音楽中心日記blog
Andy@音楽観察者が綴る音楽日記
 



 そろそろザ・フー以外も聴かねばならんなーと思いつつも、今回の来日公演のムニャムニャ音源を入手してしまったりしたものだから、まだまだ余波が続きそうな気配が。まずい。

◆ニュー・オーダー、低品質でアルバムを回収(BARKS)
◆NEW ORDERが、ボーナス・ディスクの音質が悪いことを理由に再発していた初期のアルバムが回収されることに(bounce.com)
 前に取り上げたネタですが、公式発表があった模様。これを見ると、やりなおしたとしてもきちんとした音質に修正されるかどうか、ちょっと心配になってくるね。

◆マイケル・ジャクソンがイスラム教に改宗して改名、名前が「Mikaeel」に(GIGAZINE)
 マイケル……いやミーカーイール…。はっ、まさかこれが和解の内容じゃないよね。

◆廃盤CDを1枚から販売、コロムビアが再生サービス(BizPlus)
 こういうの見ても、「ああここまでレコード業界ってせっぱ詰まってるんだ」としか思えなくなってしまった今日このごろ。

◆スネークマンショー、初DVD作品! (HMV Japan)
 見たことあります?

◆畠山美由紀物語 ~歌う細腕繁盛記~(CDJournal.com)
 タイトルバックに笑う。名前も名前だし、知らない人は演歌歌手と間違えるかも。それにしても写真が貴重すぎる。


 ニューオーダーDEの高音質化を祈念しつつ、「シェルショック」を。どぞ。
 

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 11/25にリリースが予告されていた「Lumpy Gravy」及び「We're Only in It for the Money」の40周年アニヴァーサリー盤「Lumpy Money」ですが、案の定、発売が延びているようです。
 以下オフィシャルサイトから引用。

悪いニュース:こんなことをお伝えするのはたいへん残念なのですが、そう、発売が延びております。
これは、UMRKからのささやかなおわびのしるしです。
(※音源の一部が聴けるようになっている)
いつリリースできるのかについては、ここでお知らせしたいと思います。できるだけ早く!

 40周年記念盤が41周年記念盤にならないようにお願いしますよ、ゲイルさん。


 「水を黒くしよう」をアコギでカヴァーしている人。


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Relay  


 

 この↑写真、いいですね。
 ミニチュアのギターといい、ピート・タウンゼントにサインしてもらうのを待つ少年の表情といい、手書きっぽいザ・フーTシャツといい。

 昨夜行われた日本最終公演のオーディエンス録音音源が、早くも音源トレードサイトにアップされてました。YouTubeには、今回の日本ツアーの映像があれこれあがってますし。いや凄い時代になったもんだ…。

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 今回のザ・フー来日公演に関しては、多くの感想・レビューがネット上にあがっているわけだけれども、その中で特に自分の心に残ったものをクリップしておく。

 ▼The Who in Osaka(ROCK? or NOT!)

 ▼The Who@横浜アリーナ(子供騙しの猿仕事日記)

 ▼The Muffs' Fanpage In Japan 2008-11-15

 ▼The Who @さいたまスーパーアリーナ(golgo139:用件を聞こう……。)

 ▼The Who 武道館公演を観てきた(what's my scene? ver.7.2)

 ▼THE WHO (LIVE at 日本武道館)(1/2 FULL)

 そしてもちろん、常に最速で情報を提供してくれる「THE WHO 来日記念 ダイアリー」も。お世話になりました。


 武道館ではこれ↓やったらしいじゃねえの。ズルいよ。


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僕と一緒にお茶を飲まないか 劇場で
すべてのことをやり終えたんだ そうだよね

