だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

魔の10月よ さようなら~

2012年10月31日 | 日記
昔から私にとって10月は「魔」でした。
なぜかというと、私と母以外、ほとんどの家族が10月生まれなのです。

大バーご存命中は家族だけでも6~7人のお祝いをしていました(汗)

「お祝い事」は楽しいので、
いいんですが・・・、
ここまで10月に集中すると他の月に生まれた者は割りが合いません(泣)

              (=^・・^=)

子どもの頃はほぼ毎週「お誕生会」していました。

「パーティ」自体は楽しいのですが、プレゼントを贈る年頃になると、10月の出費の多いことナンのって(涙)

妹と弟が中学生位から、
「パーティは一回にしよう」と決めましたが、それでも母は、それぞれの誕生日に主賓の好物を作っていたし、友達がお祝いに来たりするので、結局何度もパーティをしていました(笑)

基本的に(?)10月になると、妹・父・弟・大バーの順で誕生日を迎えました。
高校時代から一人暮らしをすることになった弟の友人・U君も10月生まれだったので、
「一人じゃー寂しかろう」とU君を招き、「合同誕生会」を派手にやったこともありました。

そんなこんなの後・・・
妹・メーコが同じ日に生まれた人と再婚か再々婚か(?)をし、
「子どもも同じ日に生むんだ」と、メーコらしいアホな計画出産をしました。

「そんな上手くいくわけないじゃん」とせせら笑っていましたら、弟のオヨメちゃんがご懐妊!
予定日は10月の初め。
ーー冗談かぃ?

「先を越されたー」と悔しがるメーコに気を遣っていたら、メーコ様もごかいに~ん。
「同じ日」とはいきませんが、10月中に生まれるというのです。
ーーいやがらせか!

私は密かに、
「弟の子どもは9月末、妹の子は11月に入ってから生まれますように」と、お月様に祈りを捧げておりましたが(笑)、
見事に、仲よく、お二人と予定通り10月中に、お生まれあそばしましたぁ☆彡

妹も弟も自分の子どもができたら、私にプレゼントをくれなくなりました(怒)
だから私も妹と弟のお祝いは、止めました(爆)

弟の次女・ニコチャンが春に生まれ、それだけで私は、
「ニコはいい子だ」と感激しましたwww


近年、姪っ子のふく様は9月の半ばになると、ほしい物をリクエストします。
今年はゲーム。3DSナンタラでしたが、私にくれたメモに、
「スリー ディー エス」とルビがふってあったので、笑ってしまいました。

甥っ子の芋助は最近「コレ」といってほしい物がないようです。
それと芋助もだんだん「日本にある物」を考えて、おねだりしている感じがします。
とりあえず「なぞなぞ・クイズの本」を送る約束をしましたが、アメリカに暮す芋助に日本のなぞなぞ・クイズが理解できるのかという所で、だーばぁは悩んでいます。

出費がかさんだ10月でしたが、みんな元気に一つ年を重ねることができたことを感謝します!

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あぃやー、ヒカリエ

2012年10月29日 | 日記
ブログでは、ご報告が遅れましたが、10/20がオヤジ様のお誕生日だったんで、
「渋谷のヒカリエで何か買うべぇか」と、オノボリサンしてきました(笑)

私の家は徒歩も含め、健康な人なら渋谷まで15分弱!
渋谷は混んでいますけど・・・
話題の「ヒカリエ」まで、トコトコ、テレテレ、電動車いすで行っても、30分ですわ。
そんな便利な所に住んでいるのに、10月半ばにして、やっと行きました。

ま~、ジモティー(地元民)なんて、そんなもんです。

「ヒカリエ」なるものは、レディースファッションの店が連なるショッピングモールでありまして、
80才の爺様の贈り物を買おうとするのが、土台無理な話でありました。
しかしながら、オヤジ様は気は若く、ルックス的にも「爺様」には見えません。
そして・・・
現在「ヒカリエ」が有ります所に「東急文化会館」がありまして、
数十年前、我が両親はそこで結婚式を挙げたのです。
なので、記念すべき「傘寿の祝」はヒカリエだろう~と気張り、スポーツウェアの店でベストを購入!

