猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

入院支度して、Droitでトレーニング、呑竜の突然工事に驚いて、鈴なり雀の竹見た後で床屋へ、尾身さんの危機感に触れCOCOと記念撮影

2020-11-27 19:57:35 | あんじゃあない毎日

昨日の夕方、COCOが膝に乗ってきました。
そして、しげしげと私の顔を見てました。


ついでなので、記念写真を撮りました。こういう写真に一緒に写るのは初めてのことです。でも、皴が増えましたいね…、75歳ですから仕方ないですよね…

 

  「朝ごはん用意できました!」、ユキ子さんに呼ばれて食堂へ行くと、ユキ子さんが座る椅子にCOCOが座ってました。退くように説得したのですが、無視していました。最近こういうことが増えました。

 
朝食後に、入院の準備をしました。必要書類を作成して、印鑑を押す必要のある書類には押して、病院へもっていくもののリストを確認して、揃えたんです。着衣やタオルを二階のベットの上で揃えていると、COCOがやってきて真剣に見物を始めました。袋詰めしても、まだ見張ってます。いつもやらないことを始めると、たいそう気になるみたいです。

 整えたものを再度チェックして、キャリーケースに詰めました。あと数点入れると準備完了になります。今回は短期入院なので、荷物はとても少ないです。

 次は、12時からDroitのトレーニングなので、その準備をしてたら、またCOCOが見に来ました。でも、今度は<なんだ…>って顔してます。トレーニング着やシューズを入れてるバックは、キーヤンの鯉の図柄の東袋です。キーヤンこと木村英揮さんは、ロックのオルガナイザーとして有名な壁画絵師です。素敵な作家です。

 

 
Droitへ行く途中、街のあちこちに落ち葉を詰めたポリ袋が積み上げられ、秋が捨てられ始めました。


広瀬川沿いの遊歩道、クヌギ林です。いいですね。
Droitのトレーニングはいつもと変わりなし、入院までもきっちりやりました。そのあと、鈴木トレーナーに、ユキ子さんの両親が週1回の訪問指導を希望していることを伝えました。スケジュールはユキ子さんと相談してもらうことにしましたが、94歳と90歳もトレーニングを継続的に始めることになりました。

 

 
トレーニングの後、呑竜仲店のヤギカフェで昼食をと寄ってみたら、アーケードの屋根の工事が始まっていました。25日のヤギカフェ日記「お久しぶり!コロナ禍・呑竜にGoTo!」に、突然工事が始まったことが載っていたのですが、本当でした。借家人に対して無通告で工事が始まるってのはほとんど聞いたことのない話です。たまげました。

 ちょうど新聞記者さんも取材に来ていて、そのうちいろんなことが明らかになると思います。しばらくは大変だな、ヤギカフェも。私のランチは、カボチャのカレーでした。

 


ヤギカフェからの帰り道、雀が鈴なりの竹を発見しました。すごいですね、これもまた珍しいかも…

 左の写真に写っているだけで20羽います。全部で30羽ほどいたんじゃないかな、竹の曲がり強度を計測しに来るはずはないし、何してるのかな…

  すぐ近くには、オナガの群れもいました。こちらは元気に鳴き交わして賑やかでした。

 十六本堰ではカルガモが泳いでました。冬の広瀬川は鳥がいっぱいです。
家に戻って一休みして、日が落ちるころにタケウチ理容店へ散髪に行きました。入院前には必ず散髪します。

 

 きれいにしてもらって戻ってきたら、ちょうど城東駅に西桐生からの上りの電車が入ってきました。男の子を一人だけ降ろすと、大きく汽笛を鳴らして走りだしました。あたりはもう真っ暗でした。

 家に戻ると、出迎えてくれたCOCOが、私から顔をそらしました。なんか感じたのかな、それとも、国会での尾身さんの話で心配になってるのかな。

尾身さんの話って、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が国会で、感染防止対策について「人々の個人の努力に頼るステージは過ぎた」と述べ、政府や自治体の対策を強化すべきだとの認識を示したそうです。更に、現在の感染拡大に関し「問題の核心は、新型コロナではない一般の医療との両立が難しくなっていることだ」と述べ、医療現場の負担が急増する状況に強い危機感を示したとのことが、ニュースで伝えられていました。専門家の危機感が政府の皆さんにちゃんと伝わっていないのかなって、私も心配になります。

