だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

メッセージ集・ペット編

2020年01月29日 | クリエーター・モード
ペットについても考えて!

「いのちのカプセルにのって」を書き始めた最初の最初は、「子犬@マモル」は完全に脇役でした。
でもイマイチ気持ちが入らず、思い切って「マモル目線」に変えて描いたら、筆がのってきて、おのずと内容も「ペットの問題」にシフトしていきました。

「描いているうちに作品が動き出す」ことがあります。
作者が作品を創るのではなく、作品の方からのパワーで形を成していく感覚です。
「いのちのカプセルにのって」は、児童館での活動はもちろんのこと、ワタクシメでは思いつかなかった様々なアクションによって、成長していった作品です。

完成してからは犬猫の保護活動に力を入れておられる山路徹さんも読んで下さり、拙著の宣伝活動にご協力いただきました。

そこで今回は「ペット=相棒」のことをココに書くことにしました。

日本は「ペット大国」となっていて、 多くのペットが可愛がられて飼われている・・・と信じたいですが、
保健所にて殺処分される犬・猫が全国で年間20万頭。1日に換算すると、なんと、700頭を越えるそうです。
よんどころない事情で泣く泣く手放す方もいるでしょうが、多くの場合、人間の身勝手で「殺処分」となっています。
ワタクシメの家は「犬派」で家族も親族も犬しか飼ったことがないのですが、犬も猫も赤ちゃんの時はほんとーに可愛い😊 生きたぬいぐるみです。
その上「心が通う」のですから、寝ても覚めても「カワイイー(⋈◍>◡<◍)。✧♡」につきます。
しかし「カワイイー時期」は、ほんの一瞬です(笑)
我が家で飼った犬たちは、とんでもないヤツばかりで、警察のお世話になった子もいます(/ω\)
いたずらがエスカレートし、家族皆てんやわんやの日々も経験しました。
これは昔オヤジ様が「犬たちとの愛と葛藤」というエッセイを書いていたので、そのうちワタクシメがそれをパクッて出版します。 ウソウソ(*'ω'*)

とにかく・・・「こんな犬に育てた覚えはない!」とか「そんなに脱走ばかりするなら、もう帰ってくるなー」
「ドックフードを選り好みするなら、飢え死にしてしまえ!」と、まじケンカ(怒)
それでも「保健所に連れてくぞ」なんて考えもしなかったし、冗談でも言いませんでした。
最近ワタクシメの姪っ子がワンコと倦怠期に入ったみたいで(苦笑)、「ワンコをジーちゃんにあげる」と言って叱られていました (-_-)/~~~ピシー!ピシー!
そんなおバカな姪でも「保健所に連れて行く」とは言いません。
だから、簡単にペットを捨てる人の気が知れないですよ。

「子犬のうちに売るから、成犬になってイメージが変わってイヤになる飼い主が多い」という意見もあります。
でも我が家はその逆で、犬に振り回されている頃、「赤ちゃんの時から飼っているから、耐えられるんだねー」と家族で話したものです。
老犬になると世話はつらいし、見送るのは悲しいけれど、それもフルコース付き合って、「きずな」を体感でき、一緒に過ごした時間が「宝物」になるのではないでしょうか。
「飼っている間」は本当に本当に楽しいです。ケンカできる・・・まさに相棒⤴⤴⤴
それとワンセットでやって来る、悲しみや苦しみを共有できた時(見送った時)、心から「ありがとう」と感謝でき、感謝したことが「幸せ」につながったと、ワタクシメは感じています。

「ペットの問題」に切り込むには不十分な作品ですが、地元のイベント@新年お楽しみ会では、「いのちのカプセルにのって」の中で捨て犬のことを書いた部分を読み聞かせしてくださる予定です。
少しでも子どもたちの心に届くモノがあれば幸いです。


ペットロスさんからのメッセージ

さて、「いのちのカプセルにのって」を否応なしに買わされた(笑)“まっつさん”とFBでお友達になりました。
まっつさんは目下「ペットロス」だとのこと。その心境を送って下さったので、ご紹介します。

岡田さん、こんにちは。
「いのちのカプセルにのって」を何度も読ませていただきました。
半年程前に13年間相棒でいてくれた愛犬・そらが旅立ち、気持ちの整理がつかないままでいたところ、岡田さんの本に出会いました。
人と犬ではなく、同じ生き物として支え合いながら生きているということを、「あかりとマモル」を通して教えていただいたような思いです。
視点がずれているかも知れませんが、そう感じました。
ありがとうございました。

 ↓写真は・・・13才の頃の「そら」です。
       子犬の時、目が空色だったので「そら」と名付けました。


まっつさんは、そらちゃんのことを「相棒」と書かれています。
実は「いのちのカプセルにのって」のタイトルを決める時、「相棒」というフレーズを使いたかったのですよ、ワタクシメ。
ドラマの「相棒」があまりにも有名だから、提案しなかったんですけど・・・
「タイトル」にしなかったのに、「相棒」を感じ取っていただけた気がして、嬉しかったです (*^^)v





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メッセージ集・ネッ友編

2020年01月17日 | クリエーター・モード
今どき「ネッ友」は死語かな~?

