猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

赤い芽吹きを見っけた日は、広瀬川は白っぽく濁った緑色の水がクリームのように流れ、ただただ暑かったです

2022-07-31 07:07:55 | あんじゃあない毎日

赤い芽吹きです。根菜のストックケースの中に残されていた1本のサツマイモから小さな芽が出ていました。ほっとくと芋が食べられなくなりますので、せっかくの芽吹きには申し訳ないのですが、レモン煮にしちゃいました。昨日の朝食後のことです。

 


広瀬川の柳橋の下流です。欅も公孫樹も、楓も柳も、みんなほとんど同じ緑色になりました。盛夏を迎えるんですね。川岸はヤブマオウやイタドリなんかの夏草が伸び放題に茂っています。


流れる水も白っぽく濁った緑色になっています。水ではなくて、クリームのように見えます。毎年盛夏を迎えた広瀬川を流れる水はこんな具合なんです。昨日も暑かったですが、広瀬川の川岸だけは川風が涼しいです。昼前、岩神町の養田鮮魚店へ出かけた時の風景です。

 
柳橋は橋桁ギリギリまで水位が上がっています。高欄の柱に草が生えています。見事な装飾です。橋の上流、春先にはきりに刈り込まれていた草木が今は伸び放題になっています。昔はさ、このあたりの流れでは、赤ふん一本の男の子たちが泳いでいたんですよ。

 
栗の木に緑のイガがいっぱいついています。だいぶ膨らんできています。秋への支度が着々と進んでいるんです。

 

 
養田鮮魚店の鮮魚ケーズには、昨日もウッカリカサゴがいました。「今日もウッカリさんがいるんですね」、「海が荒れてるんですかね、魚が来ないんですよ…」、三代目は昨日もぼやいていました。

 
7月から8月が旬の魚は結構多いのです。イワシ、アジ、アナゴ、タチウオ、カワハギ、トビウオ、カマス、イボダイ……、普通の年なら鮮魚ケースにいてよいはずの魚が届いていません、ぼやくのも当然です。でも、夏が旬のホッキガイと、漁が始まった霞ケ浦のシラウオが届いていました。

 


風呂川の水も白っぽい緑色して流れていました。川岸にはもうヤブコウジの花が見られません。終わっちまったみたいです。いつもの年だと8月上旬でも咲いているのですが、今年は夏の花が早く終わってしまっています。変な夏です。

 
帰りに銀座通の鳥山海苔店で焼き海苔を買いました。ビタミンB12を多く含む、貝類、レバー、サケやマスなどとともに、海苔を積極的に食べています。赤城山の上には大きな入道雲が沸き上がっていました。
  赤城山から 鬼がケツ出して
  鉈でぶった切るような 屁をこいた
となることを祈ってました。家に着いたころは気温は35℃になってました。

 

 家に戻って一息ついてから魚の下ごしらえをしました。スケソウダラ半身は骨を取り除いて切り身にして振り塩をして10分ほど寝かせます。それを水洗いして水分をしっかりふき取って、味噌漬けにしました。味噌はもちろん宇和島の麦味噌、味噌に味醂を加えた練り味噌を切り身に漬けてラッピングします。

  味醂の残りが少なくなったので、城東町3丁目の伴内坂店まで買いに出ました。岐阜県養老町の玉泉堂酒造の本味醂、良い味醂です。この酒造会社は創業200年を越す醸造所ですが、清酒、味醂、焼酎、ウイスキーなどいろんな酒をつくってるらしいです。今はもう、味醂しか用はないです。帰りに西の空を見たら、雨が期待できそうな気がしたのですが、結局降ることはありませんでした。

 

 ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。刺身は、キンメダイの炙り、ホッキガイの湯引き、シラウオの酢締めです。それと、オカヒジキのお浸し、トマト、サヤインゲンのごま和え、万願寺唐辛子の油味噌です。別に、サツマイモのレモン煮、鮭のほぐし身、昆布と乾し椎茸の佃煮風を常備菜として届けました。

 先に夕食を食べたCOCOはぬいぐるみを枕にして寝ちまっていました。猫の高枕をご覧いただきます。

 

 
キンメダイは皮目に僅かに塩を振ってバーナーで炙りました。夏が旬のホッキガイは湯引きしました。霞ヶ浦で量が始まったシラウオはまだ小型です。食塩水に浸した後、生酢で締めていただきました。不思議なおいしさです。

 
キンメダイの兜煮です。野菜は、サヤインゲンのごま和えと万願寺唐辛子の油味噌、味噌は宇和島の麦みそです。

7月が終わります。コロナと猛暑と旧統一教会のおかしな夏は終わることなく続くみたいです。困ったものです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい。


病後の身体づくりのために三年間通ったDroitのトレーニングも昨日でおしまいになりました。感謝してお別れします。

2022-07-30 07:39:34 | あんじゃあない毎日

弁展通にあるパーソナルジムDroit本店です。ここへ初めて顔を出したのは2019年7月21日、前橋赤十字病院を退院したのが18日でしたから、その3日後のことでした。そして、8月の5日から、毎週月曜日と金曜日に1時間のトレーニング指導を受けることにしたのです。その時から3年経ちました。


昨日も12時から本店スタジオでトレーニングでした。実は、昨日で、Droitでのトレーニングはおしまいにしました。この間私の身体をチェックしながら指導してきてくれた理学療法士の鈴木トレーナーが、Droitを退社して独立することになったんです。それで、私もDroitでのトレーニングをおしまいにして、8月からは鈴木トレーナーの個人指導を受けることにしました。

 

