猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

休日はのんびり、風呂川で魚を見つけて、日本かぼちゃ煮た…

2014-09-30 07:20:53 | あんじゃあない毎日

Dscf0365キキは、午前中はほとんど二階のベットの上で過ごしています。
たいがいはぐ~すか寝てるんですが、そうなく、じっと何か考えごとをしているみたいな時もあります。猫の物語が多いのは、この考えてるみたいなようすの影響が強いような気がします。

 

 

Dscf0371<今日は大学行かないの?>
「うん、今週は火曜日と、木、金が出になったんだ」
<じゃあ、今日はお休みね。のんびりしてた方がいいよ>
「うん、そうするよ」、ということで、終日だらだらと過ごしました。

 

 

Dscf0364昼食は、キャベツとピーマンと玉ねぎの野菜のスパゲッティーです。
赤と緑のピーマンは、俄か菜園を片づけた時、最後に収穫したものです。
これで、菜園の収穫物は、あとカボチャ5個だけになりました。

 

 

Dscf0376

柳橋下流の広瀬川です。何もしないと言っても、ちょいと人に会わなくてはいけないご用ができて、敷島公園まで。平日の昼下がりの広瀬川は、静かです。

 

 

Dscf0374あちこちで、金木犀が香っています。
強い匂いです。ずいぶん遠くまで香りが届きます。香るたびに自転車を止めて、どこに木があるのかなと見回します。ずいぶん離れたとこにあるんですね。
伊勢崎の華蔵寺の金木犀はすごく大きくて、1里四方に香るって言われてたけど、今も元気なのかな…

 

 

Dscf0383帰り道、風呂川の水が止まっているのに気づきました。岩神町です。
川底に少し生えている水草はなんだろう、小さくて分かんないなって覗き込んでいたら…

 

 

Dscf0378溜まり水に映っている建物の影が揺れるんです。風も無いし、流れも止まっているのに、建物の姿が崩れるんです。
何かいるみたい、周囲の風景が水面に映らない角度になるところに移動して、水の中を覗きました。

 

 

Dscf0382

溜まり水の中に、行き場を失った魚が2尾いました。手前のが、だいたい30cmほどの体長です。大きいです。
上の細いのは、ウグイではないかな…、下のはマスに見えます。でも、魚にあんまし強くないので、自信ないです。

 

 

Dscf0384風呂川は、小出発電所の水槽から水をとっています。発電所のタービンの中をこんな大きな魚が潜り抜けてくることは不可能です。
こないだご覧いただいた群銀の施設のとこにある利根川との合流点から上って来るか、端毛川から馬場川経由で入り込んで来たか、なのですが…

 

 

Dscf0380いずれにしても、風呂川にもこんな立派な奴が暮らしているんです。
止まっている水が早く流れてきて、いつもの暮らしに戻れ得るといいのですが、大きいから、溜まり水で暮らしているのはかわいそうです。前橋のまちの川は自然の川ではなく、みんな人が作り人が管理している川です。生き物にはたくさんの不都合をかけています。ごめんな。頑張ってね。

 

 

 

Dscf0360道を猫が横切って行きます。
平日の午後のまちは、人影も少なくて…

 

 

 


 

 

Dscf0390 Dscf0392 Dscf0393 夕食は、日本かぼちゃ(黒皮種)のそぼろ餡かけ、蕪と豆腐の揚げだし、蓮根団子、それと鶏つくねの焼き物でした。

 

 

Dscf0394 日本かぼちゃの黒皮種ってこういうかぼちゃです。食味はポクポクしてません、瓜に近いしっとりした食味です。甘みも少ないです。
姿から、『菊座かぼちゃ』と呼ぶ皆さんもいます。最近は、あまり見なくなりました。たまたま、八百駒で見かけたんで買っておいたんです。宮崎県産でした。

 

 

 

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端毛川の梅花藻が花盛り、前橋工科大の保護者会に全国から家族が…

2014-09-29 08:14:41 | あんじゃあない毎日

Dscf0337昨日は、早めに朝食をすませると、すぐに端毛川を下って、梅花藻を探しに行きました。
写真は三河町2丁目、十六本堰で広瀬川から分水して間もなくの所です。このあたりには、梅花藻は見られません。川の流れが速いのかな…
文京町1丁目のJR両毛線沿いでも見られませんでした。

 

 

Dscf0270これは第五中学の東、このあたりは水路が二つに分かれていて、西側の水路はガマやヨシが茂っています。東側の水路は川底が良く見えません。
文京郵便局の南の分水施設の下流を覗くと、小さな群落が見えますが、花は咲いていません。

 

 

Dscf0275 朝倉町に入って、あゆみ保育園東側あたりから、端毛川の梅花藻の群落は大きくなっています。
写真は、あゆみ保育園東の端毛川です。柳橋の上から撮影しました。緑の塊が梅花藻の群落です。

 

 

Dscf0276

梅花藻は別名がキンギョソウ、子どもの頃には赤城白川や桃ノ木川なんかで採ってきて、夜店ですくった金魚を飼っている水槽に入れてました。前橋のあちこちの川で見られた水草です。

 

 

Dscf0311 端毛川の梅花藻は、柳橋の上流から、上川淵小学校のところの下朝倉橋までの区間でたくさん生息しているのが分かりました。
端毛川にこんなにたくさんの梅花藻がいることを今まで知りませんでした。なんで気づかなかったのかな…
梅花藻を調べると、たいていの資料に「清流に生息するキンポウゲ科の水草…」って書いてあります。この『清流』って記述にだまされてるんですね。
山形県の上山明新館高校の生徒の調査研究では、梅花藻は4℃から25℃の水温で生息できるとのことです。だから、必ずしも湧水のような低水温域でなくても大丈夫なんです。

 

 

Dscf0279_2

梅花藻の花です。きれいです。水の中でもさきます。
この時期、水田の農業用水の需要が激減しますから、端毛川の水位は急速に下がります。写真の所あたりでは、せいぜい10~20cmしかありません。それで、梅花藻の花が水の上に顔を出したみたいです。
梅花藻の花は、夏から秋にかけてけっこう長い期間咲きます。きっと8月にも咲いていたのかもしれません。水の中でも咲くから、それで、気づかなかったんかな…

