だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

遅ればせながら「アベノマスク」に物申す 👊

2020年05月31日 | 四方山話
今さら・・・書くのもアホらしいけど・・・アベノマスクー総経費466億円

緊急事態宣言が解除される2-3日前に、やっと我が家に「アベノマスク」が届きました。
第一ピークは過ぎたんだよ。
何につけても政府のやることは、おせーんたよ・怒!
そして予想はしていたとおり、使いにくい😢

国民をなめるのも、いい加減にしろ <`ヘ´>

ワタクシメはお世話になっている「事業所」が3社あり、その内の2社は「アベノマスク」
1社は、子供向けブラをリメイクしたような物でしたが(笑)
どこの会社も「厚労省からまわってきた」とのこと。
それらを一足早くいただいたので、あまり不便はしませんでしたが・・・

そもそも「1住所に2枚」って、どこから出た数?
誰のために配るの?
「布マスク」はいいけれど、アベノマスク、あのサイズは使いにくいですよね。
男性で「アベノマスク」を使っている人は、安倍首相だけじゃないですかwww?

だからー、
介護や看護の事業所経緯で、必要と見なされた人に何枚か配布してもらうとか・・・
集団感染がおこりやすい、病院や施設・学校等に、まとめて送れば、
時間も経費もカットでき、まーまー評価されたかもしれません。

「アベノマスクなんか使えないから捨てる―」という人が圧倒的に多いけれど😢
百歩譲って「ありがたいマスク」だとして・・・個包装にして郵送する経費がなければ、466億円も使わなくてすむでしょー。

「アベノマスク」の大部分を納めた「講和」と「伊藤忠商事」は・・・恥ずかしくないですかね?
どっから見ても「何十年も倉庫で眠っていたマスク」なんだから、
「この非常事態に、お使い下さい」と寄付して、社員が一丸となって運搬すれば、会社の株も上がるのに。

どうせ「ソンタク」するなら、もっとマシな物を出してほしいもんですねー。

一般市民が「アベノマスク」を味噌クソに言ってるのは、
マスクに怨みがるんじゃなくて、「466億円をドブに捨てた」ことだと思います。
崩壊しそうな医療現場や、福祉従事者。
廃業の危機にある中小企業や飲食店や・・・
3月から休校を余儀なくされている子どもたち・・・
あっちもこっちもお金が足りないのに・・・
あんな、あんな、あんなマスクに”466億円“ ⤵⤵⤵

窮地に居る方たちの心を逆なでしてます、アベノマスク (o|o)


生活者はたくましい p(^^)q

ワタクシメは全身にマヒがあり、よだれも出やすいので、アベノマスクの下にガーゼのハンカチをしいています。
マヒしているのに、よくしゃべるから(笑)、ガーゼが口の中に入っちゃったりして、「大変なこと」になること、しばしば ●~*
で、ヘルパーさんたちがハンカチを利用して、簡易マスクをたくさん作ってくれました。

↓ 写真の中にはアベノマスクに手を加えた物もあれば、
「裏地付き」「ワイヤー入り」「お出掛け用レース地」もあります。

ワタクシメの周りでは「手作りマスク」が流行っていて、楽しいですよ(*^^*)
我が家で断捨離したハンカチや布類も「マスク」にリメイクされ、お役に立ていて嬉しいです。

ブランドの高価なマスクも登場し、「ファッションアイテム」としてもマスクは活躍しそうですね (*^^)v

アベさんたちが御託を並べているうちに、一般市民はどんどん前進している感じです。

さーてと、明日から6月.
新しいマスクを使いますかね❣





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リモート会議 初参戦 !(^^)!

2020年05月30日 | 日記
疲弊する日々

いーや、いやいや・・・
相変わらず「断捨離」に明け暮れております、ワタクシメ。
自室から母屋への荷物の移動やら、リフォーム工事の相談やらで、わさわさです。
「外出自粛」による運動不足に追い打ちをかけ、先週の長雨と寒暖差にやられたぜ⤵⤵⤵
歩くのがしんどくて、しんどくて・・・息も絶え絶え・・・ますますお尻が重くなる・・・あぁぁ悪循環😢

ワタクシメらしくもなく疲弊しておりますので、気分一新もはかり、「リモート会議」とやらに初参戦しました!

