猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

前工大の学園祭『翌檜祭』は子ども連れのご家族がいっぱい、賑やかで楽しく開かれてました…

2016-10-31 06:28:41 | あんじゃあない毎日

昨日はとても穏やかな良い天気に恵まれて、前橋工科大学の『翌檜祭』にたくさんの皆さんが遊びに来てくれていました。この写真はさ、まだ午前11時ころなんです。お笑いライブや管弦楽部のステージのある午後にはこの何倍かに増えて、会場は人波で埋め尽くされてました。

   

開場を見渡すと、小さな子どもを連れた若い家族連れのお客さんがすごく目につきます。これは今年に始まったことではないのですけれど、4年前に始めて見たときは正直言って驚きました。学園祭というのは学生たちが集まって楽しむイベントだと思っていたらそうでなくて、学生たちが集まって来るお客さんたちにサービスしながら楽しむイベントだったからです。
そのお客さんの主力が、若い家族連れなんですね。

    

学生たちは、子どもたちに遊んでもらう仕掛けを実にじょうずに用意しています。そして、楽しそうに子どもたちを遊ばせているんです。
実は、私は学園祭に関する記憶がほとんどありません。なかったわけではないんです。でも、東大闘争の真っただ中で、なにしてたのかな…、少なくとも子どもたちや若い家族のためにサービスするなんてことはありえなかったと思います。
明るい、歓声が飛び交う学園祭、良いですね。

   模擬店もたくさん出ています。前工大は女子学生が30%強ですから男子学生の方が多い大学です。ですから、模擬店で働いているのは圧倒的に男子学生が多いです。むしろ、女子学生が差配をしていて、男子学生が働かされてるって感じです。
三枚目の模擬店は様子がうんと違います。女性主体の模擬店、焼まんじゅうを焼いてます。こちらはね、後援会の皆さんが上州名物を提供しようってんで出店してくれているんです。それでね、学生のお母さんたちが主力なので女性が多いのです。でもね、後援会の皆さんまで参加してくれてるのも嬉しいですね。

 

  大学も『子ども科学教室』を同時開催して子ども連れの多い学園祭を応援しています。スライムづくりをしてるんです。最初の写真の右側に立っているのが、本学の地域連携推進センターの善野教授です。実際に子どもたちの指導をしているのは学生たちです。
大学も地域社会の一員です。いろんな形で地域の皆さんと一緒する機会を作っています。

  子ども科学教室の脇で、桐生市に本社を置くPRODIA社がレインボースティックのキャンペーンをしていました。これは、スティックを回転させると短冊状のフィルムがシャボン玉のように変形しながら不思議な動きをする遊具です。
みんな、不思議なだなって顔して遊んでいます。アンケートに答えると抽選が引けて、当たるといただけるってんでやってみたら、みごと当たりました。
で、家に戻ってさっそくキキに見せてみたんです。

  <なによ、それ?>
「癒やされるだろう…」
<…………>、キキはほとんど関心を示しませんでした。レインボースティックは猫の遊具には向いてないみたいです。
善野先生、会場でお話しした仮説、あれは廃棄します。キキに関する限りですけど、実験の結果、仮説は否定されました。

 

  良い天気に恵まれて良かったです。学生の皆さんくたぶれたろうな、若いからへっちゃらなのかな、私みたいな年寄りは見ているだけでだいぶくたぶれちゃいました。
楽しい翌檜祭になって何よりの一日でした。

 

 家に戻って、ミルフィーユカツを作りました。薄切りの豚肉の在庫があったからです。肉の間に青ジソとおろしチーズをサンドしてあります。これは、ユキ子さんのご両親へのお届けです。

   私はね、鮭の中骨の水煮の缶詰と野菜で鍋をしました。鍋の真ん中に缶詰を汁ごと入れて、その周りに野菜をきっちり詰めて、水を注いでバターを載せて火にかけるんです。味付けは塩、香辛料はコショウと七味です。すごく簡単でおいしいですよ。
締めは、ひも川を用意しました。ひとりの晩酌兼夕食でした。

 

 

 

 時々登場いたします若柳糸駒ことユキ子です。直派若柳流の師範をしておりまして、前橋の『美登利会』に参加しております。
73回目を迎えました今春の美登利会の舞台の様子はコチラです
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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前工大の学園祭『翌檜祭』が始まりました、今日までです。同時開催のオープンキャンパスの様子もお伝えします。

2016-10-30 05:49:45 | あんじゃあない毎日

前橋工科大学の学園祭『翌檜祭』が始まりました。今日までです。
ステージはすごく賑やか、模擬店もいっぱい、元気で楽しそうです。写真はね、前橋まつりでも人気の前工大のだんべえ踊りチームです。

 

   翌檜祭よりも1時間早くに同時開催のオープンキャンパスがスタートしました。今年から予約制にしたのですが、会場の大教室はいっぱいです。
星学長が、「前工大は日本で一番小さな工科系大学です。大きな大学の方が有名ですけれど、小さな大学には小さな大学の良さがあります。小さな大学でなくてはできないこともあります」と挨拶してました。そうなんですね、ほんと小さな大学なんです。でもね、星学長が誇りと自信を持ってみんなに話しかけてくれているのはものすごくうれしいことです。

   各学科の学生や院生が学科紹介をします。この女子学生はシステム生体学科の学生です。システム生体学科とか生命情報学科という名前は高校生にはなじみのない名前です。すごく分かりやすく学科で学ぶ内容を話してくれていました。

   コチラは生物工学科の大学院の1年生です。生物工学科の紹介をしてくれました。
学生たちの話に共通している前工大の特色は、①少人数教育で教員と学生の距離が近い、②実習や実験が楽しい、③幅広い知識と技術を教えてくれる、④前橋をフィールドにした地域性のある勉強ができる、⑤サークル活動や学生生活も充実している、ということでした。

