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沖縄・嘉手納基地視察報告 パート1

2009年06月05日 09時29分46秒 | インポート

 昨日の夜、3日間の日程で無事帰苫しました。沖縄は現在「梅雨」の時期でしたが、用意した雨具は使わずに済みました。初日の北谷町では議長、議会事務局長、町長室長、基地対策特別委員会副委員長ら6人が最後まで応対。庁舎内には「歓迎 日本共産党苫小牧市議団 様」の案内版、そして視察室には私たち4人の名札入りの席が用意され、1時間半Img_05831 の現地説明に対し、2時間という時間をとって詳細に説明してくれました。こんな歓迎は18年間の議員生活ではじめての経験でした。北谷町の役場に着くと上空を立て続けてF15戦闘機、FA18戦闘機、そして最新鋭のF22戦闘機が爆音をたてて飛行訓練を行っていて、地元紙には「1日で70db超201回」と直近では異常とも言える訓練が行われていると報道されていました。「訓練移転によって『沖縄の負担軽減は』されていますか」との質問に、「(視察中にも飛行が繰り返されている実態から)ごらんの通り。隣には県立北谷高校があるが、授業にも支障がある。(千歳基地などへ訓練移転されても)その分外来機がどんどん来て、以前よりひどい状態である」と怒りをこめて説明されていました。私たちは、北谷町に宿泊(町が指定管理委託しているホテル)しましたが、朝6時55分から次々に爆音をたてて訓練が開始されました。私が目視しただけでも僅か30分間で14が飛行していました。嘉手納基地から県道をはさんでわずか90㍍にある「道の駅かでな」で嘉手納町の基地対策課長さんと合流して現地説明会を受けました。約束の時間より早く着いたので屋上から「騒音測定」すると、F15が離陸時の実測値は102db、F2298dbという爆音でした。(民主党・市民連合と合流)嘉手納町からのせつめいでも「訓練移転後の騒音被害が大きい。ましてや最新鋭のF22が12機(4ヶ月間滞在予定)来ているが、怖いのは『常駐化』されつつあること。絶対に許せない」と詳細な説明を受けました。これからの運動にImg_06281 ついて「慣れが怖い。常に言うべき事を繰り返さないと基地強化と訓練移転箇所の訓練も増えていく」とアドバイスを受けました。午後からは、難問であった米軍・嘉手納基地内の視察。沖縄防衛局の幹部職員2人が随行し、基地内に入ると「治外法権」と言うだけに別世界。すぐに目に入ったのは「ゴルフ場」。案内されたゲストハウスでブリーフィング(説明会)を受け、フェンスの長さ17.5㎞、敷地内面積20平方㎞を車で移動しながら説明を受けました。外から見るのと中から見るのでは大違い。滑走路・戦闘機以外にも生活基盤(住宅・学校・映画館など)を見ると「思いやり予算」の使われ方が明確。写真撮影は一切禁止でした。ちなみに、F15戦闘機が離陸すると必ず空中給油機がその後から離陸します。その空中給油機1機に搭載されている燃料は「自家用車(40㍑)の40年分に相当する量」との説明には唖然としました。基地内のスタンドは1㍑当80円代と県民より40円も低い値段で給油できるのです。「沖縄の負担軽減」説は全くの詭弁であることが検証できました。後日また紹介します。8日の視察説明会でも資料を配付します。