 
予約時間より少し早く着いてしまったので、本店前に置かれたベンチで待つことにしました。運動着を入れているのは、亡くなった伯母さんからプレゼントされたキーヤン(木村英輝)デザインのあずま袋です。Droit本店の向かいは「キントキかなものセンター」です。私が使う剪定鋏やなんかはこちらで買っています。待ち時間使って、Droit本店前から見える弁天通をお目にかけましょう。

 
キントキの隣は我妻さんがやっている駄菓子屋「わがしゃん」です。この通りに来て、我妻さんの笑顔を見ると思わず挨拶しちゃいます。そのとなりは、セキネ洋傘店、オリジナルの洋傘を作ってもらえる傘屋です。その先に大蓮寺の山門、この通りは大蓮寺の門前町です。毎月3日が弁天さまの月例日です。


その先を見通すと広瀬川の比刀根橋が見えます。通りの北の入り口です。大崎帽子店、今はやってないのかな、若き日にカンゴールの帽子を買った記憶があります。その並びにはパチンコ屋もあって、橋の袂にはカネコ種苗の本社があったんですよね、ずいぶん昔のことですけど。

 キントキの立川町寄りの隣は花のダイモン、その先が「マメゼン」、看板に「祭の粋 専門の店」って書いてあります。弁天通は楽しい店がまだ残っています。なんて眺めてたら、トレーナーの新井さんに呼び込まれました。

 


3年間、休まずに通ったDroitです。別れるのは寂しい気がしますが、仕方のないことです。身体づくりは根気よく続けることが何よりと知ったDroitの三年間でした。感謝しています。

 
すごく暑かったので、真っすぐ帰宅することにしました。帰り道、街中でノリウツギの花に出会いました。山の花ですよね、きれい。

 
熱気の中の広瀬川です。赤城山の上には巨大な入道雲が沸き上がっていました。35℃を超える猛暑日になっていたんです。めまいがする暑さでした。

 家に戻ると、COCOがまん丸な目をしてました。

 


Droitへ行く前に、JAファーマーズ朝日町店へ買い出しに行ったとき、こども公園の広場に捕虫網を手に走り回っている男の子がいました。男の子の頭上には、ナツアカネが飛び交っていました。獲れたのかな…

 私はいつも通り野菜の買い込みです。昨日は、黄色いマクワウリも買いました。子どもの頃に食べた「メロン」はこれでした。メロンでないけど、独特の風味が好きなんです。

 


昨日の夕食の主役は、この「うわじま麦みそ」、製造元は「地蔵味噌」、宇和島生まれの有砂順子さんからのいただきものです。麦麹だけで作った超甘口との触れ込みの通り、見事な甘みです。甘口と言っても、西京味噌の甘さとは全く異なります。西京味噌は米麹で塩分も5%ほど、更に砂糖や水飴を加えて甘さを整えているのもあります。この麦みそは塩分濃度は10%ほどと通常の味噌と同じですが、麹の甘さがものすごく強いのです。びっくりしました。

 
加熱しないで味わうためにキュウリともんで冷蔵し、冷やしたカツオ出汁を注いでキュウリの冷や汁に仕立てました。もう一品は味醂を少し加えて練り味噌にしてナスのしぎ焼きに載せました。いいですね、甘い麦みそ、おいしいです。今使っている長崎のチョーコーの減塩麦味噌とは全く違う味わいです。塩分の取り過ぎにならないように、工夫して楽しませてもらいます。

 
そして、豚肉の冷しゃぶと野菜の盛り合わせ、タレはゴマダレとネギ油に減塩醤油を加えた二つを添えました。それと、カオルさんにもらった黒千石大豆のレモン醤油漬けです。夏向きの夕食になりました、おいしかったです。
三年間、私を支えてくれたDroitに感謝しながらお別れした日でした。今日の最高気温予測は36℃、猛暑とコロナに気を付けて静かに暮らします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOのブラッシングしてから、山都園が居候中のリバティーを見物、創業15周年のヤギカフェでランチした普通の日…

2022-07-29 08:08:25 | あんじゃあない毎日

昨日は朝食後にCOCOのブラッシング、COCOにすると大好きな遊びの一つみたいです。グルーミンググローブをおもちゃにしてみたり…


抜け毛に戯れたり、とにかく楽しそうです。キキはブラッシングが大嫌いでした。油断しているとすぐに逃げちまうし、ヘタすると爪たてられたりで大変でしたけど、COCOは楽ちんです。のんびりと小一時間遊びながらのブラッシングを楽しみました。

 

 
きれいになったCOCOが窓際で休んでいると、ユキ子さんが庭からレタスとトマトを収穫してきました。「いっぱい採れたから、母さんにも分けてあげま~す」だって。完熟の美しいトマトです。

 
本当は7月に夏の手入れをする予定でしたが、暑さとの兼ね合い、自分の身体の調子を見ながら先延ばししてきちゃいました。それなので、だんだんすごくなってきています。種から育ててポット栽培しているローゼルはもうこんなに大きくなっています。裏庭のみょうがも通れないほど茂りました。

 ハギは私の背丈を超えちゃっています。8月に入って気温があんまし高くない日に、少しずつ手を入れて行こうと思います。やえむぐらは大好きなのですが、収拾つかなくなると困りますので。

 


昼過ぎに買い物がてら、ヤギカフェに昼食を食べに出かけました。気温は32℃、暑かったです。

 
広瀬河畔のリバティーに茶葉を買いに寄りました。竪町通の山都園が居候を始めたので幟旗なんかも立っちまってます。間もなく山都園の既存建物は解体撤去されて、新しい店舗兼住宅が建築されるのだそうです。

