかも。

少なくとも、私とは合わんかったよ^^;


原稿用紙200枚程度なんで、あっという間に読めますが

何も残らんといいますか^^;

またラストがびっくりなんよ。

なんでそういう結論になるん…ほんまに。★★★


そう言えばこれって講談社創業100周年記念出版書き下ろし百冊のうちの1冊。

『チェーン・ポイズン』は週末読む予定。


そうそう、唯一反応したのはムエタイ。これは見たいかも(*^_^*)

参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集



『悪い奴ほどよく眠る』

2008-11-17 | えいが
公団の副総裁である岩淵の娘佳子と、秘書の西幸一の披露宴から

物語はスタートする。


さて感想。


いゃ~面白かった!!

『天国と地獄』も好きですが、こういう不条理な作品も好きです。


入札をめぐる、公団と企業の汚職事件。

黒澤作品には、全く無駄なシーンがない。

巧みな心理描写。そして伝わる憎しみ。葛藤。


どきどぎとぎとき…。「ハッ」と息をのむ。そして衝撃のラスト!!

今おじいちゃん役の人も、昔はめっちゃ若かった。

かっこええです。あっ…田中邦衛発見。

三船敏郎は、めちゃくちゃええ男やわ。惚れるわ~(*^_^*)

それにしてもこのタイトル…ネーミングが素晴らしい。★★★★★


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集


本の感想

2008-11-14 | Weblog
読んだけど、感想書いてないやつをいくつかご紹介。


まずは、美輪明宏『乙女の教室』

タレント本はほとんど読まないんですが、美輪さんなので読んでみました。

人生の先輩としての言葉が多いかな~。

まぁ言われてみれば、当たり前ってことも多いけど^^;

雑誌MOREで連載されているだけあって、20代あたりがターゲットなのかな。

で…頭に残った言葉をピックアップ。

「自分は幸せになれると信じて、毎日楽しく生きる」

「ありがとう」は幸せになる魔法の呪文。

「お給料=ガマン料」

嫌いな人はあなたと全く別の生き物と思うこと。

左見右見(とみこうみ)→物事にはさまざまな側面があるということ。

見猿・聞か猿・言わ猿…などなど(*^_^*)


次は、藤沢周平『花のあと』

町人や武家の日々の暮らしを描いた短編集で、すごく良かったです。

藤沢周平…めちゃくちゃ読みやすくて、ちょっとびっくり。

男はどこまでもかっこよく、女は控えめながらも凛としています。

抗えぬ運命に忍び耐えつつも、ちゃんと芯があるというか。

そして…風景描写が実に美しい(*^_^*)


次は乃南アサ『火のみち』

戦後の混乱期から、昭和という時代を走り抜けるように描く作品。

生き抜くための犠牲。それぞれの想い。兄妹の目を通して語られていきます。

乃南さんは人間が変貌していく様を描くのが実にうまい。

そして可哀想だが、ムカつく人間を描くと天下一品!!

下巻で主人公が青磁に狂っていくところは怖かったかも(*^_^*)


最後は新津きよみ『トライアングル』

幼い命が奪われた事件から20年。過去にとらわれる人々。

中盤に謎の人物が出てくるんですが、どきどきしながら読みました。

この作家さん初読みでしたが、とても読みやすかったです。

他の作品も読んでみようっと(*^_^*)

さてこの作品、来年1月6日フジテレビ系でドラマ化決定です。

主演は江口洋介です。あと、稲垣吾郎、広末涼子、相武紗季、堺雅人

谷原章介、佐々木蔵之介、小日向文世、大杉漣、風吹ジュン、北大路欣也など。

関西テレビ開局50周年記念ドラマだけあって、めたくた豪華メンバーでびっくり。

ただ、葛城サチが広末涼子なんだよね~。なんかイメージ違うんですが。


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集


山本幸久『ある日、アヒルバス』

2008-11-13 | や・ら・わ行の作家
東京にあるアヒルバスに入社して五年のバスガイド高松秀子(デコ)。

頼りにしていた三原先輩が突然退職し、新人バスガイドの教育係に

指名されるのだが…。


『幸福ロケット』『カイシャデイズ』『凸凹デイズ』など、大好きな

山本さんの最新作。

いつもダサダサの装丁でがっくりくるんですが、今回はアヒルちゃんで

なかなか可愛ええ (*^_^*)


