ドップリ浸かってるフリ？

さて、世の中は昨日から３連休ですね。今日はほのぼの土曜日で・・・「Ｄｒｉｖｅ　ｉｎ　Ｓａｔｕｒｄａｙ」と行きましょうか・・・ということで、イギリスで大ヒットしたこの曲が収録されている73年の名アルバム・・・デビッド・ボウイ「Ａｌａｄｄｉｎ　Ｓａｎｅ」です。　Ａ　Ｌａｄ　Ｉｎｓａｎｅ＝狂気の若者という題をもじったものだとか・・・。またジャケットのこの写真。顔に施したこのペインティング・・・日本のある電気メーカーかたヒントを得たとか？　前作のジギー・スターダストから更なる進化を遂げたボウイ、火星から来た音楽家ジギーが地球でアラジン・セインとなったのでしょうか？　そして病めるアメリカを“狂気の若者”と喩えて嘆き悲しんでいるのか・・・。
ボウイの魅力の一つは時代に合わせて進化・変化を厭わないこと、どっぷり時代に浸かっているようで、しかし常に先を見て自分のスタンスを構築しているところ。だからこの時代も「グラムロックの雄」としてのスタンスを取りながら、しかし頭の中では、次なる戦略を脈々と練っていたのでは・・・。したたかですね・・・というか戦術家。いつも自分という商品を最大限輝かせる術を知ってたんでしょうね。（もしくは研究してたのね）

私たちも、こんな時代を見越してちょっと先を進む思考必要ね。常にドップリつかるんではなく・・・、一歩引いて見る視点、思考、視野は必要かも。　時代にただ流されて進むのではなく、合わせながら、自分のスタンスを守る・維持するという動きで行かないといけないですね。