 

 

 

 

Dscf0341この日、前橋工科大学では『保護者会』というのが開かれていました。
午前11時ごろから、学生の家族がやってきました。その数260人です。学生数が1300人ほどですから、結構多い数です。それに、前工大の学生の70%以上は群馬県外の出身者です。家族も全国からやって来るんです。ご苦労さまです。

 

 

Dscf0342 大学に着いた家族は、まずは『学食体験』です。生協食堂で昼食を食べていただきます。後援会が費用を出してくれていますので、皆さん無料で試食なんです。
どんなもん食べてんのかな、気になるもんね、食べなきゃわからないものね。少しは、安心してもらえたかな…

 

 

Dscf0348 午後は、全体会議と学科別相談会が行われます。写真は全体会議、前工大で一番広い教室が、学生の家族で一杯になりました。
そうそう、家族の皆さんの案内係は学生自治会の学部学生たちがやってくれます。
学科別相談会での研究室や実験・実習室の案内は大学院生がやってくれます。教員や事務局員だけでなく、学生や院生も加わって、家族の皆さんを迎えているんです。

 

 

Dscf0349 Dscf0355 全体会議であいさつする学長と後援会長です。
後援会長は、在学生のお母さんが引き受けてくれています。どこそこ会社の社長さんでなくて、家族の立場で、大学運営を応援してくれています。
全体会議では、学生部長が学生の生活実態調査の結果を報告します。どんな暮らしをしているのか、教育指導や進路指導はどうなっているのかという全体像を説明します。

 

 

Dscf0358 学科別相談会は、もっと具体的に、指導に当たっている教員が学生たちの勉学の状況を説明して、大学院進学や就職などの進路について家族の相談に乗ります。可能な限り具体的に、ていねいに、ご家族が知りたいと思うことをきちんと知っていただけるようにしてほしいとお願いしてます。
この保護者会は3回目です。それより前は、学科でやるところがやってたみたいです。でも、家族の皆さんから是非って希望があって、全学的な行事になりました。
実態を自分の目で見て確認したいよね、誰だって。そういう希望に基づいて『保護者会』が開かれています。

 

 

 

Dscf0300 梅花藻の話に戻ります。
端毛川の桜橋から西を見ています。左が春日中学の校舎です。右の奥に見えているのが前橋工科大学です。
端毛川は大学の東、上佐鳥町と朝倉町の境を流れているんです。

 

 

Dscf0308 川岸に猫がいました。
「おい、何してんの?」
<ううん、いまさ、バッタ追いかけてるの…>
「梅花藻を見に来たんだ、どのあたりが一番いいかな…」
<ちょっと待って…>

 

 

Dscf0307 猫は川を覗きこんでいます。
<そうだな、桜橋のあたりもいいけど、学校脇の堰の上のところも花がいっぱい咲いているよ>
「さっきさ、カワセミが飛んでったけど、このあたりにいつもいるの?」
<カワセミはさ、学校の脇の橋よか下の方が逢えるかな、向こうにいることが多いやね…>

 

 

Dscf0314

猫情報に基づいて撮影した写真です。まずは、水の中で咲いているようす…
群馬県では、梅花藻の一変種『オオイチョウバイカモ(ミシマバイカモ)』が希少種に指定されてますが、バイカモは指定を受けていません。
バイカモという分類では、京都、東京、千葉では、絶滅種、島根、鳥取、山梨、石川、神奈川、埼玉、茨城、そして国の環境省では絶滅危惧種Ⅰ類に指定されています。絶滅危惧種Ⅱ類や準絶滅危惧種に指定しているところはたくさんあります。

 

 

 

Dscf0323_2

水の中から、花だけが顔を出しているところです。さすが猫情報、いいですね…

 

 

Dscf0303

大きく成長した藻の群が水面の上に出ています。満開の花、きれいです。猫が覗いていたのはこの梅花藻の群れです。

 

 

Dscf0290_2

静岡県の三島市とか、滋賀県の醒井の地蔵川とか、梅花藻が観光名所になっているところがあります。でも、特別なところにしかいないのではなくて、本来は身近な水草だったんです。ただ、水路の改修と水質の悪化で生育に適した環境が減ってしまったんです。
滋賀県の観光情報では「梅花藻は水温14℃前後の清流にしか育たず」って書いてありますけど、誤りです。山形の高校生の調査研究の通り、20℃を越える水温にも適応できるんです。そうでなければ、子どもの頃、私が採って遊べたはずはないんです。バイカモの変種の中には、流れの速い冷水域にしか生息していないものがあるらしいです。

 

 

Dscf0302 『キンギョソウ』って呼んでいた子どもの頃、この水草を探す目安は川底だった気がします。川底が泥でなくて砂礫のところへ出かけた記憶があります。
誰かいないかな、端毛川でどうしてこんなにたくさんの梅花藻が生育していられるのか、これからも暮らしていけるのか、科学的に調査・研究してくれる人はいないかな。
単に『希少植物』だと騒ぐのでなく、農業排水路である端毛川の何が梅花藻の暮らしを支えているのか明らかにしてくれる人がいないかな…

 

 

Dscf0334

<へえ~、梅花藻っていうんだ>
「それよかさ、招き猫のポーズしてみてくれない…」
ということで、キキが招き猫のポーズをしました。でも変ですね…

 

 

Dscf0333「おい、どの脚あげてんだい、それって、後ろ脚じゃないのか?」
<えっ、ええ~、………>
「普通は前脚あげて招くんだぜ…」

 

 

Dscf0335<後ろ脚のどこがいかんのじゃ!>
キキの機嫌を損ねてしまいました。

 

 

 

 

 

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前橋工科大は前橋市長のタウンミーティング、それから吉田栗園の『焼き栗』めざして…

2014-09-28 06:57:32 | あんじゃあない毎日

Dscf0211_2Dscf0212_2金曜日の朝から土曜日の朝まで一昼夜風に当てた梅は、目方が約15%減りました。それだけ水分が飛んでくれたんです。
安心して保存できます。1ケース35個、18ケースと半端少々、約650個の梅干が完成しました。

 

 

