三河町の正幸寺境内、勝軍地蔵尊が祀られているお堂の前は黄金色の池ができてました。
公孫樹の落ち葉が広場を埋め尽くしています。
傾いた秋の陽を浴びて、公孫樹も光り輝いていました。
前橋の秋も駆け足になってきました。新型コロナの脅威も急激に大きくなってきています。
昨日も北風が強く吹いていました。
間もなく咽頭がんの手術を控えてますので、風邪など引いてしまうと大変、治療に支障が出ます。それなので、家に籠ることにしました。とはいえ、COCOのように昼寝三昧とはいきませんので、あれやこれやで暇つぶししてました。
「ラーメン買ってきてあるから作って…」とユキ子さんに言われ、昼食はラーメンになりました。トッピングは野菜です。ついでなんで、野菜のペーストを三つ仕込みました。ブロッコリーの茎、人参、玉ネギです。夕食に使います。
そいで、日が傾き始めた午後2時半過ぎに散歩に出かけました。3時前だというのに、広瀬川の水は傾いた日の光を受けてまぶしいほどになっていました。
川の中の堆積土砂で暮らすアシはすっかり枯れて、折からの北風にお大揺れに揺れていました。屋並みの向こうに見える赤城山の鍋割は、落葉樹の葉は散りきったみたい、常緑樹の塊が見えるようになりました。電線が音を立てていました。
川岸の柿の木の実をムクドリが夢中かえって食べていました。おいしそうです。
三河町の正幸寺前の大きな樹も風に載せて枯葉を飛ばしていました。寺の住職の住まいの屋根には、落ち葉がいっぱい降り積もっていました。
空き地の草々もみんな枯れています。山門前に立ったら、参道は落ち葉が散り敷かれていました。私の影も落ち葉の上。そいで、勝軍地蔵尊のお堂の前は黄金色の池になってたんです。
今日の午後、前橋赤十字病院へ行きます。咽頭がんの手術についての説明を受け、必要な手続きをしてきます。
新型コロナの感染者が急増しています。とりわけ重症者は11月に入って倍増しました。状況は悪くなっていますけど、最悪の事態になる前に、咽頭がんの治療を受けることができそうなので少しホッとしています。
人の暮らしが失われた家屋は落ち葉と枯草の中に埋もれそうです。落ち葉を音を立てないように枯葉を踏みしめて路地を通り抜けました。
私が恐れるのは、観光や外食ができなくなることではありません。新型コロナの爆発的流行で、医療が受けられなくなることです。本気で案じています。
日本全国で、毎年がんで亡くなる人は30万人以上います。適正な医療を受けられなくなると、がんで死ぬ人の数はもっと多くなります。大事なことは、きちんと検診が受けられ、初期の内に適正な治療が受けられることです。新型コロナの流行が、ほかの疾患の検診と治療に影響を与えることのないように願っています。
表通りと言っても狭い通り、屋並みの向こうに赤城山の荒山の姿がありました。どなたかの家の庭には、真っ赤な実を大きな房にしたビラカンサスがありました。すごいですね…
家の近くまで戻ってきたら、空き地に風に揺れる穂を見っけました。チガヤみたいに見えるのですが、チガヤの花穂は5~6月頃だいね、葉っぱも青々している、今頃どうしたのかな…、何だろう。
そして、ヒイラギの花です。これは秋のおしまいごろの花ですよね。
家に帰って、一休みしてから夕食の支度を始めると、COCOが階段から見張っています。最近は、近くに来てまとわりつくことをやめて、離れて自分の夕食を出してもらうのを待てるようになってきています。良い子です。
夕食はインド料理風にしました。左から、ひよこ豆のカレー、ブロッコリーのカレー、人参とニンニクのカレー、牛筋と卵のカレー、そして、豆腐のカレー焼きです。本当の意味で「ベジミート」ではありませんが、野菜中心に作ってみました。昼に野菜のペースト作ってたのもこのためでした。
それと、サラダにパンです。使った野菜は、11種類でした。
先に夕食を済ませたCOCOは、お気に入りの椅子の上でぐ~すか寝てました。猫は、新型コロナに感染しないので気楽です。
11月23日の体温 7:50 36.4℃ 12:30 36.7℃ 20:00 36.8℃
今朝の血圧 7:50 最高 114 最低 58
今朝の体温 7:50 36.2℃
若柳吉駒でございます。4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期してまいりましたが、秋になりましても、お客様に足をお運びいただくうえでいろいろな心配が解消できませんことから、来年の春まで延期させていただくことといたしました。誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、来春の開催までのお待ちをお願い申し上げます。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。