音楽中心日記blog
Andy@音楽観察者が綴る音楽日記
 



  

 Zappa.comに「Lumpy Money」のFlashページができてました。とりあえずヘソはやめろヘソは。

 ちなみにトラックリストはこんな感じらしいです。
 ディスク1がキャピトル版「Lumpy Gravy」と「We're Only In It For The Money」のオリジナル・モノミックス。ディスク2は、「Lumpy」と「Money」の1984UMRKリミックス。ただし「Lumpy」の方はこれまで未発表だったもの。で、ディスク3がレアトラック集。

 で、Idiot Bastard Sonによれば、「Lumpy Money」はライノ・レコードからもディストリビュートされる予定だとか。ふーむ。じゃ日本ではワーナーから発売?
 
 そういえば、ゲイル・ザッパ@Zappa Family Trustが、ザッパトリビュートイベント「Zappanale」を権利侵害で訴えていた裁判ですが、めでたくZFT側の敗訴で終わったそう
 
 しかしそれに懲りず、今度はPaul Green's School of Rockがナポレオン・マーフィ・ブロックをゲストに迎えてザッパ曲を演奏するライヴに対し、「あんたらにそんな許諾は与えていないわよ」と中止の申し入れをしているとのこと。ザッパの曲を演奏できるのはドゥイージル@ZPZだけだと本気で思ってんだね、ゲイルさん。はぁぁ…。

 1968年BBCでのマザーズ・オブ・インヴェンション。前も貼りつけたことあるけど、今回はニコニコ動画版で。1分50秒からのカッコよさを見よ。


※1/27追記
 「Lumpy Money」のパッケージ写真発見。さすがに気合い入ってる…ように見える。

※2/23追記
 Paul Green's School of Rockによるザッパ曲パフォーマンスは公認されたようですね…
 どんな経緯があったのやら。



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 いやあ、これ↓最高っすね。名ばかり知ってて音は初めて聴いたんですが。
 私的「最強のロックンロール10選」にも入れた、ニック・ロウの超名曲のカヴァーでございますよ。


 
 詳しくは「子供騙しの猿仕事日記」さんのこのエントリを参照のこと。

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○「グレン・グールド 坂本龍一セレクション」(2008)
 「2008年に出たアルバムの感想を2009年に書く」その4。坂本龍一が選曲したグレン・グールドの2枚組編集アルバム。

 グールドといえば一般には「バッハ弾き」として有名なわけだが、あえてその作品をセレクトしないで、バード、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、スクリャービン、シェーンベルクなどバッハ以外の作曲家の曲から選んでいるのが、坂本教授らしいひねくれ具合でおもしろい。(ラストに1曲だけバッハ作品が収録されているが、他の作曲家の作品を編曲したもので、純然たるオリジナルではない。)

 最初にベートーヴェンのピアノソナタ30番でみずみずしく始まるのに、二曲目にはベルクの無調っぽい作品が来て、その次にブラームスのロマンティックな作品に揺り戻したと思ったら、今度はウェーベルンの簡潔で抽象的な曲が続く、という振幅の大きさも特徴的。

 モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスはともかく、ふだんシェーンベルクやヒンデミットといった20世紀の作曲家の作品をグールドの演奏で聴くということがほとんどないので、新鮮な気持ちで楽しむことができた。

 でも、これからグールドを聴こうという人にとっては、この編集盤、ちょっと敷居が高いような気もする。「リトル・バッハ・ブック」とかの方が適切じゃないかなあ。坂本セレクションは、普段グールドのバッハ演奏をさんざん聴いている人向けだと思う。

 ちなみに、ブックレットに収録されている坂本教授と宮澤淳一氏(日本におけるグールド研究の第一人者)の対談には、なぜこの曲を選んだかという理由が詳細に語られていて、一読の価値ありです。  

 僕がグールドを聴く理由は「彼の演奏がすごくかっこいい」から。ほぼそれに尽きる。
 どんなふうにかっこいいの?と疑問を持った方は、この↓ドキュメンタリーを見てもらうといいと思う。ちょっと長いけど、グールドの歩みがコンパクトにまとめられているし、演奏シーンもふんだんに出てきて楽しめますよ。





