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YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

from genesis to revelation

2009-09-01 | 60's
9月に入りました。 早いですね。もう今年の3分の2が終わってしまいましたね。1日1日を大切にしないと、、 1923年9月1日は関東大震災の日でした。それからもう80年以上たったんですね。8月末から地震も多いですね。特に9月~は地震が多い季節なので、注意が必要です。 -といっても天災だから防ぎようないですが、
いよいよ大きな大転換へ向けて動き出していますね。 まっ民主党になっても斬新に急に変わりはしないけど。。。いよいよ新たなる“創世記”となるか! ってワケで、、今日は「Genesis」のファーストです。“from genesis to revelation”です。 プログレのイメージとは大幅に違うアコーステックな響きが心地よいこのアルバム。学校の友達などで結成され、67年デモテープをジョナサン・キング(英国のポップ界で人気)に渡し、それがキッカケでデビューへと流れていきます。 68年2月にデッカよりデビューを果たします。バンド名聖書から選ばれたようですが、他に同じバンド名があり、最終的にはバンド名とデビューアルバムのタイトルをバンド名と混同させて、ジャケが黒で「聖書」に関するものと間違われたりもしたようです。(1969年3月発売)。。。 しかしセールス的にが芳しくなく、、、あっさりと契約を切られてしまいます。 70年に

しかし、シンフォニックで優雅な演奏は今後の成長の礎になってますし、高いソングライティング力を感じます。 “The Silene Sun”などは大変秀逸で憂いな雰囲気が良いですね。
いやいやじっくり聴くとビートルズ後期感もあり、ちょっとビージーズも・・・そんな英国ロックの片鱗が随所に見えます。ジェネシスの演劇性もこのころから顔を覗かせています。当時若干18歳とは思えない質の高さを体験できますね。

さて、大きく変わる時、、 だからこそ大変なコトも多いでしょうが、いっちょ踏ん張っていかないとね。 こんな歴史の転換期に立ち会えてよかったです。これから10年後、、この2009年というのがどんな意味になっているのか・・ 楽しみですね。


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Albatross~Sun king 偉大なるツナガリ

2009-08-29 | 60's
さて昨日の素晴らしいブールス・ロックに引き続き、、英国からは「Fleetwood Mak」です。 強引にWOOD(STOCK)・・・つながり。 “Englsh Rose(邦題:英吉利の薔薇)”アメリカ用編集アルバムとしてアメリカで発売され日本でも69年に初アルバムとして発売されていたようです。 

↑このジャケ・・・一度見たら忘れない貴婦人・・・。ドラマーのミック・フリートウッドの女装写真で素敵すぎます。 初めて観たとき正直変なハードロックのバンドかと思っちゃいました。いやいや何の・・あの名曲“Black Magic Woman”の生みの親なんだもんね。サンタナのオリジナルかと昔は思ってました。3人3用のギター、、ピーター・グリーン ジェレミー・スペンサー ダニー・カーワン が織り成すブルース そして横ユレでじっくり聴かせるリズム隊(ジョン&ミック) 立ち飲み酒場でモツ煮と塩焼鳥で、、浅草で・・そんな気分が最高な感じです。 
ちょうど浅草サンバカーニバルやね!

そんな素晴らしい曲ばかりのアルバムですが、バンド自体は、、中々大変だったようです。 ピーターの麻薬づけ(乱用により精神錯乱)、ジェレミーはカルト教団に拉致、洗脳されたり、、、しかし何とかお互い乗り越えながら40年経った今も「音」聞かせてくれるワケでね。 凄いコトです。 本当に60年代はクスリやカルトといったことが日常茶飯事で起きていたのですかね。。。。(今と変わらないか・・・)

しかしブラック・・歌うピーターはカッコイイね。。ココロトキメクね。もちろんギターの「クゥイィィィィィ~ン」という音も最高ですがね。

そして、ラスト曲が“Albatross”インストですが、この雰囲気。 アルバトロスって「あほう鳥」。。タイトルは「南の島へ、、惨め、惨め、、」(古ッ)感じなんだけど、いやいや何処かで。。聴いたような感じで曲が始まっていく。。あっ「Sun King」 -Johnがこの曲に感銘を受けてそのコード進行に着想してサンキングへ繋げていったとか・・・ 