日本児童文学者協会の、オンライン総会

今年度はコロナの影響で、各種集会などすべてお流れ😢
そんな中、ワタクシメの所属するところで唯一「日本児童文学者協会」がオンラインで総会を行なうというので、
参加させていただきました。

毎年、総会の前日に講演会や各賞の授与式、交流パーティーなど「お楽しみ」もありますが、今年は総会だけ。
これは基本、委任状だけとし、会員の半数から委任状が届いたとのことで、総会は成立。
それとは別に「オンライン会議」が開かれました。

「WEB会議」は初めてなので、ドキドキ。
事前に総会の資料がメールで届き緊張が高まりましたが、
かわいい「意思表示札」も添付されていて、なごみました。

A4の「原版」の写真を撮る前に、切り抜いて「札」にしてしまったので(笑)、わかりにくいですが、
「YES」「NO」「Hello」「ふむふむ」「元気?」といったマークを画面に出して、簡単なコミュニケーションを
取り合うというルールです。
もちろん、マイクを使えば発言もできるし、チャットもOKですけど。

さすが、クリエーター集団!   ナイス アイデア (*^^)v

ちなみに、札の持ち手は個包装してある「ストロー」です。
「用が済んだら、開封して使えばー」と、オヤジ様が作ってくれました。
しかし、残念なことに、ワタクシメが勢いよく振った札は、すぐに解体してしまいましたー💦







リモート、いいね!

今日は不慣れな上に短時間しか参加できませんでしたが、「リモート」にハマりそうです、ワタクシメ(^○^)

遠方の方のお顔も見られるし、よそのお宅ものぞけちゃうし (^_-)-☆
ワタクシメ、髪はカットだけはしましたが、白髪染めしないでごまかせたし、
「チョーすっぴん!」だったから、顔がアップにならないようにのけぞったりね(笑)
服なんか、普段着まっしぐら●~*

交通費も掛からないし、外出する手間ひま省けるのが、いいですねー。
会議中に屁こけるし.。o○ ちょっと退室すれば堂々とモグモグできるし、昼寝もねー、健康的だなぁ(違うか?)

障がい者の団体も、積極的に「リモート」を取り入れましょうよ。
「障がい者が外に出ることで社会が変わる」のは、わかります。
たださー、ワタクシメなんぞ、外に出るだけでエネルギーを消耗して肝心な場面で居眠りしてますから(/ω\)
「Withコロナ」をきっかけに、障がい者の社会参加のスタイルを考え直したいと思いまーす。

お友達の皆さん、他の「リモート」にもお誘い下さい。
「意思表示札」の準備は万全でございます (^.^)/~~~


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エンドレス・・・断捨離(*'ω'*)

2020年05月16日 | 日記
やっと先が見えて来た・・・と思いたい💦


コロナの渦の中、外出自粛で「この際、断捨離をやろう」という方が多く、
ゴミが増えて清掃業が●~*とのニュースを耳にします。

このBLOGを長ーくご愛読されている方はご存知かと思いますが(笑)
ワタクシメの“家”の最大案件は「断捨離」であります。

ただ、ただ、古い家なので、「しょーもない物」だらけです_(_^_)_
いつになっても終わらない・・・
ずっと未完成・・・ある意味「サクラダ・ファミリア」
もしかしたら、オヤジ様に「ガウディ」がノッカテいるんじゃないか?!

「ワタクシメが生きているうちに、この家が片付くことはないかもしれない」と何度思ったことか"(-""-)"

しかし、今度という今度は、本気出して、主要部分のリフォーム工事も完了しました。
「エンドレス・・・断捨離(*'ω'*)」に終止符が打てそうです!

我が家のガウディ=オヤジ様は神棚をぶっ壊し「燃えるゴミ」で出したとのこと。
これは結構なヒンシュク話ですが、バチが当たるとしたらオヤジ様だけでしょうから(;^_^A
そのことについては「知らなかったこと」にしておきます .。o○

これまでに、↓ 写真の30倍のゴミを出しました。
これから先も、この10倍、いろんな物を処分する予定 😲

手伝ってくださっている方々、ほんとーにありがとうございます。
清掃業者さん、よろしくお願いします。

だーばぁの家がリニューアルしたら、お友達の皆さん、遊びに来てね(^.^)/~~~



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ブックカバーチャレンジ@モチモチの木

2020年05月08日 | 四方山話
7days ブックカバーチャレンジ】Day 7  
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ついに・・・最終回!

