YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

未知の領域に果敢に挑戦する

2006-11-02 | 70's
見た目の実際に体験する印象が大きく違うということはありますね。 よくロックアルバムを購入するとき・・・にジャケットを見て自分のイメージで「こんな感じ?」って具合で、家に帰って聴いてみて・・・期待通りは大きく裏切られるか、そのすれすれの感覚がたまらなかったりすます。 まっ基本的にハズレが多いんだけどね。 その中でジャケットのイメージと大きく印象が違って・・それがいい方向に裏切られた例を一つ・・・・。 The Clash です。Y社長が世界最強のジャケットと言わしめた・・・「London Calling」(1979年)です。それもアナログ盤は2枚組です!!!。ウォ~と叫びたくなるジャケから受けた印象は「クラッシュでどうせパンクでしょ」という先入観・・・。でも、とりあえずと購入して、「おや!まぁ!!へぇ!!!」という印象でしたね。すごく色々な音楽の要素を取り入れてじっくり作ってんのね。なん変な政治よりのあのバンドとはちょっと一線を画すのね~と社会に対する怒りや叫びがパンク文化の始まりですが、そんなものは超越する吸収力でした。ちょうどポリスもレゲエのスタイルを融合させていましたが、クラッシュのそれはまた力強いサウンドとして確立していったのではないでしょうか。

パンクのバンドが短命で終わる中で、クラッシュは自身の柔軟な吸収力で、音楽的にも、精神的にも成長し進化していったのではないでしょうかね・・・。それが次回作の「サンディニスタ!」では色々な音楽のオンパレード的サウンド(しかも3枚組)へと昇華していくのです。 色々なものを“消化”することで“昇華”につながっていくのではないでしょうか。 日々の体験や経験そして挑戦!これこそが成長への鍵ではないでしょうか。 自分の枠に囚われることなく・・・飽くなきチャレンジをし続ける。果敢に物事にぶつかっていく姿勢が大切ではないでしょうか。 自分の中で自分のイメージを作る上げるだけでなく、そのイメージをぶちこわして・・・常に進化し続ける! いいですね。

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