 キャリアセンター長の小林教授です。小林教授からは、詳細にわたって前橋工科大学の特色が説明されました。かいつまんで、その一部を紹介しときます。

   前工大は前橋市が設置している大学ですが、在校生の76%は群馬県外の出身者です。全国から工学を学びたい若者が集まっています。
それから、公立大なので学資が低く抑えられています。経済的にも学びやすい大学です。
学生の半分以上はサークル活動に参加しています。

  少人数教育が基本ですから各学科とも学年担任制をとっていて、二人の担任教員が学生の学習や生活の相談にのっています。また、三年生の後期からは卒業制作や卒業論文の作成のために学生も指導教員の研究室に所属します。研究室の教員も卒業後の進路や就職について積極的に取り組んでいます。
キャリアセンターでは、専門家による相談事業や就職活動支援のために専門家によるセミナーや相談もやっています。小さな大学ですから、一人ひとりの学生にきめ細かな対応ができています。

  卒業率、4年間で卒業できた学生の比率は84.6%です。大学としては高ければよいという訳にはいきません。卒業者の資質が問われます。
退学率は、私立大学よりも低いですが国立よりは高いです。退学の理由は本人の希望と大学の実際が違っていたとか、本人に向いていなかったというのが多いです。そういう皆さんは早めに退学して進路変更しています。きちんと調べて、本人の意思で選んでいただきたいと思います。

  就職状況です。今年の春は全学科で100%でした。ただこれは、景気動向から企業が積極的に採用したことが大きな理由ですので、ずっと続くとは考えていません。
就職先の企業を規模別に見ると、大企業から中小企業まで様々です。工科大学の場合は専門性が生かせる就職先を求める傾向が強いです。

 これは、本学の学生の大学生活に対する満足度です。圧倒的多数の88.9%が満足してくれています。しかし、教員の立場としては10%の不満が問題なのです。こういう学生の皆さんともしっかり向き合ってゆきます。

 こういう話をこのブログでまとめて載せることは初めての気がします。前橋工科大学という大学を知っていただくうえで役に立てば幸いです。
全体説明が終わるころ、風が吹きはじめて赤城山がすごくきれいに見えていました。
学園祭もスタートしたみたい、音楽が聞こえてきていました。

 

 コチラは第2ステージ、軽音楽部のバンドが大音響です。

  メーンステージにはあかぎ団がやってきていました。大勢の皆さんがステージ周りに集まって賑やかです。

 

 そういう賑やかさとは別に、静かにやってる連中がいました。これってね、総合デザイン工学科の学生がワークショップでつくったコンクリート製ベンチを型枠から取り出す『解体ショウ』をやって、坐っても大丈夫かなって恐る恐る坐ってみたところなんです。これは学園祭のもようしではないのですが、学園祭とオープンキャンパスにあわせて学科でやった取り組みです。

   左が完成品です。中は、その配筋図、右はワークショップに参加した学生の皆さんです。工科大学らしいでしょう…

今日も『翌檜祭』は続きます。10時からです。子ども科学教室も同時開催です。遊びにきてください。公式サイトはこちらです

 

  しばらく出かけていなかった伯母さんがユキ子さんを伴って泊まりでお出かけとなりました。それで、元気でねって感じで、朝ごはんは栗ご飯を用意しました。富田町の吉田栗園の栗です。おいしくできました。
夜は一人なので、野菜たっぷりのソースのパスタにしました。春菊、トマト、ピーマン、シイタケ、タマネギです。

 

 

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雨が降りました。街の木々はあんまし紅葉せずに散り始めてます、寂しいです…。今日と明日は元気な『翌檜祭』です

2016-10-29 06:20:11 | あんじゃあない毎日

昨日はいつ降り出してもおかしくない空模様でした。雨に降られる前にってんで、朝食すませるとすぐに用足しに出ました。ご用がすんだら10時になってたんで、マルシェによって香辛料を買い込んだんです。
家に戻る途中、前橋駅前を通ると欅並木が色づき始めてました。

  でもね、ちゃんと色づく前に葉っぱが散り始めているんです。紅葉せずに枯れ落ちてきています。どうしたのかな…
道に落ちた枯葉を掃き集めて取り除いている皆さんがいました。あれ、本町に本社のある稲村建設の従業員ですね。ボランティアしてるのかな…、

 家に戻るとお昼まで少し時間があったんで、牛蒡の有馬煮、クルミの飴炊き、りんご煮、りんご入りのポテトサラダをつくりました。常備菜の補充です。

 

 昼前に雨が降り出しました。強い振りではないのですが、しばらく振り続きそうです。
今日は、前橋工科大学は学園祭です。あがってくれると良いのですけど。

  <心配することはないですよ。ちゃんと雨は上がってくれました。今朝はもうお日さまが昇ってきてますから。
今日29日はさ、10時からオープニングなんです。夕方の6時半までやってます。同時開催のオープンキャンパスは少し早くて9時スタートです。
明日30日はさ、午前10時から午後7時までです。子ども科学教室は午前10ッ時から午後3時までです>

   <おヒゲんとここにプログラムがあったから紹介しますね。
最初はさ、実行委員長の山田さんと自治会長の長田さんのご挨拶、ポップアップで読んでね。
それからさ、みんなして『あすなろの木』をつくるんですって。遊びに行ったらさ、忘れずにあすなろも木づくりしてくださいな>

    <左がさ29日のメーンステージの催しなのね。中が30日、盛り沢山なんだいね。
今年初登場はさ、30日のお昼過ぎの女装コンテストなんです。おヒゲがさ、なにとか先生に「センセイも出るといいですよ」っていったらさ、「私は除草ならできますが…」ってかわされたらしいんですよね
それから、小さなお友だちに人気のミニゲームにさ、新しいお遊びが登場するみたいです。
今日と明日は『翌檜祭』、みんなして前工大にあすびに来てくださいな…>

 

  午後は、雨の中を買い出しです。
広瀬川のカルガモは、十六本堰のところに群れてました。広瀬川と中央前橋駅、この風景は昔とあんまし変わってないです。細かい雨が降ってます。小ぬか雨っていうのかな…

