僕と一緒にお茶を飲まないか 劇場で
すべてのことをやり終えたんだ そうだよね
すべての壁を飛び越えたのさ 本能的に
暗号だって解いたよ とてもうまく
すべての道をつなげたんだ 切れ目なく
僕たちはうまくやったよ
でもひとりが失敗してしまった
それはとても悲しいことだ
大きな夢は 脱線してしまったんだ
僕たちのうち
ひとりは死に
ひとりは頭がおかしくなり
ひとりはこの僕だ
僕たちみんな 悲しく思っている
僕たちみんな 悲しく思っている 僕の肩にもたれてもいいよ
物語はこれで終わりだ ずいぶん寒くなってきたね
千もの曲が まだくすぶり続けている
僕たちは ひとつになって演奏したんだ いまや老いてしまったけれど
僕たちみんな 悲しく思っている
僕たちみんな 自由の身だ
このステージから去ってゆく前に
僕たち二人で お茶を飲まないか
僕と一緒にお茶を飲まないか 劇場で
− The Who「Tea and Theatre」(2006)
(Translated by Andy＠音楽観察者)
アルバム「Endless Wire」収録曲。今回の日本公演で、最後の最後に演奏された曲だ。
「キッズ・アー・オールライト」や「マジック・バス」といった、盛り上がること必至の曲ではなくて、なぜこの地味な曲が最後に演奏されるのか。それは詞の内容を知ればわかると思う。
しかもこの曲は、サポートメンバーが去ったステージ上で、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリー二人だけで奏でられるのだ。その意義。
ひょっとしたら、彼らは僕たちに、いろんな意味で「お別れ」を告げているのかもしれないね。
原詞はここを参照。
2006年10月29日、ロンドン、ラウンドハウスでの演奏。
すべてのことをやり終えたんだ そうだよね
すべての壁を飛び越えたのさ 本能的に
暗号だって解いたよ とてもうまく
すべての道をつなげたんだ 切れ目なく
僕たちはうまくやったよ
でもひとりが失敗してしまった
それはとても悲しいことだ
大きな夢は 脱線してしまったんだ
僕たちのうち
ひとりは死に
ひとりは頭がおかしくなり
ひとりはこの僕だ
僕たちみんな 悲しく思っている
僕たちみんな 悲しく思っている 僕の肩にもたれてもいいよ
物語はこれで終わりだ ずいぶん寒くなってきたね
千もの曲が まだくすぶり続けている
僕たちは ひとつになって演奏したんだ いまや老いてしまったけれど
僕たちみんな 悲しく思っている
僕たちみんな 自由の身だ
このステージから去ってゆく前に
僕たち二人で お茶を飲まないか
僕と一緒にお茶を飲まないか 劇場で
− The Who「Tea and Theatre」(2006)
(Translated by Andy＠音楽観察者)
アルバム「Endless Wire」収録曲。今回の日本公演で、最後の最後に演奏された曲だ。
「キッズ・アー・オールライト」や「マジック・バス」といった、盛り上がること必至の曲ではなくて、なぜこの地味な曲が最後に演奏されるのか。それは詞の内容を知ればわかると思う。
しかもこの曲は、サポートメンバーが去ったステージ上で、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリー二人だけで奏でられるのだ。その意義。
ひょっとしたら、彼らは僕たちに、いろんな意味で「お別れ」を告げているのかもしれないね。
原詞はここを参照。
2006年10月29日、ロンドン、ラウンドハウスでの演奏。
最高でした！！
あらゆるジャンルを飲み込んでロックをも超越したTHE WHOという音楽を堪能させてもらいました。THE WHOはロックのモンスターですね。これは実際に生でライヴを経験しないと一生わからないかも・・・。
それにしても、最後の最後、サポートメンバーがステージを去り、ピートとロジャーによる弾き語りの演出にはウルウルきましたよ(>д<) 最高の演出だと思いました。今は二人だけが残ってしまったけれど、それでもTHE WHOとしてやっていくんだ、前に進むんだという気持ちがひしひしと伝わってきました。
今回の日本公演にはきっとキースとジョンも一緒にステージに立っていたんじゃないかなぁ・・・と何となく思いました。
今夜はライヴの余韻に浸りながら、よい夢を見たいと思います。。。
今回の日本公演ではキースとジョンの魂も一緒にステージに立っていたんじゃないでしょうかね・・・。何となくそんな風に感じました。
