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思いつくままに…

白鳥

2012年01月31日 | そのようです…
結氷が始まると
シベリヤを離れ
日本にやって来る
多くは北海道で一服する
いずれかの湖沼に着くと
日の出と共に飛び立ち
近くの田んぼで
落穂や二番穂を食べて
日が落ちる頃に
湖沼に戻る毎日をおくる
従って、昼間に見に行っても
有名な瓢湖でも
ほとんど残っていない
朝早くに行くと、飛び立つのが見え
夕方遅くに行くと、飛び降りるのが見える
数千羽が数羽から十数羽に分かれて
次から次に、飛び立ち、飛び下りる
正に壮観だ
それも、三月になるとシベリヤに帰る
惜しむようにか、覚えておこうとするのか
空中で何回か回ってから、北帰行する
そして、ペアとなった二羽毎に
彼の地で、卵を産み、子育てをして
結氷が始まる頃にまた彼の地を立ち
十月には日本に来る
この渡り鳥たちを「いらっしゃい」と迎え
「行ってらっしゃい、元気でね…」と送る
そんな何年かを繰り返している人を知っている…
コメント
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