10数年前、個人のHPが流行っていました。
今のように手軽にSNSで発信できなかったので、チョットつぶやくのにも手間ひま掛けて「HPを更新」していました。
大変だったけれど・・・楽しかった、いい経験です😊

ワタクシメはここのところ「ブログ」ばかりですが、HP【なお小箱】は捨てがたく、ほとんど更新しないのに残してあります。
【なお小箱】を作ったことがきっかけで、「どこのどなた?」かわからないネッ友さんたちと心を通わせられたからです。
「ネッ友」で親しくになり、実際にお友達付き合いしたら・・・ケンカして(笑)、絶縁した(涙)というケースも多かったけど●~*
「真の友達」になれて方もいます。
その中のお二方が拙著の宣伝活動に協力してくださっているので、感謝を込めて、ご紹介します。


素材屋【アンの小箱】のアンさんより

アンさんから素材をいただいたり、サイトの作り方を教わりました。
「教わった」というより、遠隔操作で作っていただいた感じです <(_ _)>
知り合った頃、アンさんは大病と闘っておられましたが、どんな時も前向きで、メルヘンチックな素材を作り続けていました。
アンさんの素材はクリップアートとしても使いやすいですよ!
ワタクシメの「障がい者団体」の活動も、陰ながら応援してくださって・・・お世話になりっぱなしです。

そのアンさんが《ブログ・ひとりごと》で「いのちのカプセルにのって」を紹介して下さいました。
一部抜粋します( ..)φ。。。

岡田なおこさんの著作には「薫ing」「なおこになる日」「ひなこちゃんと歩く道」など、身体障がい者である自身の経験から描かれたものもあります。
新作の「いのちのカプセルにのって」も、なおこさんだからこそ描けた作品かなと、思います。
身体障害者のあかりの元気で正直な言葉と、あかりのまわりにいる人たちの言葉、
そして、子犬のマモルの言葉(軽快なつっこみ)がとんとんとんとリズムよく、物語りの世界へ連れて行ってくれます。

----『いのちのカプセル』は、遠い宇宙を旅する間に、カプセルの中身は、人間になったり、犬になったり、魚や鳥になるんだ。---

みんな元は同じ小さなカプセルで、そこからいろんな形に変化して、それぞれこの世界に生まれてくる。
元は同じだから、みんな仲間!みんな一緒!

----カプセルに『いい・悪い』はないよ。形や種類がちがうだけさ---

素敵な言葉ですね。(o^-^o)
この「いのちのカプセルにのって」を読んで、私もいろんなことを感じ、思い、考えました。
そして、最後に、ほんわかと幸せな気持ちになりました。



ネットの妹@くーみんちゃんから

ワタクシメがネットに足を踏み込んだ頃は「ネットの家族」がいたと思うんだけど・・・消えたね(苦笑)
すべてワタクシメの人徳のなさが原因でありまして😢 最後に残ったのは、妹のくーみんちゃんだけ(笑)
くーみんちゃんには「ネット上のマナー」とか「SNS」について、ご指導いただきました。 _(_^_)_
昔くーみんちゃんが開設していたHPが【他力開運堂😺】といいます。
このネーミングからして「どうして、こうも愉快なことが思いつくんだろうwww」と恐れ入り谷の鬼子母神であります(^○^)
でもね、くーみんちゃんはすごく真っ直ぐに生きている方です。
どんな辛いことも、笑顔で、ビール飲んで太鼓たたいたりして🥁、翌朝になると「今日もファイトで行きましょう❣」と。
優しくて元気な妹です 👩
以下、くーみんちゃんのSNSより

「いのちのカプセルにのって」。なお姉の久しぶりの作品。
読んで、とても爽やかな気持ちになりました。
「マモル」の誕生から(いや、お腹にいた時から)、それに関わった人達の人間関係がとてもわかりやすく、
また「マモル」と出会えたことで、体が不自由な「あかり」ちゃんが、外向的になっていく様子や、
その成長を見守ってくれる両親や地域の人達のあたたかさがやわらかーく伝わってくる感じが、読んでいてとても心地良かったです。
いろんな経験をしてきたなお姉だからこそ書けた作品ですね。
「いのちのカプセル」という考え方…
もともとは同じ遠くから来るものだけど、それぞれが変わってきて、この世界に降りてくる…
この考えをみんなが持てたら、体が不自由な人も、そうで無い人も、動物が好きな人も、嫌いな人も……
もっと大きく考えたら、世界中の人が仲良くなれる気がします・・・。