 

  
心配ではありますが、日曜日には「一般の医療」で入院し検査のための手術を受けるわけで、元気が出るようにちゃんと料理して夕食をしました。
野菜スープは、キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーの茎、ネギです。主菜は紅茶豚、白髪ねぎをトッピングしてゴマ風味の醤油ソースでいただきました。添えたのはほうれん草とレタスです。サラダはトマト、ブロッコリー、シメジにピーナッツソースです。

 それと、人参の葉のジェノベーゼソースにモッツァレラチーズをたっぷり加えたスパゲティーがご飯替わりでした。紅茶豚、おいしくできていました。使った野菜は12種類でした。

 

11月27日の体温 7:40 36.6℃  12:00 36.5℃  21:30 36.8℃
     今朝の血圧 7:30 最高 123 最低 73
     今朝の体温 7:30 36.0℃

 若柳吉駒でございます。4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期してまいりましたが、秋になりましても、お客様に足をお運びいただくうえでいろいろな心配が解消できませんことから、来年の春まで延期させていただくことといたしました。誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、来春の開催までのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


朝、日暈を見てからずっと雲が気になった日は、太陽の鐘と新型コロナの話をしていました…

2020-11-27 07:57:27 | あんじゃあない毎日

昨日の朝食後に眺めた、薄雲のかかった太陽です。
ぼやけてますけど、上半分に虹色現象が見られました。
虹色の日暈(ひがさ)です。
空気中の氷の粒で太陽の光が屈折して起こる現象なのだそうです。漢字が難しいので最近は「ヘイロー」とか「ハロ」とか、英語を使う人が多くなりました。
COCOとしばらく眺めてたら、いつの間にか消えました。COCOには何に見えたのかな…

 日暈に気づく前、二階で片づけをしているときにCOCOと一緒に眺めた雲です。東の空に、まるでブルドーザーかなんかのキャタピラが通った跡みたい。COCOは食いしん坊ですから鱧の身を連想してたかもしれません。でも、わが家ではCOCOに鱧を食べさせたことはありません。

 そのあとも、ずっと空が気になって家から出ると見上げていました。晴れ時々曇りの空模様、いろんな雲が見られました。写真は、午後3時ごろかな、西の空の雲です。傾き始めた太陽は、この写真の枠の外、左手の方へ沈んでゆきました。

 

 石原総合歯科へ行くと、手術の時に使うマウスピースが出来上がっていました。上の前歯に装着して、人工呼吸器の管や咽頭部を処置するために挿入される金具から歯を守ってくれます。歯に接触する側は弾力のある樹脂、外側には硬質の樹脂が使われ、二層になっています。
歯の状態が良くない人で全身麻酔をする方は、ぜひ用意されるといいですよ、昨年の手術の時も石原先生に作ってもらいました。

 

  歯医者さんを終えてから、買い物もあったので街へ出かけました。諏訪橋を渡るとき、太陽の鐘が暮らす杜が見えます。あらかたの木の葉が散ってしまったようです。すっかり見通しが良くなりました。


「今度は咽喉なんだって?」
「はい、そうです。30日に検査のための手術を受けます」
「人間は面倒だね。がんだのコロナだのって、それにしても新型コロナは気をつけろよ。重症者が過去最多を記録しているというではないか…」

 太陽の鐘も心配してくれています。
GoToキャンペーンの旗振りで強気一点張りだった菅総理も、26日夜には態度を急変させて、「この3週間が極めて重要な時期だ。国民には感染拡大防止の基本的な対策にぜひ協力を頂きたい」と、唐突に言い出しました。でも、GoToキャンペーンを止める気はないみたい、政策的な対応については一つも説明はなく、私たち国民に感染拡大防止の自己努力を求めただけでした。
「うまくいかねいからって、ただ投げ返されたんじゃたまらねえやいね」と太陽の鐘も言っていました。