いーや、いやいや💦
「7日間なんて、むり~」と思いましたが、絵本であれば、まだまだイケます(笑)
今回「幼少期に読んだ絵本」を振り返ってみましたら、すごーくたくさんありました。
絵本が身近にある環境を作ってくれた両親。
読み聞かせしてくれたばーちゃん。
遊んでくれたおじちゃん・おばちゃん(当時二十歳前後)
ワタクシメのそばにいてくれた人たちに感謝です _(_^_)_

フィナーレをどうするか・・・迷いましたが・・・ワタクシメをデビューさせてくださり現在でも相談に乗って下さっている岩崎書店の元編集さんに敬意を込めて、
「モチモチの木」にしました ('◇')ゞ

『モチモチの木』は、斎藤隆介作、滝平二郎絵。
数々の絵本を創られた斎藤隆介✖滝平二郎コンビの代表作。初版は1971年、岩崎書店発行。
長く小学校教科書にも掲載されているので、ワタクシメが紹介するまでもありません。

子どもの頃から、この作品は大好きでしたが、デビュー当時お世話になっていた編集者がモチモチの木の編集もされたと聞き、感激でした。
小学校の教科書に載ってからは、たいていの日本人は知っている作品です。
それを編集した方に拙作も編集していただけるのは、恐れ多い気もしたし、誇らしくもありました。
いつになっても「名作」らしいモノが描けないワタクシメですが、一生のうち一作でいいから、「モチモチの木」のように人の心に沁みつく作品が描きたいと思っています。

【ザックリあらすじ】

峠の猟師小屋に祖父と住む豆太は弱虫で甘えん坊。夜は祖父を起こさないと、便所に行かれない。
家の前にある木は、豆太が「モチモチの木」と名づけたトチの木。
昼は全く怖くないのだが、夜になると豆太は「モチモチの木」も怖くてならない。

そんなある晩、祖父は腹痛で苦しみだす。
祖父を助けるには暗闇の中、モチモチの木の前を通り、ふもとの村まで医者を呼びに行かなければならない。
豆太は勇気を振り絞り、必死で走る。
医者を呼びに行き、祖父は助かる。なんとそのとき・・・
モチモチの木に雪明かりがともるのが見えた。
祖父の話していた「勇気のある者だけが見る事の出来る山の神様の祭り」とはこのことだったのだーと、豆太はその意味を知る。

豆太は「勇気ある者」となったと思いきや、祖父の病気が治ると、元の弱虫の甘えん坊に戻ってしまうのだった。
オシマイ (⋈◍>◡<◍)。✧♡


等身大の子ども

「モチモチの木」の表紙はちょっと怖いです。
これは滝平さんの切り絵によるマジックで、他の作品も「表紙」でギョッとさせ、中に連れ込んでいきます。
たまたま今日おしゃべりした20代の方は「豆太が夜オシッコに行かれない気持ち」に共感して(笑)、
「モチモチの木」はこわいですよーと言っていました。
ワタクシメは、「大好きお祖父ちゃんの死」を予感させるところも、こわいし、
豆太が暗闇を走る場面は、泣きそうなほど、こわいです。
「こわい」にもいろいろな種類がありますが、斎藤隆介さんは子どもが感じる「こわさ」をていねいに言葉で表現しています。

「モチモチの木」のいいところは、豆太が「勇気ある者」になって終わるのではなく、
お祖父ちゃんが元気になったら、また「オシッコに行かれなくなる」というオチです😊
いっぺんに大人になるのではなく、赤ちゃん返りをしながら成長する豆太は「等身大の子ども」そのもの。
「ヒーロー物語」ではないから、多くの人に支持され読み継がれるのだと思います。

 ↓ ㊤は表紙 ㊦は雪明りがともるモチの木
一人一人の力は小さくても、「自分と大切な人の未来のため」に、今は辛抱するしかありません。
美しい「モチモチの木」が見られることを信じて、暗闇を走り抜けましょう!






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ブックカバーチャレンジ@すてきな三にんぐみ

2020年05月07日 | 四方山話
7days ブックカバーチャレンジ】Day 6
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このシリーズを始めるにあたり「ワタクシメか子どもの頃好きだった絵本で、埋もれがちの作品を紹介する」に書きましたが、
結局は「べたな絵本紹介」になってしまった気がします。
何度も言い訳するけど(苦笑)、「記憶はあっても現物がない」もんで、ネット検索で情報が集められる作品の中から選んでおり、
「ねくらな作品」は避けていると、いつの間にか「ロングセラー」のオンパレード =^_^=
今さらワタクシメがココに書かなくても皆さんご存知の作品を並べることになり (;´д`)トホホですね。
でも、7冊は準備しちゃったので、最後までお付き合いいたたければ幸いです😊


子どもに「絵本」は不可欠です!