 
こんな具合に山都園の居候スペースができていました。来春まで、仮住まいが続くのだそうで、ごくろうさまです。リバティーでロイヤルブレンドを、山都園でひとめぼれ玄米ほうじ茶を分けてもらいました。

 
それから呑竜仲店のヤギカフェで「トマト&牛しぐれ」でランチ、飲み物はココナッツミルクにしました。ヤギカフェは7月17日で開店15年を迎えましたけれど、特に祝賀行事はなかったみたいです。21日のヤギカフェ日記に15年を迎えた気持ちが書かれています。是非、ご覧になってください。

 


ランチの後、買い物をもう一つして、八展通の「ひろ子」で涼ませてもらってから帰ってきました。家の近くの広瀬川、堆積土砂に生えたアシに穂が出てきました。花の季節を迎えたみたいです。

 
アシの穂は涼しげですけど気温は35℃近くまで上がってすごく暑かったです。その暑さの中で、岸の土揚げ場に茂った草木を取り除く除草作業が始まっていました。土揚げ場を覆い尽くしていたニワウルシ、ニセアカシヤ、アカメガシワなんかの木が切り払われ、茂り放題だった夏草が刈り取られています。うちの庭もやらねば…

 

 家に戻って、くつろいでいるCOCOの隣の椅子に座り込んだら、眠気に襲われました。COCOに見守られながら1時間ほど眠ってしまったみたいです。

 昼寝から起きて、いただき物の枝豆を茹でました。冷ましていたらCOCOが見物に来ました。キキは枝豆を食べたのですが、COCOは欲しがらないのであげません。欲しがってもあげないです。ユキ子さんから急な話で、夕食にお客さんが一人加わることになりました。ありあわせの食材でちょいとお洒落にすることにしました。

 

 
前菜代わりに二品、バルサミコを使ったナスのマリネと、ノーザンレッド(赤いじゃが芋)と枝豆の盛り合わせです。

 
メインディッシュ代わりのサラダはわが家で採れたレタスとトマト、それにキュウリとラディッシュ、海老のガーリックソテーとハムを盛り合わせました。そしてパスタは、干し桜エビとちりめんじゃこに青じそと万願寺唐辛子です。きれいに出来たんで、褒められちゃいました。わが家のトマトのおいしさに助けられました。

冷蔵庫の野菜庫が空っぽになってます。今日は買い出しとDroitのトレーニング、あと何するかな…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOの健康診査は結果良好、減量努力も評価されワクチン接種も我慢、公園ではセミの抜け殻が鈴なり…

2022-07-28 07:12:06 | あんじゃあない毎日

COCOが神妙な顔をしています。どこにいるのかというと、大渡町の狩野動物病院の診察室です。これから健康診査を受けて、感染症のワクチン接種をしてもらいます。偉いのはね、泣いたり騒いだりしないで、診察台の上でちゃんとしていることができます。

 
まずは体重測定、「6,840gです」。次は体温測定、非接触体温計でなく、肛門に体温計を差し込んで測定します。抑えていなくてもCOCOはじっと我慢して測定してもらうことができました。正常な体温です。


それから、院長先生の触診と聴診器を使った診察を受けて、おしまいは猫3種混合ワクチンの接種、人間の新型コロナワクチンと同じ筋肉注射です。凄いですね、声も立てず、じっとお座りして注射してもらえました。

 
「もう少し減量した方が良いですか?」、「ガタイも大きいから、このぐらいあっても仕方ないでしょう」、院長は更なる減量を求めませんでした。5,780g(2020/8/7)、8,180g(2021/4/27)、7,620g(2021/7/29)、6,840g(2022/7/27=今日)検診時の体重の変遷です。21年4月以降は減量成果をちゃんと出しています。動物病院への往復はこんなバックに納まっての移動です。

 

 
朝は5時前に起こされました。COCOが日の出を眺めながら歌を唄ってたんです。東の空は朝焼けでした。雨になるのかなと思ったら、パラパラと降っただけで止んじまいました。


朝食後に、20日に6㎏の野菜を漬け込んだのを乳酸菌さんが発酵させてしば漬けに仕上げてくれました。桶からあげたら、約3.8㎏のしば漬けになっていました。見事な出来栄えです。ありがとう、乳酸菌さん。


200gずつポリ袋に詰めて、冷蔵庫へ保存し、発行を抑制します。お配り先は決まってますんで、自家用を除くとすぐなくなります。また今週末に漬け込みましょう。

 
COCOは離れて見物してたのですが、台所の出入り口にある汚れ物や清掃具なんかを洗う流しに登って蛇口に口をつけて水を飲み始めました。「蛇口から飲んじゃだめ!」っと声かけたら、知らんぷりして見せてくれました。猫だいね。しば漬けを片付けてから、COCO連れて狩野動物病院へ行ってきたんです。

 


素敵でしょう、メタセコイアの枝先にアブラゼミの抜け殻が鈴なりです。これは、狩野動物病院に近い総社の工業団地の中にある公園で撮ったんです。

 
プラタナスがきれいな公園です。大きな木陰が涼しい公園なので時々訪ねています。公園の椅子に座り込んで涼をとっていたら、足元に穴を見っけたんです。周囲を見回すと、あちこちに同じような穴っぽこが空いていました。で、大急ぎで周囲を探索したんです。すぐ見っけました。

 
近くのメタセコイアの木の下の方の枝先のあちこちに、セミの抜け殻が鈴なりにぶる下がっていました。良かったです、こんなにいっぱいアブラゼミが羽化してるのを見るのは久しぶりのことでした。耳を澄ますと、遠くから、アブラゼミの鳴き声が聞こえてきました。

