音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Tattoo

2009年08月20日 | 歌詞・訳詞
昔 俺と弟は話し合ったもんだ 男らしいってのはどういうことかって
頭がいいことか たくましい体か それとも生まれ月か
答えは出なかった

親父は俺たちのなりが気に入らなかった
長い髪は女がするもんだって言ってな

そこで俺と弟は おふくろから金を借りて
やるべきことをしにいった
階段を下りて 床屋と体育館には目もくれず
自分たちの腕にいれずみを彫ったんだ

俺の人生へようこそ いれずみ君
これで俺も男になれたよ ありがとな
がっかりするかもしれないが
もうこれは消せないんだ
おまえは俺が死ぬまでそこにいるんだよ いれずみ君

親父は俺を殴った 俺のいれずみに「母さん」って書いてあったから
でもおふくろはもちろん気に入って そのかわりに弟を殴った
だってヤツが彫ったのは裸の女だったからな
おふくろは すごく不作法だって思ったのさ

俺の人生へようこそ いれずみ君
俺とおまえは ずっと一緒だぜ
がっかりするかもしれないが
もうこれは消せないんだ
おまえは俺が死ぬまでそこにいるんだよ いれずみ君

あれから時がたって 今や俺の体はいれずみだらけだ
俺の女房も いれずみだらけ
ああ あんたもいれずみ どうだい 

- The Who「Tattoo」(1967)
    (Translated by Andy@音楽観察者)

 いろんな人に捧ぐ。


 原詞はここを参照。

 1974年、チャールトン・アスレチック・スタジアムでの演奏。この曲のアルペジオには魔力とでもいうべき響きがある。






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