London徒然草

「ばく」のロンドン日記

修行がたりない?

2006-09-16 | Weblog

日本への一時帰国から約一ヶ月弱。
日本は何もかもスムーズにうごいているよなあ、と懐かしく思う頃です。


ね、ピップ君。

ここは日本じゃない、と知りつつ、いまだに、年に一回くらいあるんですよねえ、日本ならこんな事はないのになあという事が。

このところのストレスは,なんとミルクでした。

6月のある日、夕方,ピンポーンと呼び鈴。
出てみるとミルク宅配のセールスマンでした。毎週毎週、約10リットルのミルクを消費する我が家。
買ってくるのも、結構大仕事です。なくてはならないし、宅配の物はおいしいと、友達に聞かされていたので,どういうわけか、「週4回、4パイント(2.272リットル)のミルクを、プラスチックのボトルで1本づつ」たのみました。

ここがストレスの出発点。

1. 請求書が来ても,値段の詳細がいっさい書かれておらず、合計金額は聞いた値段といくら計算してもあわない。
2. 問合せの電話をしても、電話はつながらない、か、留守電になっている。折り返しは2どとかかってこない。
3. 日本に一時帰国中、止めてくれるようにきちんと手紙で頼んだのに,配達され続け,あげく請求された。 
  相変わらず,金額はどう計算してもあわず。
4. 今月にはいってから、4パイントでなく2リットルのボトルが来るようになって、手紙を残したら,
 「4パイントなら、1本1.6ポンド払え」との返事
  スーパーで買うより50パーセントほど高いし、初め言われた値段と全然違う+その日は配達無し。

なんとかここまで,つづけてきましたが,昨日、4パイントのプラスチックボトルの代わりに、一パイントの”瓶の牛乳”が4本、ずらずらと裏口においてあったのを見て、ぶちっ、と切れました。

今朝、ついに、
「もうやめます。配達しないで下さい。料金はかってに計算して、ここに置きます。文句があったらノックしてください。」



イギリス人の友人に尋ねたら、「ミルク代、自分で計算なんかした事ない」だって。
そんなんだから、頼む方も配る方も、なりたっているんだなあ。

修行がたりないようで....。
私のイギリス人化も、まだまだ足りないんだな。