明けましておめでとうございます。最近めっきり更新頻度が減ったこのブログですが、今年も細々と続けていきたいと思っています。どうかよろしくお願いいたします。
大みそかから元日にかけて、いきなり雪が20センチくらい積もったので、どこにもでかける気になれず、DVDでこんな映画↓を見ていました。
なんという、なんという映画。うちのめされるとは、こういうことをいうのですね。237分という上映時間がまったく長く感じられませんでした。
誰もが激賞するヒロイン役の満島ひかりはもちろん素晴らしいのだけれど、僕の心に深く刻まれたのは、ゼロ教会コイケを演じた安藤サクラでした。
謎めいた微笑(もしくは人を小馬鹿にしたような薄ら笑い)を浮かべながら、目的のためには手段を選ばない酷薄さとコケットリー。そしてその裏に隠された業の深さ。もうなんというかたまらんです。
で、見終わった後には、ゆらゆら帝国「空洞です」がエンドレスで脳内リピートされるという事態に。
特典ディスク収録のメイキングの中で、役者たちがこの映画に出演した充実感を口々に語っていたのとは対照的に、原案・脚本・監督の園子温が「作らなければよかったと思ったことが何度もあった。毎日が苦痛の連続だった。こんなに現場が楽しくなかった映画は初めてだった」と語っていたのが印象的でした。これにも業の深さを感じました。
これからもう一度見ます。
大みそかから元日にかけて、いきなり雪が20センチくらい積もったので、どこにもでかける気になれず、DVDでこんな映画↓を見ていました。
なんという、なんという映画。うちのめされるとは、こういうことをいうのですね。237分という上映時間がまったく長く感じられませんでした。
誰もが激賞するヒロイン役の満島ひかりはもちろん素晴らしいのだけれど、僕の心に深く刻まれたのは、ゼロ教会コイケを演じた安藤サクラでした。
謎めいた微笑(もしくは人を小馬鹿にしたような薄ら笑い)を浮かべながら、目的のためには手段を選ばない酷薄さとコケットリー。そしてその裏に隠された業の深さ。もうなんというかたまらんです。
で、見終わった後には、ゆらゆら帝国「空洞です」がエンドレスで脳内リピートされるという事態に。
特典ディスク収録のメイキングの中で、役者たちがこの映画に出演した充実感を口々に語っていたのとは対照的に、原案・脚本・監督の園子温が「作らなければよかったと思ったことが何度もあった。毎日が苦痛の連続だった。こんなに現場が楽しくなかった映画は初めてだった」と語っていたのが印象的でした。これにも業の深さを感じました。
これからもう一度見ます。