  ほら、壁を覆っていた蔦も紅葉しないで枯れ落ちています。今年の前橋の秋は少し寂しいです。硝子戸の中には雨宿り猫です。

  静かな街です。雨でしたから…

 

  『肉のチャンピオン』にお願いして、夕食は豚シャブにしました。温かいもんがいいやいね。
それと前橋産の食用菊が手に入ったんで、菊花の酢の物を添えました。
今朝は、栗ご飯をします。

 

 

 

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前橋ネコフェス2016のセレクト猫グッズ、猫柄のとこなめ焼の急須を買いました。前橋ネコフェス2016は30日までです

2016-10-28 06:23:05 | あんじゃあない毎日

前橋の中央通商店街にある茶舗『水本園』さんのお店に入って直ぐの棚に急須が並んでいます。その一番前に、猫柄模様の急須がいくつか。これって、前橋ネコフェス2016やってる芽部の新井さんのFBで知ったんです。で、昨日行ってみたんです。

  子どもの頃には、正月の初売りの日に必ず立ち寄った店でした。お茶の初売りの景品が急須だったんです。母はそれが欲しくて必ず初売りのお茶を買ってました。
幾つか並んでいた猫柄の急須の中から、黒色の常滑焼のを分けてもらいました。

  表面の黒色を削り取ってるのかな、描いているのかな、朱色の猫が戯れてます。猫柄の者をいろいろつかっているのですけれど、急須は初めてです。伯母さんも「いいじゃない」って言ってくれました。

  だけど気になることがおきました。急須の中を覗いてみたら、ステンレス製の茶こし網を止めている小さな突起に気付いたんです。なんか模様に見えるんです。一つは明らかに人の顔、翁かな、達磨大師かな…、もう一つはこれなんだろう…、考えても分かんないのです。
考えてても仕方ないので、愛知県常滑市にある『とこなめ焼協同組合』さんに問い合わせのメールを送りました。「この突起の模様はなんですか?」って、そのうちお答えが戻ってくると思います。

 

 <おヒゲはくだらないことに引っかかって困るんです。なんだっていいじゃないの、第一ね、常滑では月に20万個も急須作ってんですよ。日本の急須生産の90%を占めてるんです。いろんな急須があるはずで、問い合わせ、入れられた方だって迷惑してると思うんだけどな…>

 <水本園さんだけでなくね、セレクト猫グッズ販売しているお店をきちんと紹介しますね。前橋ネコフェスは30日までですよ。北の、立川町通りの交差点のとこから行きますね>

   <まずは角のコーヒー専門店『焙煎館』です。恵さんの猫クッキーを特別販売してます。
お隣のインナー専門店『八幡屋さん』ではさ、前橋ンネコフェス出演者・出展者物販コーナーがあるんですよ。詩誌や詩集、CDなんかが並んでます。それから、猫柄の手ぬぐいや靴下も販売してますよ>

   <銀座通りとの交差点を渡って、陶器の『山田屋』さん、招き猫を並べてくれてます。
そのお向かいが急須を買った『水本園』さんで、その先の和装の『小川屋』さん、店頭のワゴンに猫グッズをたくさん展示販売してくれてます。入り口には大きな招き猫です>

  <アッ、通り越しちゃった、ゴメンナサイ。水本園のお隣の足利屋さんの裏なんです。裏通りに回り込むとパン屋の『シャトア』三があります。こちらでは、『langue de chat(ラングドシャ)』、猫の舌の形をしたクッキーを特別に作って販売してます。とってもおいしいですからぜひ!!>

 <それで、表通りに戻って『スズキストア』さんです。いっぱいの猫グッズを揃えてますよ、猫グッズの専門店ではないのですけど、それに近づいちゃってます。
ついでといっちゃなんなんですけど、中央通から銀座通りにちょこっと入ったところに『リビングとファッションの店 みちした』三があります。ここのお母さん、ものすごい猫好きなんです。お店にも、猫グッズありますよ。おヒゲが使っている戸崎尚美の黒猫シャロンのマグカップも『みちした』さんで手に入れたんです>

  <ついでにもういっこキャンペーンです。明日から前橋工科大学は学園祭なんです。『翌檜祭』が始まります。公式サイトはこちらです>

 

 キキの言いつけでお店の写真を撮り歩く前の腹ごしらえは呑竜仲店のヤギカフェ、ネコフェス特別メニューのドライカレーでした。猫型で抜いたご飯なんです。

 で、家に戻ったら、キキが待ってたんです。<城四文化祭に出す『猫の本』30冊をセレクトしたの。だから、それぞれの解説を口述するから筆記してちょうだい>だって。30冊の猫本の解説ですよ、こりゃ大変と思ったら、夕方までかかっちゃいました。でも、結構なバラエティー、そのうち紹介しますね。

 

   これはね、メイ太の母ちゃんにいただいたカボチャです。バターナッツではないです。鶴首に似てるけど形がちょっと違うかな、品種は分かりません。でも切ってみたら素敵な色です。伯母さんが大好きなカボチャのスープを作りました。おいしかったです。

 それと、ハッシュドビーフ、豆のサラダ、イタリアンパセリ入りのバターライス、夕食は洋食になりました。

 

 

 

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小蕪の梅酢漬け仕込んで、前橋の秋を散歩、煉瓦蔵で松本忠義の中学時代のクロッキー、色づいたミズキ、咲き始めたヤツデ…

2016-10-27 05:50:49 | あんじゃあない毎日

岩神町の風呂川、実の重さで枝垂れた柿は、もう少しで水の流れに触れそうです。散歩の途中で見た前橋の秋です。

  昨日は私は休日、のんびり過ごしてました。伯母さんの朝ごはんのおかずです。お皿の数は七つですけど、お菜の数は15近くなんだと思います。少しずつ、種類多くにしてるんです。その右上、青い小皿に盛られているのは刻んだしば漬け、8月の末に漬け込んだのを大事に食べ繋いできたんです。

