ついに、人口減少社会へ

16日に閣議決定された「少子化社会白書」が、日本の人口減少は2007年からという従来予測値よりも1年前倒しで来年から始まることを公式に宣言した。(すぐエントリーしたかったのだが、あっという間に1週間過ぎてしまった!)

もはや、「子育て支援策の拡充」などといった従来型の対症療法では解決できないレベルまで事態が深刻化したことを如実に物語っている。

根本治療を施すしかない。かといって、大量の移民を受け入れてしまうのも社会不安を増大させることになるから賛成できない。もちろん、狭い日本は7-8000万ぐらいの人口が適正規模などと開き直る気には到底なれない。

私は、社会のあり方、個々人のライフスタイルの見直しまで視野に入れないとダメだと思っている。つまり、少なくとも、出産・育児適齢期の男女(夫婦)の「働き方」をある程度スローダウンさせる就労形態の構造改革をすべきだと思う。

(To be continued)
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歳末地元密着シリーズ始まる

昨日から、歳末の地元密着シリーズに突入。
地元担当スタッフと一緒に、この一年とくにお世話になった方、これから拡大していただけそうな新しい支援者、そして、浪人時代から私を支えてくださった熱い後援者を訪ね歩く。夕方から、数件の忘年会に顔を出し、20時過ぎから比較的ゆっくりと懇親を深める、というパターンを年末まで繰り返すことに。
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盟友・馬淵澄夫

「指示じゃないですか、指示じゃないですか!」
国土交通委員会の証人喚問で総研の内河氏を追い詰めた馬淵澄夫代議士は、まさに時の人。

浪人時代から励まし合ってきた同期生。
とりわけ仲が良い。
俺は外交、お前は内政と、役割分担してきた。
互いに情報交換し合ったり、教え学び合って来た仲だ。
だから、彼の活躍は本当に嬉しい。
でも、睡眠時間を削って懸命に頑張っている、いや、頑張り過ぎているのを見るに付け、心配になる。「斃れんように、睡眠だけはとれよ!」と電話で励ましたばかり。

その馬淵を「選挙区に呼んできてください。」
こうスタッフから懇願されたとき、ただでさえ多忙な彼を、よりによって(彼の事情を一番理解している)自分の選挙区にまで引っ張り回すのは・・・、と正直気が引けた。でも、俺が秘書だったら、きっと同じことを考えただろうな。
とくに、日野市旭が丘には、問題の耐震強度偽装マンションが存在するのだ。

「もし可能であれば、来週のどこかでお願いします!」
詰め寄るスタッフに押し切られる形で、恐る恐る馬淵の携帯に電話を入れる。
元気そうな声。でも随分無理してんだろうな。昨日会った時、左目が真っ赤に充血していた。「じつは折り入ってお願いが・・・。」

二つ返事でOKだった。
来週の火曜日、今年最後の上京に合わせて、日野まで足を運んでくれることに。
本当に、感謝感激だ。
大きな借りをつくってしまったなあ。
馬淵、ありがとう! いつか必ずこの借り返すぜ!
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空しい国会審議

イラク特別委員会の閉会中審査。
すでに、14日に期限を迎えたイラクへの自衛隊派遣(を定めた基本計画)の期限延長は去る8日に閣議決定されている。
したがって、今日の国会審議は、政府の側からすれば、一応国会で議論しましたよ、という体裁を整えるだけのセレモニー。自衛隊の活動が終局を迎えていることや、出口戦略の詳細について詰めた議論はほとんど行われず、3時間15分のアリバイ工作は完了した。質疑者として登板の機会もなく、委員の一人としてなんとも歯がゆい思いで一杯だった。
ところで、わが党の細野議員や社民党の阿部知子議員が、イラクにおける大量破壊兵器の存在に関する誤情報を認め謝罪した最近のブッシュ大統領演説(や、1年前のブレア英国首相による同趣旨の謝罪)を引き合いに、日本政府の情報収集上の瑕疵について質したが、安倍官房長官は、暖簾に腕押し。逆に、ブッシュ大統領が戦争開始の正当性については譲らなかったことを引き合いに、それを支持した日本政府の判断に誤りはなかったと開き直った。

私は、米国の著名な保守派(政権内のパウエル国務長官や次期共和党大統領候補の一人ヘーゲル上院議員らを含む)やリアリストの国際政治学者たちと同様に、イラク開戦についてのブッシュ政権の判断は誤りだった(すなわち、あくまでも国連による査察の継続によって大量破壊兵器の不存在を明らかにすべきだった)と今でも信じているが、その戦争の後始末については、(民主党の基本方針とは異なるものの)日本も国際社会の責任ある一員として、自衛隊を含む応分の貢献をすべきだと考えてきた。

それでも、「大量破壊兵器の存在」という開戦の唯一最大の根拠が、開戦の当事者である米英の指導者から否定されるという新事態に直面したのだから、日本政府としても潔く、その点をめぐるわが国の情報収集能力(努力)不足についての遺憾の意の表明があってしかるべきだったと思う。それを認めたからといって、イラク戦後復興のための自衛隊派遣の根拠が総崩れになるわけでもないのに。

結局、イラクに関する情報は、米国のものを鵜呑みにしたのであるから、その真偽についてはまったく日本政府に責任はなかったと言わんばかり。「鵜呑み」したことに対する責任はまったく感じていないらしい。突っ張るのも良いが、これでは、今後、わが国が情報収集能力の向上に努めなければならない、という当たり前の結論すら私たち立法府と共有できないではないか。嘆かわしや・・・!
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久しぶりに地元集中!

党大会の終わった昨日の午後から、餅つき大会と忘年会のはしご。

訪米の話題や、党大会、耐震強度偽装問題と、多発する少女殺害事件に皆さんの関心が集中。

東京都では、街のパトロール機能を宅配会社に依頼する方針だという。なかなかよいアイディア。警察のパトロール強化はもちろんのこと、地域の皆さんでは眼の届かない死角を、宅配業者の皆さんであれば、相当カバーできるはず。郵便局のバイクもこの際活用できるのではないか。

とにかく、皆で知恵を出し合って、使えるものは何でも使って、邪まな動機で街をうろつく輩をシャットアウトするのだ。
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