20190213 長野県主要農作物等種子条例(仮称)骨子(案)説明会
安曇野合庁で長野県主要作物等種子条例(仮称)骨子案の説明会があり、スタッフが参加した。
中南信でも各地でこの間、種子法廃止の学習会がもたれてきたので、多くの方が参加したようだ。
説明会で出された意見、パブリックコメントで寄せられた意見などを検討し、3月議会に骨子案が提案される。
新しく県議会議員となった皆さんによる6月議会で条例が提案されるという予定だそうだ。
なぜ種子法が廃止されたのかということでさえ認識はバラバラ。
多国籍企業によるタネの支配による農業支配がことの発端だ。
タネを買えば、化学肥料や農薬がもれなく買わされる。
TPPで大規模化が促され、日本の農業を守ってきた家族農業という多様性が失われようとしている。
災害があっても家族農業が守ってきた農業は全てが一度に潰れることはない。多様性を維持する目的が種子条例になければならない。
自分の食べるものは自分で作るという基本的な食料主権も、タネを守ることから始まる。