  でもね、「あの~、しば漬け終わりました。甘い煮物も…」、ユキ子さんの声です。食後、すぐに漬物の補充と甘い煮物づくりをしました。漬けもんは、ニンジン、セロリ、パプリカのピクルス、コカブの梅酢漬けです。コカブの下漬けは塩を使わずに砂糖でもんでしばらく置きます。砂糖でも下漬けできます、減塩漬けもんの基本の一つです。今回の漬け汁は、カツオ出汁、食酢、梅酢、を2:1:1の比率でまぜて、下漬けで出た蕪の水分も砂糖ごと加えて、更に砂糖で味を調えます。食塩は梅酢が含んでいる分だけ、食塩濃度は2%ほどです。
甘い煮物は、紅玉が買ってあったんで、サツマイモのリンゴ煮、カボチャの甘煮、それとリンゴ煮でした。小一時間の作業です。

 それからちょいと用足しに出て、昼食は自宅で自作、良農園のニンジンの葉っぱの天ぷらで、石田製麺の地粉うどんを食べました。おいしいニンジンの葉っぱです。良農園って、田口町で少量多品種の野菜生産をしている農園です。

   午後はお散歩、家を出るとすぐに猫に出会いました。左はね4丁目のOさんにご飯もらってる猫かな、黒猫は二丁目のUさんが買ってる猫だいね…
昨日は暖かかったんです。

  立川通りの熊野神社です。来月の11日がお酉さま、もう提灯が取り付けられて、まつり支度になってました。お札をいただきに来なくてはなりません。
その前の11月3日は、弁天通の大蓮寺の弁天さんの例大祭です。伯母さんと糸駒の『芸道精進』のお札をいただきに代参しなくちゃいけません。忙しいです。忘れないようにしないと…

 

  それから若宮町から岩神町を廻って、住吉町の旧安田信託銀行担保倉庫まで来たら思い出したんです。ハラサワコレクションの展覧会の案内をちょうだいしてたんです。
この煉瓦造りの倉庫は国の登録文化財です。その一角で、古道具や骨董を商う『コンチキ』が営業してます。その脇に『上州文化ラボ』という団体が管理するスペースがあって、そこで、ハラサワコレクションの展覧会が開かれていて、今回が第5回(10月22日〜11月2日)になるんです。
『青春の夢をめざした群馬の作家たち』というテーマで、山田かまち、折原幸子、横堀角次郎、清水刀根、小林真二、湯浅一郎、松本忠義、山口薫なんか、16人の作家の青春時代(10〜30歳代)の作品が展示されています。

素敵だったのは松本忠義(1909~2008)のクロッキー27点でした。「青春の夢」を感じさせてくれました。
松本は高崎中学の出身です。2009年に高崎市立美術館で『松本忠義 画家たちと青春』という展覧会が開かれました。この時の紹介記事をお読みいただくとどんなアーティストだったかが分かります。

  左はにしき蓋丼、右は花瓶に挿した椿の花です。右の絵をクリックしてポップアップで見ていただくと右側に「松本忠義」と記名されていて、その上に「一之一 6」と記してあります。そして左下には、赤鉛筆で「甲」と読みとれる乱暴に書かれた一字が見えます。
コンチキのご主人経由でハラサワさんに尋ねてもらったら、「高崎中学時代の習作です」というお答えでした。松本忠義が絵画に魅せられた中学生の時に描いたものなんですね。そうすると。「一之一 6」は一年一組、学生番号6番ってことなんでしょうね。「甲」は先生の評価ですよね、甲・乙・丙・丁の四段階評価…、先生は誰だったのかな、上級生だった山口薫だったりして…

 こちらは、木下紀巴子の『相生橋』って作品です。居合わせた方から、「『相生』ってどこかな?」って尋ねられました。柳原発電所がつくられる前の広瀬川、共愛学園に向かう道の橋です。今よりも川幅があって、下流の柳橋によく似たコンクリート橋だったと記憶しています。上流の千丈から川に飛び込んだ少年たちはこの橋の下をくぐって下流まで泳ぎ流されて行ったんです。

  これはね、古道具と骨董の『コンチキ』の店内です。
「どこに何があるのか分かってるの?」
「忘れているのもあらいね…」、なんです。面白いです、いろいろあって…

 

  日吉町のみずき通りです。すっかり紅葉しましたけど、色はもう一つの気がします。庭のカツラの葉も黄色くなってました。

 ヤツデの花も咲き始めています。秋もおしまいに入るんですね…

 

 <あんね、ネコフェス2016は30日までですよ。最終日の30日にはね、前橋子ども図書館で、『猫のお話し会』(10:30~11:30)です。お話のタコさん、歌のkukuさん、それとやまねこ座の皆さんも来るんですって。良い子も悪い子もみんなしていきましょうね!>
家に戻るとキャンギャル猫のキキが冷蔵庫保存していた花冠を冠っていました。

 

  夕食はね、里芋の小芋使った『はじき芋』、良農園の黒キャベツと鶏卵の炒めもの、ピーマンと豚肉の炒めもの、サワラとギンダラの味噌漬け、お椀はけんちん汁でした。伯母さん、はじき芋4個かな、5個かな、好きなんですよね。

 

 

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前橋ネコフェス2016公認キャンペーンガールのキキに、花こうのお母さんが花冠を作ってくれました、素敵でしょう…

2016-10-26 05:38:05 | あんじゃあない毎日

<お待たです!! 前橋ネコフェス2016公認キャンペーンガールの花冠ができてきたんです。
どんなもんじゃ、似合うでしょう、去年のよか少し派手目に作ってもらったんです~>

 <おヒゲに取り行ってもらったらさ、「できてますよ!」って、『花こう』のお母さん冷蔵庫の中から出してくれたんですって。このまちでね、猫用花冠製作実績のあるのは『花こう』さんぐらいだいね。10年ほど前にはさ、前橋るなぱあくの木馬さんの誕生祝のお花のケーキも作ってくれたんですよ。すごい腕前なんだから…>