 

 
動物病院から帰ってきたCOCOはいつもと変わりありません。ワクチンの副反応も心配ないようです。筋肉注射ですから、「お尻が痛いよ!」なのかもしれませんが、へっちゃらで、夕方には階段で少々早すぎる夕食の請求行為を繰り返していました。

 
出来上がった夕食のおかずをユキ子さんが両親の家へ届けに出ると、COCOは玄関脇の猫窓から見送っていました。

 

 
夕食です。主食はご飯のつもりで作り始めたのですが、途中で事情があって主食がそうめんに変更、でもそのまま作り上げたのが、豚の肩ロースとジャガイモ(ノーザンレッド)、小松菜の炊き合わせと、ナスと万願寺唐辛子の油味噌です。

 
野菜の天ぷらは、青じそ、万願寺唐辛子、人参、海苔で巻いた長芋です。それと揚げ豆腐にも海苔を使って、ビタミンB12忘れずにです。

 そしてそうめんです。青じそを浮かべました。

COCOの健康状態が良好で減量努力も認めてもらえてよかったです。手控えていたおやつも少しはあげられそうです。それに、しば漬けも上々の出来栄え、乳酸菌さんに感謝です。

(お詫びと訂正)7月28日8時58分まで、見出しと文中の一ヶ所で「COCO」と表記すべき猫の名前を「キキ」と誤記しておりました。お詫びして訂正します。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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利根川の坂東大堰で、川を遡上するアユの群れに出会いました。昨日は渋川まで自転車で走ったんです…

2022-07-27 06:53:18 | あんじゃあない毎日

アユです。利根川のアユです。堰の堤をジャンプしてのぼろうとしています。たくさんのアユ、鮎の群れです。堰堤直下の水の中はアユの姿が折り重なって見えていました。


アユの遡上を見たのは坂東大堰です。前橋と渋川を繋ぐ阪東橋の下にあります。向こう岸に見えるのが坂東合口という取水口です。遡上するアユの群れを見たのは右岸、渋川側の岸際です。前橋側には魚道がつくられていますから、写真のようなアユの姿は見られないかもしれません。

 

 昨日の朝の天気予報が前夜のと変わって、傘マークが消えました。それで、予定変更、運動することにしてクロスバイクを乗り出しました。前橋公園から中央大橋を渡って利根川自転車道路で渋川まで走ることにしました。前橋公園の幸の池です。午前10時前、人の姿がありませんでした。

 
曇り空、強い日差しがなく、風も南東寄りの風、ものすごく快適に走れました。天狗岩用水沿いの道は用水の流れが作り出す涼風が心地よいです。せっせと走りました。

 
ヤブミョウガの群落です。ちょうど路肩の草がり作業をしているところでしたが、この群落は刈り取らずに残しておいてくれたみたいです。感謝です。大好きな花です。

 
天狗岩用水沿いの河畔林の中の道を抜けると視界が開けます。対岸に前橋の北はずれにある橘山が見えています。あの左手に、ずいぶん昔に仕事していた瓜山があって、その背後に赤城山の姿が見えるはずですが、すべてが靄の中です。

 


わが家をスタートして11㎞ほど、坂東大堰に着きました。給水休憩で自転車を降りると、釣り人の姿が見えました。近づいてびっくりしたんです。


釣り人の足下の堰の端を流れ落ちる水の中に魚の姿が見えるような気がしたんです。「あれっ!」なのです。


釣り人の隣にしゃがみこむとたくさんの魚の姿が見えました。ジャンプして、堰の落水をのぼろうとしています。「アユですね…」「そうだいね、いっぱいいらいね」。体長10cmから15cmほどの小型のアユですが、何とか堰をのぼろうとジャンプを繰り返していました。

 
装備を整えた釣り人が堰堤の上に降りて川の中央部目指して歩いて行きました。ほぼ中央まで行くと、堤体の下流側に竿を出して釣り始めました。なんとも不思議な風景です。利根川は豊かな川です。

 
足元に目を移すと、少し大型のアユが姿を現しました。素晴らしいジャンプです。でも、堤を越えることはできませんでした。なんかすごく幸せな気分になっていました。

 

 
ネムノキの花のトンネルを抜けて、クサギの甘い香りの漂う道をさらに上流を目指して走りました。

 
浅瀬にダイサギの姿を見っけた時には、自転車道路の終点の大正橋が見えていました。このシンプルなトラス構造の鉄橋、すごく好きです。ここから先は、渋川の街中へ入りました。

 

 
街中を流れる平沢川です。50年ほど前になりますか、川岸の街で呑んでいました。いまも少しだけ軒を連ねているところが残っていました。私を誘って一緒に飲んでくれていた人はとうに姿を消してしまっています。遠い記憶の世界です。

 
渋川も路地の多い街です。で、路地好きのおじさんは、狭い道をのろのろとめぐり走って遊ばせてもらいました。フランスの著名な建築家ル・コルビジェの『ユルバニスム』という著書の中に「ろばの道人間の道」というのがあって、曲がりくねった道は餌を求めて寄り道するろばの道、人の道についてコルビジェは、「道は直線と直角で構成せよ」です。私はどうやら、人間でなく寄り道好きのろばなんだいネ…

 
それに渋川は傾斜地にできた街ですから、学校周りではよく石垣に出会います。これもすごく魅力的です。道が微妙に真っすぐでないってのはなんとも優しい気分になるんです。私は、ろば。

 

