音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

My Guitar Wants To Kill Your Mama

2007年11月09日 | ザッパ関連
知ってるだろ おまえの親父とおふくろがいってること 
俺はおまえにふさわしくないって
俺のこと 路地裏のゴミだとかいうんだぜ
どうしたらいいのかわかんねえよ

おまえんちの裏口に行くのに こそこそするのはもううんざり
前もゴミん中を這いまわってたら 
おまえのおふくろが 飛び出してきて叫んだよ
「二度と来るんじゃないよ!」って
もう我慢できねえ

俺のギターは おまえのおふくろ殺したがってる
俺のギターは おまえのおふくろ殺したがってる
俺のギターは おまえの親父焼き殺したがってる
怒らせると 俺はとんでもないことするからな

夜遅く電話したら 
おまえのおふくろは おまえは留守だっていうんだ
「髪を短くするまで 電話してこないで」だってよ

おまえんちの裏口に行くのに こそこそするのはもううんざり
前もゴミん中を這いまわってたら
おまえのおふくろが 飛び出してきて叫んだよ
「二度と来るんじゃないよ!」って
もう我慢できねえ

俺のギターは おまえのおふくろ殺したがってる
俺のギターは おまえのおふくろ殺したがってる
俺のギターは おまえの親父焼き殺したがってる
怒らせると 俺はとんでもないことするからな

- The Mothers Of Invention「My Guitar Wants To Kill Your Mama」(1970)
    (Translated by Andy@音楽観察者)
  
 フランク・ザッパの書く詞は、皮肉にまみれていたり、辛辣だったり、ふざけていたり、下品だったりすることが多くて一筋縄ではいかないのだけれど、この曲はえらくストレートだ。
 汚らしい長髪と不潔な格好をしてグルーピーに性病をうつされたりしていた男(当時)の恨みつらみが吹き出しているようで、同情を禁じ得ませんです。

 原詞はここを参照。

 1988年の演奏。御大によるギターソロがたまらなくかっこいい。
   

 


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2 コメント

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My Guitar (タイコウチ)
2007-11-10 21:27:57
私も、この歌詞は、世の中を醒めた目で見ているZappaにしては、ずいぶんストレートだなあと思ってました。若いときから老成した大人のイメージのあるZappaにしては、珍しく若気の至りを感じさせる微笑ましい(?)歌詞ですよね。

ところで、YouTubeにはけっこう1988年もののZappaのライヴ映像があるんですね。
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若気の至り (Andy@音楽観察者)
2007-11-11 05:48:38
この曲はゲイルとの交際について歌ったものなんでしょうか。で、つい熱くなってしまったと。

88年もののライヴ、あるとこにはあるんですね。今回の記事に貼り付けたのはオーディエンスショットでしたけど、そういうのが多いのかな。
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