  ------------------------------

「ネットで知り合った」というと悪いつながりはかりが取りざたされている傾向がありますが、
それは「付き合い方」の問題で、シンプルに「芯の部分」だけが見えることもあります。
アンさんやくーみんちゃんとは正真正銘のネッ友で、一度もお会いしたことはありませんが、
それぞれの立場で発信し、応援しあえる関係でありたいと思っています。

ありがとう。これからも、よろしくお願いします (*^^)v



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メッセージ集・当事者編 ②

2020年01月06日 | クリエーター・モード
やんちゃ坊主の耕一クン

今回ご紹介するメッセージは、ワタクシメ同様「脳性まひ 全身障がい」を持つ、耕一クンです。
彼が大学生で健康な学友たちに負けず劣らず駆け回っている頃からの知り合いなので、「耕一クン」と呼んでしまいますが、
もうオジサンです(笑)

近年ではお互いに障がいが重くなり、お会いする機会は減りましたが、電動車椅子で津々浦々に出没しているとか???
そんな耕一クンがワタクシメの新刊が出たと知り、さっそく読んで感想をくれたのでご紹介します。

<障害を持つ仲間として、自分のこととして共感し、熱い感動を覚えました。

「いのちのカプセルにのって」を読ませていただきました。
児童書ゆえに、やさしく語られている言葉ひとつひとつに、岡田さんが体験してきたことと、
いまだからこそ声高に言わざるを得ないことが凝縮されていて、岡田さんがそこに込めた深い意味を読者に考えさせる、まさに『カプセル』だなと思いました。

私が特に感銘を受けた一文があります。

「カプセルの中の光が、ぼくらの道を、ともしていた。」

どんなに含蓄がある言葉なのでしょうか。

これからも、こどもたちや、まだまだ独りぼっちの仲間たちに、
どんないのちも愛されていること、
そして共に生きていく喜びと希望を語り続けてくださいね!
ありがとうございました。



 耕一クン、こちらこそ、ありがとうございました。
 そのように受け取っていただけて嬉しいです(*^^*)


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メッセージ集・業界の方たち編 ②

2020年01月05日 | クリエーター・モード
正月気分が抜ける頃なので、また拙著の宣伝活動を再開します (笑)

たくさん素敵なメッセージをいただいておりますが、「私信」でもありますから・・・
SNSやBLOGなどに書いて下さった「紹介文」を、一部抜粋して「宣伝活動」に使わせていただきます。

◎長年ワタクシメの作品を読んでくださっている、素敵な先輩・加藤純子さんより

この度は「いのちのカプセルにのって」のご上梓おめでとうございました。
「薫ing」ー野間児童文芸新人賞受賞作
「ひなこちゃんと歩く日」ー児童文学者協会賞
それ以来の、なおちゃんの魂の叫び。圧倒されました。
作品に描かれている世界は、なおちゃんでないと、かけない世界です。
なおちゃんが書いてくれることで、病気を持っている子どもたちや、体を動かすことが、ままならない子どもたちに、勇気を与えてくれます。
その子たちは「『いのちのカプセルにのって』は、僕たち、私たちの物語だ」と思うことでしょう。
これからもずっとずっと描き続けて下さいね。
楽しみにしています。




◎最近飛ぶ鳥を落とす勢いで新作を出されている、いとうみくさんがSNSで紹介して下さいました😊

からだに障がいがあって、なにに対しても消極的だったあかりが、子犬のマモルとの出会い、世話をするなかで変化していきます。
といっても子犬の世話は一筋縄ではいきません。失敗もするし、できないことはやはりあるのです。
あかりはマモルと外に出るうちに、苦手だと思っていた学校の友だちとの関係も変わっていきます。
一歩近づいていく勇気が、世界をほんの少し、でもたしかに広げてくれる。みんな命のカプセルから生まれた・・・ということばが胸にしみました。
みなさま、ぜひお読みになってください。