 杜の中には見事に色づいたカエデもありました。
経済評論家の金子勝さんは、26日のダイアモンド・オンラインに「コロナ第3波とGoTo見直しは『失政』の当然の帰結」という評論を寄せています。是非読んでみてください。
本質的な感染予防対策や医療体制の緊急整備をおろそかにして、「マスク会食のススメ」なんかしてたんですよね。それに、景気刺激策として菅総理自身が旗振りをしたGoToキャンペーンは、制度設計上のミスが山ほど出てきて、機動的な運用改善もできないでいます。それに、自分で言い出したことだもんだから止める止められなくて…

 これはウリハダカエデかな、これから黄色くなるみたいです。
26日の日本経済新聞は、「日本医師会(日医)の中川俊男会長は25日の記者会見で、新型コロナウイルス感染が拡大していることを受け『全国各地で医療提供体制が崩壊の危機に直面している』と懸念を表明した。」と伝えています。同日のFNNプライムオンラインは、「『手術が受けられなくなる』急速な感染拡大に強い危機感…通常医療と“コロナ医療” 両立の厳しさ」という特集を送信しています。
テレビでは、北海道旭川市の赤十字病院長が、ほかの病気の患者の治療に支障が出ているという深刻な窮状を訴えていました。

 がん治療を継続しなくてはならない私にとって何よりも恐れていた「医療危機」が迫ってきている感じがします。太陽の鐘もこんなことを言っていました。
「病については『自分のことは自分で守れ!』と言っても酷だいね、世の中全体で守らなくてはいけないことだからな…」
なぜか、太陽の鐘の顔にかかるカエデの木の葉は、未だに緑色でした。

 

  買い物をして、青井食堂でタンメン食べて、帰ってきました。買い物は、平野屋米穀店で十六穀米、焙煎館でコーヒー豆、スズランデパートのモロゾフの売り場でリンゴの入ったチョコレート、それから食品売り場で甘いリンゴ酢と黒コショウでした。

 
帰り道に眺めた街の空の雲です。

 
わが家の近くの城東町の空の雲です。雲を眺めながら新型コロナ相手に「自分のことは自分で守れ!」ということを考えてました。この言葉は、ロッキード事件の捜査に当たった元検事の堀田力さんが使っていた言葉ですよね。堀田さんは今、さわやか福祉財団ってとこで福祉の仕事してるのだとか…

 
路地の猫にも出会いました。なんとなく、よい陽気の一日でした。

 

  フェンスに絡んだヘクソカズラがきれいです。雲を眺めてたら、踏切の警報が鳴りだして、上電の電車が走ってきました。運転席のガラス窓が夕日を反射してまぶしく光ってました。

  家について、撮ってきた写真の整理を始めたら、COCOがすぐにやってきて膝に乗ってしまいました。膝に乗せたまま作業をするのは大変なんですよね。
猫好きの勤労者が在宅勤務になると、こういう事態になっているのかな…

 

  
夕食です。風呂吹き大根はほうれん草を添えてピーナッツ味噌でいただきました。シメサバです。おいしいサバでした。温かい味噌仕立てのとろろ汁です。

  シメサバを使った柚庵焼きです。大好きな食べ物の一つです。残り物のローストビーフ添えたサラダです。脇の味噌みたいのは、ピーナッツ粉とマヨネーズを合わせたクリーム、野菜につけていただきます。ピーナッツ粉が手に入ったんで、二つに使ってみました。あとは黒豆ご飯でした。使った野菜は10種類でした。

 

11月26日の体温 7:40 36.5℃  12:00 36.4℃  22:30 36.7℃
     今朝の血圧 7:40 最高 122 最低 64
     今朝の体温 7:40 36.6℃

 若柳吉駒でございます。4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期してまいりましたが、秋になりましても、お客様に足をお運びいただくうえでいろいろな心配が解消できませんことから、来年の春まで延期させていただくことといたしました。誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、来春の開催までのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください