だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

お正月って、いいものだ

2013年01月02日 | 日記
年が明けて二日目。

以前からの読者の方はご記憶にあるかと思いますが、昨年より、ちょいと“和服もどき”を着るようになりました。
着物好きのヘルパーさんがいて、ワタクシメでも簡単に着られるように工夫してリフォームしてくれています。
今日はお昼頃に弟一家が来るというので、ちょいと“和服もどき”を着せてもらい出迎えました。
昨年の正月はワタクシメの着物姿を見て、弟夫婦は、
「へー、着せてもらったの。いいじゃない!」と言ってくれましたが、今年は何の感想もありませんでした(ガクッ)
でも、
「だーばぁは正月には和服を着る」というのが定番となり、一枚ずつ着られる着物が増えていったら楽しいな~と思いました。

“和服もどき”は簡単に着られるので、本日は普通の更衣介助として着せてもらいましたが、明日「着物好き」のヘルパーさんの日なので、バチッと着付けてもらう予定です。


さて・・・
“和服もどき”で正月気分に浸り半日過ごしました。
ヘルパーさんが上がる前に普段着に着替えさせてもらい、母屋(両親+きょうだいたち)の新年会に参戦p(^^)q
予想通りのヒッチャカメッチャカな一日となりました(笑)

姪っ子と甥っ子は今日は「Wiiの気分」(wii) だったみたいで、カラオケに始まり、ずーっとwiiで遊んでいました。

だーばぁも歌う気満々でいたのに、ついにマイクが回ってこず、それがズゴーク悔しかったのですが(T_T) 「家族で過ごせる幸せ」を噛みしめた一時でした。

母上は昼食の後は横になってしまい、リビングルームでの歌合戦に参加できず淋しかったかも知れませんが、孫たちの歌声や騒いでいる様子を楽しんでいたようです。


妹・メーコは夏休みは毎年帰国してきますが、年末の帰国は日程的に大変厳しいのです。
今年(昨年末)は母上の病状を案じて帰国して、家の大掃除、そして忘年会と新年会の切り盛りをよくやってくれました。
自分の友人との忘年会は正真正銘の深夜に及び、両親に叱られていましたが(苦笑)、
二日酔いにもめげずお節料理を用意し、
元旦は夫の実家にも行き・・・妹ながら感心しました!


昨年の春頃から母上の病状が急激に悪くなり、ワタクシメも諸々つらい毎日でした。
笑っちゃうことも多々ありますが、出口の見えないトンネルを一人で歩いている気分です。

それでも、弟一家も来て「一族大集合」した今日、疲れて一瞬、母上の傍らに寝転がり天上を見上げたら、ワタクシメも素直に、
「お正月って、いいもんだ」という気持ちが湧いてきました。

ーー動けなくなった母上を囲みドンチャン騒ぎしている家族。これが母上が築いてきた家庭なんだなーと感じられ、心が安らぎました。


明日の深夜(というか明後日の早朝)、妹母子は地球の裏側に戻ります。
妹とは喧嘩ばかりしていますが、今回は「お正月って、いいもんだ」というプレゼントをもらいました。




コメント
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