 

 <そいでさ、「前橋ネコフェス2016」もいよいよ後半戦に入っているのね。10月30日までだからさ、まだ出かけてない人は出かけてください。今日は商店休みの日だから明日からがいいですよ。前橋の中央通商店街のお店の店頭でさ、『猫の写真と詩 街なか展覧会』、『お散歩写真・お散歩ことば 作品展』 なんかやっているし、煥乎堂の三階の古書店では『クリエイターによるセレクトブック・フェア』、『萩原朔太郎『猫の詩』作品展』もやってるのよ。
こんなイベントを主催してる『芽部』って気になるでしょう、最近『芽部』のフリーペーパー第3号が出たから見せてあげますね>

   <クリックして、ポップアップ画面にしてみてくださいね。裏ページの左下にさ、「芽部について」ってのが載ってたからそれだけ切り取ったのが3枚目ですよ>

  <そいからさ、ネコフェスにコラボして「期間限定特別メニュー」しているヤギカフェの特別メニューの制作秘話を紹介するね。ヤギカフェ日記の10月18日10月21日も見てくださいね。
でね、これなんだか分かる、猫の形してるでしょ、四つもあるんです…>

 <これってさ、特別メニューのご飯を猫の形に抜くための金属製の型なんです。ほら、型抜きした十穀米のご飯に胡麻と青のりで模様もついちゃってるんです。
この型抜き買ってきたんじゃないんです、どこでも売ってないんです。マスターの手作りなんです。器用だいね、作っちゃうんだもの。けど、きっと買い手が現れるだろうって、どうやらお部屋いっぱいに猫型作っちゃったって噂が流れているんです。ありそうな話です…>

 

 <そいでね、キキの方はね、城東町四丁目の自治会長の加賀谷のオッチャンがうるさいんです。「11月6日の城四文化祭に作品出せ! 出さねえとワンコをけしかける」って言ってきてるんです。仕方ないんでね、『猫の本』てのを出展することにして、その説明原稿を半日がかりで考えてたんです。おヒゲの方にもさ、「なんか出せ! 出さねえと例の件ばらすぞ」ってなこと言ってきてるらしくて、おヒゲもなんか準備してましたよ…
加賀谷のオッチャンさん、キキのとさ、おヒゲのとさ、それからKさんの申し込みを茂木先生のとこへ届けときましたよ。そいからさ、Aさんにも電話して出品してもらえることになりました、頑張ってますからね、ワンコやめてね…

 <そんなことよかさ、前橋ネコフェス2016なんだいね。元気21にある前橋こども図書館ではね、『みんなでつくるねこまち展』やってるんですよ。そこ行くと、キャンペーンガールのキキの絵にも会えますよ。
それとさ、10月30日(日)10:30-11:30に、『猫町おはにゃ~し会』も開かれます。良い子も悪い子もお出かけしてください>

 

 <そんなわけで、前橋ネコフェス2016のお知らせでした。おしまいにさ、中央通商店街のお店ではさ、猫のセレクトグッズの販売してます。お店ものぞいてくださいね。パン屋のシャトアさんでは『Langue De Chat(ラング シャ)』を特別販売、焙煎館さんでも『恵さんの猫クッキー』を期間限定販売しています。おいしいですよ!>

 

 お昼前、岩神町の養田鮮魚店へ行ってみたら、青森から素敵なサバが届いてました。サバもイワシも北の海から届くようになって…

  夕食は、伯母さんの好物の北海道産の生ガキ、何処産だか忘れたホンカワハギのお造りを用意しました。今週は千代田町のお稽古も始まったんで、二人の帰りを待って夕食なんです。

   それと、金目鯛の沢煮、里芋の煮っ転がし、お椀はコカブと良農園産の黄色い人参とマイタケの沢煮椀風にしました。おいしくできましたよ。秋の家庭料理です。

 

 

 

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雀のお奨め<かきのきのあるふうけい>見ながら力丸町の『こむぎ』にうどん食べに行ったらコスモス畑の向こうに赤城山…

2016-10-25 06:15:14 | あんじゃあない毎日

偶然見っけた風景なんです。前橋市西善町の北関東自動車道に近くにコスモス畑があったんです。コスモス畑の赤城山です。人工的な風景ですけど、たまには良いのかもしれません。

 昨日は大学へ出勤しました。ヤマト市民体育館の駐車場で暮らしてるトウカエデが見事に色づき始めてました。伊勢崎市の旧境町にある旧境高校の校庭にはもっと大きな、県の天然記念物に指定されているトウカエデがあります。もう色づいているのかな…、行ってみようかな…

  大した仕事もなくて、昼前には仕舞うことができました。久しぶりに力丸町の『こむぎ』のうどんが食べたくなって、南へ向かって集落道や田んぼ道をたどって行きました。集落の家々には柿の実が色づいてます。きれいです。
<きょうはさ、かきのきのあるふうけいといねかりのふうけいをみながらいくといいよ…>、スズメに勧められました。

  確かなんです。あっちみても、こっち見ても、柿の木がある風景なんです。田舎家って、ほとんどが庭先に柿の木を植えてるんですね。

  朝倉田んぼも半分以上が稲刈りを終えていました。まだ終えていない田んぼでは、コンバインが走り回っています。稲刈りを終えた田んぼでは耕運機が田起こしをしてます。稲が終わるとすぐに春麦の種まきが始まるんです。この辺りの田んぼは、稲と麦の二毛作をしてますから。