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○中山康樹「ビートルズの謎」(講談社現代新書)(2008)
 「マイルスを聴け!」で有名な中山康樹氏の本は最近やたらとリリースされているので(「氷だけで禁煙できた!」なんて本まで書いてる)、少々食傷気味になっていたのだが、これはひさびさに読んでみたくなって入手した一冊。「定説」となっている<ビートルズ伝説>を検証しなおした本だ。
 内容は以下のとおり。
第1章 レイモンド・ジョーンズは実在したか
【コラム1】《マイ・ボニー》が投げかける疑問
【コラム2】世紀のホラ吹きドラマーの嘘と真実
【コラム3】カメラマンは見た
【コラム4】『ヘルプ』ジャケットの謎解き
第2章 シタールはどこからやってきたのか
第3章 『ラバー・ソウル』vs『ペット・サウンズ』伝説の死角を検証する
【コラム5】《涙の乗車券》の謎その1:ビートルズ史から消えた女性
【コラム6】《涙の乗車券》の謎その2:12弦エレキ・ギターの魔法
第4章 "ブッチャー・カヴァー"回収騒動の真相
第5章 『リヴォルヴァー』はどうして"回転式連発銃"なのか
【コラム7】『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットにまつわる素朴な疑問
第6章 『ホワイト・アルバム』限定番号は世紀のペテンだった!?
【コラム8】スリー・ヴァージンズ?
【コラム9】なぜ《レット・イット・ビー》はビートルズよりもジャズ・ミュージシャンのヴァージョンが先行発売されたのか
第7章 映画『レット・イット・ビー』を巡る謎と推測
第8章 ビートルズ解散劇の舞台裏

 「最新の証言や資料によって定説を検証する」といっても、読む側がその「定説」を知らないとまったくおもしろくもなんともないわけで、そういう意味でマニアックな本ではある。

 しかし同時に、ほんとにハードコアなビートルマニアは、ここに書いてある「新事実」についても知っているはずなのだ。というのは、中山氏は公刊されたビートルズ関連本や雑誌などをソースに(自らの推察をまじえて)この本を書いているので。独自に関係者に取材はしていない。

 だからこの本を十分に楽しむには、初心者でもなくハードコアマニアでもない、その中間のビートルマニアである必要がある。(て、あたりまえか。新書として出版されてんだから。ハードコアマニア向けだったら商売にならんよね。)

 え、お前はどうだったかって?

 はい。お察しのとおり、十分「新事実」を満喫しましたよ。
 ブライアン・エプスタインにビートルズを教えた(とされる)レイモンド・ジョーンズが実在していて、写真まで公表されていることも、著名なセッションドラマーであるバーナード・パーディが、初期ビートルズの音源にドラムをオーヴァーダビングしたと言い張っていることも、「涙の乗車券」のイントロが、ジャッキー・デ・シャノンが書いた「ウォーク・イン・ザ・ルーム」を下敷きにしていることも、「ブッチャー・カヴァー」より先に「トランク・カヴァー」が作られていたことも知らなかったんだから。

 そして「スリー・ヴァージンズ」! これにはマジびっくりした。いったい誰なんだあれは。

 というわけで、ビートルマニアの自覚がある人はとりあえず読んでおいたほうがいいかも。自分のスキルを確認するために。


 「I've Just Seen A Face」。この曲がアメリカ盤「ラバー・ソウル」の1曲目だったことがブライアン・ウィルソン(と「ペット・サウンズ」)に与えた影響については第3章に。
 

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◆あの「阪神・淡路大震災」で本当は一体何が起きていたのか、その真実がよくわかるムービー集(GIGAZINE)
 ここに掲載された映像をずっと見続けている。
 これらの動画はネット上に永久に残すべきだと思う。削除要請などしないで。