すべての壁を飛び越えたのさ 本能的に
暗号だって解いたよ とてもうまく
すべての道をつなげたんだ 切れ目なく

僕たちはうまくやったよ
でもひとりが失敗してしまった
それはとても悲しいことだ
大きな夢は 脱線してしまったんだ

僕たちのうち
ひとりは死に
ひとりは頭がおかしくなり
ひとりはこの僕だ
僕たちみんな 悲しく思っている

僕たちみんな 悲しく思っている 僕の肩にもたれてもいいよ
物語はこれで終わりだ ずいぶん寒くなってきたね
千もの曲が まだくすぶり続けている
僕たちは ひとつになって演奏したんだ いまや老いてしまったけれど

僕たちみんな 悲しく思っている
僕たちみんな 自由の身だ
このステージから去ってゆく前に
僕たち二人で お茶を飲まないか
僕と一緒にお茶を飲まないか 劇場で

− The Who「Tea and Theatre」(2006)
   (Translated by Andy@音楽観察者)

 アルバム「Endless Wire」収録曲。今回の日本公演で、最後の最後に演奏された曲だ。

 「キッズ・アー・オールライト」や「マジック・バス」といった、盛り上がること必至の曲ではなくて、なぜこの地味な曲が最後に演奏されるのか。それは詞の内容を知ればわかると思う。

 しかもこの曲は、サポートメンバーが去ったステージ上で、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリー二人だけで奏でられるのだ。その意義。

 ひょっとしたら、彼らは僕たちに、いろんな意味で「お別れ」を告げているのかもしれないね。

 原詞はここを参照。


 2006年10月29日、ロンドン、ラウンドハウスでの演奏。





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 昨日は30年分の怨念と鬱屈と偏見に満ちた文章を書いてしまった。少々後悔している。が、深く考えないことにする。