 
渋川からの帰りは、できる限り上越線の線路沿いの道を走って、総社町まで下ってきました。家に戻ったのは午後1時ちょっと前、走行距離は約38㎞でした。手足のしびれは続いてますが、それを理由に運動しないというのは間違いだと信じて、ペダルを踏んできました。
それで、あとはシャワーを浴びて、足裏をマッサージしたりしてのんびりと身体を休めていました。

 

  
夕食は、卵で包まないオムライスを作ってみました。それと、海老と万願寺唐辛子のニンニク炒め。サラダは、ハムと野菜とオリーブの実でした。ビタミンB12はどうしたかというと、遅い昼食にソーメンを食べたのですが、その時に焼き海苔2枚、これで大丈夫です。

 


そうそう、利根川自転車道路の傍にこんなの見っけました。萎んだ花です。前夜に咲いたカラスウリの花が夜明けとともに萎んだんですね。咲いているところをお目にかけたいので、数年前に撮った写真を掲載します。

 
カラスウリの花の季節がやってきました。月のない、高温多湿の夜、暗くなると真っ白な不思議な花が開きます。探してみてください。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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浴衣ざらいが終わっていつもの日常が帰ってきました。COCOはエノコログサもらえて大喜びです

2022-07-26 07:18:21 | あんじゃあない毎日

美登利会の浴衣ざらいが終わって、普通の日常が戻ってきました。COCOも、ユキ子さんがエノコログサを採って来てくれるのを楽しみにしています。この夢中な顔を見てやってください。


COCOとのんびり遊ぶ時間が、この間あまりありませんでした。これからお盆までの間は、遊んであげる時間が増えます。のんびりした暮らしが猫にはなによりみたいです。浴衣ざらいの出演者やお客さまから今のところ悪い知らせは一つも来ていません。今回のは感染から発症までの期間が短くなっているようですので、あと2~3日、気を付けていたいと思います。

 

 
午前中、吉駒の稽古場と、先代が使っていた奥の住いの内玄関で、吉駒の写真撮影をしていました。東京新聞社の主催で9月10日に開催される「第56回推薦名流舞踊大会」(国立劇場)のプログラム用の写真です。この舞踊会は各流派で活躍している日本舞踊家が出演する会ですが、昨年と一昨年は開催中止、今回は三年ぶりとなります。どんな写真が撮れたのかは、プロが出来たら披露します。

 
11時からはDroitで1時間のトレーニング、少し汗をかいて街中へ出ると、結構な暑さでした。夏休みの土曜日なのですが、広場でイベントも開かれていなくて、街は静かでした。どっかに寄ってく元気が今ひとつなくて、まっすぐ家へ帰ってきちゃいました。

 
広瀬川の桃井橋まで来ると、涼しい川風が吹いていました。川面に伸びた木の枝先が水の流れに洗われるのを見ながら、しばらく涼んでいました。

 

 昼食に作った、ゆでたトウモロコシを使った食べ物です。トウモロコシは実だけそぎ切ってバラバラにし、ジャガイモのすりおろしと小麦粉少々と合わせて練って、フライパンで切り餅サイズに焼き、醤油をつけ、海苔で巻きました。まあ、お焼きの一種ですかね。ゆでたトウモロコシがあったのでやってみただけなのですが、不思議なおいしさです。ビタミンB12 も摂れました。

 
昼食休憩をしっかり摂ってから、コンビニで通販の前払いをして、それからJAファーマーズで月曜定例の買い出しをしました。葉ものは、小松菜、モロヘイヤ、青シソを買いました。家に戻ってからは、まずは漬物の点検です。しば漬けも梅漬けも順調です。しば漬けはあとちょっと、梅はお盆前に干そうかなです。

 
それから常備菜を二品、戻した車麩を卵液に漬けて油で揚げた揚げ麩の煮物と、ウズラ卵の煮卵です。朝食からしっかりたんぱく質を摂ろうってんで、こんな総菜になりました。どちらもおいしいですよ。

 夕方の4時過ぎ、出かけたユキ子さんの後ろ姿を追って、COCOは玄関脇の猫窓に陣取りました。また、エノコログサにありつけると思ったみたいですけど、勘違いです。私は、東京新聞事業部から送られてきたメールアドレスに、調整しておいた吉駒の写真を送信して、一仕事済ませました。それにしても、COCOのケツはデカいですね。

 

 
夕食です。まずは枝豆、おいしくなってきました。春雨と野菜の中華風サラダです。青じそをいっぱい入れました。

 
麻婆豆腐をつくろうと思ったら、麻婆茄子も食べたくなって、両方作っちまいました。それと赤ワインに漬け込んだ豚バラ肉の塩焼きとズッキーニとピーマンのソテーです。脂をしっかり抜きながらカリッと焼いた豚バラ肉、おいしいですよ。赤ワインに漬け込んだのは更においしいです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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昨日は吉駒が主宰する美登利会の浴衣ざらい、私は写真係、私が撮った24演目をご覧いただきます

2022-07-25 07:41:09 | あんじゃあない毎日

ユキ子さんこと三代目若柳吉駒です。昨日は、吉駒が主宰する美登利会の浴衣ざらいが昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)小ホールで開かれました。写真は「勧進帳」を踊っている吉駒です。浴衣ざらいは、鬘や衣装を着けずに踊るおさらい会です。美登利会は、毎年7月の下旬に開いています。

 COCOは会場へは連れて行ってもらえません、家で留守番です。私は写真係、出演者の舞台写真を撮影していました。24人の24演目を平均8カットほど撮りましたんで、約200カット、あとの整理が深夜までかかっちまいました。そんなわけで、今日は、私が撮った美登利会浴衣ざらいの24人の出演者の舞台を掲載しますのでご覧ください。