▼阪神淡路大震災の報道 2 of 4


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○シー&ヒム「ヴォリューム・ワン」(2008)
 「2008年に出たアルバムの感想を2009年に書く」その3。(←企画名を微妙に変えた)
 女優ズーイー・デシャネルと音楽家マット・ウォードによるユニットのファーストアルバム。

 ズーイー嬢のことはほとんど知らない。彼女が出演した映画を見たこともない。だから特になんの思い入れも持たずに聴いたのだが…。

 「1960年代末にひっそりとリリースされた隠れポップ名盤の再発だよ」と言われたら疑いもなく信じてしまうだろう。そんな音。
 サウンドメイキングにはM・ウォードの力が大きく働いているのだろうが、(その核となる)チャーミングなオリジナル曲を書いているのはズーイー・デシャネル本人だ。その60年代音楽マニアぶりには感心してしまう。「ちょっと歌ってみました」女優アルバムとは性根の入り方が違う。
The Muffs' Fanpage In Japan管理人ぴかおさんが書かれた日本盤ライナーノーツは、その音楽オタクぶりを詳細に記述・分析していて興味深かった。)
 「あたしはこういう音楽が死ぬほど好きなの!信じてるの!」という想いがストレートに伝わってきて、ちょっとばかり胸が熱くなったよ。

 正直言って好き嫌いが分かれる声ではあると思う。けして歌唱力で聴かせるタイプの歌い手ではないし。
 今にもピッチを外しそうな不安定さに最初はとまどうかもしれない。しかし繰り返し聴くうちに、その「揺れ」の奥にある細やかなニュアンスがたまらなく魅力的に思えてくるはずだ。
 世界を変えてはくれないけれど、誰かの心は変えるかもしれない。そんなアルバム。

 まあとりあえず聴いてみてください。ここで。

 「Why Do You Let Me Stay Here?」PV。血まみれやん。


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○RA RA RIOT「THE RHUMB LINE」(2008)
 「2008年に出た新譜を2009年に聴く」その2。
 といいながら、このアルバムについては年内に聴いて、その後もぽつぽつと聴き返していたんだけど。最初に知ったのはHMVの試聴機にて。

 ニューヨーク州シラキューズ出身。基本的にはギターバンドだが、メンバーにチェロ&ヴァイオリン担当がいるところは、ベル&セバスチャンを連想させもする。

 全編にただようふらふら感。それはある種の「疲労感」でもある。オレ基準では、そういうバンドは信用できることになっている。だって、この世で生きてりゃ必然的に疲れるんだから。

 もちろん、生きることの疲労感をふっとばして疾走するバンドの中にも大好きなものはいくつもある。
 でも、こういう疲労感をポップミュージックに昇華させるバンドには、いやおうなしのシンパシーを抱いてしまう。一見地味な音に思えるが、繰り返し聴くたびに身体に刺さってくる。

 カヴァー曲がケイト・ブッシュだというのもいい。しかも曲は「Suspended in Gaffa」だ。あの気狂いじみたアルバム(誉め言葉です。念のため)「The Dreaming」収録曲。

 なんでこういうすぐれたアルバムの日本盤が出ないんだろうね。

 試聴はここで。

「知ってるだろ 死ぬのは素敵なこと/でも 死が善きことならば 俺は死を好きになれない/たとえほんとうに 死が善きことだとしても


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 「2008年の10枚」とかいう感じのやつ、やりたいんだけどできません。2008年に買った新譜で、まだ聴いていないものがあれこれと多いので。
 ということで、「2008年に出たCDを2009年に聴く」いきます。


  
○CHAIRLIFT「DOES YOU INSPIRE YOU」(2008)
 第一弾はこれ。チェアリフト。米国コロラド州出身で、現在はニューヨーク、ブルックリンをベースに活動している女性一人、男性二人のユニット。2007年に自主制作作品をリリースしているらしいけれど、本格的なアルバムとしてはこれが最初のものになるようだ。