Dscf0219Dscf0226Dscf0224前橋工科大学では、山本龍前橋市長と学生たちのタウンミーティングが開かれました。
70人ほどの学生が参加して、1時間半、市長と『前橋のまちづくり』をテーマに意見交換をしました。
工科系の学生ってマジだなって思いました。まるで学会や研究会でのプレゼンみたくに緊張しちゃって、もう少しリラックスした話ができればよかったのに…

 

 

Dscf0230お昼前に上佐鳥町の工科大を出て、富田町の吉田栗園まで約8キロを一走りです。
大学の北門のちょい南の長谷川石材店の前の三叉路から西へ向かう道を走ります。道はすぐに朝倉町の田園地帯に入ります。約1.3キロ、朝倉小学校まで真っ直ぐな道が続きます。

 

 

Dscf0231Dscf0233途中、水の減った端毛川を渡ります。橋の上から覗くと、どうやら梅花藻ですね、こんなところにも暮らしていて、花を咲かせているんですね。
先を急ぐんで、この花は出直して川に降りて、あらためて紹介します。でもね、橋の上から見られるって、いいね…

 

 

Dscf0237 Dscf0238 黄金色のちょっと手前の朝倉田んぼを抜けると、八幡山古墳に突き当たります。オオタカが毎年のように営巣している古墳です。朝倉町は広いですね、古墳の南へ回り込んで、やっと広瀬町になります。

 

 

Dscf0239 Dscf0240 八幡山古墳の少し南で広瀬川を渡ると天川大島町です。前橋古河線の信号をわたってJR前橋大島駅に続く新しい広い道の歩道を走ります。駅前の信号を左折、大島公園の外周を巡って国道50号に向かいます。

 

 

Dscf0242 Dscf0245 大島公園の脇でJR両毛線の踏切を渡って、上大島町に入って、北東に真っ直ぐ行くと『遠藤内科』の先でT字路、右に曲がって、またすぐ左へ、国道50号の上長磯町西の信号で国道を渡ります。
渡った道を道なりに行きます。

 

 

Dscf0246

国道を渡るると僅か400mほどの間に、野中町、東片貝町、上長磯町と、三つの町を通り抜けられます。赤城山が見えます。坂の先は桃ノ木川です。

 

 

Dscf0248 Dscf0249 この道は富田町まで続く市道です。私立養護学校や産業技術専門学校やなんかの南で桃ノ木川を渡ると東上野町です。
道なりに進んで信号を渡ると寺沢川です。
この川は、滝窪町のグリーンフラワー牧場のところにある寺沢ダムから流れでて、心臓血管センターの脇を流れ下ってくる川です。この川にも梅花藻が咲くって聞いてますけど、まだ見たことはありません。桃ノ木川の梅花藻は、勢多農の学園祭の時、生徒が撮影した写真を見せてもらいました。

 

 

Dscf0251 Dscf0253 東上野町から江木町へ、農村集落の中を進みます。右の写真、わーくはうすすてっぷ、焼きたてのおいしいパンを分けてもらえますよ。
ステップを過ぎると江木町に入ります。この道は、瓦屋根工事のフジエイに通っていた時の通勤路なんです。

 

 

Dscf0265

江木町の田んぼの中から見た赤城山です。いいでしょう、風が凪いでたんで、少し霞んでましたけど…

 

 

Dscf0254 Dscf0258 江木町の田んぼ道をずんずん行って、JAまえばしの建物が見えてきたら左折、富田町の集落道をのぼります。
真っ直ぐ昇ってゆくと、今井県道へ出てしまいますから、手前の愛泉保育園の手前の角を東へ曲がって、と言ってもよく分からないやいね、知ってるから言えることなんだけど…

 

 

Dscf0259 そうなんです、富田町の集落道を東へ曲がってゆくと、国道17号上武道路に出ます。
先に見えているボックスカルバーとをくぐると、すぐに吉田栗園があるんです。
約8㎞、田舎道のストリートビューをお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

Dscf0263 吉田栗園さんの門です。古い、立派な農家建築です。
訪ねた目的は『焼き栗』なんです。伯母さんが、姪の息子たちに食べさせたいから送ってと言うものですから。あらかじめ電話で予約しておいたんです。
焼き栗は生菓子と同じです、それで、吉田さんは毎朝、熟成栗を焼いてるんです。おいしく食べられるのは3~4日ですから、注文して作っていただくのです。今回分けていただいた焼き栗は、直ぐに、野中町のクロネコ宅急便へ持ち込んで、梱包・発送してもらいました。今日の午前中には届けてくれます。

 

 

Dscf0261

吉田栗園さんの栗林の向こうにも、赤城山が見えていました。

 

 

Dscf0269これが、おいしい『焼き栗』です。
収穫した栗を、専用の冷蔵庫で低温保存して熟成させた『熟成栗』を焼き上げたものです。
ゆで栗とは一味違います。食味といい、甘さといい、お菓子の世界です。

 

 

 

 

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ヒガンバナのペンダント(作り方も)、秋晴れ到来梅を干して…

2014-09-27 06:18:01 | あんじゃあない毎日

Dscf0142「あれ、今朝は『足だけぼっこ』でないんだ…」
<うん、『腰だけぼっこ』を試してるの>
「具合いい?」
<それなりだよ>
昨日の朝は、秋の日差しを楽しんでるキキでした。

 

 

Dscf0173

熊井淳一さんの『LA POESIE』に首飾りを付けてもらいました。
この彫刻は、前橋工科大学のメイビットホールの入り口に飾られています。前橋工科大学の前身が前橋市立工業短期大学 であったことを印す記念像なんです。
その胸元をチョットの間だけお借りして、ヒガンバナのペンダントを着けてもらったんです。

 

 

Dscf0175通勤途上で見っけた一叢の彼岸花の中から1本だけ摘ませてもらって、子どもの頃をおもいだしながら作ってみたんです。
なかなかいいでしょう。ヒガンバナにはリコニンという毒性を持つ物質が含まれてますけど、リコニンは水に溶けますから、手にヒガンバナの汁が着いても洗えば大丈夫です。「毒だから触らないの!」って言う人もいますけど…

 

 

