増え続ける本の整理をしていたら、向田邦子さんの「父の詫び状」がでてきました。
ぱらぱらとめくっていたら、ふと、この本の中の、好きなフレーズを思い出しました。
ー思い出というのはねずみ花火のようなもので、いったん火をつけると、不意に足許で小さく火を吹き上げ、思いもかけない所へ飛んで行って爆ぜ、人をびっくりさせる。ー
今日は11人のクリスマスディナー(お昼に食べてもディナーです)のために買い込んだ大量の野菜、副菜の材料、チーズ,チョコ、デザートの材料、ビールや、ワイン、テーブルセッティング用のいろいろ、キャンドルなどを、まるでパズルのように冷蔵庫や、パントリーに詰め込んでやれやれ、最後は5キロのターキーをどうするか。冷蔵庫には絶対に入らないので,ねずちゃんよけに,コンテナにいれて、ガレージに入れる事に決めました。外は寒いから,大丈夫~。重いターキーにコンテナと格闘している時、不意にある映画のシーンが。
私の好きなイギリス映画、「Billy Elliot」多分、邦題は「リトルダンサー」
貧しい炭鉱町に産まれた、ビリーが周りの反対と、応援を受けながら、一流のバレエダンサーになるストーリー。
昨日、バレエを見に行った事も関係があるのかもしれません。
映画の中で、クリスマスのディナーを、確かセッティングされたテーブルでなくて、暖炉の横に座って、食べていたビリー。そして、お父さんが、暖炉にくべるために、死んだお母さんのピアノをたたき壊すシーン。
ツリーや山ほどのプレゼントや、あふれるばかりの食料と、幸せであるべきクリスマスに、あのシーンは辛かった....。
優雅で、夢があふれる、お上品なイギリス映画ではないけれど、地方の閉塞感や、労働者階級の人々の暮らし。そして感情表現が下手なこの国の国民性も、うまく表されていたし。
この日記を書いてからkitkatさんのところに、うかがったら最新の、 「キングコング」 をみられたとかで、映画で主人公の少年を演じていた ジェイミー ベルが,キングコングに出演してるそうです。偶然です。
向田邦子とターキーとBilly Elliot。
ねずみ花火は、やはり思いがけない所で,爆ぜました。
ぱらぱらとめくっていたら、ふと、この本の中の、好きなフレーズを思い出しました。
ー思い出というのはねずみ花火のようなもので、いったん火をつけると、不意に足許で小さく火を吹き上げ、思いもかけない所へ飛んで行って爆ぜ、人をびっくりさせる。ー
今日は11人のクリスマスディナー(お昼に食べてもディナーです)のために買い込んだ大量の野菜、副菜の材料、チーズ,チョコ、デザートの材料、ビールや、ワイン、テーブルセッティング用のいろいろ、キャンドルなどを、まるでパズルのように冷蔵庫や、パントリーに詰め込んでやれやれ、最後は5キロのターキーをどうするか。冷蔵庫には絶対に入らないので,ねずちゃんよけに,コンテナにいれて、ガレージに入れる事に決めました。外は寒いから,大丈夫~。重いターキーにコンテナと格闘している時、不意にある映画のシーンが。
私の好きなイギリス映画、「Billy Elliot」多分、邦題は「リトルダンサー」
貧しい炭鉱町に産まれた、ビリーが周りの反対と、応援を受けながら、一流のバレエダンサーになるストーリー。
昨日、バレエを見に行った事も関係があるのかもしれません。
映画の中で、クリスマスのディナーを、確かセッティングされたテーブルでなくて、暖炉の横に座って、食べていたビリー。そして、お父さんが、暖炉にくべるために、死んだお母さんのピアノをたたき壊すシーン。
ツリーや山ほどのプレゼントや、あふれるばかりの食料と、幸せであるべきクリスマスに、あのシーンは辛かった....。
優雅で、夢があふれる、お上品なイギリス映画ではないけれど、地方の閉塞感や、労働者階級の人々の暮らし。そして感情表現が下手なこの国の国民性も、うまく表されていたし。
この日記を書いてからkitkatさんのところに、うかがったら最新の、 「キングコング」 をみられたとかで、映画で主人公の少年を演じていた ジェイミー ベルが,キングコングに出演してるそうです。偶然です。
向田邦子とターキーとBilly Elliot。
ねずみ花火は、やはり思いがけない所で,爆ぜました。
私は向田邦子さんの「父の詫び状」を読んでいないのです。 読みたかったんですけど、読まないまま今日を迎えています。
今度実家へ帰った時、忘れずに近所のBookOffへ行こうっと!
クリスマスディナー、大変そうですね。 私は11人分のお料理の準備をしたことがないので、想像がつかないですが...
リンク、どうもありがとうございました
最近読みました。
我が家の『父の詫び状』はボロボロで~す
お食事の材料で、冷蔵庫が
日本の通勤電車状態みたいね
押さないと閉まらないし
奥の物を出すと他の物も出てきそう…
ばくちゃんの冷蔵庫は大きそうだから
うちと違うか
楽しいイヴを迎えてね~
でももちろん日本の本なんて手に入らないから、次回の帰国の際かな?
バレエを観に行かれたんですね!いいなぁ
私はバレエも全く無知ですけど、シドニーにすんでいた時、オペラハウスで観るならバレエがいいとオットにお願いしていたけど、いつもチケットを買いそびれて行けずじまいでした^^;
ばくさんのお家から街までは近いんですか?
私のように田舎町に住んでいると、映画すらなかなか行けないんですよ~(涙)
思わぬ展開に日々驚きます~
それにしても5kgのターキー、写真みたときサンタさんのプレゼントの袋かと思っちゃいました・・・
昔、はいらなかったスイカを洗濯機に入れてたけど、ターキーは・・・
出来あがりと残骸どっちも見せてー(笑)
いろんな物を見たり聞いたりしてると、意外な所で繋がったり混ざりあったりしますね。
思わぬ出来事は経験豊富な人ほど面白く受け止めれるものだったりしませんか?
向田さんは、すごい人だと思っています。エッセイも小説も。私の母に近い世代ですが、彼女の書く物には、女しかわからない部分が含まれていてドキッとさせられる事がよくあります。もっと長生きして欲しかったな~って思います。帰国されたときに、お暇があったら、是非。
まるで隙間なくぎっしりです。あげく、今日から預かっている柴犬、トフィーちゃんのファミリーから、生ものもらってーっていろいろ頂いてしまって、あふれまくり。
外が寒いので、助かってます。
向田さん、好きです。で、須賀敦子さんもイタリアで長く暮らしていたという点も含めて、大好きです。本には飢えますよね。この生活。