 ライトなブロンド・レッドヘッド。そんな印象の音。メンバー構成も似てるし。ただ、あれよりはもうちょっとエレクトロ寄りかな。

 ライトなことは別に悪いことではない。「ライト」は「軽い」ことであると同時に「明るい」ことでもある。ぎりぎりまで煮詰まってはいないが、煮詰まったものが必ずしも美味しいとは限らない。そんなバランスの上に成り立っている音楽のように思えた。けっこう楽しんで聴いてます。詰めの甘い部分も含めて。

 どんな音か聴いてみたい方はMySpaceでどうぞ。 
 
 「Bruises」。この曲はiPod NanoのCMに使われてますね。


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 前回エントリのコメント欄で重力の誤字さんも書いておられますが、「Lumpy Gravy」及び「We're Only in It for the Money」の40周年アニヴァーサリー盤「Lumpy Money」の予約がBarfko-Swillで始まっています。ここです。

 CD3枚組で値段は50ドル。日本からだと約15ドルの送料がかかります。
 商品発送は1/23頃を予定しているとのこと。日本在住の購入者の手元にCDが届くには、それから20日程度かかるでしょう。

 で、以前発売されたMOFO4枚組版とセットで注文すると、Lumpy Moneyを10%オフ(つまり45ドル)にしてくれるようですが、そのかわり送料が約20ドルにアップしてしまうので、正直あまりお得感はないですね。
 (Kill Ugly Radioの記事によれば、以前BarfkoからMOFO4枚組を購入した人にも10%オフの特典はあるようです。)

 なお今回の予約注文は、後でキャンセルしたくてもできないらしいのでご注意を。

 それにしても、やっぱり今回もBarfko-Swillのみの取扱いなんですね。しかも購入ページに「LUMPY MONEY is available for pre-order only!」と書いてあるってことは、予約した人にしか売らないってこと?


 「ランピー・グレイヴィー」のテーマをアコギで弾いている人↓



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ZPZ  


バナナはおやつに入りますか。ワロタ。小沢って(というか民主党って)、実際こういうこと言いそうだよなー。


◆奇才FRANK ZAPPAの魂を現代に受け継ぐZAPPA PLAYS ZAPPA、待望の再来日公演が決定(bounce.com)
 あひゃ。再来日決定か。4月とはまた微妙な時期に。しかも全公演平日やん。また行けんやん。
 ちなみに、最近のセットリストはこんなん↓らしいよ。
★2009-01-05 McPherson Playhouse, Victoria, BC
 01. Intro
 02. Imaginary Diseases
 03. Florentine Pogen
 04. Pygmy Twylyte
 05. The Idiot Bastard Son
 06. Peaches En Regalia
 07. Inca Roads
 08. Guitar Giveaway
 09. Billy The Mountain
 10. Flakes
 11. Broken Hearts Are For Assholes
 12. Bamboozled By Love
 13. King Kong
 14. Joe's Garage
 15. Outside Now
 16. Cosmik Debris
 Encore:
 17. Uncle Remus
 18. Willie The Pimp
 19. G-Spot Tornado

★2009-01-06 Arts Club Theatre, Vancouver, BC
 01. Intro
 02. The Purple Lagoon
 03. Zomby Woof
 04. Cheepnis
 05. Peaches En Regalia
 06. Peaches En Regalia (reprise with wrong notes)
 07. Inca Roads
 08. Guitar Giveaway
 09. Billy The Mountain
 10. Tell Me You Love Me
 11. Magic Fingers
 12. Carolina Hardcore Ecstasy
 13. Pound For A Brown
 14. Montana
 15. More Trouble Every Day
 16. A Token Of My Extreme / Band Intros
 Encore:
 17. Black Napkins
 18. Muffin Man
 
  ※ 出典: EZtorrent


◆Who『アメイジングジャーニー』DVD化!(HMV Japan)
 明日映画館に行こうと思ってたのに。DVD待てばいいか、って気になってきてしまったよ。出不精だもんで。
 4枚組デラックスエディションは、輸入盤で出てる「AT KILBURN 1977」2枚組と合体させたブツかな。


 では、ZPZによる「桃の王冠」をどぞ。


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