 


幕開けは松村悠輔さんの「吾妻八景」です。吉駒の稽古場には男性も通ってきているんですよ。

 
吉川由美さんの「夕暮れ」、佐藤真輝さんの「潮来出船」です。
美登利会には、初代吉駒が習い伝えて来た小唄、端唄などの小曲と、長唄などの部分を取り出した抜き舞がたくさん伝えられています。

 
篠原はるみさんの「笠森おせん」、坂口純雄さんの「千代の松」です。
今回の浴衣ざらいで会員の皆さんが踊った演目のほとんどが、吉駒三代にわたって伝えられてきたしょうきょくの舞です。

 
小坂幸子さんの「柳屋お藤」、高橋八重子さんの「蓬莱」です。
美登利会は、いわゆる「演歌舞踊」はしませんので、すべて伝統的な日本舞踊です。

 
似鳥結衣子さんの「月のお姫様」、船内遥月さんの「京の四季」です。
子どもたちも、みな、昔から伝えられてきたこどものための舞踊曲を踊っています。

 
佐藤真綾さんの「江戸の初春」、倉林虹さんの「岸の柳」です。
絶滅危惧種に近いと言えばそうなのですが、三代目も電燈の道を守っています。

 
小菅あおいさんの「牡丹」、若柳糸昭さんの「河水」です。

 
若柳糸玖さんの「若柳三番叟」です。若柳糸侑美さんの「青すだれ」です。

 
若柳糸奏さんの「越後獅子」、若柳糸藍さんの「鶴亀」です。


 
若柳行駒さんの「朧月」、若柳紫津さんの「水仙丹前」です。

 
若柳茂光さんの「雨の五郎」、若柳華龍さんの「奴さん・かっぽれ」です。

 
若柳百吾さんの「待宵月」、若柳之津さんの「涼み船」です。

 

 
こちらは出演者ではありません。開演時に激励に来てくださった前橋市長の山本龍さんと、お運びいただいたお客様に挨拶する美登利会後援会会長の茂木勝彦さんです。美登利会はいろいろな皆さんに支えられています。

 そして、吉駒の「勧進帳」で幕になりました。
吉駒は、お暑い中、しかも新型コロナの感染が拡大している中、お運びいただいた皆さまに、何よりも感謝していました。そして、何人か家族や近しい人に体調が良くない方が出て、出演を取りやめた出演予定者もいたのですが、厳戒態勢の中で何とか無事に開催できたことを喜んでいました。

 

 COCOは、ちゃんと留守番ができました。良い子です。

 
時節柄、浴衣ざらいは「ばんばらい」などは行いませんので、夕食は、家へ帰ってちゃんと作りました。豚の冷しゃぶと焼き海苔、タイの昆布締めです。

 
焼き海苔は、冷しゃぶの野菜や肉を手巻きずしのようにしてタレをつけていただきます。こうすると、おいしくビタミン12が摂れますよ。〆はそーめんに胡麻汁でした。

浴衣ざらいが無事に開けて、ほっとした一日でした。お支えいただいたみなさん、ありがとうございました。出演者とご家族のみなさん、お疲れさまでした。写真係も、24演目がとりあえず写っていてほっとしました。

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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土用の丑の日は真夏に珍しく山並みが美しく眺められました、食べたのはナスのかば焼きと土用蜆のシジミ汁…

2022-07-24 07:13:56 | あんじゃあない毎日

昨日は土用の丑の日でした。玄関に出ると、吉駒の稽古場から話し声が、「先生のお宅、今日は鰻ですか?」、「う~ん、たぶん茄子…」。当たりです。わが家の土用の丑の日はナスのかば焼きです。ウナギの旬は冬、ナスの旬は夏、旬を食べてこそ身体によろしいのです。


もう一品、シジミ汁です。シジミの旬も夏、滋養豊富なシジミを夏の盛りにいただくのはとてもよろしいようです。平賀源内が考案したと伝えられる「土用鰻」よりはるか以前から、日本の庶民は「土用蜆」を食べて来たと、食物史の先生が書いています。

 


路地の向こうに赤城山の鍋割が見えています。昨日も暑かったのですが、朝から湿気のない風が吹いていました。それなので、街中のあちこちから周囲の山並みが美しく眺められました。


住吉町から平和町へ入る四つ角の向こうには、榛名山の相馬岳がこんなに迫って見えていました。午前中は吉駒の手伝いをして、昼前に岩神町の養田鮮魚店まで、山を眺めながら自転車のペダルを踏みました。いい気分です。


焼きまんじゅうの原嶋屋の角から眺めた赤城山です。いいですね。左から鈴ヶ岳、鍬柄山、鍋割、荒山、嶺々がきれいに見えています。雲もかかっていません。夏には珍しいことです。


広瀬川の相生橋の東手前です。榛名山の峰がズラッと並んで見えていました。右の屋根の上に見えているのは二ッ岳、電柱の向こうは榛名富士、通りの向こうが相馬岳だと思います。

ご機嫌で養田鮮魚店に着いたら、三代目のご主人はすこぶる不機嫌、「サトウさん、今日は魚がいないんです…」だって。

 


で、養田鮮魚店は撮影禁止、こういうことは先代のときにもたまにあって、先代は「今日は買ってもらうもんがないよ!」ってな言い方でしたいね。魚が全くないということでなく、私に喜んで買ってもらえる魚が市場に入荷しなかったということなんです。でも、魚を買って、風呂川眺めて帰って来ました。


セミの鳴き声が聞こえないかなって、気を付けてゆっくり自転車をこいでたんですけど、聞こえたのはオナガのけたたましい鳴き声だけでした。利根川に近いこのあたりは、毎年、セミが鳴いているんですが…

