音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Are You There (With Another Girl)

2007年12月17日 | 歌詞・訳詞
あなたの部屋のラジオから音楽が聞こえる
あなたは他の女の子と一緒にいるのかしら? 私じゃなくて
あなたの笑い声が聞こえる 
あなたは他の女の子と一緒にいるのかしら? 私じゃなくて

あなたの家の玄関にたたずみ 迷ってる
ベルを鳴らせばいいのか 立ち去った方がいいのか
友達はみんな言う あなたは信用できない人だって
陰に隠れて悪いことをしてるって

あなたの部屋の窓に二つのシルエットが映ってる
あなたは他の女の子と一緒にいるのかしら? 私が部屋を出たあとに
あなたが約束をやぶるなんて信じられない
もしあなたが他の女の子と一緒にいるのなら 私はもうやっていけない

あなたを愛してることだけはわかってる さよならすることもできない
だから 他の女の子といるのかどうか知りたいの
もしあなたが去ってしまったら きっと私は死んでしまうでしょう
愛には誠実さが必要 私は誠実なつもりよ でも
あなたの部屋のラジオから音楽が聞こえてくる
あなたの部屋のラジオから音楽が聞こえてくる

あなたを愛してることだけはわかってる さよならすることもできない
だから他の女の子といるのかどうか知りたいの
もしあなたが去ってしまったら きっと私は死んでしまうでしょう
あなたはぜったい 私を捨てたり 傷つけたり だましたりなんてしない
あなたを疑ったり 悩んだりするなんて馬鹿なこと
愛には誠実さが必要 私は誠実なつもりよ でも
あなたの部屋のラジオから音楽が聞こえてくる
あなたの部屋のラジオから音楽が聞こえてくる

- 「Are You There (With Another Girl)」(1965)
    (Translated by Andy@音楽観察者)

 バート・バカラック(作曲)&ハル・デヴィッド(作詞)の名コンビによって書かれた曲。オリジナルアーティストはディオンヌ・ワーウィック。

 このあいだ感想を書いた原田知世「Music & Me」にこの曲のカヴァーヴァージョンが収められていて、なかなかにせつなかったので訳してみた。部屋のラジオから音楽が聞こえてきて恋人を疑う、という設定が絶妙だなあと思う。もう40年以上も前の曲だけど、こういうシチュエーションはいつの世もつらいっすね。

 原詞はここを参照。

 ディオンヌ・ワーウィックのオリジナルヴァージョンはこんな感じ。
 


 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Are You There (タイコウチ)
2007-12-18 01:11:12
この曲もいいですよね。シンプルな言葉で情景と情感がくっきりと浮かび上がってくるこういう名曲を聴くと、つい昔の音楽は良かった、なんてノスタルじじいになってしまいます(笑)。

ディオンヌのさりげなくソウルフルな唄い方も好きです。

With Another Girl (Andy@音楽観察者)
2007-12-18 05:32:03
以前訳した「I'll Never Fall In Love」といい、ハル・デヴィッドという人はすぐれた作詞家ですよね。
こういう曲を聴くと、エヴァーグリーンなポップスとはなにか、ということを改めて考えてみたくなります。

ディオンヌ・ワーウィックというひとは不思議な歌手ですね。個性が強いのか弱いのかよくわからないときがあります。

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