さて感想。


なかなか面白かったです。

最初の1/3ぐらい笑った。笑った。

「昇太」がトドメで、腸がねじれるか…と思うほどでした(^Q^)

その後はずいぶん落ち着きましたが^^;←麻痺したのか?!


チャットモンチー、偽伯爵、チェキッコなどなどネーミングが絶妙です。

きゃ~。リンクも発見!!

女性のピリリと辛い現実も描いていました。


ただ…採点がおまけの★4つなのには理由が~。


登場する男性陣は、イマイチでしたね~。

今までの作品だと、どうしょうもない人でも「愛すべきキャラ」

やったんですが、今回はふがいないだけな気が…。

まぁ、キャラがいっぱいいるんで、深く描けなかったからでしょうが。

あと…革命はどこ?どこいった??! おまけの★★★★


そうそう、ピノ買いました。めちゃ甘い。願いのピノは入ってなかった(;-_-

ついでに期間限定のコレも買っちゃった。

あぁ…カロリーが高いものはなんでこんなに美味しいんやろ~(*^_^*)


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集



『震度0』

2008-11-12 | ドラマ
阪神大震災の朝、とある県警の警務課長が失踪する事件が起きるのだが…。


さて感想。


すごく面白かったです。

ほとんど署内での撮影なのに、なにこの緊迫感は!!(*^_^*)


キャリア、準キャリア、ノンキャリア。

それぞれの思惑が交錯し、熾烈な抗争が始まります。


キャリアの冬木を上川隆也が演じているんですが、もぅアツすぎる^^;

捜査一課の叩き上げの藤巻を演じる國村隼、失踪した不破の妻の

余貴美子は、迫真の演技でした。


ドラマだけなんてもったいない!!

映画でも十分通用する内容だと思います。★★★★★


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集


『用心棒』

2008-11-11 | えいが
とある宿場町では、やくざと元締めが対立していた。

そこへ一人の浪人者がやってくるのだが…。


さて感想。


う~。すごい作品です。面白かった!!


用心棒はあくまでも第三者なんですね~。

策士というか、めちゃめちゃかっこええ。

たった一人の浪人者に、ひっかきまわされることになります。


ほんのちょい役で出ている西村晃や加藤武(金田一の等々力警部)でさえ

すごく光っていました。

全く古さを感じない作品でした。

それにしても昔の映画って早口やな。

ぼーっと見てたら、ついてかれへん^^; ★★★★★

姉妹篇『椿三十郎』も見てみたい。


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集


五十嵐貴久『土井徹先生の診療事件簿』

2008-11-10 | あ行の作家
連作短編集。装丁可愛いいです(*^_^*)

主人公の立花令子は、おっとりしている性格が災いし、就職難の時代に

就職活動に乗り遅れてしまう。

されど通っているのは東京大学。

国家公務員Ⅰ種に何なく合格。

警察庁に入る気はさらさらなかったが、キャリア組として、現在は

南武蔵野署の副署長だ。


さて感想。


なかなか面白かったです。

「シャーロックホームズの動物版」って感じ?!


ちなみに令子はワトソン役、ホームズ役には土井動物病院院長の

土井徹先生が登場します。


動物好きには「ほっほーー」というところが多く、とっても興味深く

読みました。


それにしても、クスクス笑える笑いのツボが絶妙です。

でも、真相は意外にシビアだったりもするんですが^^;


23歳の女の子が副署長だと、実際いろいろありそうですが

5年前に殉職した警官の父がかなり有名だったため、署長以下

まわりが気をつかい、毎日出勤しても特にやることのない日々を

過ごすことになる設定が面白かったですね~。

話が進むごとに、少しだけど年齢を重ねていくのもいいし。


ラストは…!!!!