いいものはいいものとして、貪欲に吸収するJohnもやはり凄いね。この発想がなければ。。アビーロードB面のあの傑作には至らなかったかも、しれないですよね。お互いが刺激し合い、敬意を表して、、高め合うっていいですね。 

さて、いよいよ明日は選挙でんな。 どんな結果になろうと弱者に対して目を向けココロを向けるそんな政治を行って欲しいですね。 自民だ、民主だ、、もいいけど 「何のために」 だよ。。。 お互いが高め合って、国民の側で宜しくお願いします。

美しい薔薇には棘がある。 いいよ本当にココロから美しい国を作るためなら棘だって我慢しなくちゃいけないところは、、我慢するから、、未来へ向けた、目先ではないように。。。。

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East-West

2009-08-28 | 60's
Woodstock関連で綴っいますが、今日は「The butterfield Bules band」です。

63年のシカゴ大学在籍中のポール・バターフィールドらが中心となって結成されました。その後、マイク・ブルームフィールドが加わり・・65年にデビューを果たします。 このアルバムは2枚目、1965年に発売されました。 まさにホワイト・ブルースロックの創始者ともいうべき完成度と楽曲の凄さ。ポール・バターフィールドのヴォーカルとハーモニカ、、そしてマイク・ブルームフィールドとエルヴィン・ビショップというタイプの違うギターが織り成す競演が画期的で衝撃的です。
このアルバムを最後にマイク・ブルームフィールドは脱退してしますのですが、、

また、マネジャーのアルバート・グロスマンはディランやポール&マリーのマネジャーなどを担当していたことがバンドに大きな好機をもたらし、埋もれることなく日の目を見る結果となりました。

タイトル曲の“East-West”は素晴らしい!楽曲・演奏もそうだが音色や構成など13分の輝き続ける光熱がビンビンと伝わってくる。 マイクとエルヴィンのギターとバターフェールドのハーモニカのカラミ・・・循環型で永遠を感じるようなベースラインとドラム。。。 彷徨う宙から48色の色が噴出してくるようで、、これぞ大音量で体感したいといけない「音」ですね。 タイトルはマイクのギターの音色がシタールを意識した音色も活用していることから、、名づけられた?ようです。

良いものは柔軟に取り入れて消化し昇華する。 西でも東でも、、「マネル」は最大の武器ですね。 お隣さんのようにただ表面的にパクルでは能無し!! いかにそこから高い品質へ価値を高めるかが大事ですね。 「知」を付加して、、価値→価知の時へ

いかに良いモノへ進化させるか・・・日本のお家芸が再認識される時がやっていきた~!!! 日本の強みをもっともっとアピールしないと。。西から東へ、、世界中に、、

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“Woodstock Farewell”

2009-08-25 | 60's
6枚組 Woodstock 40 もラスト、、Disc 6 です。 3日間もいよいよ佳境に入って参りました。 いよいよ「Crosby,Stlls & Nash」と「& Young」の登場です。
17日深夜 27:00~27:30(CS&N)27:30~28:00(CTN&Y)

最悪のアンプ状況の中で、最高のコーラス、ハーモニーを聴かせる「CS&N」音も良くなったこのCDで伸び伸びと歌う3人の姿が目に浮びます。 まさに妙技、、そこにYoungも加わってパワー全開。 ウッドストックはこの4人のためにあったような。。そんな錯覚を引き起こします。 それぐらい凄い、、緻密。 6曲の熱い、そして厚い演奏を堪能できます。 

そんな凄いバンドの後に登場が「The Butterfield Blues Band」です。30:00~30:45 ブルース・ロックを生み出したといっても過言ではないバンド。魂の内なる熱い思いをバンド渾然として吐き出しています。“Love March”では♪太陽を見なきゃダメだ!!とばかりに観客を鼓舞し、もう少しで終わる「祭」をココロから楽しむべく・・・行進し続けます。

そしてトリ前の登場が、、「Sha Na Na」です。 31:30~32:00 初期ロックンロールやドゥーワップの魅力を十分に表現しています。 ラス前の大盛り上がり!!そのパワーは強きアメリカの象徴でもあり、、このシンプルさこそロック!!と言わんばかりの演奏で楽しませてくれます。

