YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

使い方は様々 ちょっと変えてみれば・・・

2006-11-27 | 70's
今日はジミヘンの誕生日です。 もし生きていれば・・・1942年生まれだから今年64歳です。いぶし銀なおやじだったでしょうか。でも年をとったジミヘンってのも・・・
さて、圧倒的な存在感で登場したジミヘンですが、67年のモンタレーポップフェスティバルでその度肝を抜くことになります。このフェスティバルの参加はポール・マッカトニーが「ジミを出さないフェスティバルなどありえない・・・」ということで参加が決まったとか -まさにその言葉通り、圧巻のギターテクニックとパフォーマンスで観客の心を鷲掴みにしました。 ギター燃やしのパフォーマンスは伝説ですよね・・・。 これで世界中の注目を浴びたジミヘンはその後も斬新なアイデアとその演奏力でその天才ぶりを発揮するのですが、普段は無口で地味な青年だった・・・ようですね。

そんなジミのラストアルバムになったのが「Band Of Gypsys」ですね。(1970年発売) 実際4枚のアルバムとベスト盤一枚しか出していないんですね。 そんな中でも、評価が分かれるのがこのラストアルバムです。このアルバムは69年の12月31日~70年1月1日にかけてニューヨークのフィルモア・イーストでのLIVEを収めたもので・・・マイルス・デイビスが「これが俺のやりたかった音楽だっ!」と言わしめた演奏です。 ベトナム反戦への想いから、強烈な演奏をした「マシーンガン」は神の人間の争いへの警鐘をジミの体に乗り移って・・・・演奏しているかのようです。 しかしこの時期多くのミュージシャンは薬物依存体質で、ジミも薬物に頼った生活をしていたため・・その後はまともな演奏もできなかったこともしばしばあったようです。そして70年の9月18日に帰らぬ人となってしまいました。

ジミの音楽センスとギターセンス・・・ストラトキャスターを自在に操り、(ほとんど注目されていなかったストラトを世界中に注目させた・・・)。 殆ど生産中止と言われていたギターの良さをジミが教えてくれた。
また、エフェクターを多用しながら作り出す音色など、革新的なことをやってくれました。 ギターの弾くテクニックだけでみれば凄いミュージシャンはいると思いますが、多彩なサウンドとして、また楽曲の中のギターとして創り上げるセンスは天下一品ではなかったかと思います。

私たちも、よくこんな商品じゃ売れない・・・とか、価格で勝負できないと言う前に・・その商品を吟味して研究しているかということを考える必要があと思います。 自分の扱うモノ(商品)を研究して、色々な角度で考え研究してみること、当たり前を疑って・・こんな使い方はあり!と発想を変えてみると面白かも・・右利きだから右利き用・・だけでなく、右利き用を左利きで使うとどんなことができるか  -ジミが色々な可能性を教えてくれているような気がします。

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