11月18日長野県自治体議員団会議の研修会に参加。「給食の公会計化」「公契約条例」「国保の一元化」についてお話を聞きました。「給食の公会計化」については、無償化も展望しながら社民党としても政策提言していきます。
社民党長野県連合は、給食費の支援状況について2017年に各自治体に対してアンケート調査を行った。そのアンケートの結果を報告する。なお、現時点でアンケートの回答のない自治体は佐久市、小海町、川上村である。引き続きお願いをしていく。
１、給食費については、小学校低学年と高学年、中学校で金額が異なる。小学校低では、250円が木島平村と豊丘村、伊那市でもっとも低い。もっとも高い自治体は小谷村の295円。高学年では長和町が300円。中学校では、もっとも低いのが285円で木島平村、御代田町、高いのは340円で小谷村と茅野市です。
２、集金方法は、ほとんどの学校が口座振替になっています。未納対策としては、学校が対応（木島平村、中野市、山ノ内町）、役場対応（坂城町）、教育委員会対応（下条村、喬木村）、給食費未納対策委員会（伊那市）、督促にも応じない場合民事訴訟（駒ヶ根市）。
３、就学援助者に対して、全額補助（信濃町、飯綱町、千曲市、坂城町、上田市、南牧村）、9割補助（茅野市）、8割補助（岡谷市）、7割補助（小谷村、高森町、下条村）、6割補助（塩尻市、阿智村）、5割補助（東御市、生坂村）、そのほかは標準額小学校51,000円、中学校60,000円の補助と思われる。
４、独自の支援策については以下の通りである。
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栄村 |
一食につき100円補助 |
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山ノ内町 |
全体で200万円補助 |
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南牧村 |
地元のヤツレンのヨーグルト代月1回補助 |
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大町市 |
地産地消補助 |
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池田町・松川村 |
全児童・生徒に年間1万円補助 |
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小谷村 |
小学校一食20円、中学校一食25円補助 |
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塩尻市 |
地産地消補助で米粉パンの食材費一人143円 |
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上松町 |
米飯加工賃補助、米代上松産と標準米の差額補助 |
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南木曽町 |
米代全額補助 |
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木曽町 |
小学校年5万円、中学校年6万円を超える部分、地元産米支給（年484万9千円） |
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木祖村 |
一部地元産米公費購入（平成28年度米の１／３） |
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大桑村 |
米代補助 小88万円 中96万円 |
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原村 |
平成28年度から全児童・生徒に一食10円 |
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南箕輪村 |
全児童・生徒に2000円。 |
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宮田村 |
村の減農薬米、県内産牛乳を使用しており、給食会からの単価より高いため差額を村で補助している。 |
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松川町 |
米代１／４ 110万円 牛乳4円 25万円 |
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高森町 |
地元産の市田牛乳を使用しているので差額の2657千円／年を負担。 |
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阿南町 |
5割補助 9,139,000円 |
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平谷村 |
無償化 147万円 |
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根羽村 |
牛乳・ヨーグルト代の一部補助 |
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阿智村 |
米代と地域食材の日／月1回分（年12回）を補助 |
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下条村 |
小中とも7割補助 1300万円／年 |
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売木村 |
無償化 217万7千円 |
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天龍村 |
平成29年度から無償化 |
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泰阜村 |
半額補助 377万円 |
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喬木村 |
村の食材利用 価格対策年間150万円 |
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豊丘村 |
米代250万円 松茸代20万円 |
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大鹿村 |
半額補助 小学校一食140円（年971,040円）中学校一食150円（年673,200円） |
５、今後支援策を検討するとしている自治体は以下の通りである。
高山村、佐久穂町、軽井沢町、大町市、塩尻市（就学援助者への支援を6割から8割へ）、上松町、木曽町（幼稚園について公費負担）、木祖村、飯田市、松川町、阿智村
６、その他
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山ノ内町 |
地産地消の観点から地元食材を優先的に利用している。 |
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長野市 |
29年度からアレルギー対応 |
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信濃町 |
小中一貫校自校方式 教材費無償 小9000円 中17000円 |
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飯綱町 |
教材費の無償化を検討 |
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安曇野市 |
公会計化を検討 |
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松本市 |
公会計化を検討 |
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上松町 |
保育園は全額無償化 |
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富士見町 |
地域食材利用 |
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中川村 |
パンの輸送費、米粉パン普及促進補助 放射性物質含有検査料金 |
以上
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