 

 
もうしばらくで会うことが叶わなくなる看板を眺め、土曜日の中心商店街を抜けて帰って来たんです。山都園さんは、広瀬川のリバティーの隅っこで小さくなってお仕事しているみたいです。どんな新店舗ができるのかな、楽しみにしています。この看板については、「よろしければ差し上げますよ」って美喜江さんが言ってましたが…

 
わが家の近くで、もう一度美しい赤城山を眺めて家に戻りました。昼食は自作、焼き海苔を1枚半使ったスパゲティーです。これで、ビタミン12は大丈夫です。

 


夕方はCOCOに見張られて台所仕事です。菜っ葉を茹でたり、ホタテ貝を下ごしらえしたり、鯛を昆布締めにしたり、それからユキ子さんの両親のおかずをこしらえて配達です。


ユキ子さんの両親へもナスのかば焼きです。それだけでは申し訳ないので、マグロの中トロ、タイ、ホタテ貝の貝柱の刺身を添えました。土用シジミの汁も別の容器でちゃんとお届けです。

 
配達帰りに、西の空に傾いた夕陽を眺めました。西の空には雨雲は見えませんでした。東の太田と桐生の間にある若王子山系がある方角には入道雲が沸き上がっていました。向こうは夕立があるのかな…


広瀬川に架かる広東橋、その向こうの屋並みの上に赤城山の鍋割が迫ってきていました。傾いた陽の光を受けた鍋割は、木々の緑をしっかり見せてくれています。


一日山を眺めていて、一番はっきりと見えたのがこの時刻でした。真夏なのに、澄んだ空気が、山に生える木々の姿をそのままに見せてくれていました。まるで裏山を眺めている気分です。

 

 
夕食です。刺身の盛り合わせは、マグロ、タイ、ホタテ貝です。酢の物は、タイの尾身とホタテ貝のヒモと野菜の梅酢和えです。

 
そして、もう一度お目にかけます、ナスのかば焼きと土用蜆の汁です。わが家の土用の丑の日の定番料理でした。

今日は、吉駒が主宰する美登利会の浴衣ざらい、新型コロナの第7波の感染拡大の中で、しっかり対策してやることになりました。私もお手伝いに行きます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
なお、恒例のゆかたざらいを本日開催させていただきます。

  期日 7月24日(日曜日)午後1時半開演
  会場 昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)小ホール
         (入場無料ですが、体調不良の方の入場はお断り申し上げます)

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まだ小さな緑色の実に会った日は、朝はトマトの赤い実、昼はリンゴの青い実に…

2022-07-23 07:28:04 | あんじゃあない毎日

小さな緑色の実がなっているのが見えますよね、この木の実は何の実か分かりますか。実を見たことのない方でも種を見たことのある方は多いのではないかなと思います。昨日の午後、高崎市日高町のブラウンワークスで見たんです。

 
6月の中頃、JAはぐくみで白加賀を刈った帰りに寄ったときは真っ白な可憐な花が咲いていました。美しさに見とれていました。昨日はもう花が終わって、花の後になっていました。よく見ると、最初の写真のような緑色した小さな実もたくさん実っていました。

 緑色の実が大きくなって熟すと赤いこんな実になります。これ、コーヒーの実です。未熟の青い実を見るのは初めてでした。嬉しかったついでに、昨日の朝の実も昼の木の実も見ていただきます。

 

 
朝の実はこちらです。にわでポット栽培しているトマトが熟しました。ユキ子さんと一緒に買い物に出かけていたお義母さんが帰りに寄って、収穫して土産に持って帰りました。「ブドウみたい、房になるんですね…」って感心していました。

 

 
これは実ではなく猫です。ドロイトへトレーニングに行く支度をしているときに見たCOCOです。二階の私のベットの上で昼寝をしていたんです。でかい猫です。


昼の木の実は、12時からのトレーニングに向かう途中の路地で出会いました。青い、まだ小さなリンゴの実です。でもリンゴの形になってきていました。

 近くの花園公園では、オニユリの花がきれいでした。みんな下向いて咲いていました。

 


昨日は広瀬川シルクスタジオ、交水堰の少し下流にあります。少し汗ばむ運動をした後の川風はすごく気持ちが良いです。

 
川岸の石積みに茂っているのはヤブマオウです。近づくと、もう花を咲かせ始めていました。

 
溢れそうにたくさんの水、周囲はすっかり緑に包まれています。激しい水音が聞こえます。一年の中で、広瀬川が一番生き生きと見える季節です。騒がしい鳥の声、オナガの群れがやってきました。電線に止まった一羽だけ撮ることができました。

 川風で涼んでから、青井食堂でお昼を食べました。日替わり定食、昨日はアジフライでした。ご飯少なめにしてもらったのですけど、それでも残してしまいました。おかずとみそ汁でお腹がいっぱいになりまいた。すみません。

それで、家に戻ってから、ユキ子さんに誘われてブラウンワークスへ出かけたんです。

 

 
ブラウンワークスから戻って、ユキ子さんが外へ出て行くのに気づいたCOCOが猫窓にあがって声を立てて鳴きながらユキ子さんが戻ってくるのを待っていました。エノコログサなんですね。ユキ子さんが摘んできたエノコログサの葉っぱに夢中でしゃぶりついていました。

 
昨日の夕食は富士見町の石田製麺の乾麺のソバをいただいたものですから、ソバになりました。鳥山海苔店の焼き海苔をたっぷり、B12を忘れずに摂取しています。天ぷらは、シソで包んだ鶏のささ身、ズッキーニ、万願寺唐辛子、それにサヤインゲンです。