そんなロックロールの楽しさ後は。。いよいよ大トリです。 「Jimi Hendrix」ですね。33:00~35:15 の大演奏会です。
何度か取り上げていますから、、細かいことは書きませんが、、6枚を通して聴いて、絶妙なバンド配置や登場、、そして最後にジミへンが登場して、「The Ster Spangled Banner」の意味が大きく感じます。 轟音で叫ぶジミへンの様々なココロの模様が見えるようです。 朝も9時で、、観客もぐっと減って、、でもでもお構いなしの、、天上天我唯我独尊・・・ 神の領域です。
ラストで虚無感の中で鳴り響く、、轟音ギターが夢の空間と現実の歪みを繋ぎ戻した時でした・・・ 約4日に渡り、繰り広げた一大イベントの幕が下ろされました。 しかし全部のライブを見た人は何人いるんだろうね。。。

現実に戻ったその会場は、、巨大なゴミの山という現実だけと残して、夢の時間を過ぎ去りましたが、40年経って、異国の地でそれもいい音・いい映像と技術革新してじっくり聴くこおtができようと・・・どれだけの人が想像したでしょうね。 

ホグ・ファーム・コミューンの創設者ウェイヴィー・グレヴィーは「現実を直視すうるべきだ。ウッドストックは金のために催された。金を生み出す仕組みになっていたんだ。そして、全世界に広まり、少しダンスを踊らせたんだ・・・」と

60年代の夢と魔法は終焉し、商業ロックとして、、お金儲けの手としてLIVEの巨大化や儲け見え見えのLIVEも多く開催されるようになってしまいます。そんな分岐点としても、、このウッドストックの意味を歴史に大きな足跡を残し、伝説を創りました。 
40年経ってもちゃんとこうやって。。。色々な形でお金稼いでいるよ!! もちろんお金で味わえない感動、価値を味わっていますので、、、

私もお金を稼ぐ手段ではなく、喜び・感動の先にお金が付いてくる仕事を極めていきたいですね。 値段を下げることのサービスではなく、価値を感じて、この価値でこの金額は安い!!と感じていただける。。そんなことをトコトン追究していきたいですね。。

 

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“You've Made Me So Very Happy”

2009-08-24 | 60's
さて、いよいよ3日目の熱演、、Disc 5 へ突入です。
トップバッターは「Joe Cocker」です。 このウッドストックがジョー・コッカーの名を知らしめる最高の舞台でした。エア・ギターをかき鳴らしてしゃがれ声で叫ぶスタイルに多くの聴衆が釘づけになりました。 ビートルズのカバーも秀逸な仕上がりで、存分に個性を発揮した魂の雄叫びを披露しています。

そして、、、ここで豪雨で中断されます。(その模様も収録されています)

豪雨中断の後、ステージに現れたのが「Country Joe & The Fish」です。18:30~19:00 カントリー・ジョーとは旧ソ連のスターリンのことで、フィッシュとは毛沢東語録に出てくる“革命を志す者は大衆の中を魚のように泳がなければならない”という一節から取ったようです。 
雨に震える観客のココロに熱いを灯を点灯するような、ソウルフルでロックなしてージを展開します。 

観客のボルテージも高まって登場したのが、「Ten Years After」です。今回は未収録です。(悲しい・・・)
続いての「The Bnad」も・・・22:00~23:15 収録されていません。 メンバーはこの時のLIVEにあまり良い印象をもっていないようです。(演奏は素晴らしいモノだったそうですが、聴衆とのココロの距離感を感じているようです)

LIVEもラスト後半、、時計も日にちを跨いで・・24:00~25:00の登場が「Johnny Winter」です。 アルビノの最強ギターリストが他に引けを取らない素晴らしいステージを行います。 実弟のエドガーも参加し驚愕のパフォーマンスで人々を虜にしました。

そして「Blood,Sweat & Tears」の登場です。25:30~26:15 アンプの調子が悪くフォーンセクションは苦労しながら、何とか質の高い演奏に苦慮しますが、後半になると本領発揮で、、素晴らしいジャズ的要素も含めて高い演奏を披露します。デヴィッド・クレイトン・トーマスのヴォーカルも冴えてきて、熱狂のステージを創り上げます。

収録曲“You Made Me So Very Happy”は晴れやかな好演です。

♪君は僕を幸せにしてくれた 本当によかった・・・と歌うデヴィッドの声に震えを感じます。 

どうですか? お客様を幸せにする気持ちで仕事をしていますか?? 今日は仕事で北へ行ってきました。。 天候で電車は遅れるわ、、飛行機も遅れるわ、、 アナウンスは(天候悪いんだからしょうがないよ)と言わんばかりで、、すみません・すみません・・・の繰り返しだけ。。 マニュアルの対応か、、ココロからの対応か、、気持ちの問題です。配慮の気持ち、、必要では? そういえば飛行機で「クラスJ」というのに乗りましたが、一生懸命○○様って名前で呼んでました。ちょっとしたことですが、やっぱり親近感が湧きます。また乗りたいな・・そう感じました。 ちょっとしたことでも、できるコトまだまだ色々あるんではない??かな・・・・・ 知恵を使いましょう!