 このエントリでは、大阪公演の現場の状況や、細かい感想をメモ的に記録していこうと思う。あとから見返したときに、その場の雰囲気を思い出せるように。

・当日は素晴らしい天気だった。日中はとても暖かく、日が落ちる前の時間に会場前でのんびりとひなたぼっこをしているのはとても気持ちがよかった。
公式グッズは、開場一時間ほど前に会場横のテントで売り出された。自分はTシャツ三種類と、ツアープログラムとキーチェーンを買った。かなりの散財。一番人気はトートバッグだったらしく、唯一、開場前に売り切れになっていた。
・ちなみに違法グッズ屋は、帰りに大阪城公園駅そばに二つ屋台が出ていたのを見た。しょぼいね。ストーンズの時とは比べ物にならん。なにも買わず。
・予定通り午後6時に開場。すんなり入場できた。まず自分の席を確認に行く。アリーナ38列54番。ウドーの先行予約で買ってもこんなもんだ。ステージからちょっと遠い感じはするけど、ストーンズのときに比べれば上等。少なくとも、ステージでメンバーがなにをやっているか、肉眼できちんと見える距離だったから。
・入場した直後はアリーナに人が少なかったので、ステージのまん前までとことこ歩いていって、機材や楽器なんかを観察していた。ステージ自体はそれほど広くはないし、簡素な作りだ。でも、ここにピートとロジャーが立つのか、と思うとちょっとぐっときた。
・自分の席に戻って左横を見たら、少し向こうにPAを操作するエリアがあった。で、またとことこ歩いていって、じろじろと機材を眺めていた。ノートPCがずらりと並んでいた。コンピュータは必須なんだね、今は。あとでツアープログラムに掲載されていたスタッフ一覧を見たら、「Sound Consultant」という肩書でボブ・プリデンの名前があってびっくりした。いまだにツアーに同行してるのか。
・また自席に戻って、ぼんやりと観客を眺めていた。男が圧倒的に多い。平日ということで、仕事帰りらしきスーツの人々もけっこういる。ザ・フーのTシャツを着込んでいる人も多いね、と思っていたら、目の前を「Pictures of Lily」と書かれた赤色Tシャツを着た女の子が歩いていった。あの歌の内容を知ったうえで着ているのだとしたら、すごいなあと思った。
・このホールは最大16000人を収容できるそうだが、実際にはどれくらいが見に来ていたのだろう。開演直前には座席は9割方埋まっているように見えたんだけども。
・演奏は、定刻より少し遅れて7時10分くらいに始まったと思う。音の鮮烈さに驚く。迫力があってクリアで、かつキレもいいサウンドだ。またまたストーンズとの比較になってしまうが、名古屋ドームや大阪ドームの音響のひどさに比べると雲泥の差だった。
・それでもPAに関するトラブルはちょこちょことあったらしく、ロジャーとピートの間でこんな↓やりとりも見られた。(mixiのThe Whoコミュからの転載)
ロジャーが、ババの歌い出し?だったかな?で、なんか今一、歌の外音が出なかった時に、さんざんピノとかサイモンとかに、「今、出なかったよね?」みたいに訴えかけた。その後にMCで、「PAの調子が悪いので、セッティングする時間をくれ。」と、言った。それにPeteがカチンと来たみたいで、「ホールを一から建設し直すところから始めないといけないなぁ。で、その様子をフィルムに撮るんだ。新しいホールには、真ん中に穴が空いているんだ。穴の向こう側に立っている男が、反対側に立っている男を指さして、お前は何やってんだ!って言う。」てな感じで、Rogerに当て付けた怒りの一人芝居をやり出した。そして、「英語が通じないから、仕方ねぇや!」って、一人芝居を止めた。
・タウンゼントって人はなにかと難しい人だと思った。登場後のMCで「ヨーコハマ!」「トーキオ!」とかボケかましてたけど、ぜんぜんうけてなかった。でもコード・カッティングは最高だった。
・ピートが演奏の途中でギターを取り換えるシーンがあったけれど、あれは予定通りなの?それとも弦でも切ったのだろうか。
・ロジャーのヴォーカルに関しては、往年の力強さは望むべくもないものの、がんばっていたと思う。だから俺の後ろで「やっぱ声でてへんな~」と大声で言うのはやめてほしかった。思っても黙っててよ。
・ザック・スターキーのドラムは、演奏のテンションをあげるために必要不可欠なものだったが、ピノ・パラディーノのベースは正直地味すぎる。そこまで遠慮しなくてもいいじゃないかと思うくらい。見せ場は「マイ・ジェネレーション」のソロ1か所だけだった。
・メンバーの頭上にはスクリーンがあって、曲にあわせて映像が流されていた。すべて事前に用意された映像で、演奏するメンバーは映らない。「愛の支配」では映画「さらば青春の光」からの抜粋が流れたり、「グッド・ルッキン・ボーイ」ではエルヴィスを映したフィルムだったり。でも、同じものがエンドレスに繰り返し流されるので見ているうちにちょっと飽きてきた。
・ラストの方で、ピートとロジャーが抱擁しあうシーンが何回かあったけど、あれは単なるお約束だよね?
・それにしても、公式サイトのセットリストは笑える。「Baba Osaka」だってさ。オヤジギャグかい。「My Generation」は「My Japan-Nation」だし。「Sayonara Sister Disco」てのもいいね。

ひとまずここまで。またなにか思い出したら追加するかも。

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 11/13(木)、大阪城ホールでザ・フー来日公演初日を観た。

 以前にも書いたことがあるけれど、ザ・フーは、自分にとって最も大切なバンドだ。中学1年の時に初めて彼らの音楽を聴いてから30年間、それはまったく変わらない。

 1970年代終わりの日本の地方都市において、「ザ・フーが一番好きなバンドだ」と言うことは、「自分は変わりものである」と宣言することに等しかった。
 中学や高校の同級生たちの八割は、音楽といえば歌謡曲やニューミュージックしか聴いてなくて、洋楽なんてものを夢中になって聴いているのは少数派に過ぎなかった。そして、ザ・フーが好きなんていう奴は、その少数派の中のさらに少数派だった。悲しいくらいに。

 たしかに音楽雑誌で「ロック名盤100選」なんて特集があると、「トミー」「ライヴ・アット・リーズ」「フーズ・ネクスト」のどれかは必ず入っていたけれど、実際にそのレコードを所有し愛聴していた人たちは、いったいどれくらいいたのだろう?