  で、柿の実の見える風景です。荒れた菜園ごしの柿の木、柿の木の下に乾された洗濯もん、ヒトの暮らしと柿木ってすごく近い感じです。いいな…

 牛舎の脇の柿の木、でもね、柿の木には変わりなくて、だんだん飽きてきちゃいました。

菜園に植えられた柿の木、たくさんの実をつけています。二つの木の間に青い赤城山です。前橋の柿の木の風景に見えるかな…

 で、力丸町の『こむぎ』に着いたら、おかみさんが柿の木の下に佇んでいました。何してんのかな…、でも、すごく気の利いたサービスシーンでした。

  『こむぎ』のうどんです。小麦粉の香りがします。うどんてさ、コシだ、ノドゴシだって、通の皆さんはいうけど違うような気がするんです。大事なのは小麦粉の香りなのではないでしょうか。
物心ついたころ、「坊や、寄ってきない、うどんぶったから、食ってきない」って近所の農家のおばさんに声かけてもらって、ものすごくうれしかったんです。あんときのうどんも、香気がたってました、小麦の。そんな香を楽しんでみたい方は、ぜひお訪ねください。
「キキさん元気ですか?」、親父さんとおかみさんと猫や犬の話をしながらのんびりうどんを食べました。おいしかった。

 

 帰り道、また柿の木のあるふうけいを見ながら戻ってきたんです。

そしたらコスモス畑に出会ったんです。コスモス畑の隣りにも柿の木は暮らしていました。

 

 古い農家の大屋根の前にも柿の木です。ほんと、どこへ行っても色づいた柿の実が目に飛び込んできちゃいました。
のんびり走るって楽しいです。

 <柿の実なんか見て走り回って何してんのよ、頼んだことしてくれた?>、キキはベットカバーの下で威張ってます。
「うん、ちゃんと花こうさんに寄ってきたよ。で、おかみさんにお願いしてきた、花の冠作ってって」
<ないじゃない…>
「そんな簡単に作れないんだよ、一晩待ってって、ほかのお仕事もあるんだからさ」
今日、お待たせしている前橋ネコフェス2016公認キャンペーンガールの花冠ができてきます。乞うご期待なんです。

 

   夕飯はね、松茸ご飯、うなぎの柳川、『グルメDAY』で買った人参を葉っぱから根っこまですべて使ったニンジンだけの天ぷら、それと、長芋の酢の物、お椀は吉野豆腐でした。おいしくできました。

 

 

 時々登場いたします若柳糸駒ことユキ子です。直派若柳流の師範をしておりまして、前橋の『美登利会』に参加しております。
73回目を迎えました今春の美登利会の舞台の様子はコチラです
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

 

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『地元グルメDAY』、勢多農生の皆さんの作品を食べまくってきました。おいしかったですよ…

2016-10-24 04:55:23 | あんじゃあない毎日

城東町四丁目の猫です。日曜日の午後、路地はのんびりしてます。
猫が暮らしているということは、人も暮らしています。

 「キョウサン、文化祭頼まア…」
「集まらないの?」
「うん、あんましうまくいってないんだな…」
11月になるとこの町内でも『文化祭』があるんです。舞台発表と展示発表を隔年でやっているのですけれど、今年は展示発表の年なんです。その作品の集まり具合が芳しくないと、自治会長があまり深刻でなく悩んでました。

  猫が作品を出してくれると良いのですが、全く無関心です。
ネコフェスの真似して、猫写真と詩なんか作ってみましょうか。左の写真だとさ、「寺々に増す無縁墓秋の風」なんてどうかな…、この俳句はユキ子さんの父さんの句だから使わせてもらえないかな…。少し暗いかな…

   それよか料理の方がいいかな。これは昨日の朝つくった常備菜、食塩不使用煮干しの田作り風、クルミの飴炊き、ヒジキと大豆の炊き合わせ、レンコンの松の実入りきんぴら、芋がら煮、芋がらの甘酢漬け、文化祭の作品にならないかな…

 ついでにさ、夕食を鶏の水炊きにすることにしたんで、手羽先10本をコトコト1時間半、アク取りながら炊いてました。つまり、常備菜づくりに1時間半を要したってことなんです。このスープおいしいんですけど、展示作品にはならなそうだな…

 

 <くだらないことぐだぐだ言ってないでさ、『45Days』の『地元グルメDAY』へ行って来たんでしょ、それから前橋ネコフェス2016の『クリエーターによるセレクトブックフェア』も見てきたんでしょ、そのお話ししなくちゃ…>

 そうなんです、まずは煥乎堂の三階の古書店で開かれているネコフェス2016の『クリエーターによるセレクトブックフェ』を覗いてから、『地元グルメDAY』へ、結構な人出でしたよ。勢多農の生徒さんたちがパン屋さんだの飲食店さんだの協力してもらって製作した地元の生産物を使った料理の試食発表会や、前橋の農業者の生産物販売ブースや、前橋の旨いもの店の販売ブースなんかがいっぱいでてて…

  ミニブタやヒヨコが小さなお友だちにはすごい人気でした。

  コチラは高校生漫才甲子園前橋予選ではありません。食品を開発した勢多農の生徒のプレゼンテーションです。勢多農生に協力してくれた前橋の気の良いお店は、「西洋亭 市」さん、「パン工房 SYATOA」さん、「ヤギカフェ」さん、「たなかや焼饅頭店 日赤前」さん、「レストラン ポンチ」さんです。良いお店にお世話になった高校生、まじめにプレゼンしてました。

  でね、これはこれは、呑竜仲店の『ヤギカフェ』さんと組んだ勢多農生が作ったクリーミー味噌パンです。今回のの特徴は、勢多農で生産された多野郡神流町の地大豆『粟端大豆(アワハタダイズ)』を使って製造した味噌、 勢多農の農場で採れた梨、クルミなんかを使っているってことなんです。詳しくはこちらをご覧ください

  コチラはさ、『西洋亭・市』さんに協力してもらったグループが製作した『まきまきカツ』、とんかつと野菜をライスペーパーで巻いたものです。もちろん野菜も豚肉も地元産ですよ。

  それから、パン屋の『シャトア』さんに協力してもらった、枝豆の「ゆあがり娘」を使ったラスクとずんだ餡パンです。
これ、みんなただでっ試食できたんです。気づいたらさ、どっかで見たことのある人が食べまくってるではないですか、なんと、城東町4丁目の自治会長なんです。よく食べますね、せっせせっせなんですね。そこで、文化祭の話題になってしまったという訳なんです。