◎日本児童文芸家協会賞して今ノリノリの、森川成美さんがブログに感想を書いて下さいました。

あかりとシルバーカーを押しているおばあさんとの出会いなども描かれています。
このおばあさんは、実はあかりと同じようなハンディがあり、昔、そういう子は学校に行く必要はないと思われていたことなどを話してくれます。
読者は、こういう歴史があったことや、あかりの元気な子に対する気持ちや、犬のマモルを飼うことによって、外へ出てみようと考える気持ちの変化などを追体験することができると思います。
たくさんの方に読んでいただきたい本です。


◎親友のマキセツ姐さんこと牧野節子さんも、ブログで取り上げて下さいました。

あかりと、マモル。そしてその周りの子どもたちや大人たちの、様々なふれあいや出来事。
それらを読み進めるうち読者は…
人々の「思い」を、
動物たちの「気持ち」を、
大切な「命」を、
限りない「宇宙」を…それぞれの「心」で、受けとめていくことでしょう。
登場人物の一人のワンワンおじさんは、こんなふうに言っています。
「カプセルに『いい・悪い』はないよ。形や種類がちがうだけさ」
たくさんのお子さんに、ぜひ読んでいただきたい御本です(^-^)/


皆さんご自身の執筆でお忙しい中、丁寧にお読み下さって、宣伝活動にもご協力いただき、ありがとうございました。

ご近所の八雲堂書店さんでも、平積みにしていただいています <(_ _)>  



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耳ふらライブ(同窓会ライブ)で出版祝  💐

2020年01月04日 | クリエーター・モード
ありがとう~耳なしフランケン

8-9年前から、同窓生の北原クンと清水クンが「耳なしフランケン」というユニットを組み、毎月「耳ふらライブ」を行なっています。
場所は主に「武蔵小山のアゲイン」 1Fはレコード店 B1はカフェ (時々ライブハウス)

ワタクシメは普通高校を卒業した頃、何もできませんでした。それで何となく同窓生の友達の輪に入れそびれました。
孤独な時期ワタクシメは「何年か経って同窓生に会った時、胸が張れる人になろう」と、自分を叱咤したのです。

卒業して約40年間、仲よくしていた同窓生もいたし、けんか別れや死に別れ・・・何人かは音信があったけれど、
「耳ふらライブ」が始まったおかげで、ワタクシメも本当の意味で「友達の輪」に入れた気がしています。

なのに・・・ワタクシメの作家活動が低迷していて⤵ 思い描いた「胸を張る」ではありませんでした。
でも、そこに集う人たちには縁を感じ、「新刊が出たら、絶対に『耳ふらライブ』でお披露目会して胸張るぞっ」と勝手に決めていました(笑)
なぜかというと、毎月のライブにふらっと寄って「わー、元気ー?」と笑い合えるひと時が「キセキ」のようにも思え、
「人と出会えるキセキを大切にしようよ」という想いも込めて「いのちのカプセルにのって」を描いたからです。

そんなワタクシメの気持ちを察した耳ふらの二人が・・・先月のライブで、新刊が出たお祝いと押し売りをやってくれました。
同窓生にはもちろん、そうでない方にも半強制的に(笑)買っていただき、ありがとうございました <(_ _)>


ライブ当日もキセキの出逢いが!

「メッセージ集・同期生編」にも登場した北原クンが、この出版をすごく喜んでくれて、
相方の清水クンと「歌いながら読み聞かせをして、本も売る」という、やや無謀な企画を立ててくれました(^^♪

ーーまー、身内だけだから、何とかなるよね~

みたいなノリで相談していたら、なんと! 偶然お会いした「或る朗読者・フジシマヒロミ」さんが飛び入りで手伝って下さって、本格的な朗読ライブになったのです📚

フジシマヒロミさんは、ライブの数時間前に「アゲイン」に買い物に来たら、
スカウトされたというか・・・
ナンパされたというか・・・
拉致されたというか・・・  (笑・笑・笑)

見ず知らずのワタクシメの「出版祝」の助っ人を頼まれてしまったそうです (o|o)

ーーこれも「キセキ」だよね。
  そうそうそう (*^^)v

ライブには、忙しい中わざわざ駆け付けてくれた人、
何十年ぶりにお話しした人、
この日のためだけにwロンドンから帰ってきた人(?)・・・たくさんの懐かしいお顔に囲まれた時間でした。

某図書館の館長さんもいらして、拙著が広く読み継がれているデータを見せていただき嬉しかったです💛

耳ふらのお二人をはじめ、集まってくれて皆さん、出会えた皆さん、ほんとーにありがとうございました。


  ↓ 写真は、表参道交差点にあります老舗書店「山陽堂6の店頭。
    これも北原クンが売り込んで、「いのちのカプセルにのって」を置かせていたたけることになりました。
    表参道界隈に行かれる方は、ぜひ山陽堂書店さんにお立ち寄りください。

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