翌日、母の病室で
♪ ハッピー バスディー おやじさまぁ~と包みを開け、試着してもらったら・・・
前が閉まらないのです(涙)
その店はアメリカンサイズの商品をあつかっているのですが、私が選んだものはウエストが締まったデザインであったため、「昭和体形」の父には合わなかったのでした(笑)

そこで、また翌日、今度は父も一緒に「ヒカリエ」に行き、買った物をいったん返品して再度品定め。

もこもこした物だと、
「これは山小屋のオヤジだ.熊狩りみたいだ」とか、
カラフルで可愛らしい物だと、
「ピエロみたいだな。オドリ踊るのか」とか・・・
まーよくぞ次から次にケチつけられるもんだと、感心いたしました。

ヒカリエのお兄さんは、はなっから、
「おじいさんだから仕方ない」と思って、接客してくれましたが、
私はぷっつん!
私に付き添ってくれたヘルパーは笑いどおしデシタ(爆)

でも父と久々に「お出掛け」できて楽しかったです(*^_^*)

なんだかんだ言いながらも、父はヒカリエで買ったベストが気に入ったようで、その何日か後、おしゃれして一人ドライブに出掛けました!

10/30、母が退院してきます。
早く帰ってきてほしい気持ちと、今後の在宅介護に不安がたくさんあります。
80才の父には重い課題が山積みですが、時には都会でショッピングしたり、気分転換にドライブしたり・・・自分の時間を楽しんでほしいと思っています。
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ラジオ深夜便

2012年10月20日 | 日記
「ラジオ深夜便」は母の好きな番組ですが、私はT-FMしか聴かない人間なので〈?〉
この番組〈NHK〉は聴いたことがありませんでした。

ラジオでもテレビでも深夜の番組にハマると「アリ地獄」に落ちていくので(笑)
極力25時前には寝ることにしています(-_-)zzz

夕べ、
「そろそろ寝るべか」と、PCを閉じる前にFacebookを見たのが運のつき!

「ラジオ深夜便」で童話作家の工藤直子さんが、詩人であり絵本作家の佐野洋子さん〈故人〉について語っている・・・というインフォメーションを目にしてしまいまた。

まったくまったく、PCというのは便利な魔物であります。

なんとはなしに張られているURLをクリックしたら、母が毎晩楽しんでいる世界にジャンプ。

秋の夜長に相応しい、よいお話でしたが、なんたってNHKです。
CMがない(笑)
眠いんですけどー、寝るタイミングを逃しました。

ありゃりゃ・・・気がつけば深夜の2時を回っていました。
なので、今日は眠いぃぃぃ.。o○


でも今日は踏ん張って、母の見舞いに行きました。
今週は何かと用事があり、天気も悪かったので、なかなか病院に行かれなかったのです。

私はずっと母の髪が気になっていました。
清拭はしてくれていますが、髪の毛がべとべとボサボサ。
入院して以来、洗髪はしてくれていないようでした。
何日か前に父に「ドライシャンプー」を託しましたが、それを使った形跡はなし〈涙〉

私の手が自由に動くものなら、見舞いの度に「髪をきれいにしてあげたい!」と切ない思いでいました。

私が父に「母さんに、これしてあげて・・・」と言うと、
「わかってる。うるさいなー」と煙たがられ、頭っきてました。
だから今日は父に引っ付いて行き、父にもナースにも「あーだ、こーだ」ダメ出しをして、気になっていたことをやってもらいましたo(^^)o

今夜はぐっすり眠れそうです。


母に「ラジオ深夜便」の話をすると、耳を指差しました。
「聴いてるよ」のフィンガーサインです。
母はこの頃まったく声が出ないのです。

またしばらく見舞いに行けないかも知れませんが、ラジオを聴くことで母との時間を共有したいと思いました。

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そろそろ一ヶ月

2012年10月18日 | 日記


この絵は、いわさきちひろさんの作品の中でも、私の好きなモノです。
お母さんの顔は書かれていませんが、目を細め、幸せに浸る母親像が掛かれています。
坊やか手に持つカーネーションの赤が素晴らしい!

先日「いわさきちひろ美術館」に行き、
この人は絵を描くために生まれてきたんだと、つくづく思いました。

私の世代は「絵本といえばちひろさん」みたいなところがあり(私の周りだけかな?)、ちひろさんの絵を見ていると、母の匂いやぬくもり、感触を思い出し、声が聴こえてくるようです。

お母上のご容態

母が入院して、そろそろ一ヶ月になります。
入院してしばらくは、うそみたいに元気で若いナースを相手に「母上ぶり」を発揮したり(笑)
相も変わらずオヤジ様に対しては上から目線の態度でしたが(汗)
入院生活に飽きたというか疲れたというか・・・
さすがの母上も「里心」が出てきた様子です。

