昨日の夕方、傾いた秋の日差しをいっぱいに受けとめた赤城山です。
美しと見ませ赤城の秋の色苦しき人を措きては斯かり
高村光太郎「赤城相聞歌」より
鈴ヶ岳です。鍋割です。木々の一本ずつが見えるのではないかと思える眺めでした。傾いた秋の日差しの受て赤味がかっていました。
都のすみに 酒くむ日
異郷に流れ あおぐ月
ゆくもかえるも
ありがたく
ほほえみかける 父なる山
(おの・ちゅうこう「故郷の山」より)
前橋から見る赤城山は、おの・ちゅうこうがいうように「父」のようです。
鍋割の麓を見ると、富士見町小暮の赤城山大鳥居がはっきりと見えていました。高さ21.3mだそうです。城東町の市営住宅の外階段の5階の踊り場から、こんなにはっきりと小暮の八並が見えるのは珍しいことです。
荒山も夕日を浴びています。落葉樹の木々のもうすっかり散りきったみたいです。荒山の東の長七郎などの山並みもきれいに見えていました。
美しい赤城に出会えた秋の夕方でした。
<あんね、二日続けて赤城山なのね、変だと思わない。理由あるんだな、教えちゃうね。おヒゲさ、カメラにSD入れ忘れてたのね、それで、夕方までは写真が一枚も撮れてなかったんです。本町通のケヤキ並木の紅葉とか、本町二丁目会館のかいちゃんのポートレートとか、撮ったつもりが撮れてなかったんです。笑ってあげてね>
<もっとひどいチョンボもしてたらしいぜ。月曜日なのに火曜と錯覚して市立図書館へ行ったらしいよ、休館日だっつうのに…、ボケてきたんだいね…、歳なんだいね…>
<失敗隠すのに赤城山利用してさ、ちゃんと正直に失敗しましたって書き始めればかぁいいのにね…>
口さがない三匹の猫は、城東町5丁目をうろうろしている猫たちなんです。運悪く出会って、みんなしゃべられちゃいました。
家に戻ると、路地に夕日が沈んでいくところでした。JAファーマーズ朝日町店へ買い物に行って、Droitでトレーニングして、昼食は自分で作って食べて、それから休館日の図書館へ行ったんです。はい、猫たちの言う通りの一日でした。
COCOは何事もない一日だったようです。穏やかな顔で帰りを出迎えてくれました。市立図書館へは、今日出直していってきます。美しい赤城山でお許しください。
夕食です。鶏の胸肉の柚子唐辛子焼きと梅びしお焼きです。左側が柚子唐辛子味、ピーマンの右が梅びしお味、二つの味に焼いてみました。付け合わせの焼き野菜はカブ、ズッキーニ、ピーマンです。柚子唐辛子も梅びしおもともにおいしくいただけました。
酢の物はリンゴ、キュウリ、芋がら、菊花で、サラダ風です。煮物は厚揚げとアスパラ菜。
それと冷え込んだので、椀代わりに野菜の水炊きです。白菜、春菊、ほうれん草、ネギ、シメジでした。使った野菜は13種類でした。
11月9日の体温 7:30 36.5℃ 14:00 36.6℃ 21:00 36.7℃
血圧 最高 116 最低 64
今朝の体温 7:30 36.8℃
若柳吉駒でございます。4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期してまいりましたが、秋になりましても、お客様に足をお運びいただくうえでいろいろな心配が解消できませんことから、来年の春まで延期させていただくことといたしました。誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、来春の開催までのお待ちをお願い申し上げます。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。