こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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議会議論をふかめ、市民生活を守る役割が大事!

2009年06月24日 22時53分47秒 | インポート

Img_7176_2  昨晩は何かトラブルが起きたのか(原因不明?)「ブログ」の更新が出来なくなり、焦りましたが、何とか試みてようやく、いま「復旧」しました。それにしても、今日は久々に「暑い!」(バイパス通りの気温計24℃)と体感する天候でした。延期されていた運動会は最高に盛り上がったのではないでしょうか。

 議会も残すところ、あと2日間です。昨日の本会議の補正予算審議のなかで、「廃プラスチック中間処理施設」の委託業務(10年間の債務負担行為)に係る費用負担の財源確保で「暑い」議論が交わされました。

 この問題は、以前に議会提案されたとき、私は反対質問を行いました。「廃プラスチックの中間処理施設は『公設民営』で行うことで経費が縮減出来ること」と質問した経緯があり、会派の意見相違はありましたが「反対」多数で議案は否決された問題でした。今回の提案にあたっても、私は「公設民営」が一番安心な手法と判断していますが、家庭から出るごみの分別は進めなければならない行政課題だけに、今回は財源確保などを中心に質問しました。

私の前に同期の山中保議員(元議長)が質問しましたが、岩倉市長は財源確保のひとつとして議会側からの意見もふまえ「・・・家庭系ごみ収集の有料化も選択肢のひとつ」と言及したので、私は「提案条件には財源確保の見通しを示すべき。有料化が前提であれば賛成できない」と追及すると、「私の任期中(来年7月)には有料化はしない、と言っている。これまでの議論をふまえて『冷静な判断を』」と一見「反問権」とも受け止められるような答弁でしたので、私は「挑発的な答弁に聞こえる」と指摘し、「現時点で有料化をしない、と言う以上、現時点での提案は有料化を財源確保にしていないとはっきり言って欲しい」と再質問しました。結局、市長は「任期中に(家庭系ごみ有料化)を決断することはない」と明確に答弁したので、私は賛成の立場をとりました。

こうした議会での議論は大切なこと。意見の違いがあっても、質疑のなかで物事をそれぞれ議員が判断する。その基本は市民の目線が判断材料です。国会のように重要法案でありながら「短時間に」質疑が交わされ、最後は数の論理で議決する手法は絶対許すことは出来ません。

国が社会保障費を毎年2.200億円削減しているのに、その与党となる会派から「医療・福祉」の充実を市に求めるのは「筋違い?」と思うのは私だけでしょうか。市民生活の苦しさを知っているのなら、公党として上に意見を述べ、改善していくのが筋だと私は思います。


地元企業育成とリサイクルに!

2009年06月24日 20時53分58秒 | インポート

 今日は、朝一番に一般質問で登壇し、持ち時間40分を使って4項Img_7183 目(①苫東計画②契約のあり方③景気・雇用対策④訓練移転問題)を質問しました。(添付写真:右上)質問の詳細は、後日に何回に分けて報告します。

それにしても、ようやく午後から「晴れ」マークがでました。天候が良いと気持ち「心」も「晴れ」マークで良いものです。

実は、ひとつだけ議会のことで報告します。昨日、開会中の議会(~6/26)に補正予算が追加提案されました。(全会派一致で採択)

内容は国の「バラマキ」補正予算(赤字国債を追加)と言われている約15兆円の経済危機対策に盛り込まれた「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」(1年限り)です。苫小牧市には総額約4億2千万円が配分されますが、今回は配分される「交付金」のうち3億7千553万3千円活用して総事業費5億4千461万7千円の補正予算が追加されました。私は、1点にしぼって「小学校の机・いすの整備事業」をとりあげました。この事業は、以前から新JIS規格に添った更新をとりあげてきた経過があります。その結果、H15から中学3年生の机・いすが新品に、翌年のH16年度には中学2年生の机・いすが新品になりました。当然、H17年度は中学1年生の順でありましたが、「財政が大変」との理由で先延ばしされました。私は「計画的に更新する約束を反故にするのはおかしい」と指摘。1年遅れのH18年度に中学1年生が更新され、中学生の机・いすは新JIS規格になりました。ところが、小学校は古い「机・いす」のまま予算が付かない状態が続き、今回3年ぶりに1400セット(小学6年生分)の予算が付きました。子どもたちにとっては朗報です。

でも、今回の予算は「地域経済の活性化」が主であることだけに、来年度予算付けされるかどうかは不安です。そこで、地元の「苫小牧建具家具工業協同組合」さんが、以前にボランティアで春先に学校(緑小・和光中・樽前小)を訪ね、出入り口の引き戸の補修や戸車の取り替え、立て付けの悪い建具を見事な手仕事で補修してくれました。その後、美園小の学習机に道産材を利用して「天板」の取り替えを交換してくれました。いすも塗装で仕上げ、「古くなった机が新品同様に」生まれ変わり、学校からも「教室が明るくなった」と地元紙で報道されました。私は、新品購入も良いのですが、地元の企業の仕事の確保の面からも、「何が何でも新品を購入しなくても、リサイクル出来るものは教育環境からも大切であり、このことで地元企業の活性化に結びつく」と提案しました。1400セットの予算があれば、2倍の更新が可能になると思います。これに対し市教委は「議員の提案の趣旨は十分理解できる、市教委としては学校の要望もあり新規購入を前提に進める」と答えました。問題は「が」と「前提」ですが、変更も出来る可能性がある答弁と受け止めました。地元経済の活性化に少しでも生かす予算の使い方をするのであれば、「古くなった机を新品同様に」出来る仕事を地元企業に発注することではないでしょうか。計画性と予算確保が難しいなら、私はこの道を選択します。みなさんはどう考えますか。