音楽中心日記blog
Andy@音楽観察者が綴る音楽日記
 



 ビートルズモノボックスを聴き進めています。予想していた以上に楽しい。特に「サージェント・ペパーズ」モノの凄まじさと言ったら……。かなりの衝撃でした。
 モノ盤CDは、普段聴いている音量よりも大きめの音で聴くのがいいですね。ステレオ盤の音像とはまた違った魅力を堪能できます。

 といいながら、ビートルズばかりに集中するのも少々疲れてきたので、気持ちをリフレッシュするためにこんなアルバム↓を聴いていました。


  
○坂本龍一「PLAYING THE PIANO 2009 JAPAN SELF SELECTED」(2009)
 今年の春に行われたソロ・ピアノ・ツアー全24公演のライヴ音源から、本人が選んだ27テイクを収録した2枚組。
 坂本教授の新作アルバムを購入したのはずいぶんひさしぶりだ。

 冒頭に置かれた「hibari」という曲が凄い。素朴で愛らしいフレーズがミニマルに繰り返される曲なのだが、音の重心が少しずつ移動していき、いつまでたっても終わらない。深夜に布団の中で聴いてたら、ちょっとめまいがしてしまった。永遠に終わらないのじゃないかと思って。(結局、9分近く演奏は続く)

 で、2曲目「composition 0919」。パーカッシヴなフレーズが攻撃的に繰り返される曲。あーこんな感じで全編行くのかなーと少々不安に思っていると、次にメロディアスな「put your hands up」が来て、ほっとすると同時に、その静かな美しさにうたれる。

 そのあとは、抽象に振れすぎもせず、甘さに流れすぎもせず、ロートルファンにも配慮された選曲もあって、最後まで気持ちよく聴けた。
 淡々としたテイクが多く、観客の拍手や会場のノイズもあまり入っていないので、ライヴアルバムというよりはオリジナルアルバムに近い感触。
 深みのあるピアノの音色と響きも心地よい。 

 これを聴いて、俺はピアノが好きなんだ、という事実を再認識した。弦より管よりなによりピアノという楽器が好きなのだ。そうだった。忘れていたよ。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (元宮秀介)
2009-10-06 23:59:38
>特に「サージェント・ペパーズ」モノの凄まじさと言ったら……。

激しく同意です。昨晩ようやく聴けてぶっ飛んでいました。今まで聴いていたものは何だったんだろうと……。

最初は“おさえ”で購入したモノBOXですが、今ではこちらのほうが宝物になっています!
 
 
 
サージェント。 (Andy@音楽観察者)
2009-10-07 04:44:19
物心ついたころにはもうテレオが主流になっていましたから、そちらを聴いて「ふーん。サージェント・ペパーズってこんなもの?」と思い込んでいたのですが、モノを聞いたら、自分の評価を変えねばならなくなりました


「ホワイト・アルバム」モノも、ずいぶん感触が違って新鮮でしたね。

間違いなく宝物です、このボックスは。
 
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