なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

信じる 軸をもつ へまをする

2006-06-27 14:49:26 | 日記
先日、ある雑誌社から原稿の依頼を受けた。
そのときわたしが書いたテーマが

子どもの育ちを信じる 自分の軸を持つ、そしてへまをする。でした。

これまで30年間に何千人もの子どもたちと出会った。
そして何千人もの親にも出会った。

子どもは必ず育つ・必ず育ちます。と言い切れるほど、子どもがわたしに確信を
与えてくれたことである。

日々営まれている何気ないこどもの行動。
この何気なさの中に子どもは必ず育つということを、表現してくれているのである。

少し遅れがある子、が、居たとしても日々、成長しているのには間違いない。
他の子と比べると目の前にいる子が見えない。
焦りが生じると、喜びではなく苛立ちになる。

じっくり見て信じて、そのこなりの発達を喜びにかえることができればエネルギーになる。
不安になればエネルギーは消失する。

とにかく信ずる。信ずる。信ずる。これしかない。

そしてへまを許される家庭のなかで子育てをして欲しい。
ありのままのあなたが好きです。と伝えてあげられる家庭こそが安堵する場所になるであろう。

へまを笑い飛ばせる家庭。これは私の願う子育ての理想である。
友人関係もしかり、親子関係ならなおされのこと。
へまを許し合いたい。
しかし、頑張ることも悪いことではない。
頑張らなくてもいいよーというのは、過ぎている人へいうことばてあり

何もしない人にいうことばではない。
励ますも頑張らすも忘れてはいけない。が、同時にへまもいいではないかと
寛容な関係があれば世の中はいきやすいはずだ。

あらら、すこし頑張りすぎたかな?   午睡から目覚める子どもの声が聞こえてきた。
「おやつはな~に?」いいぞーお腹がすくっていいことだ。

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