今夜はライヴの余韻に浸りながらいい夢を見たいと思います。
突然のコメントですみません。
ただ、私のように30年もTHE WHOのファンだった方を知ることができてうれしかったです！
THE WHOも私たちも年は取ったけれど、THE WHOに負けないで頑張ろうって気持ちになりました。
Andyさんも頑張ってくださいね！
素晴らしいライヴだったようでよかったです。
やっぱり武道館というのはアーティストを本気にさせる不思議な魔力があるのかもしれませんね。
このツアーのラスト、二人で「ティー・アンド・シアター」をやるという演出には「俺たちこそがザ・フーなんだよ。」という自負を感じました。
キースとジョンが生きていた時には絶対にありえないエンディングだと思います。でも、それもまたザ・フー。
はじめまして。
ライヴの感想を読んでいただいたんですね。ありがとうございます。
30年ザ・フーのファンだったことは、自分がこれまで生きてきた中で最重要なことのひとつだと思います。
なにかとつらいことの多い毎日ですが、少しづつでも前に進んでいかねばなりませんね。ピートやロジャーのように。
ま、個人的には、ピートの生ギターが最後に聴けてうれしかったという、かなりミーハーなものもありましたが（笑）。
アリーナCブロックなので、やや離れていたけど、ドームや横浜・埼玉アリーナ、東京国際とかと比べると、武道館は、ステージに近い。お、天井からのスポット照明。。。手動だ！そんなことは、おいといて。
いや～、さすが。フーはいいなぁ。ピートが腕回すだけで、あれほど昂揚できるとは。ロジャーのマイク回しも、笑っちゃうくらい、「いつもより多く回してます」みたいな、こりゃ、一流の芸だな。と思いながらも、久々に観た「ロック」というものに、なんだかとてもうれしくなり、ちょっと、泣いた。一緒に25年近く一緒にロックを聴いてきた同行の友人も、泣いた。そうだよね。そこにいるだけで、身体が動き、声を出し、我を忘れる。これが、中学生くらいの時から覚えた、ロックだ。70年代後半から、むりやり盛り上げよう盛り上げようとしたつまらない偽ロックが、僕をロックという言葉から遠ざけ、ニューウェーブという心地よいパンクに浸らせた。でも、ほんと、久々に、やっぱロックだな。。。と、恥ずかしい言葉を吐ける、すばらしい夜だった。19日の最終日も行きたいが、ん。。。仕事だ。もう一回観てもいいなぁ。
客席は95％、オトコ客。僕の周りは、平均年齢45～50。まさに、僕もその真ん中なんだけど、汗臭いったら、ありゃしないぜ。まぁ、いろんなMy Generationがあると言うことで。よかった！長文、失礼しました。
予習して行ったそうです。
ロジャーのケイプを茶化していたザッパは、はるか昔に鬼籍に入ってますしね。
私の場合、本当に見たい人でまだこの世にいる人は、数人かな。
でも、亡霊バンドだとおもうけど、Little Feat が来たら見に行くでしょうね。ロイ・エストラーダを連れて来て欲しい。
11/17 武道館
Can't Explain
The Seeker
Anyway Anyhow Anywhere
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Relay
Sister Disco
Baba O'Riley
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
Won't Get Fooled Again
My Generation
Naked Eye
Encore:
Pinball Wizard
Amazing Journey
Sparks
See Me Feel Me
Tea and Theatre
現在進行形なんだよ俺達は、と言いながら、こんな幕切れをもってくるのはちょっとずるいなあと思ってみたり。
ピートはアコギの名手でしたね、やっぱり。
＞spondeeさん
これだけ多くのオッサンを泣かせるバンドはそういませんね。 しかも還暦過ぎてるジジイ二人なんですから。
もういちど見たいですが、地方在住で仕事持ちの身では無理です。ああ。
セットリストありがとうございました。
ネイキッド・アイやったおかげで、武道館は１曲分多かったんですよね。ちょっと悔しいです。
＞nk24mdwstさん
僕はザ・フーを見たので、とりあえず思い残すことはありません。あと見たいのは、タイムマシン使わないと無理なやつばっかですからね…。ザッパを筆頭に。