 不世出のドラマー、キース・ムーンを失った後も、ザ・フーは活動を継続した。しかし最後には「IT'S HARD」(しんどいよ)というタイトルのアルバムをリリースして'82年に解散した。もちろん残念だったし悲しかったけれど、ザ・フーらしい(というかピート・タウンゼントらしい)終わり方だと思った。すべてのものはいつか必ず終わる。

 ところが彼らは再結成した。やれ20周年だ、25周年だとかなんとか理由をつけて。なんとも居心地が悪かった。あんたら「イッツ・ハード」って言ってたんじゃなかったのかよ。

 それでもオリジナルアルバムをリリースするならまだ再結成の意義はあると思った。
 しかし、彼らはアルバムも出さずにツアーばかりをするバンドになってしまった。ただのナツメロバンドになってしまったんだろう、と悲しかった。ヴェンチャーズとかと同じだ。メンバーの中に、どうしても金を稼がねばならない人がいるとの噂も聞いた。

 そんな中、90年代に入ると、ザ・フーは日本でも再評価されだした。たしか「ライヴ・アット・リーズ」のリマスター拡大版や、30周年ボックスがリリースされたことがきっかけになったのだと思う。とつぜん若い世代が「ザ・フーがかっこいい」「すごいバンドだ」と言い出した。これもとても居心地が悪かった。これまでずっと無視されてきたのにそんなはずはない、きっと誰かが俺を騙そうとしているんだ。そんな妄想すら抱いた。 

 その後、フーはコンスタントにツアーを行うようになった。ところがそんなとき、ジョン・エントウィッスルが急死する。キース・ムーン亡きあと、ピート、ロジャー、ジョンで保ってきた三角形がついに崩れた。多角形でなくなったザ・フー。それはもうフーと呼べないのではないか、と思った。
 
 そんな状況で2004年、彼らは初めて日本でライヴを行った。観にいかなかった。太ってハゲてしまったピート・タウンゼント。声の出ないロジャー・ダルトリー。もうジョン・エントウィッスルはいない。そんなバンドに、自分が大切にしてきたものを壊されてしまうのが怖かったからだ。

 しかし、来日公演を観た人はだれもがザ・フーは素晴らしかったと言う。混乱と後悔と嘆息。やっぱり観にいくべきだったのだろうか。 
 
 2006年に24年ぶりのアルバム「エンドレス・ワイヤー」が出た。往年の輝きはずいぶん翳ってしまったけれど、ザ・フーであろうとする強い意志をその作品から感じた。

 そして今年になって、初の単独来日公演が行われるとのアナウンスがなされた。迷った末に、今度は観にいくことに決めた。もうこれ以上後悔したくない。どうせ後悔するなら、観てからした方がいい。

 初めて生で見るフーの演奏は素晴らしかった。想像していたものに近かったといえば近かったが、想像を超えていたところもたくさんあった。2時間弱があっという間に過ぎた。自分の席がステージから遠いなんてことはほとんど気にならなかった。ピートは「Too old to jump」と言ってジャンプはしなかったけれど、腕はぶんぶん振りまわしていた。攻撃的なギタープレイだった。ついでに機嫌も悪そうだった。ロジャーの声は万全ではなかったかもしれないが、要所要所、しめるところはきちんとしめていた。ザック・スターキーのドラムスは凄まじかった。ピノとサイモンとラビットはひたすら地味だった。
 ライヴが終わって数十時間経った今も、気分は静かに高揚したままでいる。