Dscf0166Dscf0167作り方です。
花の柄の一番下を右の写真のように、長さ7~8ミリを折って外皮の約四分の一が残るようにして、その外皮を花の方に向かって7~8ミリほど剥がします。

 

 

Dscf0168外皮の約四分の一を剥がされた7~8ミリの花茎を最初のと反対方向に外皮が約四分の一残るように追折って、花の方に向かって剥がします。そうすると、写真のように花茎が二つに分かれてくれます。
今度は、最初に折った花茎の残された外皮につながっている茎を反対方向に折って、同じ作業をします。それを交互に繰り返していくんです。

 

 

Dscf0169そうすると、花茎が二つに分かれ、首飾りの鎖の部分ができていきます。彼岸花の花茎の外皮は薄いですから、乱暴にすると切れちゃいます。優しく、ていねいに、ゆっくりやってください。

 

 

Dscf0172

花のすぐ下のところまで花茎を折り割いてゆくと出来上がりです。きれいでしょ。
彼岸花の花言葉は、『悲しい思い出』とか『再会』とか、恋愛にまつわるもののようですから、プレゼントする相手を良く考えなくちゃいけないようです。それで、LA POESIEさんをお借りしたんです。
同じやり方で、サツマイモの葉っぱで作るとハート形のが作れます。

 

 

 

Dscf0176

すっかり秋晴れ、大学の建物から赤城山がきれいに見えていました。

 

 

Dscf0147 <実はね、おヒゲはさこういう日が来るのを心待ちにしてたのね。夏場からずっと蒸し暑い日や雨の日が続いてさ、からっとしてて、昼と夜の温度差が大きい日がなかったんです。そういう日がやっと来て…>

 

 

Dscf0148 <居間の前の軒下にしまっておいた梅漬けを拡げたんです。日に当てるのではなく、梅の水分を保存に適したところまで乾かしたかったんです。そうでないと、保存してる間に梅から汁が滲出してしまって味が落ちちゅんだって。
けさ、ブログアップしたら取り入れるって…、これからなの>

 

 

Dscf0192 <それからさ、大学から戻ってくるとお惣菜づくり、昨日の夜伯母さんが帰ってきたんです。それで,朝ごはん用の常備菜を用意してたんです。
手前のお鍋は鶏の肝と牛蒡の照り煮、向こうはちりめん山椒を煮てるんです>

 

 

Dscf0197 Dscf0193_2 <それから、紅玉とサツマイモの甘煮、蓮根・牛蒡・人参・舞茸・胡麻いりのおからの炒り煮を作ってました。
常備菜も、使う材料で季節が感じられらいね…>

 

 

Dscf0191 <でもね、料理が始まると遊んでくれないからさ、キキは眠くなっちゃいます>

 

 

 

 

Dscf0201 Dscf0200 Dscf0199 夕食は栗ごはんでしょ、里芋、蕪、こんにゃくのみそおでんでしょ、それから沼田の町田屋の汲み上げ湯葉です。あとは、さわらの味噌漬け、大根葉と茗荷のお椀でした。
町田屋の生湯葉はとてもおいしいです。前橋では、スズラン百貨店の地下に出店してます。

 

 

 

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前橋工科大学の学生は頑張ってます、同窓会は60周年記念に青柳剛さんの講演会…

2014-09-26 06:40:58 | あんじゃあない毎日

Dscf0107昨日は日のさしこまない朝でした。
キキは『日向ぼっこ』も『足だけぼっこ』もできないでいました。
雨が心配なので、タクシーで大学へ出かけました。

 

 

 

 

Dscf0109Dscf0112講義が始まった大学へは、学生たちが戻ってきて、すっかりにぎやかさを取り戻しています。
そんな前橋工科大学の学生たちの活躍ぶりを紹介しておきましょう。

 

 

20140717jyomou これは少し古い新聞記事ですけど、生物工学科の学生たちが、群馬県産業技術センターで酒造りのインターシップ研修に取り組んでいるようすを報道してくれました。詳しいことはこちらをご覧ください
インターシップとは、一定期間学生が企業等で就業体験する研修です。単位認定されるものもあります。前橋工科大では、積極的にインターシップに取り組んでいます。

 

 

Shinjyukus1_2 こちらは、建築学専攻 修士1年に在籍の小林奈央・木村美貴・藤木景介・山下優のグループの作品です。東京都新宿区主催の第4回「新宿クリエイターズ・フェスタ2014」学生空間デザイン部門において、優秀賞を獲得しました。作品のテーマは『新宿デザイン』です。
それから、日本建築学会主催の2014年度日本建築学会設計競技 課題「建築のいのち」において建築学科4年在籍の松本寛司君が全国入選「タジマ奨励賞」を受賞しました。受賞作品はこちらでご覧ください
前橋工科大の学生たち、良くやってるでしょう。活躍してます。

 

 

Dscf9958

それから、私の執務室にもこのポスターが貼りだされました。前橋工科大学同窓会創立60周年を記念して、同窓会が記念講演会を開催してくれるんです。おしゃれなポスターです。デザインしたのは、本学の学生なんです。

 

 

Dscf9959講師は、群馬県建設業協会会長の青柳剛さん、演題は、「表現すること~地域建設業の取り組みを手掛かりに~」です。
青柳さんは、若いころ、本学の前身である前橋工業短大の教員をしておられました。その後沼田土建(株)に入られ、今は代表取締役社長です。 沼田土建のホームページには、『社長ノート』、『社長の…料理』というリンクがあります。とてもユニークです。覗いてみてください、楽しくなりまあす。

 

 

Nekonomahou2_0002後援会は、10月25日午前10時からです。
この日は、前橋工科大学の学園祭『翌檜祭』が開かれています。青柳さんのお話を聞いてから、学園祭を楽しんでください。詳しくは、画像をクリックして、ポップアップ画面で見てください。

 

 

 

Dscf0113 前橋工科大学の前身、前橋市立工業短期大学は昭和27年(1952年)に開設されています。最初の卒業生は、1954年の卒業ですから、同窓会が作られて60年なんです。
前橋空襲で焼け野原になった前橋のまちの復興と新しいまちづくりの担い手となる土木・建築の技術者を自分たちの手で育てようと、前橋市民が作ったのが前橋工科大学の始まりなんです。

 

 

