待ち合わせは本屋さんで

ようこそお越し下さり、ありがとうございます(^_^)

ジョン・スタインベック『ハツカネズミと人間』

2009-12-25 | さ行の作家



小柄だが、頭がキレ情が厚い、しっかりもののジョージ。

子供の知能しかないが、心優しく働き者の大男レニー。

家族もなく、住む土地もなく、農場を流れ歩く二人は、いつも一緒。

なぜなら、彼らには夢があったから!!

それは、小さな家と農場を持って、ウサギを飼って暮らすこと。


さて感想。


いや~。心に染みる作品でした(*^_^*)


でも、最初から、何かザワザワした予感があって、「お願いやからレニーに

近づかんとって」とか思ってみたりもするんですが^^;


決して楽しい話ではないけれど、人生の悲しさや切なさ、やるせなさが

ヒシヒシと伝わる作品でした。


ちなみに映画化もされています。

この映画は観てみたいっ。


DVD『二十日鼠と人間』




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福田 ますみ『でっちあげ  福岡「殺人教師」事件の真相』

2009-12-20 | は行の作家



「『死に方教えたろうか』と教え子を恫喝した至上最悪の『殺人教師』」

週刊○春のタイトルである。

教師の行為は、極悪非道。悪魔にも等しい所業であった。

教え子側は、550人もの大弁護団を結成。

そして、法廷へと舞台を変えた。

しかし...。

実は教師の冤罪事件。絶対的不利な状況。

全てが裏目に出る中、教師は自分の無実を晴らすことが出来るのか。


さて感想


こりゃひどい。ひどすぎる。

びっくりしすぎて、震えがきたわ^^;

何よりこの茶番劇が、ちゃんとした裁判で裁かれるということ。

これが一番怖い^^;

読みやすい作品ですので是非。


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沢木 耕太郎『一瞬の夏』

2009-12-18 | さ行の作家





第一回新田次郎文学賞受賞作。


沢木さんと言えば、なんや「しゅっ」としてはって、ジェントルマンぽい

イメージなんですが、若き日の沢木さんはそりゃ熱かった!!!!


カシアス内藤。元東洋ミドル級王者。

本名は内藤 純一。混血のボクサー。

彼はタイトルを奪われ、ボクシングの表舞台から姿を消した。

しかし、四年ぶりに再起を果たす。

そんな彼に夢を託し、人生を賭けた男たち。


さて感想。


良かったです!!

沢木さん渾身の作品かと(^_^)

自分の見たものを書くという「私フィクション」の手法で

描かれています。


年配の人に「カシアス内藤って知ってます?」と聞くと

たいがい「彼強かったんだよなぁ」という答えが返ってきました。

カシアスとは、モハメド・アリの本名「カシアス・クレイ」に

あやかってつけられたそうです。


それにしても、ボクシング業界って、けっこう汚いんですね。

それを切なく感じるのは、命をかけたスポーツだからかもしれません。


元チャンピオン、老トレーナー、カメラマン、そして私。

彼らに、次々とふりかかる難問。前途多難。

スポーツは、けっして実力だけではない「何か」が必要なのです。

恵まれた才能を持っていても、その「何か」をつかみ取れないと

頂点にまで上がれない。


ちなみにあの有名なアリスの『チャンピオン』は

カシアス内藤のことを歌った曲だそうです。

聞きたい方はコチラをどうぞ。


そういえば、先日の新聞にこんな記事が、のってましたねぇ(*^_^*)

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『スターバックス アートマガジン』

2009-12-16 | Weblog


おぉ。12月も半分おわってしもた。早いよ^^;

さて...

おまけ付きの女性誌が多い昨今。

ついのせられて、いろいろ買うてます。はは(*^_^*)

そんな中、この雑誌を書店やコンビニで発見。

これビバレッジカードがついてるんですよね。





スターバックスで、好きなドリンクが好きなサイズで

飲めるらしいので、ちょこっとお世話になっている人に

プレゼントしてみました。税込600円。


そう言えば、私はいつもスターバックスカードを使用してるんですが

今月からチャージがクレジット可になったのは嬉しいです(^_^)

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『素晴らしき哉、人生!』

2009-12-14 | えいが



自分の夢を犠牲にして生きてきた男。

幸せな家庭を築くも、ある日悲劇が彼を襲う。

全てに絶望した彼は、自殺を決意するのだが。


さて感想。


モノクロ作品ですが、名作は古さを感じません。

どんな状況におちいろうとも、一生懸命であり誠実な主人公。

そんな彼こそ報われなくては!!

クリスマスには、ぴったりな作品かと。

なんや観終わったあと、幸せな気持ちになりますなぁ(*^_^*)


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『新・三銃士』

2009-12-08 | ドラマ


NHK連続人形活劇。HPはこちら

父を殺された、ダルタニアンの愛と友情と冒険の物語。


さて感想。


たかが、お人形さんとあなどるなかれ。

その表現力には、素晴らしいものがあります!!


脚色は三谷幸喜だけあって、いやはや笑える(^_^)

とは言いつつ、不倫やら、愛ゆえの憎しみやら

とても子供向きの作品とは思えないんですが^^;


一番びっくりしたのが、たくさんの役をたった声優

七人で
回しているということ。

声優さんも素晴らしいです!!


ちなみにガイドブックはこちら




そしてサントラ。音楽もええです(*^_^*)



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向田邦子『阿修羅のごとく』

2009-12-06 | ま行の作家


「お父さん、面倒みてる人、いるのよ」

4人姉妹の物語。


さて感想。


シナリオなので、最初は読みにくいかなぁと思ったんですが

とても面白かったです!!


内容としては、けっこうシュールでブラックなんですが、笑いもあり

その匙加減が絶妙でうまいですなぁ。


一見幸せそうに見える家族。その中に渦巻く嫉妬や猜疑心。

時代が変わっても、しょせん変わらぬ男女の話。

それにしても、女の心に抑えた怒りが、ミシミシと伝わって実に怖い^^;


ちなみに阿修羅とは、インドの民間信仰上の神様。

気が強くて、人の悪口を言うのが好きで、怒りや争いのシンボルだそうです。



このNHKドラマは「不朽の名作」と言われています(^_^)





そう言えば、森田芳光監督のもありましたね。




森田芳光監督といえば、(ハル)はええ作品でした。




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『シンデレラマン』

2009-12-04 | ドラマ


先日テレビ東京でスタートしました!!

クォン・サンウが1人2役を演じるサクセスラブストーリー。

「これでもかっ」というくらいベタベタな韓国ドラマですが

けっこう面白いです(*^_^*)

気になる方はコチラでキャストをチェックし、4話までのストーリー

を読むと、来週からついていけますよん(^_^)



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