いくらなんでも五十嵐先生、このまま終わらせませんよね~。

続編お待ちしております(*^_^*)


ちなみに私の脳内キャスティングは、令子が貫地谷しほり、鳥井が要潤

土井先生は…緒形拳しか浮かばない!!★★★★


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集

『秦 基博』

2008-11-08 | Weblog
秦 基博(ハタ・モトヒロ)。

ニューアルバム出ましたね~。

来年3月には、日本武道館公演だとか。


声がええんですよね~。

「鋼と硝子でできた声」と称されていますが。


「鱗(うろこ)」「虹が消えた日」「フォーエバーソング」

「キミ、メグル、ボク」好きです。


11/10(月)には「トップランナー」に出演されるそうです。

これは見なくっちゃ~(*^_^*)

ちなみに、トップランナーのHPはココ


秦君の声を聴かれたい方はコチラからどうぞ。

参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集


『ラスベガスをぶっつぶせ』

2008-11-07 | えいが
マサチューセッツ工科大学の数学の天才学生たちが

ラスベガスのカジノで荒稼ぎしたという実話を基にした

大ベストセラーを映画化。


面白くないとは聞いてたですが、私の大好きなケヴィン・スペイシーが

出ているんで見てみました。


さて感想。


う~ん。まぁまぁかな。

ブラックジャックがイマイチ分からんし、ついてけてないかも^^;

「へぇ~そうなんや」って感じでした。ちょっと長い。

お金は人を狂わせるってことやね。

あまり何も残らんかったかも。★★★


ケヴィン・スペイシーといえば、プラピの『セブン』の犯人役が

有名ですが私のオススメは『ユージュアル・サスペクツ』です。

カイザー・ソゼっていったい…。

そして、ラスト5分には驚かされました。

ケヴィン・スペイシーを堪能できる作品です。是非(*^_^*)

ちなみに『L.A.コンフィデンシャル』も、かなりええです。

但し、ケヴィンよりも、ガイ・ピアースが、すごいんですが^^;


話は脱線しまくってますが、日曜のドラマ『SCANDAL』

あまり面白くないのに見てるのは、小日向文世がケヴィンとかぶる

からかな~とか思ってます。

あっ…桃井かおりは、すごくええです。

映画『疑惑』の鬼塚球磨子役はすごかった。

あの2人でドラマがひきしまってる気がする。

参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集

立川談春『赤めだか』

2008-11-04 | た行の作家
「落語とは人間の業(ごう)の肯定である」


競艇選手を目指していた少年。

しかし、身長が伸びてしまい、その道を絶たれることとなる。

そんな彼が図書館で見つけたのが落語全集。

当時漫才ブームが吹き荒れる中、談志の「芝浜」を聞き弟子になることを決意。

17歳の彼は高校を辞め、立川談志(イエモト)の弟子となった。


さて感想。


いゃ~面白かったです。

28歳で妻子がいながら脱サラし、入門した立川志の輔もすごいですが

わずか17歳で「この道しかない」と飛び込んだ談春もすごいな~と思いました。


師匠はご存知、落語界の異端児の立川談志。

豪快で毒舌で、とても魅力的。

ただ、一緒にいるとめちゃくちゃ大変そうですが^^;


芸に生きるっていうのは、こういうことを言うんだろうな~。


入門したからと言って、前座のうちは虫ケラ同然の扱いです。

二ツ目になってこそ、一人前として扱われる世界なのですから。

師匠からは「患うほど気を遣え」と言われ、無理難題の日々に悪戦苦闘。

修行とは矛盾に耐えること。そう、弟子に「NO」という選択肢はないのです。


談々、関西、談秋。そして志の輔、志らく、文字助。

登場する人物たちも、とっても魅力的でした。


入門する者もいれば、当然去っていく者もいます。

この本では談春さんの、アツ~イ青春が描かれていました。

しかし、思いこんだら一直線なところや、ヤンチャぷりは

ものすごく師匠と似てるな~とか思いましたが^^;


