London徒然草

「ばく」のロンドン日記

メイドと芋の茎

2008-02-05 | 飼い主ネタ


昨晩、ベッドに潜り込む前にバスルームに行くと、
トイレットペーパーがホルダーに残っていはいるものの、
残りは6センチ。

手を伸ばせば、新しいロールが、そこにあるのに、
家族のみなさん、ペーパーを替えるのは自分の仕事でないと思っている節が...。

そして、朝、朝食のトースト。
残っているのは、両端の片面が耳と呼ばれる部分になったものばかり
4枚。

ええ、私、ロールを新しいもの替え、残りの端っこを食べさせてもらいましたけど、
なんだかなあ。

話はとびますが、オットさんの歴代犬の一匹、ボクサーの『スミス』の写真を
見つけました。



お父様と一緒です。

交通事故にあって、左足の第一関節から下はぶらぶらで、でも元気
だったそうです。

そして、同じファイルにあった、お母様の若いころの写真。




これ以外にも、まるで映画に出てくるような、車に寄りかかる
お母様とか、飛行機の前でポーズを撮っている写真や、
ナニー(子どものお世話+しつけがかり)と一緒の、少女のころの
お母様の写真などがあります。

そういえば、朝食のとき、トーストが、冷めてしまったり、少しこげてしまったとき、
お母様は、何のためらいもなく、処分していたなあ~。
我が家では、ちょっとこげたくらいだったら、母が台所のシンクに立って、
包丁でこげた部分を削り取って自分で食べていたもんなあ~。

何事も優雅で、おしゃれだったお母様は、比較的裕福な家に育ったので、
メイドさんが....という台詞も出たよなあ。

それに比べ、我が家は両親ともに、小さいとき、父は台湾から、母は満州からの引き揚げで、過酷な経験をして、
戦後、食糧難に、芋の茎まで齧った話を聞かされて育ちました。

まあ、こういうかけ離れた環境に育った二人の間に出来上がった家族。

もともとの出発点が、回り、巡って、今日の
このトイレットペーパーや、トーストに現れるのだろうか?

まあ、他愛のない話ですね。失礼いたしました~

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(かつて)白いアザラシだった、ぬいぐるみのゴマちゃんを
恙無く、ご寵愛しております。