千字文 (そのNO.41)

2023-09-22 14:37:51 | 篆刻

徽宗の書作品です。

2行目から下記の篆刻・千字文の熟語が出ています。

千字文 そのNO.41

具膳飡飯  料理をそろえ、食事をする

      飡(さん)はさんずい(氵)が正しく、食べることの意

適口充腸  口に適(あ)って、腹を充たせばそれでよし

飽飫亨宰  満腹のときには美味にも飽き

      亨宰(ほうさい)食物の料理

飢厭糟糠  飢えたときには粗末な食事でも口にあう

親戚故舊  親類縁者や古くからの知り合いがおり

 

「糟糠の妻」も今は死語になっているようです

 糟は酒かす、糠は米ぬか

 貧しいときから苦楽を共にする、という意味です

 

飢厭糟糠は戦前生まれのひとなら誰でも経験済みですが 

 

もっとも近い親族を親といい、傍系の親族を戚(せき)という 

 

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