Dscf0102 <今日は、おヒゲがまじに前橋工科大学のニュースをお知らせしました。
それにしても、昨日は変なお天気でしたよね。雨が降りそうで降らなくて、日が差してきたと思ったらにわか雨が降ったり…>

 

 

Dscf0134

<夕方、キキんちの近くの上毛電鉄の踏切です。雲に隠れていた赤城山の荒山が姿を見せてくれて、これでほっと…>

 

 

 

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リンゴジャムを煮て、風呂川下流の続き、国道17号から利根川合流まで

2014-09-25 06:42:58 | あんじゃあない毎日

Dscf0074_2 Dscf0075_2 昨日の朝、ワカメの卵とじうどんで朝食して、作業着に着替えるために二階へ行くと、キキは、また『足だけぼっこ』してました。『足浴』と同じで、全身の血行が良くなるのかな…
<そんなことよかさ、「今日は働くぞ!」って言ってたでしょ、ちゃんとやるのよ>

 

 

Dscf0078

最初の仕事は、リンゴジャムづくりです。前の日、八百駒で早生の紅玉を手に入れました。12個あったのですが、1個青井食堂のおばさんにあげちゃったから11個です。

 

 

Dscf0087_2Dscf0090_2剥いた皮も一緒に煮ると独特の色のリンゴジャムができます。作り方は、こちらを見てください
今回の紅玉は酸味が少なかったので、レモン果汁で酸味を応援してあげました。

 

 

Dscf0093 <リンゴジャム作ってから、おヒゲは早お昼、それから俄か菜園の片づけを始めたんです。いっぱい働いてくれたナスやキュウリやトマトの枝や葉の残りをたい肥にするんですって。夕方まで、ずっとやってました。
だから、お話は昨日の続きでさ、風呂川を国道17号の南へたどって行きましょうね…>

 

 

 

Dscf0009 風呂川は、第四保育園の西側から国道17号をまっすぐに潜り抜けて、向かいの道の下を流れます。この道は、2年ほど前に拡幅されました。拡幅前は風呂川が見えていて、水路沿いの狭い道だったんです。50mも行かないうちにT字路に出ます。

 

 

Dscf0010_2 Dscf0012_2 風呂川は右に曲がって道の北側に姿を見せます。でも10mも行かないうちに南へ道をくぐり、民家の間の水路になります。三面をコンクリートで固められた水路です。
国道の南はもう紅雲町です。昔は、国道の南も一街区だけ南曲輪町に入っていたと思うのですが。
前橋城があったころの古い話ですが、南曲輪町と石川町までが前橋城の城下、城下といっても門外は、家屋敷が建て込んでいたわけでなく、士族の家が桑畑の中に点在していたそうです。石川町の名は、前橋城の石川門外の武家集落、石川小路に由来してるんだそうです。
そして、紅雲町あたりは紅雲分村(こううんぶんそん)という名の村だったんですって。

 

 

Dscf0017

その先、風呂川は龍海院と住宅地の境を南へ流れます。川沿いに道はなく、駐車場に入らせてもらうと、川を覗くことができます。この写真は、酒井家累代の墓所の西側に新しく造られた龍海院の墓地です。彼岸参りの姿が見えます。
私が子供の頃は、酒井家の墓所の周りは鬱蒼とした手入れのされていない薮でした。近所の子どもたちと肝試しに出かけたのを憶えています。

 

 

Dscf0018 Dscf0019 龍海院の西を流れた風呂川は、松本印刷の東側に姿を現します。松本印刷の硝子戸に『等身大パネルつくります』って等身大パネルが貼られてますが、これって、松本印刷の社長さんです。面白いからぜひ見に行ってくださいね、ついでに作っちゃうのもいいと思いますよ。

 

 

Dscf0021 Dscf0022 風呂川は、松本印刷のとこからまた道の下、前橋女子高校の方へちょっと行って、すぐ南に曲がって、屋ごみの中を流れてゆきます。気をつけないと、川筋を見失います。

 

 

Dscf0023 Dscf0067 屋ごみを抜けた風呂川は、厳島神社の東方に姿を現します。このあたりには、風呂川から分水した小さな流れも残っています。風呂川は、旧紅雲分村の大事な農業用水だったんです。このあたりの田畑を潤す唯一の水だったんです。

 

 

Dscf0027

厳島神社の社殿です。旧紅雲分村の村社です。
厳島神社は言わずと知れた水の神様です。旧紅雲分村の南の旧宗甫分村の村社は水神社、利根川左岸の台地上の村は、利根川による土地の浸食を受けていましたから、水にまつわる神を祭ったのかもしれません。

 

(間違えて、『淡島神社』としてしまいました。すみません。)
東隣の旧代田(しろた)村の村社が淡島神社です。現在、前橋駅南にある代田神社です。

淡島神社の本社は和歌山市にあります。安産・子授かりなど女性の願いを叶えてくれるとか、本社の人形供養は有名です。前橋の周辺には青梨町、元総社町なんかにもあって、農民の崇敬を集めていた神社なんですね。

 

 

Dscf0028 Dscf0031 淡島神社から南、前橋駅前通りを渡ってさらに南へ、このあたりは筋が真っ直ぐに改修され川沿いに小路があるので見失うことはありません。向こうに、両毛線の鉄道高架が見えてきました。鉄道高架の手前で、風呂川は地下に潜ってしまいます。

 

 

Dscf0033 Dscf0034 風呂川は、暗渠となって鉄道高架を潜り抜け、前橋刑務所の北東の角に出ます。
この交差点の東側の道路下を抜け、南側の歩道の下を流れ、第一中学校の西側の道に出ます。

 

 

Dscf0039第一中学校の西側の道、歩道になっている下を風呂川は流れています。このあたりは、昔、鯉池がいくつもありました。学校の西側、南側にもありました。みんな風呂川の水を使っていたんです。それと、ここは南町です、昔の宗甫分(そうほぶん)村です。桑畑が広がる、養蚕の盛んな村だったと伝えられています。

 

 

