そう言えば、昔は足繁く神頼みしたものだった
仕事の巧拙を含め、いつも頼む材料が有った
親の病状も二人居ると、引っ切り無しに祈らねばならなかった
一つ終わるとホッとする暇も無く、次の頼みごとが出て来た
ともかく、命が掛かるとそれなりに祈りも深くなる
その都度願いも拡大して、生き残ったら丸々円寄付しますと祈って、数カ所に願掛けした為、大額になった
こんな大額になっても大丈夫だろうかと思った頃に二人は逝った
今神社仏閣を訪れる度に十数年前を思い出す
祈る材料の無い今を嬉しく思う
またいつか近い将来に、神社仏閣を通る度に願掛けせねばならない時が来るだろうと危惧する
それまでの一時の長からん事を祈る
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