徽宗の書作品です。
2行目から下記の篆刻・千字文の熟語が出ています。
千字文 そのNO.41
具膳飡飯 料理をそろえ、食事をする
飡(さん)はさんずい(氵)が正しく、食べることの意
適口充腸 口に適(あ)って、腹を充たせばそれでよし
飽飫亨宰 満腹のときには美味にも飽き
亨宰(ほうさい)食物の料理
飢厭糟糠 飢えたときには粗末な食事でも口にあう
親戚故舊 親類縁者や古くからの知り合いがおり
「糟糠の妻」も今は死語になっているようです
糟は酒かす、糠は米ぬか
貧しいときから苦楽を共にする、という意味です
飢厭糟糠は戦前生まれのひとなら誰でも経験済みですが
もっとも近い親族を親といい、傍系の親族を戚(せき)という
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