胃ろうでの栄養摂取量は1200カロリー!
排便のことはよくわかりませんが、もう退院しても大丈夫そうです、が~、またしてもDrオヤジの判断で、
「来週は退院だ」と母上を喜ばせてしまったら、本当のDrから、
「今月いっぱいは帰れません」と言われ、母上は落ち込んでいるみたいです(涙)


オヤジ様皆勤賞


父は母の病院に毎日通っています。
最初のうちは300%心配。
離れていることが、ただただ心配。
「お母さんの介護はお父さんしかできないんだー」と言って、ショートステーも利用せず、日々の生活にしても「大変な部分」はヘルパーさんに手伝ってもらわなかった頑ななオヤジ様ですが、今回の入院で、
「自分が離れていてもお母さんは死なない」とわかったようです。

それで私が田舎に行く頃、ちょろっと、
「お母さんが入院している間に、お父さんも温泉にでも行こうかな」と口にするようになりました。
今までは首に縄つけて引きずって拷問しても(笑)、母のそばから離れなかった父の大きな変化でした!
しかし、せっかく毎日母の病院に通ったのに、退院を目前にして「皆勤」できなくなるのは「残念」というもの。
母もホームシック気味なので、父の温泉行きは実現しそうもありません。
私は「半日デートしない」とか、
「夜、飲みに行こう」とか誘っているのですが・・・オヤジ様、イヤそうです(涙)

今まで母の体調が下降線になると父がふさぎ込み、その「不安感」が母に伝わり、ますます具合が悪くなるという悪循環がありました(本人は気づいていないけど、そうなんです)

母の退院が予想より1週間延びたので、その間にオヤジ様にはリフレッシュしていただき、ベストコンディションで母上を迎えてほしいと思っています。


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あぁ・・・旅行した(^^)v

2012年10月14日 | 日記
人間らしく生きること


障害者がヘルパーを頼んで「旅行」するのはむずかしいです。
先週久しぶりに「旅行≠墓参り」をしてきました。

〔東京〕=〔松本〕・・・オマケ〔安曇野〕
念願(ン十年ぶり)のローカル線の旅でした。

昨年は諸般の事情で「旅行」どころか「日々の暮らし」にも制約を課せられていましたので(怒)今回の一泊旅行はまさに「命の洗濯」でした。

  《旅行⇒非日常の空間⇒心の開放》ですね!

付き添ってくれたヘルパーさんをはじめ、もろもろ協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

遊んだ後は疲れます。
昨日は姪っ子たちが来ていましたが、顔を見る気力もなく、自室でうだうだしていました。
今日も「うだうだモード」でしたが、しばらく母の見舞いにも行っていないし、今週前半は予定があって行かれそうもないので、老体に鞭打って(笑)、母の病院には行ってきました。

            (=^・・^=)

ハンデを持った者は「旅行」に限らず日々の暮らしにおいても「あの手この手」で制度を潜り抜けなければ、「人間らしい暮らし」はできないと思います。
(それで適度にズルして生きてきました・恥)

「ズルする」にせよ(笑)、現行の制度に従い生活するには、かなり私費を使ってきました。

母が「胃ろう」をつけ、もうそろそろ退院してきますが、今後の介護はほとんど家族にのしかかってきます。
母の場合、三度三度の食事、そして排便の処理(人間として当たり前のこと)は「介護保険」の対象とならず、たぶん父がすべて担うことになるでしょう。
“オヤジ様”にもいろいろ考えがあって選んだことですが・・・四角四面に「ケアプラン」に従っていたら・・・オヤジ様はぶっ倒れてしまいますよ。
父が母の介護から解放されるためには「私費」を使い果たすか、老夫婦無理心中になるかもデス(合掌)

そうならないように知恵をしぼらねばなりません!


私が「松本で墓参りをし、その後ちょっと寄り道してこよう」と計画した頃は、母の体調が急変し胃ろうの手術をするなど思いもしませんでした。
たまたま時期が重なってしまいましたが、もしすでに母が入院していたら、さすがの私も「旅行計画」は立てなかったでしょう。
この先我が家はますます「旅行」がむずかしくなりますから、今回はナイスタイミングで出掛けられ至福(?)の気分転換となりました(*^_^*)

「旅行」は元気な日常を過ごすために必要です。

信濃路にまつわること

今回は一泊でしたが、ほんとーに珍しく外泊できたので、しみじみと「私と信濃」を振り返えることができました。
大バーの故郷が松本ということもあり(関係ないことも多々あれど・笑)、大変想い出多き所縁のある地であります。
信濃路にまつわることも、ちゃんと書き残したいたいと思っています。


「思う」だけでなく実行に移さなきゃね(^^)v
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