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良識が問われる議会!

2009年06月18日 23時59分35秒 | インポート

 6月議会がはじまりました。今議会のキーワードは「議員の良識」というものが話題になるようです。今朝(午前中)でしたが、「良識ある・・・」と褒められた本人が本会議の質問のさなかに携帯電話が突然なり出しました。私の議員生活のなかで、本会議場のしかも自分が質問している最中に携帯電話がなったのは「前代未聞」の出来事だと思います。本会議には、議員も含め傍聴者・記者も「持ち込み禁止」が常識です。「常識」と「良識」の違いはありますが、「良識」の方が「常識」を上回るものです。本人は深く反省していました。その素直な対応に「良識」を感じますが、「意思統一すべきこと。仲間を支えることとは何か」と改めて考えさせられました。

Img_06591  支えが必要な方は世の中にたくさんいます。そうしたなかで障がいを持ちながらも一生懸命努力して頑張っている方がいます。過日のTVニュースで辻井伸行さんが米国のバン・クライバーン国際ピアノコンサートで優勝したことが報道されました。普段、クラシックはCDで聞く機会しかありませんが、「ご縁があって」最新版の「dbutというCDを入手しました。議会中とは言え、市役所往復するときに、じっくり聞きながら「右脳」を鍛え、「良識」な対応と「冷静さ」を養って見たいと思います

辻井伸行さんは、生まれてすぐに全盲と判るが、音に対する覚が非常に敏感で、4歳のときからピアノをはじめ、7歳(筑波大付属盲学校小に部入学)して、その年の4月には「全日本盲学生音楽コンクール器楽部門」(10年前)ピアノ部で第1位を受賞。11歳で「東京音楽大学付属音楽教室」に入室。全国ピティナ・インターナショナル・ヤングコンサートに出演し、99年「ニュースステーション」で天才少年ピアニストとして全国放映されました。

今日、議会で理事者の答弁の中で「子どもは親の後ろ姿を見て育つ・・・」と引用しましたが、その答弁を聞いて時代錯誤を感じたのは私だけでしょうか。現代の子育ては「親と子どもが向きあう時間をとって話し合う」ことが必要ですが、それも出来ないのが現状で、親も子も忙しくて「親の背中は身近に感じられない」と私は考えます。

明日も議会が続きますが、「良識」ある議会対応に最後まで努力して頑張ろう、と思います。