Dscf0040 Dscf0042 一中脇から、矢島食料品店前、そこから細井酒店までは真っ直ぐな道の歩道の下が風呂川です。
細井酒店は、焼きまんじゅうや酒饅頭もやってますから、一服つけられますよ。喫茶店なんかでなく、こういうとこでお休みするのがおしゃれなんです、最近は。
細井酒店の角から先は、流路を探すのが難しいです。東へ曲がっているのは確かですが、その先は分かりません。南部大橋の通りを南へ渡ると、また見つけることができます。

 

 

Dscf0046 Dscf0049 美容室『アベック』が目印の角、ここから南へ向かう道の下に風呂川は隠れています。
その道を南へ向かうと、突然、道の東側に姿を現します。淡島神社あたりの水路に比べると、とても深く、川幅も広くなってます。たくさんの水を流せるようになっています。

 

 

Dscf0051 Dscf0054 道なりに南へ。ここの風呂川は、南町一帯の住宅地の雨水排水という大事な仕事をしているんです。急な大雨の時、雨水を速やかに利根川に排水して、洪水を防いでいるんです。それで、深い川になっています。
鵜川工業の木庭が見えて、鳳食の工場の脇を抜けて行きます。これが、風呂川の最下流です。

 

 

Dscf0055 突き当たると、その先はコスモスの咲く水路敷、この下に風呂川はあります。この先は、風呂川の姿はもう見られません。
前橋城下の用水として、それから、旧紅雲分村と旧宗甫分村の田畑を潤した風呂川は、この先、利根川に流れ込むんです。

 

 

Dscf0056

広いグランドがあります。群馬銀行の施設地です。昔は野球場になっていました。群銀にも野球部があったんですね、今もあるのかな…。
このグランドの下を風呂川は流れ下っています。向こうに自動車が止まっていますよね、あの向こうはもう利根川です。車の左側あたりから、風呂川は利根川に合流しています。

 

 

Dscf0059 生姜の花ですね。
昔は、豊かな田園地帯を流れてた風呂川です。今は、住宅地の雨水を排水して、洪水を防ぐ役割を担っている排水路です。時代が変わると、役割も変わります。姿の変わった川筋に、記憶を蘇させてくれる何かがあります。見えないことが多いですね…

 

 

Dscf0060

南部大橋の東詰め、コーヒー屋さんの裏手に水神社があります。旧宗甫分村の村社です。古代、東道が通っていた古い村です。江戸時代の初期には『実正の関所』が設けられていたと聞きます。境内に、そんな村の来歴を刻んだ碑があります。
風呂川を辿ったら、お参りしてください。

 

 


Dscf0092 <ふ~ん、そうなんだ、『風呂川は、前橋城で井戸水が足らなくなったり、籠城するときの用意のために作られた」って聞いてたけど、それだけじゃないんだね>
「うん、そうみたいだいね。辿ってみると、城外の村々の大切な水でもあったみたい。農業と生活のためのね。それに、いまではね、局地的な大雨の時の雨水排水という大事な役割を負っているんだいね…」

 

 

Dscf9951 <おヒゲはさ、庭の片づけで結構くたぶれたみたい。シャワー浴びて着替えると、出かけないで、家で晩酌して、早くに寝ちゃった。
それで、今朝は早起き、疲れもとれたみたいですよ…>

 

 

 

 

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休日、風呂川の下流を歩きました。今日は、国道17号まで…

2014-09-24 07:23:33 | あんじゃあない毎日

Dscf9977Dscf0069仙台麩の卵とじを載せた麩丼で朝食してたら、<18日の記事の風呂川のお話、愛宕資料館の太田さんがとてもほめてくれてるじゃない。だからさ、下流の方も紹介してあげるといいよ。今日は、お休み、暇でしょ…>
「そうか、ちょっとご用もあるけど、合い間見て行ってくら…」

 

 

Dscf9982Dscf9981前橋るなぱあくの入り口のとこです。るなぱあくのとこの風呂川は有名なんでパスして、県道をくぐった向かいの広桃両堰の事務所のとこから下流を訪ねることにしました。
県道の南の道は社会文化会館から、戦後、公選制最初の前橋市長、関口志行さんの旧宅へ抜ける道です。関口邸の南隣が、萩原朔太郎の妹が嫁いだ津久井家です。

 

 

Dscf9984 社会文化会館目の交差点、青い水門が二つあります。北側の水門から西へ流れるのが風呂川本川、南側の水門から南へ流れるのが馬場川です。ここが、馬場川の始まりなんです。
関口志行さんは、俳号を雨亭という俳句作家でした。

 

 

   
Dscf9987南へ流れる馬場川です。

 

   世念を 捨てしに非ず 竹植える  雨亭

 

臨江閣の玄関前にある雨亭(関口志行)の小さな句碑に刻まれている句です。前橋市長を辞した時に詠まれたと聞いています。
『世念』とは、俗世に執着する心といった意味だと思います。

 

 

Dscf9988 Dscf9990 風呂川は西に向かって、昔の知事公舎の裏口へ出ます。神田坤六知事の時は庭は一面のバラでした。清水一郎知事の時は、福岡県の豪華知事公舎が問題となり、どこかのテレビ局が「全国一しょぼい知事公舎」ってんで取材に来ました。古い土蔵の前にチャボの小屋が作られ、清水知事がネギや大根を作ってたんで、取材チームが大喜びしてました。今は、前橋るなぱあくの臨時駐車場になってます。
私がるなぱあくの園長してたとき、知事選に立候補した山本龍(現前橋市長)さんが、スピーカーを積んだ自転車で遊説してて、「佐藤さん、私が知事になったら知事公舎を遊園地の駐車場にします!」って言うから、「よろしく!」って応答して…
山本龍さんは知事にはなれなかったけど、知事公舎はるなぱあくの駐車場になりました。ありがとです。

 

 

Dscf9991 Dscf9995 風呂川は、前橋公園の芝生広場の外周を流れ、それから裁判所の堀を流れます。このあたりの水路は、古い石積のままメンテナンスされています。
でもね、歩道橋のとこ見て、歩道橋を設置するんで水路の上に歩道を張りだしてるでしょ、こんな具合に、風呂川は利便ために姿を変えています。

 

 