   これはね、試食品ではありません。
左はさ、吉駒のところへ稽古に来てた皆さんがパンでお昼するってんで作ってあげた小蕪とアレッタのサラダなんです。もちろん野菜はすべて前橋産です。右はね、『地元グルメDAY』で買い込んだニンジンを使ったパスタです。黄色い人参の葉っぱと根っこ全部使って作りました。おいしいんですよ、若い人参の葉っぱは。こっちは、私のおやつです。

 

『地元グルメDAY』の会場を出たら、フットワークステーションの店先の新井隆人さんの作品が目に入りました。食いまくりの一日、笑顔の人にたくさん会いました。

 

  そうそう、スープを採った鶏の手羽先、出しガラとは言えもったいないんで、骨を取り除いて、チキンカレーに加工して冷凍保存しときました。
採ったスープで鶏のモモ肉のぶつ切りを柔らかくなるまでコトコト炊いて『博多水炊き』の出来上がりです。用意した野菜は、カブとニンジンの薄切り、春菊、それと椎茸です。ここにきて天候が回復してきたんで、地元の野菜がすごく良くなってきています。おいしいです。

 

 

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木瓜の花、今日の『地元グルメDAY』にヤギカフェが登場、ネコフェス2016見物がてら勢多農生と共同開発した新作郷土料理を試食しましょう…

2016-10-23 06:10:08 | あんじゃあない毎日

木瓜の花です。昨日、石倉町へ行った帰りに見っけました。もう晩秋なのかな…

  朝食後、買い物に出ました。三俣町の店でポリフィルムやなんかを買った帰り、勢多農の前を通ると風神雷神図を模した大きな看板が出ていました。11月3日が学園祭のようです。『麗峰祭』というのだったと思います。隔年開催のはずですから、見損なうと再来年まで待たねばなりませんよ。
そういやさ、呑竜仲店の『ヤギカフェ』さん、今日23日に開かれる『45DSYS』のイベント、『地元グルメDAY』に出店するって言ってたんです。それも、勢多農の生徒と組んで新しい郷土料理を提案するって話です。開場は中央イベント広場です。詳しくはこちらを
右の川はね、勢多農の正門前を流れている佐久間川ですよ。

 で、家に戻ったらさ、キキはベットカバーの下に潜り込んでいました。
「寒いの?」
<大事ないよ、入ってみただけだから…>
「ネコフェスのお知らせしなくてもいいの?」
<するよ、18日に紹介したさ、『お散歩写真・お散歩言葉 作品展』、半分しか紹介してなかったから残り見てもらうの>

         <これってね、9月25日にプレイベントとしてやったワークショップでつくった作品なんですって。前橋の街をぶらぶら散歩して、パチパチ写真を撮って、思いつくままに言葉を並べてた作品なんです。前橋のまちのどこで撮った写真なのかな、そこでどんな言葉を思い浮かべたのかなって、面白いんですよ。『地元グルメDAY』の開かれている中央イベント広場の真ん前ですから見てくださいね>

 <『焙煎館』の猫クッキー、『シャトア』さんのlangue de chat(猫の舌)もよろしくね、八幡屋さんにも寄ってみてください。ネコフェス2016の公式サイトはこちらです

 

  で、私は元総社町の友人を訪ねました。石倉町の滝川です。JRの鉄道橋の手前に、オギのかたまりがすごくきれいでした。秋ですね。

 玄関先で立ち話してたら、視野の隅っこを猫が過ぎりました。
「猫が通ったよ」、「どこを?」、「あすこんちに入って行ったよ」
で、急いで自転車走らせてパチリ、もどって、「ほらっ」って見せたげました。

 友人と別れてから、住宅地をのんびりと走っていたら、前の方に茶猫です。さっきのとは違う猫です。

   くろねこにも会いました。額に白班かなって思ったら、エノコログサの穂、真っ黒な猫でした。縁側で毛づくろいに忙しいサバトラにも会いました。写真に撮れなかったの入れると、友人宅近くで6匹の猫に会ったみたいです。

 みごとに紅葉したアメリカハナミズキです。きれいです。秋もおしまいに近づいてます。

 

 家に戻って雑用してたらレイ子さんが訪ねてきました。なんか東北の方へ出かけてたみたいなんです。土産にって、岩手の『塩ウニ』を届けてくれたんです。うれしいです。大好物なんです。減塩食にはまったく不向きなので、私だけで頂きます。

 

    

昨日は良い野菜が手に入りました。ブロッコリー、トマト、アレッタです。アレッタって、ブロッコリーとケールの交配種で「茎ブロッコリー」という商品名でつぼみのとこだけ売られていることが多いですけど、昨日のは葉っぱつきでした。
ブロッコリーの茎のポタージュでしょ、鶏肉のリンゴ炒めでしょ、トマトと生ハムのサラダでしょ、ブロッコリーの豚肉巻・トマトソースでしょ、それから、鶏肉のソテー・アレッタの葉のグリーンソースです。野菜を使って、少しっつ作って食べました。

 〆はね、山形から稽古に来た方から頂いたブリの押しずしをいただきました。

 

 

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買い物にICT活用、臨床研修医のマッチング、そして『学校の管理下』、三つ目の新聞記事が一番重かったです

2016-10-22 06:29:08 | あんじゃあない毎日

これは一昨日の上毛新聞の記事です。前橋工科大学の研究チームと前橋に本社を置くソフトウエア―制作会社『ろけっと開発』が共同で、地元の中堅スーパーの移動販売車への注文をICTを活用したタブレット端末でできるシステムを開発したってニュースなんです。
この研究開発の中心となったのはシステム生体工学科の松本浩樹准教授で、前橋市の支援を受けて行う『公募型共同研究開発事業』に採択された取り組みなんです。