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“It Just Keeps Goin”

2009-08-23 | 60's
天気の良い日曜日でした。8月後半で真夏にバックしたみたいで、、夜麻布十番のお祭りに行きました。 凄い!人人人人人で、昨日はもっと酷い人だったようですが、、若い方が多かったように見えましたが、マナーがちょっとという方もいましたね。お店先で食べるのはいいですが、人の家の前にゴミを置いていくのは、ちょっと、、ね。 お祭えい実行委員の人が拾って歩いていましたが、一人ひとりのココロがけですね。 自分一人がいいや!が何千、何万じゃ。。大変な状況になりますからね。

そんな訳で Woodstock 40 もDisc 4 に突入! いよいよ時代を揺るがすようなメンバーが続々と登場します。

「Janis Joplin」が登場したのが、CCRに続いて、26:00~27:00 待ちくたびれのジャニスは、裸足でココロのからの叫びを聴かせ聴衆を一つにします。 このCDからは2曲聴くことができますが、新バンドのフォーンセクションを従えて熱いパフォーマンスを繰り広げます。 爽快なる人生、男も愛し女も愛し、お酒を愛し、ドラックも?愛し・・・そんな生き様が「歌」として吐き出され、表現されているようで・・ 喜怒哀楽の表情がビシビシ伝わります。

さて、次はフェイドインで・・・「Sly & The Family Stone」の登場です。27:30~28:30 最高のダンスチューンで、野外大ダンスフロアの誕生です。最強の躍動感で観客を巻き込む最高のLIVEを聞かせてくれますね。ドラムとベースのノリのよさ、小気味良いフォーンセクション。。。 疾走し続けるリズムに大グルーブ大会と化しています。

そんなダンサンブルなステージを引き継いで、、いよいよ「怒」を越した「The Who」の登場です。29:00~30:00、一番暗くなる時間からいよいよ朝が明ける時間です。 本当に強く音圧の「怒り」のステージを魅せてくれます。 待たされに待たされ、、挙句にアンプは最悪、自分の音さえろくに聴こえない中で、、積み上げられた「怒」は絶頂へと、、そんなパワーがLIVEとして最高の攻撃性を帯びてズギズギ突き刺ささるピートのギター、、どんな状況でも冷静に弾き続けるジョンとハチャメチャなのに、、安定しているキースのドラムと、、大声でぶつけるロジャーのヴォーカル。 どんな悪条件であろうと自分を出しやる続けるパワーはThe Who 以外できないでしょうね。 また、ピートがステージに勝ってに上がってきたアビー・ホフマンに対して、怒りをぶつけ、ステージから追い出すところは貴重な音源です。

そんなThe Who が終わったのが、、午前6時です。 そんな状況で2日目というかもう3日目の朝ですが、トリのバンドが登場します。 「Jefferson Airplane」の登場です。32:00~33:30(午前8時~午前9時半) もう観客も眠気とクスリと空腹と。。トイレと。。大変な状況での登場。しかしトリに羞じない素晴らしい演奏を聴かせてくれます。最悪のコンディションでの最高の演奏、、パフォーマンスにこれぞ「プロ魂」を見ます。魅せます。。。

2日目を何とか・・終わり、感謝の言葉を述べるジョン・モリス 上手く行ってるよ。何もかも。。。 水とゴミだけ協力してください。改めて御礼を言うよ。このまま続けよう、素敵だ!!!と 

これだけ最高のバンド、ミュージシャンが出て来てここまで熱い演奏を聴かせてくれるわけで・・ そんな演奏者の思いが40万人一人ひとりに響いたからではないでしょうか。 責任を分担し、守る。 自分が恥ずかしいと思うことはしない。基本中の基本を守るコト。 これができていたからお互い不便の中でも協力し3日間を乗り切ったのではないかと感じます。