これまでの作品は「1950年後半~60年代前半」の作品、ワタクシメが生まれた前後に創られ、ヒットした絵本でした。
ワタクシメは言語障害があるため、本を暗唱した経験があまりありません。
もっぱら読み聞かせしてもらう側でした。
しかし今回ご紹介する「すてきな三にんぐみ」は70年代に妹や弟が好んで読んだ作品です。
妹も弟も何度か読み聞かせてもらうと丸覚えして、
「今夜はわたしが読んであげる」
「ダメだよ、ぼくが読む番だ」と、絵本を取りっこしていた想い出があります。
まだひらがなも満足に読めない妹弟が、すらすらと、時には抑揚もつけて読むのをおもしろく、感心したりして過ごしたものです。

今考えてみると「絵本」というモノは、最初は「大人から与えられる物」なんだけれど、そのうち「子どもの玩具」となり、
成長するにつれ「みんなを喜ばせられる道具」に変わっていくのです。
一方的に「もらう玩具」ではなく、ボールのように「年上の人と一緒に遊べるモノ」になり、「コミュニケーションツール」にもなります。

昨今の大人にすれば「手間ひま掛かる玩具」かもしれません。
でも、ワタクシメの経験だと、ゲームはやめられなくなりますが、絵本は「今日はこれとこれ」と決めると、時間の制御ができるんですよね。
たまに「次はこれ・・・。こっちを、も一回」とエンドレスになることもあったかなー (^○^)
まwww、ゲーム@パチンコみたいに「中毒性」にはなりませんから、赤ちゃんのうちから「絵本で遊ぶ習慣」をつけていただきたいと思います。


親子代々読み継がれている「すてきな三にんぐみ」

これは弟のお気に入りでしたが、弟の娘たちも大好きで、親子で楽しんでいました。
世代を超えて読めるのも、絵本の魅力ですね。

作: トミー・アンゲラー/訳: 今江祥智/偕成社 初版・1969年

ワタクシメの幼少期、「絵本=ソフト」な感じがありましたが、だんだんに「インパクトがある画風。個性的な絵」が登場するようになります。
トミー・アンゲラーさんも、その一人。
また訳者の 今江祥智さんは日本を代表する児童文学作家で、文章自体が「児童書」として吟味されています。
だから文字が読めない幼児でも耳から頭に入り、「自分の言葉」にできるのでしょう。
「自分の言葉」にして心に刻んだ物語だから、歳を重ねても忘れることなく楽しむことができるのだと、ワタクシメは思います。

【ザックリあらすじ】

三人組のベテランの泥棒。
大金持ちから金銀財宝を奪っては、隠れ家に隠していた。
あるとき、馬車を襲ったら、馬車の中にいたのは女の子ひとり。
しかも彼女はいじわるなおばさんのところで暮らす予定だったので、「そんな生活をするよりかはおじさんたちといるほうかいい」、と。
しかたなく三人組は、女の子を隠れ家につれていった。

女の子は、隠れ家にあった、三人が盗んだ金目のものを見て驚いて、その後、「これ、なにに使うの?」と三人組に尋ねる。
三人組は答えられない。
このくだりが、おかしい。
彼らは特になにかをしようと思って金目のものを集めていたわけではなかったのだ。
凶悪な強盗たちが、いっぺんに「間抜け」に変わる。

三にんぐみは「金の使い道」について考えた末、かわいそうな子ども・みなしごを引き取ることに決める。
引き取られる子どもたちがどんどん増えていく。軒先において行かれた子どもたちも、絵本の中には描かれていて、かなしくなるが、子どもたちは幸せそう。
社会が泥棒に、子どもたちを任せていいいのか???とか、
盗んだ金目のもので、子どもたちを養うのは、どんなもんよ???とか、ツッコミどころはありますが、作者の「社会風刺」のようにも読める。
なにはともあれ、子どもたちは救済され、おとなになると、そこに町を作り、幸せに暮らしました。
めでたし・めでたし (⋈◍>◡<◍)。✧♡

※あまり上手とは言えませんが_(_^_)_「読み聞かせ動画」がYouTubeにいくつか上がっていますよ。




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