Dscf9998 Dscf9999 裁判所の堀になっている風呂川です。裁判所の南東の角に水門があって、堀の水位が保たれるように制水されています。
昔は、県庁前にも堀があって、風呂川の水を分水して供給していました。清水知事が水の濁りが何とかできないかっていうんで、企業局の水の技術者が堀に流れ込む水に混ざる土等を沈殿させる仕組みを作ったのを覚えています。今は、この堀は埋められました。

 

 

Dscf0002裁判所の東の角から南へ、この道の下を風呂川は流れています。
直木賞候補になった小説家の浅田晃彦さんのお住まいがあったのはこの通りであったような気がしますが、うろ覚えですが。今は、友人の深田司法書士の事務所があります。

 

 

Dscf0003_2 Dscf0004風呂川は県庁前通りの下をくぐって、市役所の西の道の下を流れています。議会庁舎の自転車置き場の先で姿を現します。でも、短い区間です。気が付かない人が多いかもしれません。

 

 

Dscf0005 Dscf0006市役所の南の角に青い水門があります。ここで、矢田川が分水して、桃井小学校の外周を流れて西へ向かっています。風呂川は、そのまま南へ流れます。
桃井小学校の通りには、以前、須田眼科医院がありました。30代の初めころ、角膜表皮を剥離し、とても痛い思いをしていたのを助けてもらいました。ありがたかったです。
このあたりで、玉石を積み上げた水路の姿は見納めです。ここから下流は、すべて三面コンクリートの水路に改修されています。

 

 

Dscf0007 風呂川は道の下へもぐって、桃井小学校と第4保育所の脇を国道17号へ向かいます。
オレンジ色の歩道の部分、しばらく前までは水路でしたが、蓋がされ、歩道になりました。子どもたちの安全と利便のためだと思います。
まちなかの水路は、残そうという強い意志があって、残すための工夫があって初めて残るようです。普通の知恵では、安全と利便のために姿が見えなくなるようです。

 

 

Dscf0070 <長くなりそう…。いったんこの辺で切りましょうか。国道17号から南は明日にしましょうね>
キキは、朝食が欲しいのです。それで、二回に分けることを提案してるんです。引っ掻かれないためにも、提案に従います。すんません。また明日。

 

 

 

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前橋工科大生への大きな期待、前橋るなぱあくの古い木馬に再会して…

2014-09-23 06:06:34 | あんじゃあない毎日

Dscf9948「あれ、今朝も『日向見ぼっこ』してんだ?」
<違わい、『日向見ぼっこ』じゃないやい…>
仕事へ行くのであいさつしに来たら、キキはベットの上にいました。窓から差し込む日の光の脇で寝ころんで日差しを目で楽しんでいるみたいだったんですが…

 

 

Dscf9949<よく見なくちゃダメなのよ…>
よくよく見ると、後ろ脚の先っちょだけが日の光の中に入ってました。
「それはなんていうの?」
<『足だけぼっこ』…>
「行ってきます、留守たのまいね…」

 

 

 

 

Dscf9960 前橋市民体育館の銀杏並木が色づきはじめました。
裁判所から届いた訴状を読んでいたら、同窓会の担当のスタッフが、前橋工科大学同窓会報ができたって届けてくれました。
私も頼まれて、『学生たちに対する地域社会の期待』という短い文章を載せています。

 

 

Nekonomahou2_00011 Nekonomahou2_00012 Nekonomahou2_00013 お読みになりたい方は、画像をクリックしてポップアップ画面で読んでください。左から順に、三つに分割してます。
簡単に言っちゃうと、若者の数が減る中で、前橋工科大学の学生の存在そのものが、前橋のまちにとってとても大切なものになってきている、若者のもたらす文化は地域社会にとってかけがえのないものです、ということを書いています。

 

 

Dscf9956 前橋市長の山本龍さんも、どうやら似たように考えておられるようで、この秋、前橋工科大学に来て、学生たちが前橋市のまちについて考えていること、思っていることを聞く、タウンミーティングをしてくれることになりました。嬉しいです、学生たちにとっても、とても良い機会になると思います。
学生たちには、思いっきり、感じているままを話してほしいな、市長さんにはしっかり受け止めて、まちづくりに役立ててほしいです。

 

 

Dscf9953 前橋工科大学には、大学院生も含めると、全国から1千2百人を超える若者が集まってきています。
前橋市の19歳から22歳の人口は1万3千人余ですから、1割弱は前橋工科大の学生・院生なんです。
私は、若者がやりたいと思うことを、やろうとすることを、邪魔する老人にだけはなりたくないな、そう思っています。

 

 

Dscf9969

この写真いいでしょ。このお馬さん見覚えないかな…
話は飛んでお昼過ぎ、六供町1丁目の公園ですごいもん見っけました。この木馬はね、前橋るなぱあくの、前の、撤去されたメリーゴーランドの馬なのです。こんなとこで、子どもたちと遊んでたんだ…。
会えてよかった、嬉しいいな…

 

 

Dscf9966 今から9年半前の4月、前橋るなぱあくの園長を引き受けた時です。事務所の裏手に無造作に積まれていたのがこの木馬でした。聞けば、メリーゴーランドを新しくしたとき、撤去した古いメリーゴーランドの馬が何かに使えるのではと二つだけ残しておいたんだそうです。でも、野ざらしで汚れて…

 

 

Dscf9971 それで、きれいにして、どこかで活用できるのならと、市の公園管理事務所にお願いして、引き取ってもらったんです。それが…
9年半ぶりの再会でした。元気してたんだ、良かった。
13年前まで、前橋中央児童遊園でたくさんの子どもたちを乗せていた木馬です。きっと、懐かしいって思ってくださる皆さんがいっぱいなんじゃないかと…

 

公園に遊びに来ていた皆さんにお願いして、写真撮らせてもらいました。ありがとうございます。嬉しいです。

 

 

 

 

Dscf9972 <ふ~ん、すごいもん見っけたね>
「いいだろう、今日は幸せ…」
<キキに鰹節くれるともっと幸せになれるよ>
「あげないもんね~、下部尿路結石症の予防が大事だもんね~」

 

 

 

 

 

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内山節さんと野村たかあきさんの『妖怪談義』のお手伝いをしました