日本人が得意としてきたことが、、なにかできなくなってきているように感じます。今日のお祭りでもしょうですが、自分がよければ。。。相手は考えない。。そんなココロの貧しさを感じることもあります。 「最低限、恥ずかしいことはしない」そんな気持ちが大事。。 


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“We're In Pretty Good Shape”

2009-08-22 | 60's
さて、Woodstock 40 Disc 3 です。 2日目の「Canned Hert」からのスタートです。19:30~20:45
猪突猛進の熱いブルースを熱演します。“Woodstock Boogie”では28分におよぶ演奏をテンションを切らすことなく本能の赴くままに音をぶつけています。このCDで完全版で聴くことができます。

さてそんなハイテンションから引き継いだのが、「Mountain」です。21:00~22:00
レズリー・ウエストを中心に、バンドとしてのデビューは70年になりますが(ソロ名義では69年初アルバム)
クリームのプロデューサーだった、フェリックス・パッパラルディのヴォーカルがクリームの再来を感じさせるような、高いクオリティーの演奏をバンドで聴かせてくれます。ジャック・ブルースが作った“Theme For An Imaginary Western”は本当に良い曲ですし、その曲を沁みる演奏で聴かせてくれます。 ベースもブリブリでいいですね。 1曲1曲の構成が緻密で計算されますね。積み上げられて作られている感じを受けます。

いよいよ夜も深みへと入ろうと気分も最高潮になってこようとするこの時間に登場が、、「Grateful Dead」です。22:30~24:00 アンプの問題で前半きちんとした演奏ができなかったようですが、その辺りの状況が改善されると、、ブッ飛びの演奏で暗黒に輝く一筋の光のようにナチュラルハイ状況で高いパフォーマンスを聴かせてくれます。 “Dark Star”で最高のインプロヴゼーションで極上の仕上がりを聞かせてくれます。(しかしCDでは途中でフェイドアウトしてしまいますが・・・)

そして Disc 3 のラストは、真夜中に灯った熱き魂を更に燃やすストレートな男の咆哮を聞かせてくれる。。。「Creedence Clearwater Revival」です。24:30~25:30の時間を横ノリのHAPPY TIMEにしてくれました。 この年CCRは3枚の名盤を排出していますが、そんなノリノリのバンドの力強さを感じさせる音です。
ジョン・フォガティが真夜中の空にコダマせんと最高のパフォマンスを見せてくれます。敬愛してやまない南部への思いがヒシヒシと伝わります。

このDiscの中でも、クスリに頼るな、音を純粋に楽しめ!! クスリの怖さをもMCの中で訴えています。 入場者は増える、雨、食糧、トイレの問題。大丈夫上手くやれる・・・自分達に何度もいい聴かせる。観客も自分のココロに刷り込まれる。そんな繰り返しで正気を保つことができたのか、、、 多分の裏の凄まじさと驚愕、怒号・・めちゃくちゃだったろうね。。 しかしよくよく成功させましたよね。じっくりCD聴きながらシミジミ関心します。 また、3日間に渡り録音だった大変だったろうね。。40年後にこうやって全貌を聴くことができるもの、キチンとした仕事のおかげですよね。 感謝ですね。 多くのスタッフの成功させるという熱意のおかげで、、、

私も感じます。「いい仕事」をしてるか? -自分自身に問います。本当に喜ばれる仕事になっているか、、歴史に残るような仕事をしているか、、 大丈夫上手くやれるよ・・・自分にいい聞かせてね。 まずは待つではなく自分から行動ですね。 

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“I guess the reason we're here is music”

2009-08-21 | 60's
昨日に続き Woodstock 40 のDisc 2 です。昨日は1日目の頭途中でしたね。Disc 2 のスタートは、1日目のトリの「Joan Baez」からですね。登場したのが25:00~25:45 です。(真夜中の1時、雨の降る中の登場で1日目の締めの素晴らしい歌声を聴かせてくれました。ジェフリー・シャートレフとの共演も目の覚める演奏ですね。

2日目のトップバッターは「Quill」です。8月16日(土)12:15~12:45(ちょうどお昼からのスタートです) 殆ど日本でも知られていないボストンのバンドで、ネバーがそれぞれ複数の楽器を担当できる。少し風変わりなバンドです。 そんな、ちょっとザッパぽさも感じさせる、、独特な空気感で最高のオープニング・アクトを努めます。