談春は師匠に惚れ抜いています。そして師匠も弟子を愛している。

思い入れのある「包丁」は、是非聞いてみたいですね~。★★★★★


彼は「WEB本の雑誌」のインタビューで、答えてらっしゃいますが

「文章が上手い」と言われるのは、釈然としないそうです。

落語家は本を読んでおくのは当たり前、文章がある程度のレベルにあるのも

当然のことらしいのです。

この本の中の師匠が弟子に言う言葉に「俺にヨイショする暇があるなら

本の一冊も読め。映画の一本も観ろ。」というのがあるんですが

なるほどな~と思いました。

ちなみにWEB本の雑誌のHPはココですよん。



参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集




小路幸也『空へ向かう花』

2008-11-02 | さ行の作家
小学6年生の沢木春之(ハル)と折村花歩(カホ)が、出会うところから

物語はスタートします。


さて感想。


バンドワゴンシリーズを除いて、一番好きな作品かも。

良かったです。ただ、めちゃめちゃ重いお話ですが^^;


小路さんの語り口調がものすご~く優しいから、キツイ話もここまで

ふんわり、やんわり出来るんかな。


ハルもカホもええ子やねん。辛いのに健気やし。

子供が子供らしくいれないことほど、残酷なことはないよなぁ。

彼らを見守る大人たちが、井崎原(イザさん)と大学生の桔平。

ほんまええ人らです。


後半は「そんなにうまいこといくか~」とか思いましたが…。

ひねくれもんです^^;

なかなか良い作品でした。おまけの★★★★★


<印象に残ったセリフ>

「まだ弱き者に、この世で力を持たないものに、優しくしたいと思う気持ちを

偽善と呼ぶなら、私は喜んで偽善者になる」


そうそう、小路さんの公式サイトには、よくお子さんのお話が出てきます。

優しいお父さん目線の作風なのも納得です。

ちなみに公式サイトはココです。

すごいきちっとしてはって絶対A型っぽい(*^_^*)


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集

スティーヴン キング『ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編』

2008-11-01 | さ行の作家
「刑務所のリタ・ヘイワース」と「ゴールデンボーイ」の二編が収録。


さて感想。


「刑務所のリタ・ヘイワース」は、ものすご~く好きな作品でした。

映画『ショーシャンクの空に』も素晴らしいですが、原作はその上を

いくと思います。


妻と愛人を殺したとしてアンディー・デュフレーンには、無期懲役の

判決が下されます。ただし、彼は殺していません。無実なのです。

わずかな光を頼りに、絶望と闘いながら、アンディは刑務所の中で

過ごしていきます。

よろず調達屋のレッドが、主人公アンディを語っていきます。

中編なので、あっという間に読めちゃいました。

アンディは決して、決して希望を忘れない。あきらめない。

簡単な死を選ぶことよりも、生きぬくことがどれほど大変なことか…。

ズシンとくる言葉や巧みな表現も好きでした。

人間描写が素晴らしかったです。ラストがとてもいいし。

★★★★★(「刑務所のリタ・ヘイワース」の評価)


一方の「ゴールデンボーイ」は、かなりキツイです。めっちゃ残虐。

「ぎゃぁぁ」となるシーンとかありまして(>_<)

だって陰惨なんやもん(;-_-

でも先が気になって、読んじゃったんですけどね^^;

デュフレーンの話がちょろりと出てくるところは好きやったんですが^^


もうすぐ、スティーヴン・キングの同名小説を基に、とあるホテルの

1408号室で連続する騒動を軸に描かれたサスペンスホラー『1408』が

公開されます。

主演のジョン・キューザックけっこう好きなんですが、HPからびびらせてて

腰がひけて見にいけそうにもありません^^;

ちなみにHPはココ


参考になりましたらクリックをお願い致します。
    ↓
にほんブログ村 本ブログへ

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集