 「エンドレス・ワイヤー」収録曲「フラグメンツ」のイントロが鳴りだしたときに、「ババ・オライリー」が始まったと勘違いした客がずいぶんいた。勘違いの歓声と手拍子は知らぬ間に消えていった。ピートが「エミネンス・フロント」を熱演していたときの、オーディエンスの反応の鈍さといったらなかった。ああやっぱりそうだったんだね。あんたらザ・フーが好きだとかいっても、「フーズ・ネクスト」とベスト盤しか聞いてないんだろ。安心したよ。

 最後の最後に、ピートとロジャー二人だけで「ティー・アンド・シアター」が演奏された。「エンドレス・ワイヤー」の最終曲だ。「キッズ・アー・オールライト」とか「マジック・バス」でもやった方が確実に盛り上がるはずなのに、なぜこの(一見)地味な曲が最後に演奏されたのか。その意味をよく考え、かみしめるべきだと思う。

 ライヴから帰ってきてからずっと、「エンドレス・ワイヤー」ばかりを繰り返し聴いている。今まで見えなかったことが見えてきたような気がする。

▼2008.11.13 Osaka Castle Hall, Osaka, Japan
 01. I Can't Explain
 02. The Seeker
 03. Relay
 04. Fragments
 05. Who Are You
 06. Behind Blue Eyes
 07. Real Good Looking Boy
 08. Sister Disco
 09. Baba O'Riley
 10. Eminence Front
 11. 5:15
 12. Love, Reign O'er Me
 13. Won't Get Fooled Again
 14. My Generation
  (encore)
 15. Pinball Wizard
 16. Amazing Journey
 17. Sparks
 18. See Me, Feel Me  
 19. Tea & Theatre

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○「チャットモンチー レストラン メインディッシュ」(2008)
 ニューシングルと同時にリリースされた2枚組DVD。
 ディスク1に2008年4月1日の武道館公演をフル収録し、ディスク2にはそれ以外の会場でのライヴをダイジェスト収録してある。

 なんて幸せな映像、幸せな音楽なんだろう。
 武道館にメンバー三人が登場し、観客席を通り抜けてステージに上がり、「ハナノユメ」を演奏し始める。もうそれだけでうるうるきてしまう。だって、橋本絵莉子、福岡晃子、高橋久美子、それぞれがそれぞれ、実に楽しそうに演奏しているのだから。
 で、二曲目には名曲「ツマサキ」が。そのせつなさにぼーっと浸る間もなく次々と曲は進み、気がつけば最後まで。

 ゲストもサポートミュージシャンもなしに、徹頭徹尾三人で演奏するというその心意気がすがすがしい。そして、三人が出す音だけで武道館の空気は変わる。いやほんとこれぞロックバンドだよ。

 橋本のソリッドなギター、福岡のよく動き回るベース、高橋のパワフルなドラムスをたっぷりと目と耳で楽しむことができるのも嬉しい。特に高橋のドラムスは眼福としかいいようがない。彼女がどれだけ素晴らしいプレーヤーなのかは、「風吹けば恋」1曲を見るだけで理解できると思う。絶妙な「押し」と「引き」。抜群の安定感。今の日本で一番好きなドラマーかもしれんなあ。

 ディスク2には、小~中規模会場でのライヴが収録されているのだが、武道館の開放的な映像を見たあとでは、少々きゅうくつに感じてもしまう。
 でもこちらには、武道館では演奏されなかった曲があれこれと収録されている。「小さなキラキラ」とか「ミカヅキ」とか「意気地アリ」とか。「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」は、こっちの演奏の方が上かもしれないぞ。
 
 で、ラストに収録された「サラバ青春」がまたいいんですよ。イレギュラーな編成が、単なる飛び道具に終わっていないんだもの。

 ああもう。これ以上何を書けばいいのか。
 とりあえず、日本ロック史に残る名作DVDに認定しとく。

▼夢が夢でなくなる瞬間 ~徳島発 チャットモンチー かけぬけるよ武道館~
 (TVで放映されたドキュメンタリー)