 <大学の研究や教育の成果がメディアに取り上げられるってことはそれほど多くないんですけど、こうして大きな記事になるとおヒゲも嬉しそうに読んでいるんですよ。
やっぱさ、前橋市が設立した大学なんだから地元の役に立たなくちゃいけないですよね。それに、この研究は地元だけでなくて全国で同じような取り組みをしている流通業者が利用可能な汎用性の高いものですから、たくさんの人の暮らしを支えて行ける技術開発なんですよね。>

 でも、昨日はあまり嬉しくない記事が掲載されました。これも上毛新聞です。来春卒業予定の医学生の研修先を決める「マッチング」の結果の記事です。群馬県内の病院では162人の募集をしてたのですけれど、87人(53%)しか応募者がいなかったんです。とりわけ、群大医学部付属は16人と少ないんです。これは、2015年に起きた第2外科の医療事故の影響だと言われています。
大学の事業や研究・教育活動に伴って発生した事件・事故の影響は簡単に拭い去ることはできません。その影響は、単にその大学だけでなく社会全体の問題に広がって行ってしまいます。残念なことです。

  <うちの先生もね、「日本の医療制度の根幹にかかわるような問題に発展しないといいけど…」って心配してるんですよ…>、お向かいの石原総合歯科の先生のご両親と暮らしている通称『さくら』です。昨日、歯の治療に行ったときに聞いたんです。

 

 そいでね、私がもっと心配した記事がこちらなんです。昨日の上毛新聞のトップです。
2010年にいじめで死亡した小学6年生の遺族に対して死亡見舞金の支払いを日本スポーツ振興センターに命じる判決が出たという記事なんです。

 <ちょっと事件のこと説明するね。2010年10月に小学6年生の女の子が自宅で自死したんです。ご両親が調べたら友だちのいじめが原因だったんです。それで、ご両親は学校に責任がるとして設置者である市と指導責任のある県に賠償を求めて提訴したんです。また、いじめをした同級生たちも童謡に提訴しました。この裁判は、14年にだされた地裁判決が自死といじめの因果関係を認めたことから、全て和解が成立しています。その後、学校の児童生徒が加入している災害共済給付制度の死亡見舞金を同制度を運営している日本スポーツ振興センターに請求したところ、センターは「学校管理下の事故ではない」として支払いを拒否していたんです。
この共済制度は、学校管理下の事件、例えば運動部活動とか学外での実習活動とかで児童生徒が怪我をしたり、死亡したりしたときに見舞金が支給される制度なんです。それで、遺族は支払いを求めてセンターを提訴していました。こういう事件の経過なんです>

 私は、裁判所が自死といじめの因果関係を認めたことは素直に事実として受け止めていました。そして、自死という悲惨な事実と、遺族の怒り悲しみも共有しています。それは、しごく当然で、そうでなくてはいけないことと信じています。

大学へ向かう途中の菜園でボサ菊が咲き始めていました。

 ですから、共済制度の見舞金が支払われるのも当然のことで、その点では、判決に異を唱える気持ちは全くありません。遺族のためにも望ましい結論であったと感じています。
でも、宇都宮地裁の判決には良く分からない点が一つあります。
それは、「学校の管理下の事件」とは何かということなんです。遺族とセンターは教員の対応を巡って評価が異なっていたと以前の報道で伝えられていました。でも、判決では「教員の対応を検討するまでもなく、学校の管理下の事件である」としたと記事は伝えているのです。

しゃくし菜です。もうこんなに大きくなっています。

  判決文を読んでいないのではっきりしません。あとで入手して読みたいと思っています。『管理』って何なんだろう、ずっと考え続けています。すごく重い判決が出された気がしているんです。一般的には『管理』というのは特定の意志と目的を持った人間の行為です。ですから、『管理』ということが争われる場合は、人間が何を行ったかということが問われる必要があると私は直感していました。でも、違うかもしれないのです。「教員の対応を検討するまでもなく」ということは、どういうことなのかな…
前工大の昼休み、学生たちが歩いています。
彼らの誰かがこのキャンパスの内外で何らかの事件・事故を起こしてしまったときに、それが大学の管理下であるのかどうかということを何を持って考えればいいのか分からなくなってしまったんです。大学だって、同様の事件が起きる可能性はあるのです。

 さまざまな社会的問題について、『包括的な責任』を問う流れが強まっている気がします。責任を逃れたいという気持ちはありません。もしそうなら、大学の理事長などという職を引き受けたりはしません。でも、自らの責任、法人としての責任、学長の責任、教育機関としての大学の責任、それは一定の枠組みを与えられているものと考えてきました。でも、それでは収まらないイメージをこの記事を読んで感じています。

前工大は29日と30日は学園祭『翌檜祭』です。部室棟の前に、大きな看板がほぼ出来上がっていました。ステージで使うのかな、それとも…

 

  大学の南の上佐鳥の田んぼでは稲刈りがどんどん進んでいます。大きなハウスはkトマト栽培のハウスだと思います。

   小型のハウスはイチゴ栽培のハウスです。覗いたら、イチゴの苗がずいぶん大きく育っていました。大学のある上佐鳥は、イチゴ栽培とトマト栽培が盛んな農業地域なんです。

でもさ、ずっと記事のこと考えています。学長さんや事務局長にも話をしました。
私は、最善を尽くした『管理』を求めています。どんなに努力しても十分なんてことはないと思っています。でも、『管理』はヒトのやること、人間の行いだと考えてきました。だからこそ、その質を問い続けています。

 

  いろんなこと考えながら、自転車で遠回りして帰ってきました。気鬱な一日でした。

 

  家に戻ったらキキ眠ってました。
「どうしたん、今日はネコフェスのキャンギャルのお仕事しないの?」
<うん、しないの、お休みもらったの…>
「どうして?」
<糸駒の新しい帯が届いたのよ。でもさ、猫柄でなくてさ、象柄なのね、気にいらないじゃない…>
おかしなことでへそ曲げてるキキでした。

夕食はすき焼にしました。

 

 

 時々登場いたします若柳糸駒ことユキ子です。直派若柳流の師範をしておりまして、前橋の『美登利会』に参加しております。
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お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

 

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