音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

ハイファイ新書

2009年04月29日 | CDの感想
 そろそろ更新復帰できるかな。できるといいな。


 
○相対性理論「ハイファイ新書」(2009)
 聴いているとひどく恥ずかしくなるアルバム。

 やくしまるえつこという恥ずかしい名前を持ったシンガーが、クオリティは高いけれど匿名性も高いギターサウンドをバックに、どうしようもなく恥ずかしいロリータ声で歌う。

 曲のタイトルも恥ずかしい。「テレ東」「地獄先生」「ふしぎデカルト」「学級崩壊」「さわやか会社員」エトセトラ。

 そして、やたら韻を踏みまくる歌詞も恥ずかしい。「さわやかサンシャイン/まじめな会社員/あんしん公務員/夜中も見廻り警備員」。どうしろというのだ。

 ついでにいうと、ジャケのイラスト(やくしまるえつこ画)も恥ずかしい。いくらインディーズ盤だからって、こんな絵使うかよフツー。

 で、すべてが恥ずかしいのに、聴いているとムズムズムズムズして居心地が悪いのに、この声と音がどうしようもなく耳について離れない。知らぬ間に聴き入ってしまう。なんどもなんどもリピートしてしまう。もはや中毒だ。

 とはいえ、俺にだって中年オヤジとしての羞恥心は人並みにあるから、こんな音楽を聴いていることを人に知られたくないし、そんな姿を見られたくもない。

 特に、妻や母親や娘や愛人や職場の部下には絶対に知られたくない。知られたら、恥ずかしくて恥ずかしくて死にたくなってしまう。(あ、娘と愛人はいませんでした。見栄張りました)

 だから、自分ひとりだけのときにこっそりと聴こう。自室の布団の中で、明かりを消して。真夜中に。

「わたしもうやめた 世界征服やめた/今日のごはん 考えるのでせいいっぱい/もうやめた 二重生活やめた/今日からは そうじ 洗濯 目一杯」(バーモント・キッス)


 「地獄先生」。果てしなくエロい。


ビートルズ・リマスター

2009年04月08日 | 音楽関連ニュース
 あいかわらず仕事の渦に巻き込まれ状態で、更新できず申し訳ないです。
 でもさすがに、このニュースには更新意欲が出ました。

◆ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムがリマスターされ2009年9月9日にEMIミュージックから全世界同時発売!

 リリースされるのは、以下の3タイプの模様。
 
(1)ステレオ盤CD
 UK盤準拠のオリジナルアルバム12タイトルと、「マジカル・ミステリー・ツアー」、「パスト・マスターズ」の1と2をまとめたものの計14タイトルがリリースされる。CD-EXTRAとして、それぞれのアルバムに短いドキュメンタリーフィルムを収録。

(2)ステレオ盤CDボックスセット
 上記14タイトルをひとまとめにしたボックスセット。各アルバムに収録されているドキュメンタリーフィルムは、1枚のDVDにまとめて収録。

(3)モノラル盤CDボックスセット
 オリジナル・モノ・ミックスのアルバム10タイトルと、アルバム未収録曲集「モノ・マスターズ」をセットにしたボックスセット。オリジナルのインサートやレーベル・デザインもすべて再現した紙ジャケットでリリースされるとのこと。なお、モノラル盤CDの分売はなし。

 現時点の情報では、モノ盤ボックスのみ紙ジャケみたいなんだけど(ステレオ盤はデジパックぽい)、てことは、モノ盤のない「アビー・ロード」や「レット・イット・ビー」は、紙ジャケCDとしては発売されないってことか…中途半端やなあ。

 なにはともあれ、9月に向けて資金確保しないと。

 そういえば、「スティッキー・フィンガーズ」以降のストーンズのアルバムも新たにリマスターされるらしい。これまた紙ジャケになりそうな予感が。

 「ヘイ・ブルドッグ」でも聴きましょうか。