福島県産の米の安全性が報じられているがこれは当然のことだ。放射能の多くは表面に付着している。野菜は表面だけが汚染され、洗えば汚染度は下がる。米の場合は籾殻を取った玄米を更に精米するのだから表面の汚染は殆んど除去される。ほぼ確実に安全な米について騒ぐのは手品のトリックと同じような、注目を逸らすための陽動とさえ思える。米について騒いでいれば他の食材への関心は薄れる。
食品の放射能汚染については人体の場合と同様に、外部被曝と内部被曝に分ける必要がある。
牛肉が汚染されたのは外部被曝した稲わらを食べたことによる内部被曝とされている。一方、野菜は殆んどが外部被曝であり、地下からの吸収による内部被曝はごく微量だ。外部被曝は、今後原発事故が収束すれば徐々に軽減される。
一方、内部被曝は食物連鎖によって拡大する。汚染されたプランクトンを食べた小魚を大型魚が食べれば放射性セシウムはどんどん濃縮される。茨城県産のエゾイソアイナメから基準値を超える放射性セシウムが検出されたと今月5日に小さく報じられた。4月のイカナゴ以来の検出とのことだが、情報隠蔽の可能性を疑う。
食品の放射能汚染については人体の場合と同様に、外部被曝と内部被曝に分ける必要がある。
牛肉が汚染されたのは外部被曝した稲わらを食べたことによる内部被曝とされている。一方、野菜は殆んどが外部被曝であり、地下からの吸収による内部被曝はごく微量だ。外部被曝は、今後原発事故が収束すれば徐々に軽減される。
一方、内部被曝は食物連鎖によって拡大する。汚染されたプランクトンを食べた小魚を大型魚が食べれば放射性セシウムはどんどん濃縮される。茨城県産のエゾイソアイナメから基準値を超える放射性セシウムが検出されたと今月5日に小さく報じられた。4月のイカナゴ以来の検出とのことだが、情報隠蔽の可能性を疑う。