 小鉢が三つ、オカヒジキのお浸し、枝豆、それと茹でた黒千石大豆にレモン醤油です。黒千石大豆、おいしいですよ。

 ユキ子さんのご両親へも天ぷらの盛り合わせを届けました。夏ですから緑一色の天ぷらです。万願寺唐辛子は姿はデカいですけど柔らかでおいしいですよ。名前から伝統野菜と思われるかもしれませんが、大正のころに、伏見系のトウガラシとカリフォルニア・ワンダー系のトウガラシを交配して誕生した新品種なのだそうです。辛くない、甘みが特色の素敵な野菜です。

明日は吉駒が主宰する美登利会のゆかたざらい、今日は準備を少しだけお手伝いです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
なお、恒例のゆかたざらいを明日開催させていただきます。

  期日 7月24日(日曜日)午後1時半開演
  会場 昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)小ホール
         (入場無料ですのでご自由にご観覧ください)

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馬場川沿いの生垣でアブラゼミの抜け殻を見っけたのですが、隆興寺や正幸寺の木立ではセミは鳴いていませんでした。

2022-07-22 07:35:42 | あんじゃあない毎日

セミの抜け殻です。アブラゼミの幼虫が地中から出てきて、羽化した後に残して行った殻です。今年はまだ前橋の街でセミの鳴き声を聞いていません。抜け殻見っけたのであたりの木立で耳をそばだてて見たのですが、鳴き声は聞こえませんでした。でもいるんだいね、セミは…。

 
セミの抜け殻を見っけたのは、まちからの帰りに通った三河町の馬場川沿いの小径です。向こうに石畳の坂がある橋に、転げて来た木の実が転がっていました。甘い香り、上を見るとクサギの花が咲き始めていました。

 
川岸の石垣に生えたイタドリが川を覆いつくしています。もう雄花が咲き出しそうです。いつもの年よりもずいぶん早い気がします。馬場川の岸が花盛りを迎えようとしています。

 
それで、隆興寺の墓地の生垣で、アブラゼミの抜け殻を見っけたんです。生垣を端から端までていねいに見直したのですが、抜け殻は最初に見っけた一個しか見つかりませんでした。それから、隆興寺、養行寺、そして正幸寺と三つの寺の木立を巡って耳をそばだてたのですが、セミの声は聴こえませんでした。そのうち、聴くことができると思います。

 

 
朝は、JAファーマーズ朝日町店へ買いだしにゆきました。こども公園の木立に、捕虫網を持った親子の姿がありました。二つの大きな買い物バックにいっぱいの買い物をしてきました。

 
ネコ柄のバックには、通常の食事用の食材、白いバックにはしば漬け用の野菜が入っていました。全部で15kgぐらいの目方ではないかと思います。私の買い物用自転車だと、このぐらいの量までは安全に運ぶことができます。

    
食堂の椅子の上で昼寝をはじめていたCOCOが目を覚まして振り返ってみていました。でも、またすぐ寝ちゃいました。

 

 
しば漬け用に買って来た地這いのでかいキュウリ、大きいのは500gを超えていました。でかキュウリ5本は種抜いて、ナス30個はヘタ取って、シソ二束は葉だけにして、新生姜は皮をこそげて、これでちょうど6㎏ほどでした。

 
キュウリ1本、ナス6個、シソ1/3束を一層にして、五層にして桶に詰め込みました。塩は4%、重石は10㎏…

 早ければ27日、遅くとも7月中には漬けあがります。太い地這いキュウリは柔らかくて、しば漬けには好適なのです。後は乳酸菌任せでおいしく出来上がることだけを祈ります。

 
漬け込みをしながら、カオルさんにもらった黒千石大豆を茹で、シソジュースを作りました。作業を終え、片付けを済ませたらちょうど1時になっていました。

 


それから街へ出かけたんです。広瀬川の文学館目の橋の上に涼をとる人の姿がありました。川風は心地よいです。

 
呑竜仲店のヤギカフェで昼食を食べました。ヤギカフェではこないだ食べたゴーヤチャンプル・スパイスひき肉丼をはじめ、新メニューが増えていました。昨日は、豆腐を使ったそぼろ丼をいただきました。夏向きのおいしさです。

 
それから、買い物を一つして、馬場川沿いでセミの抜け殻を見っけたんです。抜け殻がもっとないかと探しているときに気づいたのですが、ノブドウの小さな花に必ずアリがたかっています。アリが好む蜜があるみたいです。わが家の近くの広瀬川の土揚げ場ではオニユリの花が咲いていました。

 

 
夕食はそーめんにしました。鶏の胸肉の塩チャーシューと野菜の盛り合わせにはゴマダレを付けました。冷たいそうめん、おいしいです。

 
それと、万願寺唐辛子、パプリカ、舞茸の醤油炒め、枝豆、黒千石大豆、そして出汁巻き玉子です。出汁巻き玉子の中の黒いのは海苔です。昼間、前橋ミナミ眼科の院長さんが私の足しのしびれを心配して電話をしてきてくれました。本筋の心配のほかに、「ビタミン12をしっかり摂って…」とアドバイス。それで、早速、ビタミン12を豊富に含む食品の一つである海苔をいっぱい使った出汁巻き卵を焼きました。院長さん、ありがとうございます

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
なお、今年も恒例のゆかたざらいを下記の通り催させていただきます。
  期日 7月24日(日曜日)午後1時半開演
  会場 昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)小ホール
         (入場無料ですのでご自由にご観覧ください)

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