音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

A New England

2007年12月18日 | 歌詞・訳詞
21歳のときにこの曲を書いた 
いま私は22歳 もうすぐそれも終わる
世間の人たちは私に言う 
学生時代の同級生たちがなぜもう母親になっているのか
その理由がいつになったらわかるの と

私はあなたを愛していたし 今も愛している
あなたを崇めていた でもあなたは私に避妊薬を飲ませただけ
別れることはつらくはないけれど
ただ あなたにこの気持ちを伝えることが悲しいの

世界を変えたいなんて思ってない
新しいイギリスなんてさがしてない
あなたは新しい女の子をさがしているの?

あなたの手紙に書かれた言葉が好きだった
でも昨日は血まみれ
あなたがさびしくなったときに送ってくる言葉だけじゃ
やっていけない

ゆうべ流れ星をふたつ見たわ
願いごとをしたけれど それはただの人工衛星だった
機械に願いごとをしたってどうしようもないことはわかってる
でも私は何度も祈った あなたが私のことを気にかけてくれるようにと

世界を変えたいなんて思ってない
新しいイギリスなんてさがしてない
あなたは新しい女の子をさがしているの?

夢の中では奇妙な考えばかり
あなたが恐れても 私の心は変わらない
でも別のことが邪魔をする
ずっとここにいてほしいと言ったことなんてないわ

むかし 家で電話を待っていたことを思い出す
私を助けてくれる誰かの電話を
電話は鳴らず 私は知った それはあなたじゃなかったのだと

世界を変えたいなんて思ってない
新しいイギリスなんてさがしてない
あなたは新しい女の子をさがしているの?

世界を変えたいなんて思ってない
新しいイギリスなんてさがしてない
あなたは新しい女の子をさがしているの?

- Kirsty Maccoll「A New England」(1984)
    (Translated by Andy@音楽観察者)

 トレイシー・ウルマンのヒット曲を書いたことで知られるカースティ・マッコールが84年にリリースしたシングル。全英トップ10に入るヒットとなっている。
 カースティのオリジナル曲ではなくビリー・ブラッグのカヴァーだが、新しいヴァースが追加されているので、それに即して訳してみた。

 流れ星に祈ったけれどそれはただの人工衛星だった、それでも祈らずにいられない、というのはせつないね。

 原詞はここを参照。

 YouTubeにPVがあった。
 


 


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