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○チャットモンチー「染まるよ」(2008)
 ニューシングル。

 ここ2枚(「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」「風吹けば恋」)がアッパーチューンだったのに対して、今回はミディアムチューン。初めて聴いた時は、王道パターンだけど目新しくはねえな、と思ったのだが、二度目に聞いたら名曲だということに気づいてしまった。

 「失恋した相手の好きだったタバコを吸って物思いにふける」という歌詞(作詞は福岡晃子)は、まるで昔のフォークソングみたいなんだけど、この詞がこのメロディにのって、このサウンドをバックに橋本絵莉子の声で歌われると、どうしようもないせつなさがじゅっと染み出してくる。爆音で聴くとさらにいい。これぞ音楽だね。

 カップリング二曲もあいかわらず高クオリティ。「愛捨てた」は、イントロのドライヴするギターがめちゃくちゃかっこいいし、「RPG」は、一見コミカルだが実はやるせない曲だ。二曲目、三曲目と進むにつれテンポが順々に上がっていくのは、前のシングルと逆だな。

 ちなみに3曲ともそれぞれプロデュースが違う。「染まるよ」は亀田誠治で、「愛捨てた」がバンド自身、そして「RPG」が(従来通りの)いしわたり淳治。しかしプロデューサーが違っても、大きな変化はない。どこを切ってもチャットモンチーサウンド。

 あとクレジット見てて気づいたんだけど、マスタリングエンジニアがジョージ・マリノだった。スターリングサウンドN.Yの。そういやこの間買ったCOMEBACK MY DAUGTERS最新作のマスタリングも彼だったな。流行ってるんでしょうか。

 例のごとくYahoo動画でPVフル試聴をやってるのでどうぞ。ここ。けむりだらけ。

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 11/13のザ・フー大坂城ホール公演、当日券発売があるようですよ。行こうかどうか迷ってチケットを入手していなかったあなた。あきらめるのはまだ早い。


◆小室哲哉の名言「今年はレイヴが来る」を振り返る(【B面】犬にかぶらせろ!)
 うむーなるほど。そういえばリアルタイムで買ったTMネットワークのファーストって、ダンスミュージックのかけらもなかった記憶が。(かなりあいまいな記憶なので、間違ってたらすまん)

◆「ビートルズ名曲の謎を数学者が解明」:ナイストライだが、たぶん不正解(高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」)
 前回とりあげた記事に対する詳細な反論。やっぱり[才能のムダ使い]タグつけといて正解でしたか。

◆誰もがみんな憧れる……リッケンバッカーとは?(CDJournal.com)
 「中高音がガツンと鳴り響き、ジャキーンとしたソリッドで硬い音色。サスティンが短くアタックが強めに響くその音は、まさにリズム・ギターにもってこい」「主弦と副弦を通常の12弦ギターとは逆に張ることで成り立つサウンドは唯一無二のもの」「決してパワーのある音が奏でられるわけでもなく、エフェクターのノリも良くない」。知ったかぶりするときのネタに使おうっと。

◆グレン・グールドの魅力を、坂本龍一が紐解くセレクションCDが登場! さらに復刻CD&DVDものも同時発売(CDJournal.com)
 個人的に気になるのは、坂本セレクションより、完全版バッハ全集紙ジャケボックスの方なんだけど。前に買った紙ジャケとほとんどダブってるし。最近はバッハよりバード&ギボンズとか聴く方が多いし。買うに買えない。

◆The Rutles: All You Need Is Cash (30th Anniversary Edition)(DVD Times)
 ラトルズの映画「4人もアイドル!(原題:ALL YOU NEED IS CASH)」の30周年記念DVDがイギリスで発売されたとのこと。本編以外に、エリック・アイドルによるコメンタリーやメイキング・ドキュメンタリー2本、削除されたシーンなどが収録されているそう。日本盤出しとくれ。

 ではラトルズで「Get Up And Go」。


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