2014-09-22 07:09:21 | あんじゃあない毎日

Dscf9912「あれ、日向ぼっこじゃないの?」
<まだ、日向ぼっこには早いの。日向見ぼっこなのね>
「へんなの…」
朝食をすませたキキは、ベットに差し込む光の脇で寝てました。

 

 

Dscf9915「今日は内山さんと野村さんの妖怪談義のお手伝いに行くんだけど…」って言いながら二階へ行ってみたら、キキはベットカバーの下へもぐってました。
<行かないもん、キキはいかないもんね~>

 

 

Dscf9919「別に。キキに出演依頼は来てないよ」
<でも、連れてこうって魂胆でしょ>
「そんなことないよ」
<ウソばっか、みんなにあたしの尻尾見せて、『はい、じきに、二つになりま~す』なんて見せもんにしようってんでしょ、顔に書いてある…>
「そんなことないってば…」

 

 

Dscf9920<あんね、内山さんは哲学者でしょ、自分の考えをきちんと持っている人だから、きちんとお話してもらうのよ>
「はい、はい、そうしますよ」
<それからさ、野村さんは乗せちゃうと脱線して何を言い出すか分からないからさ、気をつけてお話引き出すのよ>
「はい、はい」
<『はい』は、一度でいいの!>

 

 

Dscf9928

というわけで、午後1時半から、敷島町のフリッツアートセンターで開かれた内山節さんと野村たかあきさんの妖怪談義『日本人はキツネになぜだまされなくなったのか』のお手伝いをしました。お二人のお話の引き出し役を、フリッツの小見さんに頼まれたんです。

 

 

Dscf9930でもさ、せっかくの機会ですから、田中貴子さんの『鈴の音が聞こえる』(淡交社刊)をお見せして、キキが猫又になろうとしていることをお話しさせてもらいました。
内山節さんのお話は、『日本人はなぜキツネにだまされなくなったか』(講談社新書)を読んでください。

 

 

10706351_386010628214573_1841991220 まあ、なんとか役割を果たせたかな…、という感じでした。内山さんとは15年ぶりにお会いしました。
「見えているものが本物でない、すべてではない」、内山さんの話された大事なことです。
この写真は、フリッツの小見さんから頂きました。

 

 

Dscf9934 家に戻って、またキキとおしゃべりしてました。
フリッツアートセンターの『妖怪画談』はまだ続いています。
野村たかあきさんの原画展は10月13日まで続きます。

10月4日には『前橋百物語・第一席』が、
9月27日と10月11日の土曜日の午後3時からは『野村たかあきの妖怪譚』で野村さんのお話が聞けます。
他にも、いろんなイベントがありますから、フリッツアートセンターの『妖怪画談』を見てお出かけください。楽しいですよ。

 

 

Dscf9936<おい、ヒゲ、明日は理事長だからな、猫又の話なんか忘れて、ちゃんとやれよな…>、車橋近くで暮らす茶トラに注意されちゃいました。
そうなんですね、「見えねえもんが大事なんだぜ」なんてったって、大学のスタッフは困らいね…

 

 

 

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彼岸の入りでした、墓参りへ行ってきました

2014-09-21 06:55:19 | あんじゃあない毎日

Dscf9861朝、三河町の『花こう』で花を買ったら線香とマッチを渡されました。ありがとう。
そのまま、桃ノ木川を渡って東へ、亀泉の霊園まで出向きました。両親の墓所がそこにあるんです。お彼岸なんです。

 

 

Dscf9864_2

<お墓参りへ行くの?>、亀泉町に入ったら、庭先で遊んでいた猫に声を掛けられました。
「うん、そうだよ、お彼岸だから…」
<父さんはいつ死んだの?>
「1994年の1月だから、21回目の彼岸参りさ。おまえんちの父さんは?」
<オレたちの父さんは生きてるか死んでるか分かんないや、会ったこともないもん…>

 

 

Dscf9868<いいのよ、あんな奴のことは…>、奥から母猫が出てきました。真っ白な猫でした。
そうですよね、猫は母系家族だから、父親なんてどうでもいいんだいね…
私は、とりあえず人間だから、父親のこと考えるんだいね

 

 

Dscf9869

猫たちが暮らす家のちょっと先に小さな祠があります。祠の裏手は一面の彼岸花でした。
20年前の冬、父の最期を看取ってくれた滝口医師に頼んだんです。
「ねえ、死因は『老衰』だよね、そうしてもらえるよね?」
「恭一さん、気持ちはわかるけど、できないよ」
「どうして、88歳まできちんと自宅で暮らしてきたんだよ、病気は持ってたけど、患って死んだんじゃないでしょ、天寿だよ…」
「でも、病院に運ばれてきたからさ、私が診察し、治療をしたよ。ほんの短い間だったけど、治療をした以上、『老衰』とは書けないんだ、申し訳ないけど…」

 

 

Dscf987020年前、私は、人の死因は人が決めるのではなくて、世の中の仕組みが決めるのだということを初めて知らされました。世の中の仕組みが、父のために、『呼吸不全』という死因を選んでくれました。
「なんだってんだい! 息が止まったってことじゃねえか!」、憤っていた自分をおもいだしながら、21回目の彼岸参りをしました。

 

 

Dscf9874<行って来たの…>
三俣町でよく会う猫です。庭先に出てました。
「うん、お参りしてきた…」
この時期に先祖供養する習わしの起因はよく分かっていないんだそうです。仏教国でも、日本にだけある習俗みたいです。でもね、時々、思い出すのはいいことなんです。忘れないことが、大事なんです。

 

 

Dscf9875 墓参から戻って、すぐに肉のチャンピオンンへ買い物に行きました。
三河町で、いつもの猫に会いました。でも、会っただけ、話題はありませんでした。

 

 

 

Dscf9884 Dscf9888 あとは、家で本を読みながら、合い間に料理してました。
パテとガーリックラスク、パテは、ブロッコリーのと豚肉のです。作り方はこちらを見てください。
それと、鶏チャーシューです。これは、私のレシピではないです。こちらです
昨夜、『ひろ子』に遊びに来た若い人たちへの差し入れです。

 

 

Dscf9897

夕方、石原総合歯科で歯の治療をしてから、『ひろ子』へ出かけました。広瀬川の向こうの空は、夕焼けでした。

 

 

 

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