13:00~13:30 は「Country Joe Mcdonald」の登場です。 左翼的でFBIからも目をつけられていたという話。 歌詞の内容も政治的思考が強いですね。反戦歌を歌って聴衆の心を鼓舞し引き付けています。

で、、、、「Santana」の登場です。14:00~14:45 の土曜の最高の時間に、まだデビューアルバムも出ていない状況の中で、ビル・グラハムの力によって。。 メスカリンを服用したカルロス・サンタナの恍惚状態の演奏??が聴けますね。情熱的で直情的なギターに多くの人が酔いしれ、ハイ状態へ。。 凄まじいデビューですね。

サンタナに続いて「John B.Sebastian」の登場です。15:30~16:00
ラヴィン・スプーンフルから離れ、ソロとして活躍しその暖かなヴォイスが人々の心に多くの灯を灯している。このLIVEでも暖かな空気が多くの聴衆のココロに響いたのではないでしょうか。“I Had A Dream”は最高です。夢の空間ウッドストックの象徴的な歌ですね。 もちろん“Rainbows All Over Your Blues”も良いね。。。 ラリっていてこれだけの演奏しちゃうんだから、、凄いね。それもちょっと演奏してみる・・ってやっちゃうだから。

そしてこのDiscのラストは「The Incredible string Band」です。18:00~18:30の登場です。 このバンドの前に「Keef Hartley Band」が登場しています(16:45~17:30)今回のアルバムには収録されていません。
インクレディフル・ストリング・バンドは1日目の登場するはずだったのですが、ちょうど豪雨で、「出るのいやだ・・」と、やっと2日目のこの時間の登場です。
このバンドも多彩に楽器を操り、幻想的で独特な音を響かせて、聴かせています。

1日目は雨にもたたられ、疲労困憊の中でも2日目は太陽も回復して、最高に楽しめる1日となっていたのではないでしょうか? 子供が生まれそうになるし、喘息の薬は必要になるし、、40万人の対応は想像を絶する大変さと思いますし、トイレに食事にごみに、、凄まじい状況だったでしょうね。 そこにクスリでしょ、、はちゃめちゃだけど。。純粋に「音」を楽しんだしょうね。まさに「音楽」がそこにあったんだしょうね。

本当にココロから楽しんでることありますか? 何かに没頭できるコト、、楽しんで、寝食忘れて、、打ち込めるコト。。。 どうですか。 広く色々な見識と何か深く追求する深堀とのバランスの「T型」人間へと、、自分も進化していかないといけないな~と感じています。

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“All You Funny People”

2009-08-20 | 60's
出ました極めつけ・・・Woodstock 40 ウッドストック~40周年記念ボックスセットです。いよいよウッドストック関係のシンガリ登場。 いやいやどんだけでるんだって感じで目白押しのウッドストックシリーズもいよいよ総決算のCD6枚組の計77曲、33アーティストの登場です。 スゲぃ~ボリュームと情報量に感激です。分厚い写真集のようなライナー付きで余すところなく体験できます。また今日から夜が長くなります。。。。 そんな今日はDisc 1です。

第1日目を中心にフォークロックの魂を聴かせてくれる作品が止め処なく押し出されてきます。 
Sweetwater からスタートの予定が、、会場までの大大渋滞で全く車が動かずに、、平和と音楽の日々なのに、米陸軍のヘリコプターを要請しミュージシャンの往復輸送をお願いした。。 なんとも因果な関係。
そんな中、1番バッターに白羽の矢が立ったのが Richie Havens だったわけで、すでに10万人以上の観客を前に1969年8月15日(金)17:00に幕が落ちたのです。 トップバッターにふさわしい熱い演奏を披露し、会場はどんどん熱狂の渦へと・・・ このCDでも熱狂の3曲を聴くことができます。

続いての登場が Sweetwater です。18:15~19:00 紅一点ヴォーカル ナンシーの声がいいですね。 9人編成の音圧のあるステージを聴かせてくれます。

3番目は Bert Sommer です。19:15~20:00を不可思議な時間へと導いてくれます。女性と聴こえるようなヴォイズは大変魅力です。 内なる心の叫びが響いてきます。今回初出・・・貴重です。
そしてアナウンスでプロポーズまで飛び出す始末! 最高ね。 自分がその中にいるような錯覚を覚えます。 (あぶりもいりません。最高のトリップです)

Tim Hardin が登場したのが、21:00~21:30 “Hang On To A Dream”は69年時代の鏡のような作品。 真っ暗な部屋で大音量(迷惑にならないよう)で聴いてください。 彷徨える孤高の歌声は脳内を充血させます。また次曲“Simple Song Of Freedom”も秀逸。 シンプルに歌おう!平和の歌を・・・ 感涙です。

Ravi Shankar の登場が22:00~22:45 シータールの幻想的な音楽を雨の中熱演します。

そして暴風雨の中、出場を買って出たのが Melanie です。23:00~23:20 彼女曰く、幽体離脱体験だったというくらい、意識を超えた何かを感じ、表現していたようです。 そんな饗演3曲を聴くことができます。 土砂降りのステージは神秘的で聴衆の心に入り込んだのではないでしょうか・・・ 凄まじい声とアコギを響かせます。

Disc 1 の最後を飾る演奏は、Arlo Guthrie です。23:45~24:30出演
アローはディランにギターを教わったようで、そんなサラブレットのアローも魂の熱演を繰り広げます。“Coming Into Los Angeles”(放送禁止扱いになっていた) を熱演し、観客から多くの声援を受けます。 「ずぶ濡れもいいだろう!」雨の中の観客を暖めることも忘れないことも魅力ですね。

そして、主催者 John Morris 「このフェスティバルは すべてあなた方みんなのためなのです・・・」と責任ある行動を起こすように促す。もちろん40万人とも50万人とも言われたフェスティバルは、一人一人の行動、意識のおかげで大きな惨事もなく40年たっても賛辞される夢の舞台をして語り継がれています。

いやいやこうやって聴くと1日目登場のアーティストも素晴らしい方ばかりですね。層が厚いね(熱いね) あまり今まで知られていなかった作品、アーティストを知ることでまた60年という時代が生み出した「音」の凄さを感じとりました。

さて、いよいよ日本の選挙戦も中盤ですね。私達一人ひとりも“Funny People”になるのか・・それとも、、、 大きな分岐点ですね。 一人ひとりの責任ある行動が必要な時ではないでしょうか。 是非、若い方もドンドン選挙に足を運んで欲しいですね。また色々な候補者や各政党の話に耳を傾けることも必要です。

大きく変わるから「大変」 まさに良い方向に大きく変わろうじゃありませんか。




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あなたの立ち位置は?

2009-08-18 | 60's
さて、明日19日はウッドストック40周年記念ボックスセットの発売日。おい!一体いくら使わせたら気がすむんじゃ!ぃ。。。と言わんばかりの目白押し状態で、お財布がいくつあっても足りない状態です。 そんな今日はまたまたジミへンです。先日CDはお伝えしましたが、その映像DVDでございます。

67年のモンタレーに比べるとジミ~なんだよね。 このウッドストックでのジミへンに影を感じる。。もちろん翌年死んでしまうことは知っているから、、そんな風に見えるンだけど、、でも何か寂しそうに感じる。もちろん演奏は凄いよ。内なる魂、、ギターを壊さないし、火もつけないし、、そんなパフォーマンスは全く必要ないけど、それ以上の内面からのフツフツした力を感じます。 色々を回りを取り巻く状況が激変し、黒い影も付きまとい、、本人は納得のいかないことも多々あっただろうけど、お構いになしに、演じ続ける姿に「真」のアーティストを感じます。

6人編成で分厚い音を織り成し、バンド自体結成間もない中であれだけのテンションなんですから・・恐れ入りますが、、アメリカという国の状況を考えて、ベトナムでの疲弊した国民の叫び、強いアメリカに???が点灯し、断末魔の叫びを上げたくなる気持ちをジミへンが応えてくれているようで。。。でもココロはどこかクールでそんな現状を冷静に見つめながら・・自然と人工の融合はない、人間は自然の破壊者でしかない寂寥感が漂っているように感じます。

単なるいい音楽としてではなく、時代の大きなターニングポイントとしてのジミへンの立ち位置が見えるようです。

そんな1969年から40年。 日本では衆議院選挙が告示されました。立候補者が1374人だそうで・・・・

各党それぞれの舌戦が繰り広げられますが、、自分の立ち位置をしっかり見てどの候補者、政党に入れるかじっくり吟味していかないといけないですね。
国民それぞれが10年後を見据えて、どうしたらいいのか、どこに任せたいいか、頭を使って考えて行動することが大事ですね。

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